JPS5913220Y2 - ガラス旋盤 - Google Patents
ガラス旋盤Info
- Publication number
- JPS5913220Y2 JPS5913220Y2 JP819378U JP819378U JPS5913220Y2 JP S5913220 Y2 JPS5913220 Y2 JP S5913220Y2 JP 819378 U JP819378 U JP 819378U JP 819378 U JP819378 U JP 819378U JP S5913220 Y2 JPS5913220 Y2 JP S5913220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- chuck
- glass
- chucks
- headstock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ガラス棒、ガラス管の加工処理に用いるガラ
ス旋盤に関するものである。
ス旋盤に関するものである。
従来のガラス旋盤は第1図に示すように、ガラス管等の
被加工部材1を固定するにあたり、その両端を両側の主
軸台2にそれぞれ装着された各1個の非回転あるいは駆
動回転され得るようなしたチャック3によって支持し、
移動し得るようなした加熱器4によって加熱し、被加工
部材1の切断、径の拡大、縮小等のガラス細工を行なっ
ていた。
被加工部材1を固定するにあたり、その両端を両側の主
軸台2にそれぞれ装着された各1個の非回転あるいは駆
動回転され得るようなしたチャック3によって支持し、
移動し得るようなした加熱器4によって加熱し、被加工
部材1の切断、径の拡大、縮小等のガラス細工を行なっ
ていた。
このように被加工部材1の支持は、両端の2個のチャッ
ク3,3のみによるものであるので、確実に支持するた
めには支持部分が被加工部材1の軸方向に長いチャック
が必要であるばがっでなく、被加工部材1の軸心と旋盤
回転軸中心とを精度良く合致させるにはチャック3の締
め付は力を大にする必要があるが、硬くて脆いガラス棒
やガラス管では締付力が過大になると直ちに破壊し、加
うるに金属に比して弾塑性変形量が少ないので、被加工
部材1の円周面に不整がある場合にはチャック面との接
触点が不安定となり、長尺の被加工部材では前記のよう
な保持精度が劣り、これを向上するための調整が極めて
難しく、高度の熟練技能と多くの時間を要するという欠
点があった。
ク3,3のみによるものであるので、確実に支持するた
めには支持部分が被加工部材1の軸方向に長いチャック
が必要であるばがっでなく、被加工部材1の軸心と旋盤
回転軸中心とを精度良く合致させるにはチャック3の締
め付は力を大にする必要があるが、硬くて脆いガラス棒
やガラス管では締付力が過大になると直ちに破壊し、加
うるに金属に比して弾塑性変形量が少ないので、被加工
部材1の円周面に不整がある場合にはチャック面との接
触点が不安定となり、長尺の被加工部材では前記のよう
な保持精度が劣り、これを向上するための調整が極めて
難しく、高度の熟練技能と多くの時間を要するという欠
点があった。
本考案は上記の点にかんがみ、円形のガラス棒、ガラス
管を精密な軸心保持をし得るようにすると共に固定保持
の際の破損を軽減し得るようにすることができるガラス
旋盤を提供するものであって、以下図面について説明す
る。
管を精密な軸心保持をし得るようにすると共に固定保持
の際の破損を軽減し得るようにすることができるガラス
旋盤を提供するものであって、以下図面について説明す
る。
第2図は本考案の実施例を示し、11は主軸台であって
、その内側および外側にそれぞれ円形のガラス棒、ガラ
ス管よりなる被加工部材12の保持用チャック13.1
3’が装着されており、内側のチャック13の装着部と
外側のチャック13′の装着部間には被加工部材12の
通る孔が形成される。
、その内側および外側にそれぞれ円形のガラス棒、ガラ
ス管よりなる被加工部材12の保持用チャック13.1
3’が装着されており、内側のチャック13の装着部と
外側のチャック13′の装着部間には被加工部材12の
通る孔が形成される。
チャック13.13’は例えば三ツ爪スクロールチャッ
クを用い、使用目的により非回転であってもよく、主軸
台11の内部あるいは外部において歯車あるいはベルト
駆動等により回転し得るようになっていてもよい。
クを用い、使用目的により非回転であってもよく、主軸
台11の内部あるいは外部において歯車あるいはベルト
駆動等により回転し得るようになっていてもよい。
14はベッド15上を動き得るようなした加熱器である
。
。
つぎに本考案旋盤に被加工部材12を保持させるには、
被加工部材12を左右の内外側チャック13.13’内
を通しておき、つぎに両側の各内側チャック13.13
’あるいは外側チャック13’、 13’の何れかによ
り被加工部材12を保持させる。
被加工部材12を左右の内外側チャック13.13’内
を通しておき、つぎに両側の各内側チャック13.13
’あるいは外側チャック13’、 13’の何れかによ
り被加工部材12を保持させる。
そのとき他の外側あるいは内側の2個のチャックの保持
部の径を被加工部材12の径より微小量だけ大きくして
おく。
部の径を被加工部材12の径より微小量だけ大きくして
おく。
その後に加熱器14で被加工部材12をそのアニール温
度に加熱して被加工部材12の一定量以上の曲がりを除
いた後、被加工部材12の径より微小量大きくしておい
た方の2個のチャックを締めつければよい。
度に加熱して被加工部材12の一定量以上の曲がりを除
いた後、被加工部材12の径より微小量大きくしておい
た方の2個のチャックを締めつければよい。
現在の機械加工水準である1/1000mmオーダで主
軸台11のチャック取付面および全チャック13.13
’内面を加工しておけば被加工部材12を高精度に保持
することができる。
軸台11のチャック取付面および全チャック13.13
’内面を加工しておけば被加工部材12を高精度に保持
することができる。
また被加工部材12は各端で主軸台11の両側の内外側
2個のチャック13.13’で保持されるので、被加工
部材12の端部に外力が加わっても精度の低下は殆んど
ない。
2個のチャック13.13’で保持されるので、被加工
部材12の端部に外力が加わっても精度の低下は殆んど
ない。
また一方、被加工部材12をその中間部で加工のため加
熱したとき、加熱部で粘性が低下して片持ち梁の状態で
支持されることとなるが、各片側で2個所支持されるの
で、はぼ完全固定梁となり、被加工部材12の自重によ
る撓みは微小量である。
熱したとき、加熱部で粘性が低下して片持ち梁の状態で
支持されることとなるが、各片側で2個所支持されるの
で、はぼ完全固定梁となり、被加工部材12の自重によ
る撓みは微小量である。
例えば、外径20 mm、肉厚1mmの石英ガラス管の
場合、完全固定梁の撓みは、石英ガラス管の密度を2.
203 mg/mm3、ヤング率ヲ0゜7426 X
10’kg/mm2とすると、固定端から自由端までの
長さが5QQ mmの場合は、約50μmの撓みとなる
。
場合、完全固定梁の撓みは、石英ガラス管の密度を2.
203 mg/mm3、ヤング率ヲ0゜7426 X
10’kg/mm2とすると、固定端から自由端までの
長さが5QQ mmの場合は、約50μmの撓みとなる
。
この程度の撓み量は、両生軸台11.11を微小角傾斜
させることにより補正できる。
させることにより補正できる。
以上のように本考案によれば、被加工部材である硬くて
脆いガラス棒あるいはガラス管を片端につき2個のチャ
ックにより支持し得るようにしたものであるため、被加
工部材自体の曲がりを簡単容易に修正することができ得
、かつ外力の影響を取り除くことができる。
脆いガラス棒あるいはガラス管を片端につき2個のチャ
ックにより支持し得るようにしたものであるため、被加
工部材自体の曲がりを簡単容易に修正することができ得
、かつ外力の影響を取り除くことができる。
またチャック1個の受は持つ締結力を緩和でき、従って
被加工部材のチャック締付時の破損を著しく軽減するこ
とができる。
被加工部材のチャック締付時の破損を著しく軽減するこ
とができる。
また各片端を2個づつのチャックにより固定するため、
完全に両端を固定できる利点を有する。
完全に両端を固定できる利点を有する。
そのためにまた被加工部材の自重による撓みは主軸台の
傾斜によって補正できるという利点も有する。
傾斜によって補正できるという利点も有する。
第1図は従来のガラス旋盤の正面図、第2図は本考案の
実施例の正面図を示す。 11・・・・・・主軸台、12・・・・・・被加工部材
、13・・・・・・内側チャック、13′・・・・・・
外側チャック。
実施例の正面図を示す。 11・・・・・・主軸台、12・・・・・・被加工部材
、13・・・・・・内側チャック、13′・・・・・・
外側チャック。
Claims (1)
- 両側の各主軸台のそれぞれ内側および外側に円形ガラス
の被加工部材を保持するための非回転または駆動回転せ
しめられるようなした2個のチャックが装着されている
ことを特徴とするガラス旋盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP819378U JPS5913220Y2 (ja) | 1978-01-26 | 1978-01-26 | ガラス旋盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP819378U JPS5913220Y2 (ja) | 1978-01-26 | 1978-01-26 | ガラス旋盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54111889U JPS54111889U (ja) | 1979-08-06 |
JPS5913220Y2 true JPS5913220Y2 (ja) | 1984-04-19 |
Family
ID=28816869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP819378U Expired JPS5913220Y2 (ja) | 1978-01-26 | 1978-01-26 | ガラス旋盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913220Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-26 JP JP819378U patent/JPS5913220Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54111889U (ja) | 1979-08-06 |
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