JPS59131904A - 光選択透過性シ−ト - Google Patents

光選択透過性シ−ト

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JPS59131904A
JPS59131904A JP580683A JP580683A JPS59131904A JP S59131904 A JPS59131904 A JP S59131904A JP 580683 A JP580683 A JP 580683A JP 580683 A JP580683 A JP 580683A JP S59131904 A JPS59131904 A JP S59131904A
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alkoxide
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Toshiaki Yatabe
俊明 谷田部
Toshio Nishihara
西原 利雄
Masao Suzuki
鈴木 将夫
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Teijin Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/28Interference filters
    • G02B5/281Interference filters designed for the infrared light
    • G02B5/282Interference filters designed for the infrared light reflecting for infrared and transparent for visible light, e.g. heat reflectors, laser protection

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は可視光線を透過1.赤外線を反射する光透過性
シー)K関する。・更・に詳しくは可視光線を透過し近
赤外光から赤外線を反射する選択的光透過性シートに関
す石。
一般に金、銀、銅及びそれら・を生成分とする各種合金
等の導電性金属薄膜を、透明高屈折率誘電体層ではさん
だ積層体において各構成薄膜の膜厚をコントロールする
事により、特定波長域の光線を選択的に反射するものが
得られる事が知られている。
特に可視部に透明で赤外線波長域を選択的に反射する積
層体は熱線反射フィルムとしてビル、住宅等の省エネル
ギー、太陽エネルギー利用などの点から有効である。し
かし、ビル、住宅等の省エネルギー、太陽エネルギー利
用の分野において更に利用効率を向上させるためには、
太陽光線のエネルギー分布の中で可視光線部(4B O
nm 〜70 Q nm ) *近赤外線部(701n
m〜9100nm)の透過特性に選択性を持たせた方が
更に有効である。つまり太陽エネルギー分布の中で人間
の目には感じないが、熱線の約50係が存在する近赤外
線部の透過特性をより低下させ、可視光線部の透過特性
をよシ向上させる事が断熱に更に有効であり、かつ透視
性を何ら損なう事がないため、周囲環境及び安全性に影
響を与える事なく各種の分野に応用が可能である。
応用分野の例として、高温作業における監視窓等の防熱
性向上、建物及び自動車、電車等の乗物の窓から入射す
る太陽エネルギーの遮断特性向上による冷房効果の更カ
る向上。
透明食物容器の熱遮断性向上及び冷凍、冷蔵ショーケー
スにおける保冷効果の更なる向上等が挙げられる。
b、従来技術 これら選択透過性を有する光学干渉フィルターとしては
一般にファブリ・ペロー・フィルター(Fabry−P
erot filter )がよく知られている。これ
は相対する半透柱鏡の間に特定の光学膜厚を有する透明
誘電体をはさみ特定波長の光だけを透過する干渉フィル
ターとして知られている。この7アプリ・ペロー・フィ
ルターを応用すると可視部の透過特性が高く近赤外部の
反射特性の高い選択光透過性シートが得られる事が米国
特許第3.682,528号明細書に示されている。そ
れによれば、例えば基板/金属層/誘電体/金属層の構
成としてガラス/ Ni / Ag / A1103/
 Ni / Ag / Al2O3という構成体で40
0 nmから700 nmの透過率が70%以上であり
かつ反射率が約10%、700 nmから2500 n
mでの透過率が10チ以下でありかつ反射率が約90%
以上の選択光透過性積層体が得られている。
ファプリ・ペロー・フィルターにおいては、半透過性反
射鏡である金属膜厚を薄くすれば透過波長幅が拡大し、
かつ透過率が向上する事、又誘電体の屈折率を低くすれ
ば透過波長幅が狭くなる事が知られている。計算により
誘電体の屈折率と厚さを例えば550 nmに透過ピー
クが得られる様に選び、金属膜厚を充分薄くすれば可視
部の透過特性が高く、近赤外部の遮断特性の良いフィル
ターを構成する事ができる。従来フィルターの用途とし
ては精密光学用途が主であり、その点から光学定数の安
定した吸収の少ない醸化物等の金属化合物が透明誘電体
として用いられていた。
C0問題点 しかし太陽エネルギーの遮断等省エネルギー用途で建物
窓等に用いる場合は大面積への適用が不可欠であり、従
来の金属化合物を透、明誘電体として用いたのでは工業
規模での生産は不可能である。
これは金属酸化物等によって金属薄膜層の表面を均一に
大面積にわたって被覆する技術がいまだ未完成の技術で
あるという事を意味する。
金属酸化物の膜厚が薄く50λ以下である様な場合には
簡便に金属膜から金属酸化物膜を熱酸化等により形成す
る事も可能ではあるが、本発明の様に1.(l OOA
程度の膜厚の酸化物を均一に大面積に工業的規模で作成
する事は不可能であると言える。
d0問題の解決手段 我々はかかる構成体を太陽エネルギー遮断。
省エネルギー、有害熱線遮断等の用途に応用 5− すぺ〈鋭意検討した。
その結果、かかる構成体の透明誘電体層に金属アルコキ
サイド化合物から形成された薄膜を用いる事によって、
厚さ1,000λ程度の金属酸化物層を有するファプリ
ーペロー型干渉フィルターを大面積に工業的規模で生産
する事が可能である事を見出した。
金属アルコキサイドから形成された金属酸化物膜は (1)  可撓性にすぐれている (2)  光学的に均一である (3)  光学的損失が少ない (4)長期的に安定である (5)上下金属膜との接着性に優れているという優れた
特性を有しており、これらの特性は有機物重合体フィル
ム上に形成されるかかる光学素子に望ましい特性を与え
ている。
すなわち本発明は、有機重合体(ト)の少々くとも一方
の面に厚さ4offiから5ooXの金属薄膜層(B)
、厚さ2ooXから3.0001の透 6 − 明誘電体層(0)及び透明保護層(ロ)が(A) / 
(B) / (0/(B)あるいは■/ (B) / 
(0) / (B) / Q))の順に積層されてなる
選択透過性シートにおいて、当該透明誘電体層(0が金
属アルコキサイド化合物から形成された薄膜層である事
を特徴とする選択透過性シートである。
本発明でいう有機重合体フィルム仏)は特に限定する必
要はないが、本発明の積層体を透明な窓等に貼付して適
用するという目的に対しては550 nmにおける透過
率が少なくと本50%以上、好ましくは75%以上であ
る透明性を有する事が必要であり、この条件を満たす有
機重合体フィルム(4)であれば従来公知のいかなるフ
ィルムでもよいが、その内、ポリエチレン夢しフタレー
トフイルム、ポリカーボネートフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリエチレンナフ
タレートフィルム、ポリサルホンフィルム。
ポリエーテルサルホンフィルム、ナイロンフィルム等が
好ましく用いられる。
又、これらの有機重合体フィルム中にその有機重合体フ
ィルムの機械的特性及び光学特性を損なわない程度の着
色剤、紫外線吸収剤。
色素等を含ませても本発明に用いられる有機重合体フィ
ルムとして何ら差しつかえない。
本発明の積層体に用いられる金属薄膜層(B)の材料と
しては可視光領域の吸収損失が少なく、電気伝導性の高
い金属又は合金ならばいかなるものでも良いが、中でも
とりわけ銀を主成分にしている事が好ましい。他に含有
させうる金属としては、金、銅、アルミニウム等が好ま
しいが銀の有する特性を低下せしめない含有量であれば
、どの様な金属を含んでいてもさしつかえない。鎖の含
有量は得られる積層体の光学特性を支配する重要な因子
であ秒、少なくとも40重量係、好ましくは50重量%
以上含有されている事が好ましい。
又、特に赤外反射能の高い積層体を得る為にL金、銀、
銅の三元素から選ばれた2種又は3種の金属からなる合
金の金属薄膜層(B)あるいはそれらの単独の金属薄膜
層(B)である事が好ましい。
金属薄膜層(B)の膜厚i、得られん積層体の光学特性
における要求特性を満足すれば特に限定されるものでi
ないが、赤外光反射能、又は電気伝導性をもつためKは
、少なくともある程度の領域で膜としての連−性をもつ
ととが必要である。金属簿膜が島状構造iら連続構造に
うつる膜厚としヤ約40λ以上、また本発明の目的であ
る可視光の透過特性をムくするためには、3GOA以下
である事が好オしい。
積層体が充分な可視光透過率と充分壜赤詠光反射率を有
するためKa、金属薄膜層(B)の膜厚は約120X以
下である事が特に好ましい。
金属薄膜層(B)を形成する方法は、例えば真空蒸着法
、カソードスパレタリング法、イオングレーティング法
等の他に従来公癲のいずれの方法でも可能であるが、1
20A以下の 9− 膜厚で安定な膜を形成せしむるためにはカソードスパッ
タリング法、イオンブレーティング法等の高エネルギー
粒子による膜形成法が好ましい。特に合金薄膜を得る場
合には、形晟薄膜合金組成の均一性、′形成薄膜膜厚の
均一性の点からカソードスパッタリング法が好ましい。
又、金属薄膜層(B)を形成する際に薄膜である金一層
の安定化を図るために公知の方法で基板となる材料に前
処理をはどこす事ができドメントの様なりリーニング処
理、有機シリケート、有機チタネート、有機ジルコネー
ト化合物の塗工等の下塗シ処理及び/又は金属の酸化物
等をスパッタリング等によって前もって形成する核形成
安定化処理等があり、積層体の光学特性に悪影響を与え
ない範囲で適当に選択して使用すれば良い。これらの前
処理が厚みの増加を伴う処理の場合はその厚さ10− は100X以下である事が好ましい。この前処理と同様
の処理を金属層の上に後処理として行っても良い。
本発明の透明誘電体層(0)に用いられる金属アルコキ
サイド化合物としては、チタニウムアルコキサイド、ジ
ルコニウムアルコキサイド、アルミニウムアルコキサイ
ド及びアルコキシシラン等の化合物が用いられる。チタ
ニウムアルコキサイド化合物としては例えばテトライソ
プロピルチタネート、テトラブトキシチタネート、テト
ライソオクチルチタネートがあげられ、ジルコニウムア
ルコキサイド化合物としては例えばテトラブトキシジル
コネート、テトライソプロピルジルコネートがあげられ
、アルミニウムアルコキサイド化合物としては例えばア
ルミニウムブトキサイド。
アルミニウムプロポキサイドがあげられ、アルコキシシ
ラン化合物としては例えばモノメチルトリメトキシシラ
ン、モノエチルトリエトキシシラン、エチルシリケート
等の化合物があげられる。
更にこれらのアセチルアセトネート化物等のキレート化
物も用いる事ができるし、又これら金属アルコキサイド
化合物は単量体であっても適度な縮合体であっても良い
(以下総称して「金属アルコキサイド等」と称する事あ
り)。
これら化合物は金属原子に結合しているアルコキシ基を
公知の方法によってエステル交換し、又縮合させる事が
可能である。又これら化合物は、例えばアルコキシシラ
ン化合物とチタニウムアルコキサイドの混合物といった
様に適度に多成分を目的に応じて混合して用いる事も可
能であり、とれらの操作によって得られる薄膜の屈折率
を制御する事が可能である。
又、これら金属アルコキサイド等に1その光学特性を損
なわない程度の添加物、例えば縮合触媒等が含有されて
いても本発明の効果には何らさしつかえない。
透明誘電体層(0)の形成方法としては、金属アルコキ
サイド等を溶解しうる溶剤に適当な濃度の金属アルコキ
サイド等を溶解せしめ、小面積であればスピンコーティ
ング、パーコータ又はドクターナイフ等で塗工し大面積
であればグラビアロールコータ−などで塗工し、しかる
のち乾燥する事によって形成することができる。
本発明の選択透過性シートの様に光学的用塗に金属アル
コキサイド化合物を用いる場合、得られた塗膜の物性が
選択透過性シートの光学特性を支配するために純度及び
均一性にすぐれた金属アルコキサイド化合物を選ぶ必要
性があるとともに、塗工法等も均一な膜厚が達成できる
方法を適宜選択する必要がある。
好ましくは塗工膜厚は設定膜厚の±5チ以内の膜厚範囲
におさめる必要がある。
本発明の選択透過性シートには、光学的機能を有する積
層構造(A) / (B) / (0) / (B)を
保護する目的で最外層(B)の上に保護層の)を形成す
る13− 事ができる。かかる保護層の)は、本発明の積層体を機
械的な損傷、化学物質等の汚染物質。
水分等の浸入等から保護する役割を有している。
この目的を達成しかつ選択透過性シートの光学特性に悪
影響をおよほさないためには、保護層(ハ)の材料とし
ては光学的に透明でかつ保護能力にすぐれた材料が好ま
しい。本発明に使用しうる保護層0))の材料としては
、別。
A/+ TL Zr+ Ta等の酸化物あるいは前記金
属の2種あるいは3種の混合酸化物等の無機化合物から
なる類、あるいはアクリロニトリル。
ポリメタアクリロニトリル、ポリメチルメタアクリレー
ト等のアクリル樹脂、アクリレート樹脂及びそれらの共
重合体、ポリスチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の樹脂
及びそれらの混合物、共重合体から形成された有機化合
物からなる膜が好ましく用いられる。
14− 又特に使用環境がきびしい場合には、種々の厚さを有す
るポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナ
イロンフィルム、トリアセテートフィルム、ポリエステ
ルフィルム、ポリビニルブチラールシート、ポリカーボ
ネートシート等を公知の方法でラミネートして保護層の
)として使用する事もできる。
無機化合物からなる膜を、保賎層の)として用いる場合
にはスパッタリング、真空蒸着。
イオンブレーティング等の物理的形成法が好ましく用い
られるが、金属アルコキサイド化合物を適当な溶剤に希
釈塗工する公知の金属酸化物薄膜形成法によって金属酸
化物からなる保護層(ロ)を得る事もできる。
有機化合物からなる膜を保護層色)として用いる場合に
は、前述した樹脂を溶解せしめる適自な溶剤に溶解1〜
、塗T乾燥する事によって有機化合物から々る保護層Φ
)を得る事ができる。本発明における保護層(9)は単
一の層ばかりではkく、2層、3層の積層構造であって
も良い。これは無機化合物と有機化合物の相互の積層構
造であっても良いし、有機化合物相互の積層構造、無機
化合物相互の積層構造であっても良い。これら積層構造
の保護層Φ)にする事によってよシ良好な保護機能を有
した本発明の積層体の保護層φ)を得る事ができる。
本発明の保護層(ロ)の厚さ社選択光透過性シートを保
護する能力があれば限定されるものではないが、保腰能
力の点から0.1層以上、積層体の光学特性を低下させ
ないためには50μm以下、特に好ましくは35μm以
下が好ましく用いられる。
かかる本発明の選択光透過性シートは、その用途に応じ
て使用されるが、例えば建物窓等に使用される場合には
窓等の硝子に粘着剤等を介して直接貼付する方法あるい
は複層ガラスの間に展張して使用する方法等が考えられ
、自動車等の窓部に使用される場合には安全硝子として
知られている合せ硝子の中にポリビニルブチラールを介
して入れる事ができる。
この様に本発明の選択光透過性シートは使用目的に応じ
て適宜最適の使用形態を選択する事が可能であり、太陽
エネルギーの入射制御のみならずあらゆる熱線輻射防止
の分野において有効に使用することができる。
以下、実施例によシ本発明を更に説明する。
実施例1 2軸延伸した厚さ50μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムを基板とし、その上に第1層として厚さ80
λの銀銅合金薄膜層(銅を10重量%含有)、第2層と
して厚さ700Hのテトラブトキシジルコネートから形
成された透明誘電体層、第3層として厚さ80Xの銀銅
合金薄膜層(銅を10重量%含有)からなる選択透過性
シートを形成した。
銅を10重量%含む銀銅合金薄膜層は、鏑を10重量%
含む鎖−銅合金をターゲットとし17− A「ガス圧力5 X 10’TorrにおけるDOマグ
ネトロン□ スパッタリングによって形成した。
投入電力は、ターゲットの単位面積あたり2W/−であ
った。
透明誘電体層は、テトラブトキシジルコネートの単量体
をブタノール3部、ノルマルヘキサン2部からなる溶剤
K10重量%溶解せしめ更にテトラブトキシジルコネー
トと等モル量のアセチルアセトンを添加□した溶液をバ
ーコータを用いて塗工し、120℃で3分間乾燥する事
によって得た。
得られた選択透過性シートの積分可視光透過率(400
〜700 nm )は71%、積分近赤外光−透過率(
750〜2100 nm )はso%であった。
実施例2 銀−鋼合金層を銀だ叶からなる金属層とする以外は実施
例〉と同一の選択透過性シートを形成した。
銀だけからなる金属層り鎖のターゲットを用18− いArガス圧力5X1(1”〒orrにおけるマグネト
ロンスパッタリングによって形成した。鋼金属層の膜厚
は90Xであった。得られた選択透過性シートの積分可
視透過率は70%、積分近赤外光透過率は26%であっ
た。
実施例3 金属層を金を10重量%含有する銀金合金層から形成す
る以外は実施例1と同様の方法で選択透過性シートを形
成した。
金を10重量%含有する 銀金合金層は金を10重量%含有する調合合金ターゲッ
トを使用して実施例1と同様のDoマてネトロン法で設
けた。銀金合金層の膜厚は70Aであった。
実施例4 厚さ75μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
イルム上に、厚さ10Xの金属チタンから形成された前
処理層、厚さsoXの銅を5重量%含む銀銅合金薄膜層
、厚さ20Aの金属チタンから形成された後処理層、厚
さ600人のテトラブトキシチタネートから形成された
透明誘電体層、厚さIOAの金属チタンから形成された
前処理層、厚さsoXの銅を5重量%含む銀銅合金薄膜
層、厚さ20人の金属チタンから形成された後処理層を
順次積層してなる選択透過性シートを得た。
銅を5重量%含む銀銅合金薄膜は銅を5重量%含む銀銅
合金をターゲットとしてDOマグネトロンスパッタリン
グ法により実施例1と同様の方法で形成した。
金属チタンから形成された前処理層及び後処理層は、金
属チタンをターゲットとしたRFマグネトロンスパッタ
リングで金属チタンの薄膜として形成した。
テトラブトキシチタネートから形成された透明誘電体層
はブタノール3部、トルエン1部から々る溶剤に8重量
%のテトラブトキシチタネートを溶解せしめ、バーコー
タで塗工し130℃で3分間乾燥して得た。
得られた選択光透過性シートの積分可視透過率は73%
であり、積分近赤外光透過率は30チであった。
実施例5 実施例1で得られた選択透過性シートの両側に厚さ38
0μmのポリビニルブチラールシートをラミネートしし
かるのち厚さ3ml+の硝子板で両側をサンドイッチし
た。かかる積層物を90℃の温度でIKg/eIIの圧
力を印加しながら60分間保持し完全に接着せしめた後
、更に120℃15Kp/cdの高温高圧条件で処理し
た。得られた積層物の積分可視透過率は71%、積分近
赤外光透過率は30チであった。
比較例1 第2層の透明誘電体層を厚さ1.o o o Xのポリ
スチレンからなる透明誘電体層から形成する以外は実施
例1と同様の方法で選択透過性シート21− 全形成した。
ポリスチレンからなる透明誘電体層は、メチルエチルケ
トン7部、トルエン3部からなる溶剤にポリスチレンを
2.5重量%溶解せしめ、バーコーターで塗工したのち
120℃で2分間乾燥して得た。
得られた選択透過性シートの積分可視光透過率は71%
、積分近赤外光透過率は30チであった。
かかる選択透過性シートを実施例5と同一の方法で合せ
硝子の中へ入れた。得られた合せ硝子の中の選択光透過
性シートには着色と同時にクラックが多数発生していた
比較例2 第2層の透明誘電体層を厚さ5ooXの8i0tから形
成された透明誘電体層から形成する以外は実施例1と同
様の方法で選択透過性シートを形成した。
StO!、からなる透明誘電体層は、溶融成型した22
− 石英板をターゲットとしAr圧力5 X 1 ff4T
orr RFパワー2.5W/−を印加し九RFマグネ
トロンスパッタリング法で設けた。得られた選択透過性
シートの積分可視透過率68%1積分近赤外光透過率3
1チであった。かかる選択光透過性積層体を実施例5と
同様の方法で合せ硝子の中に入れた。合せ硝子の中の選
択透過性シートには小さなりラックが多数生じているの
が観察された。
実施例6 透明誘電体層をアルコキシシランから形成された厚さ1
.20 OAの薄膜層とする以外は実施例1と同様の方
法で選択透過性シートを得た。
アルコキシシランから形成された透明誘電体層は、モノ
メチルトリメトキシシランの4量体t4ツブpパノール
5部、エタノール3部からなる溶剤1c12重量%溶解
せしめ、バーコーターで塗工し100℃で30分間乾燥
せしめて得た。
得られた選択透過性シートの積分可視透過率は69チ、
積分近赤外光透過率は32%であった。
実施例7 中59ffi、厚さ50μmの2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフイルムを500mの長さでロール状とし
、このポリエステルフィルムヲ基板として大面積の本発
明の積層体を得た。上記ポリエステルフィルム上に第1
層として鋼を10重量%含む厚さ90Xの銀銅薄膜層を
第2層として厚さ1.00 OAのテトラブトキシジル
コネートから形成された薄膜層からなる透明誘電体層を
第3層として銅を10重量%含む厚さ90Aの銀銅薄膜
層を第4層として厚さ5ooXのポリメタアクリロニト
リルからなる透明保護層を順次積層した。
第1層、第3層の銅を10重量%含む銀銅薄膜層は四−
ルフィルムを連続処理するスパッタ装置にポリエステル
のロールフィルムをセットし、I X 1G’Torr
の圧力まで排気したのちArガスを5 X 10−” 
Torrまで導入し、50800Mの流量を保ちながら
銅を10重量%含む鎖鋸合金をターゲットとし直流電圧
を印加してフィルム走行速度10fPI/分でDOマグ
ネトロンスパッタリング法により第1層、第3層を設け
た。
テトラブトキシジルコネートから形成された薄膜層から
なる透明誘電体層はテトラブトキシジルコネートを10
重量%含むノルマルヘキサン1部、n−ブタノール2部
からなる溶液にアセチルアセトンを3重量係添加した溶
液を塗工液とし、aOOメツシュのグラビアロールを用
いたグラビヤロールコータによ抄フィルム走行速度20
 m7分で形成した乾燥温度は120℃であった。
更にポリメタアクリロニトリルからなる透明保時層はポ
リメタアクリロニトリルをo、s重量%含むシクロヘキ
サノン1部、メチルエチルケトン2部からなる溶液を塗
工液とし、上記グラビアロールコータを用いて形成した
得られた積層体を長さ方向に10サンプル各25− 各巾方向に3サンプルの計30サンプルをサンプリング
し光学特性を比較した結果、積分可視透過率は70±3
係、積分近赤透過率は31±3%の範囲にあプ色調差本
殆どなく、大面積にわたって均一な光学特性を有する積
層体が得られた。
26一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有機重合体フィルム偽)の少なくとも一方の面に厚さ4
    0Xから5oonの金属薄膜層(6)、厚さ20.OX
    からa、o o o lの透明誘電体層(Q及び透明保
    護層(ロ)がに)/ (B) / ((j> / @)
    あるいは←) / (B)/ (0) / (B) /
    (ロ)の順に積層されてなる選択透過性シートにおいて
    、渦紋透明誘電体層(0)が金属アルコキサイド化合物
    から形成された薄膜層である事を特徴とする光選択透過
    性シート。
JP580683A 1983-01-19 1983-01-19 光選択透過性シ−ト Granted JPS59131904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP580683A JPS59131904A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 光選択透過性シ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP580683A JPS59131904A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 光選択透過性シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59131904A true JPS59131904A (ja) 1984-07-28
JPH045161B2 JPH045161B2 (ja) 1992-01-30

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ID=11621320

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JP580683A Granted JPS59131904A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 光選択透過性シ−ト

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JP (1) JPS59131904A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179704U (ja) * 1986-04-30 1987-11-14
JPS6474501A (en) * 1987-09-16 1989-03-20 Sumitomo Chemical Co Light transmission control film or sheet
FR2683919A1 (fr) * 1991-11-18 1993-05-21 Danko Etienne Structure composite destinee a reflechir ou transmettre la chaleur, ensemble mettant en óoeuvre une telle structure et procede de fabrication d'un tel ensemble.

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5023388A (ja) * 1973-07-05 1975-03-13

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Publication number Publication date
JPH045161B2 (ja) 1992-01-30

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