JPS5913085Y2 - リボン送り装置 - Google Patents
リボン送り装置Info
- Publication number
- JPS5913085Y2 JPS5913085Y2 JP1976129600U JP12960076U JPS5913085Y2 JP S5913085 Y2 JPS5913085 Y2 JP S5913085Y2 JP 1976129600 U JP1976129600 U JP 1976129600U JP 12960076 U JP12960076 U JP 12960076U JP S5913085 Y2 JPS5913085 Y2 JP S5913085Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- carriage
- pulley
- wire
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばタイプライタ−或いはシリアルプリン
ター装置等のリボン送り装置に係り、印字機構の往復動
作時および静止時においてリボン送りを可能にしたもの
に関する。
ター装置等のリボン送り装置に係り、印字機構の往復動
作時および静止時においてリボン送りを可能にしたもの
に関する。
従来、この種リボン送り装置は、往復動作する印字機構
のキャリッジにモータを装置し、このモータの回転によ
りリボン送りを行っていた。
のキャリッジにモータを装置し、このモータの回転によ
りリボン送りを行っていた。
この場合、モータの重量によりキャリッジの重量が増大
し、キャリッジの移動機構に悪影響を及ぼすばかりでな
く、モータの使用により高価なものとなる欠点がある。
し、キャリッジの移動機構に悪影響を及ぼすばかりでな
く、モータの使用により高価なものとなる欠点がある。
そこで、キャリッジに取付けられたリボンケースのリボ
ン駆動部にワンウェイクラッチを介してプーリを連結し
、このプーリにシリアルプリンタ装置等の本体に両端を
固定したワイヤーを巻回し、キャリッジの往行時のプー
リの回転をリボン駆動部に伝達するように改良された。
ン駆動部にワンウェイクラッチを介してプーリを連結し
、このプーリにシリアルプリンタ装置等の本体に両端を
固定したワイヤーを巻回し、キャリッジの往行時のプー
リの回転をリボン駆動部に伝達するように改良された。
しかしながら、この場合、キャリッジが一方向へ移動す
る場合しかリボン送りができず、反対方向或いは静止状
態でのリボン送りが不可能である。
る場合しかリボン送りができず、反対方向或いは静止状
態でのリボン送りが不可能である。
また特開昭48−4013号公報に示すようにキャノツ
ジの移動により両端を固定したワイヤーを懸回した一対
の駆動歯車を回転させ、キャリッジの移動方向に応じて
滑り接手を介して前記一対の駆動歯車のいずれか一方に
連動させて巻取りスプールをリボン巻取り方向に駆動さ
せる構造が知られている。
ジの移動により両端を固定したワイヤーを懸回した一対
の駆動歯車を回転させ、キャリッジの移動方向に応じて
滑り接手を介して前記一対の駆動歯車のいずれか一方に
連動させて巻取りスプールをリボン巻取り方向に駆動さ
せる構造が知られている。
しかしながら、この構造では歯車数が多く歯車噛合構造
が複雑となり、重量が大きく、またキャリッジの静止状
態ではリボンの送りができない欠点を有している。
が複雑となり、重量が大きく、またキャリッジの静止状
態ではリボンの送りができない欠点を有している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、簡易な構成で
、キャリッジの重量を軽減でき、キャリッジの往復動時
に限らず、静止状態時などあらゆる状態時にキャリッジ
のリボン送りを可能としたリボン送り装置を提供するも
のである。
、キャリッジの重量を軽減でき、キャリッジの往復動時
に限らず、静止状態時などあらゆる状態時にキャリッジ
のリボン送りを可能としたリボン送り装置を提供するも
のである。
本考案は本体に移動自在に設けられ印字機構を装置した
キャリッジと、このキャリッジに取付けられリボンを収
納したリボンケースと、このリボンケースに設けられリ
ボンを回行させるリボン駆動部と、このリボン駆動部に
一方向の回転のみを伝達するクラッチを介して連結され
たプーリとを備え、このプーリに一端をスプリングを介
して前記本体に固定されたワイヤーを巻回し、このワイ
ヤーの他端に前記本体に設けられた駆動機構を連結して
なり、キャリッジの往動時にはワイヤーにてプーリを一
方向に回転させ、復動時または静止時には駆動機構によ
ってプーリを一方向に回転させ、リボンを送るようにし
たものである。
キャリッジと、このキャリッジに取付けられリボンを収
納したリボンケースと、このリボンケースに設けられリ
ボンを回行させるリボン駆動部と、このリボン駆動部に
一方向の回転のみを伝達するクラッチを介して連結され
たプーリとを備え、このプーリに一端をスプリングを介
して前記本体に固定されたワイヤーを巻回し、このワイ
ヤーの他端に前記本体に設けられた駆動機構を連結して
なり、キャリッジの往動時にはワイヤーにてプーリを一
方向に回転させ、復動時または静止時には駆動機構によ
ってプーリを一方向に回転させ、リボンを送るようにし
たものである。
つぎに、本考案の一実施例を図面について説明する。
1はプリンター装置などの本体で、この本体1の両側フ
レーム2間に2本の案内ロッド3を軸架し、この案内ロ
ッド3に複数の支持ローラ4を介してキャリッジ5を移
動自在に支持する。
レーム2間に2本の案内ロッド3を軸架し、この案内ロ
ッド3に複数の支持ローラ4を介してキャリッジ5を移
動自在に支持する。
そして、このキャリッジ5に、円盤状の外周に複数の活
字6aを配設した活字盤6およびプラテン26上の活字
6aを用紙27に印字するハンマ7などからなる印字機
構8を装置する。
字6aを配設した活字盤6およびプラテン26上の活字
6aを用紙27に印字するハンマ7などからなる印字機
構8を装置する。
また、キャリッジ5の正面部上方に取付基板9を装着し
、この基板9の下端にコ字形の係止部10を折曲形成す
るとともに、基板9の上端に弾性係止板11を取付け、
この係止板11と前記係止部10間にリボンケース12
を着脱自在に装着する。
、この基板9の下端にコ字形の係止部10を折曲形成す
るとともに、基板9の上端に弾性係止板11を取付け、
この係止板11と前記係止部10間にリボンケース12
を着脱自在に装着する。
このリボンケース12は、内部に無端状のリボン13を
巻取るリボンリール14、複数の案内ローラ15および
フィードローラ16ならびに押圧ローラ16′等を収納
しである。
巻取るリボンリール14、複数の案内ローラ15および
フィードローラ16ならびに押圧ローラ16′等を収納
しである。
そして、前記基板9にリボンケース12の装着によりフ
ィードローラ16と連結される連結シャフト17を軸架
し、この連結シャフト17にスプリング18を巻装して
クラッチハブ19を連継する。
ィードローラ16と連結される連結シャフト17を軸架
し、この連結シャフト17にスプリング18を巻装して
クラッチハブ19を連継する。
このクラッチハブ19の内部に一方向の回転のみ伝達す
るクラッチ20を収納し、このクラッチ20に前記キャ
リッジ5に軸架されたプーリシャフト21の一端を連結
する。
るクラッチ20を収納し、このクラッチ20に前記キャ
リッジ5に軸架されたプーリシャフト21の一端を連結
する。
このシャツ1〜21の他端にプーリ22を固定し、この
プーリ22にワイヤー23を巻回し、このワイヤー23
の一端をスプリング24を介して前記本体1の一方のフ
レーム2に固定するとともに、他端を前記他方のフレー
ム2に固定された駆動機構としてのソレノイド25に連
結する。
プーリ22にワイヤー23を巻回し、このワイヤー23
の一端をスプリング24を介して前記本体1の一方のフ
レーム2に固定するとともに、他端を前記他方のフレー
ム2に固定された駆動機構としてのソレノイド25に連
結する。
なお、26は、キャリッジ5の移動方向に沿って設けら
れたプラテンである。
れたプラテンである。
つぎに、本実施例の作用について説明する。
いま、キャリッジ5が第1図において右方向へ移動する
と、キャリッジ5の移動に伴ってプーリ22はワイヤー
23のテンションにより一方向たとえば時計方向に回転
する。
と、キャリッジ5の移動に伴ってプーリ22はワイヤー
23のテンションにより一方向たとえば時計方向に回転
する。
このプーリ22の時計方向の回転は、プーリシャフト2
1.クラッチ20、クラッチハブ19および連結シャフ
ト17を介してフィードローラ16に伝達され、このフ
ィードローラ16の回転によりリボン13は順次送られ
る。
1.クラッチ20、クラッチハブ19および連結シャフ
ト17を介してフィードローラ16に伝達され、このフ
ィードローラ16の回転によりリボン13は順次送られ
る。
また、キャリッジ5が右方より左方向へ移動すると、プ
ーリ22は前記回転方向と逆方向の回転、すなわち反時
計方向の回転になるため、クラッチ20によりクラッチ
ハブ19への回転は遮断される。
ーリ22は前記回転方向と逆方向の回転、すなわち反時
計方向の回転になるため、クラッチ20によりクラッチ
ハブ19への回転は遮断される。
ここで、ソレノイド25を作動すると、ワイヤー23は
スプリング24の伸長方向に引張られる。
スプリング24の伸長方向に引張られる。
このワイヤー23の移動によりプーリ22は時計方向に
回転し、これにより前記作動と同様にフィードローラ1
6に回転を伝達してリボン13を送る。
回転し、これにより前記作動と同様にフィードローラ1
6に回転を伝達してリボン13を送る。
さらに、キャリッジ5が任意の所定位置に静止し、用紙
27の送りのみを行って縦方向に印字する場合、印字か
らつぎの印字動作までの間にソレノイド25を作動し、
ワイヤー23を引張ることによりリボン13の送りが可
能となる。
27の送りのみを行って縦方向に印字する場合、印字か
らつぎの印字動作までの間にソレノイド25を作動し、
ワイヤー23を引張ることによりリボン13の送りが可
能となる。
なお、前記キャリッジ5の右方向への移動の際、単にワ
イヤー23のテンションによりリボン送りを行っていた
が、この場合、ソレノイド25の作動によりリボン送り
を行うこともできる。
イヤー23のテンションによりリボン送りを行っていた
が、この場合、ソレノイド25の作動によりリボン送り
を行うこともできる。
また、上記実施例では、駆動機構としてソレノイドを採
用したが、この外カム機構を応用してもよい。
用したが、この外カム機構を応用してもよい。
本考案によれば、移動するキャリッジにモータなどの比
較的重量物を装置することなく構成できるため、キャリ
ッジの移動機構に及ぼす悪影響を防止でき、またリボン
を同行させるリボン駆動部に一方向の回転のみ伝達する
クラッチを介してプーリを連結し、このプーリに、一端
をスプリングを介して固定するとともに、他端を駆動機
構に連結したワイヤーを巻回したので、キャリッジの構
成が簡単で、駆動機構を作動することによりキャリッジ
のあらゆる状態、すなわち往復動作時および静止状態に
おいてもリボン送りが可能である。
較的重量物を装置することなく構成できるため、キャリ
ッジの移動機構に及ぼす悪影響を防止でき、またリボン
を同行させるリボン駆動部に一方向の回転のみ伝達する
クラッチを介してプーリを連結し、このプーリに、一端
をスプリングを介して固定するとともに、他端を駆動機
構に連結したワイヤーを巻回したので、キャリッジの構
成が簡単で、駆動機構を作動することによりキャリッジ
のあらゆる状態、すなわち往復動作時および静止状態に
おいてもリボン送りが可能である。
第1図は本考案の一実施例を示す一部を切欠いた正面図
、第2図は第1図のII −II線断面図。 1・・・・・・本体、5・・・・・・キャリッジ、8・
・・・・・印字機構、12・・・・・・リボンケース、
13・・・・・・リボン、16・・・・・・リボン駆動
部としてのフィードローラ、20・・・・・・クラッチ
、22・・・・・・プーリ、23・・・・・・ワイヤー
、24・・・・・・スプリング、25・・・・・・駆動
機構としてのソレノイド。
、第2図は第1図のII −II線断面図。 1・・・・・・本体、5・・・・・・キャリッジ、8・
・・・・・印字機構、12・・・・・・リボンケース、
13・・・・・・リボン、16・・・・・・リボン駆動
部としてのフィードローラ、20・・・・・・クラッチ
、22・・・・・・プーリ、23・・・・・・ワイヤー
、24・・・・・・スプリング、25・・・・・・駆動
機構としてのソレノイド。
Claims (1)
- 本体に印字機構を装置したキャリッジを移動自在に設け
、このキャリッジにリボンを収納したリボンケースを取
付け、このリボンを同行させるリボン駆動部に一方向の
回転のみを伝達するクラッチを介してプーリを連結し、
このプーリに一端をスプリングを介して前記本体に固定
されたワイヤーを巻回し、このワイヤーの他端に前記本
体に設けられた駆動機構を連結したことを特徴とするノ
ボン送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976129600U JPS5913085Y2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | リボン送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976129600U JPS5913085Y2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | リボン送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5348708U JPS5348708U (ja) | 1978-04-25 |
JPS5913085Y2 true JPS5913085Y2 (ja) | 1984-04-19 |
Family
ID=28738786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976129600U Expired JPS5913085Y2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | リボン送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913085Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5196010A (en) * | 1975-02-21 | 1976-08-23 | Dendokino seigyohoshiki |
-
1976
- 1976-09-27 JP JP1976129600U patent/JPS5913085Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5196010A (en) * | 1975-02-21 | 1976-08-23 | Dendokino seigyohoshiki |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5348708U (ja) | 1978-04-25 |
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