JPS59130835A - l−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の製造方法 - Google Patents

l−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の製造方法

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JPS59130835A
JPS59130835A JP634883A JP634883A JPS59130835A JP S59130835 A JPS59130835 A JP S59130835A JP 634883 A JP634883 A JP 634883A JP 634883 A JP634883 A JP 634883A JP S59130835 A JPS59130835 A JP S59130835A
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JP
Japan
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dimethylcyclopropanecarboxylic acid
acid
excess
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phenyl
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Masayoshi Minamii
正好 南井
Tadashi Katsura
正 桂
Kazuhiko Hamada
和彦 浜田
Takeo Suzukamo
鈴鴨 剛夫
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は医農薬中間体、光学分#1剤あるいは光学活性
アミンの光学純度測定用試薬として有用な((−2、2
−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の取得方法に関す
る。
従来より、l−2,2−ジメチル、シクロプロパンカル
ボン酸の製造方法としては、dl−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボン酸を光学分割する方法か知られて
おり、分割力・法としてはd−まt二はC−α−フヱネ
チルアミンによる分割(英国特許第1,260,847
号明細書)が公知である。
しかし、この方法では旋光度が−71’i呈度の光学純
度の低いe−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン
酸しか得られないという問題かあり、光学純度の高いe
−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸を工業的
に有利に得る方法とは言えない。
このようなことから、本発明者らは光学的純度の高いl
−2,2−ジメチルシク口プロパンカルボン酸を好収率
で、工業的有利に製造すべく検討の結果、本発明に至っ
た。
すなわち本発明は、e一体を過剰に含む2.2−ジメチ
ルシクロプロパンカルボン酸に、一般式(I) (式中、R1およびyL、は水素原子または低級アルキ
ル基を示す。) で示される光学活性なジフェニルエチルアミン類を作用
させて光学精製することを特徴とするe−2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸の製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において原料として用いられるe−4木を過剰に
含む2.2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸は、た
とえはde−2、2−ジメチルシクロプロパンカルボン
酸にd−α−−メチルベンジルアミンを作用させること
により容易に得ることができる。
ここで、e一体過剰率すなわち光学純度は任急であるか
、辿常15%以上、好ましくは80%以上がよい。
e一体を過剰に含む2.2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボン酸の光学精製処理は該カルボン酸と前記一般式(
I)で示される光学活性ナシフェニルエチルアミンとを
溶媒中で   □反応させてジアステレオマー塩を析出
させ、これを分離したのち分解することにより行われる
ジアステレオマー塩の生成反応において用いられる光学
活性なジフェニルアミン類の使装置は、e一体を過剰に
含む2.2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸に対し
て通常1.2倍モル以戦好ましくは8.5〜1倍モルで
ある。
ここで、一般式(I)で示される光学活性なジフェニル
アミン類としては、たとえばe−またはd−2−フェニ
ル−β−(P−トリル)−エチルアミン、e−またはd
−α−(P−) IJル)−β−フェニル−エチルアミ
ン、e −t タハd−α−フェニルーβ−フェニル−
エチルアミンなどがあげられる。
上記反応で使用される有機溶媒としては、メタノール、
エタノール、イソプロパツール、n−プロパツール、ア
セトンおよびそれらの水溶液または1ト酸エチル、トル
エン、ベンゼン、クロロホルム、ヘキサン、テトラヒド
ロフランあるいはそれらの混合溶媒等か例示される。
反応温度については一り0℃〜使用溶媒の沸点の範囲で
任憇であるが、生成したシア支テレオマー塩が析出する
温度以上が好ましい。
上記の反応によってジアステレオマー塩を生成せしめた
のち、反応混合物を徐冷し一目的とするe一体のジアス
テレオマー塩を析出させる。
もし必要とあらば取得した結晶はさらに再結晶を繰りか
えし精製することができる。
このようにして得た結晶はこれを沖別し、さらに必要な
らば乾燥させたのち、酸あるいはアルカリによってこれ
を分解する。酸を用いる場合は塩酸、硫酸、リン酸、酢
酸等が用いられ、遊離する#−2、2−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸は有機溶媒(たとえばトルエン、ベ
ンゼン、クロロホルム、酢酸エチルエステル、エチルエ
ーテルなど)で抽出単離される。
分解反応にアルカリを用いる場合は苛性ソーダ、醒性カ
リ等が用いられ、分解反応液を有機溶媒で抽出すること
により、分割剤として使用した光学活性なジフェニルエ
チルアミンが有機溶媒層に移行し、当該光学活性カルボ
ン酸は塩として水層に移行する。この水層に酸を加えて
中相し、有機溶媒で抽出するとe−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボン酸が有機1@に抽出される。
このときの酸および抽出有機溶′媒としては、前記と同
様のものが用いられる。
かくしてe−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン
酸カ効率よく得られ、また便用した光学活性なジフェニ
ルエチル゛アミン類も回収することかできる。
次に実施例をあけて本発明を説明する。
実施例1 2.2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(e一体過
剰率70%)801、e−α−フェニル−β−(p −
) IJル)エチルアミン65.5F、イソプロピルア
ルコール500 m/および水500 patをフラス
コに仕込み、80分還流する。その後、別途に調整しt
:(1−,2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸
とQ−2−フェニル−β−(p−トリル)エチルアミン
とのジアステレオマー塩の結晶を50〜62℃で種晶と
して少礒加え、20℃まで徐冷し、析出した結晶をp別
する。
得られた結晶54.8Fにエチルエーテル200 tn
tおよび水60w1を加え、これに10%塩酸水64f
を加えて塩分解し、4−2゜2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボンKを有機層に抽出する。有機層を水洗し、エ
ーテルを情夫したのち史に蒸領を行って6−2.2−ジ
メチルシクロプロバンカフレボン酸18.5F(収率6
1.7%)を得た。
〔α’)D  −146,8° (C=1.クロロホル
ム)0 e一体過剰率   99.5% 金策   98.7% 実施例2 2.2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸((4一体
過剰率50%)80f、d−α−フェニル−β−(P−
トリル)−エチルアミン55.5F、メチルアルコール
500m1および水500 atを・フラスコに仕込み
80分還流する。その後48〜50℃で、別途に調製し
たe−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸とd
−α−フヱニルーβ−(p−1−!Jル)−エチルアミ
ンの塩の結晶を種晶として少)4加え、20℃まで徐冷
し、析出した結晶を戸別する。
得られた結晶88.5Fにエチルエーテル150 W/
、’および水40M1を加え、これに10%塩酸水45
.8fを加えて塩を分解する。
以下実施例1に皐じて後処理、精製してe−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボ:’v118.2&(収率
44%)を得た。
e一体過剰率  99.5% 含量  99.2% 実施例8 2.2−ジメチルシクロプロパンカルボンkI(e一体
過剰率40%)aor、e−α−フェニル−β−フェニ
ル−エチルアミン51.9fおよびベンゼン2eをフラ
スコに仕込み、1時間還流する。その後80〜40℃で
、別途に調製した/4−2.2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボン酸とe−α−フヱニルーβ−フェニルーエチ
ルアミンの塩の結晶を種晶として少1加え、10℃まで
徐冷し、析出した結晶をr別する。
得られる結晶はさらに20倍亀祉部のベンゼンで再結晶
を行い、8B、2fの結晶を得た。
ここで得た結晶88.2fにエチルエーテルl 50 
atおよび水40+?を加え、これに10%増解水41
4を加えて塩を分解する。
以下実施例1に準じて後処理、精製してe−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボン嘔・11.9F(収率8
9.7%)を得た。
0 (2)D −146,8°(C=1.クロロホルム)e
一体過剰率   99.796 含量   99.0% 実施例4 2.2−ジメチルシクロプロパンカルボ”酸(e 一体
過剰率80%) 80 fSd −α−フェニル−β−
フェニルーエチルアミ:151.9F、メチルアルコー
ル5 tl Owtl#よび水500 mlをフラスコ
に仕込み、80分還流する。その後45〜50℃で、別
途に調製した(<−2、2−ジメチルシフ、ロプロパン
カルボン酸とd−a−フェニル−β−フェニル−エチル
アミンの増の結晶を神品として少量加え、20℃まで徐
冷し、析出した結晶をP別する。
得られtこ結晶54.9Fにエチルエーテル200 m
lおよび水50 trtlを加え、これに10%塩酸水
67.5 fを加えて塩を分解する。
以下実施例1に準じて後処理、精製してe−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボン酸20v(収率66.7
%)を得た。
0 (α’)    −147,2°l;=1.クロロホル
ム)e一体過剰率   99.8% 含量   99.8%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 e一体を過剰に含む2.2−ジメチルシクロプロパンカ
    ルボン酸に、一般1(I)(式中、klおよびに2は水
    累隙子または低級アルキル基を示す。) で示される光学活性なジフェニルエチルアミン類を作用
    させて光学精製することを特徴とするe−2,2−ジメ
    チルシクロプロパンカルボン酸の製造方法
JP634883A 1982-04-12 1983-01-17 l−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の製造方法 Granted JPS59130835A (ja)

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JP634883A JPS59130835A (ja) 1983-01-17 1983-01-17 l−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の製造方法
US06/482,259 US4542235A (en) 1982-04-12 1983-04-05 Method for producing an optically active 2,2-dimethylcyclopropanecarboxylic acid
DE8383301925T DE3366389D1 (en) 1982-04-12 1983-04-06 Method for producing and optically active 2,2-dimethylcyclopropanecarboxylic acid
EP83301925A EP0093511B1 (en) 1982-04-12 1983-04-06 Method for producing and optically active 2,2-dimethylcyclopropanecarboxylic acid

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JPH11279111A (ja) * 1998-01-29 1999-10-12 Sumitomo Chem Co Ltd 光学活性な菊酸の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11279111A (ja) * 1998-01-29 1999-10-12 Sumitomo Chem Co Ltd 光学活性な菊酸の製造方法
JP4576642B2 (ja) * 1998-01-29 2010-11-10 住友化学株式会社 光学活性な菊酸の製造方法

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