JPS59130813A - 癌化学療法補助剤 - Google Patents
癌化学療法補助剤Info
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- JPS59130813A JPS59130813A JP504383A JP504383A JPS59130813A JP S59130813 A JPS59130813 A JP S59130813A JP 504383 A JP504383 A JP 504383A JP 504383 A JP504383 A JP 504383A JP S59130813 A JPS59130813 A JP S59130813A
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- JP
- Japan
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- emulsion
- oxygen
- perfluorocarbon
- cells
- chemotherapy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、パーフルオロカーボン化合物乳剤よりなる癌
化学療法補助剤に関する。≧らに詳しくは、本発明は、
抗癌剤と併用することによって、その抗癌剤の有効性葡
増大させうる癌化学療法補助剤に関する。
化学療法補助剤に関する。≧らに詳しくは、本発明は、
抗癌剤と併用することによって、その抗癌剤の有効性葡
増大させうる癌化学療法補助剤に関する。
フルオロカーボン乳剤は、現在酸素運搬輸液〔Fluo
sol−DA、(株〕 ミドリ十字〕として使用式nて
、大量出血患者等に安全に投与式れているものである。
sol−DA、(株〕 ミドリ十字〕として使用式nて
、大量出血患者等に安全に投与式れているものである。
一方、腫瘍、特に悪性脳肺瘍に対する癌化学則1療法i
行うさい、重要な問題点か指摘さ扛ている。
行うさい、重要な問題点か指摘さ扛ている。
すなわち、MW中心部(壊死組織りおよびその周囲に存
在する低酸素性細胞hypoxic cell (
いわゆるGo cellりか、抗癌剤抵抗性kNして
いること、でろる0 すなわち、一般に腫瘍の増大につれて、毛細血管より離
れた部分ではoxygen ten′aion の低
下に伴い、cell cycle f回転しないr
esting cell (Go cell]が増
加すると會有し、かつ抗癌剤および放射線に対する抵抗
性會もっている。そして、抗癌剤によって、ある程度の
細胞が死滅したとしても、ytayt、容積の減少に伴
い、この工うな低酸素性細胞がreOXFgen−at
ioniきたし、再びcell c7cleに入つて
腫瘍の増大機転が生じると考えられている。現在まで、
この工うな hFPoxic cellに対する治療
手段としては、m1sonidazoleによる低酸素
性細胞の増感作用の利用、高圧酸素療法、温熱療法など
が行わ扛てい^が、十分な効果は得られていない。
在する低酸素性細胞hypoxic cell (
いわゆるGo cellりか、抗癌剤抵抗性kNして
いること、でろる0 すなわち、一般に腫瘍の増大につれて、毛細血管より離
れた部分ではoxygen ten′aion の低
下に伴い、cell cycle f回転しないr
esting cell (Go cell]が増
加すると會有し、かつ抗癌剤および放射線に対する抵抗
性會もっている。そして、抗癌剤によって、ある程度の
細胞が死滅したとしても、ytayt、容積の減少に伴
い、この工うな低酸素性細胞がreOXFgen−at
ioniきたし、再びcell c7cleに入つて
腫瘍の増大機転が生じると考えられている。現在まで、
この工うな hFPoxic cellに対する治療
手段としては、m1sonidazoleによる低酸素
性細胞の増感作用の利用、高圧酸素療法、温熱療法など
が行わ扛てい^が、十分な効果は得られていない。
かかる実・消下、不発明者ら酸パーフルオロカーボン乳
剤か高酸素運搬能と微小粒子と−う特徴rもち、倣細な
血管に1で酸素に運搬しうゐ点に注目して種々研究上型
ねてきたところ、当該パーフルオロカーボン乳剤r投与
丁れは、低酸素性細胞か酸素化もILる仁とにより、抗
癌剤感受性が増強式れて抗癌剤の有効性が増大さlrL
、21+こと欠見出し本発明葡完成した。
剤か高酸素運搬能と微小粒子と−う特徴rもち、倣細な
血管に1で酸素に運搬しうゐ点に注目して種々研究上型
ねてきたところ、当該パーフルオロカーボン乳剤r投与
丁れは、低酸素性細胞か酸素化もILる仁とにより、抗
癌剤感受性が増強式れて抗癌剤の有効性が増大さlrL
、21+こと欠見出し本発明葡完成した。
パーフルオロカーボン化合物乳剤による、上記の如き抗
癌剤感受性の増強の理論的根拠は、次の如く推論さnる
。
癌剤感受性の増強の理論的根拠は、次の如く推論さnる
。
フロロカーボン乳剤の粒子径は歓細であり、また酸素運
搬能は赤血球より大きく、七の酸素解離もヘモグロビン
よp速やかであるO仁の点から考えると、パーフルオロ
カーボン化合物乳剤の投与によって、ヤ瘍組織の微細な
血管にまで酸素が十分に運搬され、かつ低酸素状態にあ
る低酸素饋域とパーフルオロカーボン化合物乳★1j粒
子との間の酸素受容が十分に行われ、oxygenat
ionが低酸素性細胞に起こると考えられる。また、
パーフルオロカーボン化合物乳剤を投与することによっ
て、血液粘度の低下、毛細血管狭小化の予防、および脳
皿流値の増加という作用も考えられており。
搬能は赤血球より大きく、七の酸素解離もヘモグロビン
よp速やかであるO仁の点から考えると、パーフルオロ
カーボン化合物乳剤の投与によって、ヤ瘍組織の微細な
血管にまで酸素が十分に運搬され、かつ低酸素状態にあ
る低酸素饋域とパーフルオロカーボン化合物乳★1j粒
子との間の酸素受容が十分に行われ、oxygenat
ionが低酸素性細胞に起こると考えられる。また、
パーフルオロカーボン化合物乳剤を投与することによっ
て、血液粘度の低下、毛細血管狭小化の予防、および脳
皿流値の増加という作用も考えられており。
この結果、抗癌剤の1liII瘍内濃度が増大したとい
う機序も加わると考えられる。
う機序も加わると考えられる。
本発明において、パーフルオロカーボン化合物乳剤とし
ては人の皿管内に投与できる程度の粒子径を保持し、臓
器蓄積性、臓器及び血流中での障害性かない液状フルオ
ロカーボン製剤であれば特に限定されず、九きえば、酸
素運搬用my七して提案されているものが広く吏用q能
である。
ては人の皿管内に投与できる程度の粒子径を保持し、臓
器蓄積性、臓器及び血流中での障害性かない液状フルオ
ロカーボン製剤であれば特に限定されず、九きえば、酸
素運搬用my七して提案されているものが広く吏用q能
である。
好ましい乳剤としては、パーフルオロカーボン化合物の
単独または適当な混合物を高分子非イオン界面活性剤及
び/又はリン崩貞を乳化剤とし、要すれば炭素数8−2
2の脂肪酸化合物(酸、アルカリ金属塩またはモノグリ
セライド)全乳化補助剤として、粒径0.3ミクロン以
下に乳化して作られた乳剤かあげられる。仁れらの乳剤
は例えば特開昭50−69219号、特開昭52−96
722号、特願昭57−110200 、特願昭57−
151098、特願昭57−157677 に詳刹に
記載されている。
単独または適当な混合物を高分子非イオン界面活性剤及
び/又はリン崩貞を乳化剤とし、要すれば炭素数8−2
2の脂肪酸化合物(酸、アルカリ金属塩またはモノグリ
セライド)全乳化補助剤として、粒径0.3ミクロン以
下に乳化して作られた乳剤かあげられる。仁れらの乳剤
は例えば特開昭50−69219号、特開昭52−96
722号、特願昭57−110200 、特願昭57−
151098、特願昭57−157677 に詳刹に
記載されている。
本発明で使用されるパーフルオロカーボン化合物として
は、本発明が、フルオロカーボン化合物の酸素カス運搬
性を利用したものであるから、酸素運搬機能を持ち、か
つ生体に対する有害反応の低いものであればいずれも使
用0T能である。かかるパーフルオロカーボン化合物の
好適な例としては、炭素数9〜12のパーフルオロ炭化
水素、炭素数9〜12のパーフルオロ第三級アばンが例
示される。パーフルオロカーボン化合物の具体伊1とし
ては、たトエば、パーフルオロシクロアルカンパーフル
オロアルキルシクロアルカン、パーフルオロシクロヘキ
サン、バーフlレオロデカリン、パーフルオロアルキル
デカリン、パーフルオロアルキルテトラハイドロビラン
、バーフルオロアルキルテトーyハイドロフラン、パー
フルオロアルカンパーフルオロターシャルアルキルアミ
ン、バーフルオCIN,N−ジアルキルシクロヘキシル
アミン、パーフルオロアルキルピペリジン、パーフルオ
ロアルキルモルホリン、パーフルオロアダマンクン、パ
ーフルオロアルキルアダマンクン等、(特開昭50−6
9219′Pj)が例示される。特にこれらのパーフル
オロ炭化水素を主要成分上し、パーフルオロ第3級アミ
ンを少量成分とする乳剤は血漿増簀剤、例えばデキスト
ラン、ハイドロオキシスターチ及び修飾ゼラチンなどの
添加により沈でんを生ずることがなく、好ましい(特開
111d52−96722号)。又、最近出願人が開発
したパーフルオロ−N−メチルパーヒドロキノリン、パ
ーフルオo − jjJ−メチルデカハイドロインキノ
リン、パーフルオロ−4−メチルオクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−8−メチルオクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−2−メチルメクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−1−メチルオクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−9a−メチルオクタハイドロキノ
リジン、パーフルオロ−4−メチルオクタハイドロキノ
リジン等も好ましいパーフルオロカーボン化合物で今る
。
は、本発明が、フルオロカーボン化合物の酸素カス運搬
性を利用したものであるから、酸素運搬機能を持ち、か
つ生体に対する有害反応の低いものであればいずれも使
用0T能である。かかるパーフルオロカーボン化合物の
好適な例としては、炭素数9〜12のパーフルオロ炭化
水素、炭素数9〜12のパーフルオロ第三級アばンが例
示される。パーフルオロカーボン化合物の具体伊1とし
ては、たトエば、パーフルオロシクロアルカンパーフル
オロアルキルシクロアルカン、パーフルオロシクロヘキ
サン、バーフlレオロデカリン、パーフルオロアルキル
デカリン、パーフルオロアルキルテトラハイドロビラン
、バーフルオロアルキルテトーyハイドロフラン、パー
フルオロアルカンパーフルオロターシャルアルキルアミ
ン、バーフルオCIN,N−ジアルキルシクロヘキシル
アミン、パーフルオロアルキルピペリジン、パーフルオ
ロアルキルモルホリン、パーフルオロアダマンクン、パ
ーフルオロアルキルアダマンクン等、(特開昭50−6
9219′Pj)が例示される。特にこれらのパーフル
オロ炭化水素を主要成分上し、パーフルオロ第3級アミ
ンを少量成分とする乳剤は血漿増簀剤、例えばデキスト
ラン、ハイドロオキシスターチ及び修飾ゼラチンなどの
添加により沈でんを生ずることがなく、好ましい(特開
111d52−96722号)。又、最近出願人が開発
したパーフルオロ−N−メチルパーヒドロキノリン、パ
ーフルオo − jjJ−メチルデカハイドロインキノ
リン、パーフルオロ−4−メチルオクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−8−メチルオクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−2−メチルメクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−1−メチルオクタハイドロキノリ
ジン、パーフルオロ−9a−メチルオクタハイドロキノ
リジン、パーフルオロ−4−メチルオクタハイドロキノ
リジン等も好ましいパーフルオロカーボン化合物で今る
。
乳剤の乳化剤として分子量約2.000〜20,000
の高分子非イオン糸界面活性剤、例えばポリオキシエチ
レンーポリオキシブロビレンフボリマー、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
アリルエーテル、などおよび/又は卵黄リン脂質及び大
豆リン脂質のようなリン脂質が用いられる。
の高分子非イオン糸界面活性剤、例えばポリオキシエチ
レンーポリオキシブロビレンフボリマー、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
アリルエーテル、などおよび/又は卵黄リン脂質及び大
豆リン脂質のようなリン脂質が用いられる。
乳化補助剤としての脂肪酸化合物としては炭素&8−2
2の脂肪酸及びこれらの脂肪酸の生理学的に受は入れら
れるナトリウム、カリウムなどの塩又はモノグリセライ
ドである。これらに含まれるものとして、例えばカプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルば
チン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、パルミトレイン酸、
オレイン酸、リノール酸、アラキドン酸及びそれらのナ
トリウム又はカリウム塩及びそれらのモノグリセライド
である。これらの脂肪酸は単独で又は2種以上の混合物
で用いることができ。
2の脂肪酸及びこれらの脂肪酸の生理学的に受は入れら
れるナトリウム、カリウムなどの塩又はモノグリセライ
ドである。これらに含まれるものとして、例えばカプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルば
チン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、パルミトレイン酸、
オレイン酸、リノール酸、アラキドン酸及びそれらのナ
トリウム又はカリウム塩及びそれらのモノグリセライド
である。これらの脂肪酸は単独で又は2種以上の混合物
で用いることができ。
上記乳剤のうちパーフルオロデカリン又はパーフルオロ
メチルデカリンを95〜5ON振邪に対して、炭素数4
−6のアルキル基を持つパーフルオロ−N−アルキルピ
ペリジン、炭素数5〜7のアルキル基を持つパーフルオ
ロートーアルキルモルホリン、パーフルオロ・クーシャ
リ−アルキルアミンよりなる群から選ばれるパーフルオ
ロカーボンの第89アミンまたはバーフルオロア念ダマ
ンクンを5〜50重量部乳化してなる乳剤は現時点では
最も好ましい。
メチルデカリンを95〜5ON振邪に対して、炭素数4
−6のアルキル基を持つパーフルオロ−N−アルキルピ
ペリジン、炭素数5〜7のアルキル基を持つパーフルオ
ロートーアルキルモルホリン、パーフルオロ・クーシャ
リ−アルキルアミンよりなる群から選ばれるパーフルオ
ロカーボンの第89アミンまたはバーフルオロア念ダマ
ンクンを5〜50重量部乳化してなる乳剤は現時点では
最も好ましい。
これら乳剤の好ましい組成は、パーフルオロカーボン1
0−50w/v%、乳化剤2−5 w/ v fb s
要すれば乳化補助剤としてリン脂簀tl−0.1−1%
−/Vチおよび脂肪酸化合物を0.004〜0.1w/
v%からなる乳化水溶液であり、これを生理学的水溶液
、例えばその組成がNa CL B 〜7%、CaCt
20.15−0.496. MgCt* 0、l〜0.
6%%D−グルコース0.7〜2.0 ’A、 KCt
O,8−0,5%、 NaHCO32〜4 %から成る
高張電解質溶液、要すればこれに血漿増量剤を加えた溶
液で生理学的等張に調整することによって好適な製剤が
得られる。
0−50w/v%、乳化剤2−5 w/ v fb s
要すれば乳化補助剤としてリン脂簀tl−0.1−1%
−/Vチおよび脂肪酸化合物を0.004〜0.1w/
v%からなる乳化水溶液であり、これを生理学的水溶液
、例えばその組成がNa CL B 〜7%、CaCt
20.15−0.496. MgCt* 0、l〜0.
6%%D−グルコース0.7〜2.0 ’A、 KCt
O,8−0,5%、 NaHCO32〜4 %から成る
高張電解質溶液、要すればこれに血漿増量剤を加えた溶
液で生理学的等張に調整することによって好適な製剤が
得られる。
本発明の豹化学療法補助剤は抗癌剤と併用することによ
って、極めてすぐれた抗知性を示すものであり、従来か
ら実用化されていた抗癌剤の効果をより一層晶めるもの
であり、また、その作用が弱いがために実用化されてい
ない抗癌剤の実用化のり能性をも内在するものである。
って、極めてすぐれた抗知性を示すものであり、従来か
ら実用化されていた抗癌剤の効果をより一層晶めるもの
であり、また、その作用が弱いがために実用化されてい
ない抗癌剤の実用化のり能性をも内在するものである。
従って、抗癌剤としては広汎な化合物が本発明補助剤と
併用可能であり、特に好ましいものとして1jBcNU
(カルムスチン)、CCNLI(ロムスチン)などかあ
げられる。
併用可能であり、特に好ましいものとして1jBcNU
(カルムスチン)、CCNLI(ロムスチン)などかあ
げられる。
本発明補助剤は、ヒト及び割物(ウシ、ウマ、ラット、
マウス、イヌなど)に投与oJ能であり、一般的に4静
脈内投与される。その投与墓は、たとえばヒト成人、1
回100〜2000mff(ただしパーフルオロカーボ
ン化合物の含鋤が乳剤中lθ〜50 w/v%の場合)
である。
マウス、イヌなど)に投与oJ能であり、一般的に4静
脈内投与される。その投与墓は、たとえばヒト成人、1
回100〜2000mff(ただしパーフルオロカーボ
ン化合物の含鋤が乳剤中lθ〜50 w/v%の場合)
である。
なお、パーフルオロ化合物乳剤の安全性は酸素運搬輸液
の分野においてすでに確立されている。
の分野においてすでに確立されている。
実施例
ス軌動物は、雄ウィスター系ラット、体重2002を筐
用、移植flit瘍細胞は、N−ニトロンメチルウレア
によってウィスター系ラットに誘発され次ラットグリオ
ーマC6細胞(RG−Cecell )を用いた。移植
法は、対数増殖期にある単層培養RG−Csce11を
トリプシン処理により単離細胞浮遊液とし、 dye
exclusion test k行い生細胞数を算定
の後、lXl0’個77μtの細胞を半定位的にラット
右白質内VC移植し脳腫瘍モデルを作製した。移植lO
日1に無作為に無処難群、BCNU単独投与群、および
フロゾール−48(ミドリ十字社g)(F−431とB
CNU併用群の8つの実#を群に分けた。FC−434
d、20−/匂を尾静脈より靜注し、自らに96*U2
・5*CO□の投与を行い、Pa02を800晶nlH
g以上に保ちながら、80分後にBCNUをL 1)1
01!(1s、8mv/gy)腹腔内投与した。酸素投
与はB(IJLI投与後8時同継続し、その後大気中に
ラットを戻した。
用、移植flit瘍細胞は、N−ニトロンメチルウレア
によってウィスター系ラットに誘発され次ラットグリオ
ーマC6細胞(RG−Cecell )を用いた。移植
法は、対数増殖期にある単層培養RG−Csce11を
トリプシン処理により単離細胞浮遊液とし、 dye
exclusion test k行い生細胞数を算定
の後、lXl0’個77μtの細胞を半定位的にラット
右白質内VC移植し脳腫瘍モデルを作製した。移植lO
日1に無作為に無処難群、BCNU単独投与群、および
フロゾール−48(ミドリ十字社g)(F−431とB
CNU併用群の8つの実#を群に分けた。FC−434
d、20−/匂を尾静脈より靜注し、自らに96*U2
・5*CO□の投与を行い、Pa02を800晶nlH
g以上に保ちながら、80分後にBCNUをL 1)1
01!(1s、8mv/gy)腹腔内投与した。酸素投
与はB(IJLI投与後8時同継続し、その後大気中に
ラットを戻した。
効果判定:無処置群、治療群の生存日数を算定し、無処
置群に対する治療群の延命率(%)を計算した。
置群に対する治療群の延命率(%)を計算した。
延命率(%)=−!!−X−L−xlo。
また、金側移植後50日月で渚殺し、組織学的に腫瘍の
存在が確認できなかったラットは英鹸群より除外した。
存在が確認できなかったラットは英鹸群より除外した。
移植50日日目生存中のラットで、腫瘍移植が確認さh
たラットは、長期生存群と判定した。
たラットは、長期生存群と判定した。
結果は第1表に示す通りである。
実施例1
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体(分
子量8.850 ) 800 f を蒸留水8tで溶解
し、この液にパーフルオロデカリン8Ktとパーフルオ
ロトリプロピルアばンgoor、大豆油リン脂質40
f、オレイン酸カリウム2fを混合した混合フルオロカ
ーボンを加え、ばキサ−で攪拌し粗乳化液を製した。こ
の粗乳化液を噴射式乳化機(マントンゴーリン社製)の
液槽に入れ循環させ、200〜500 Kf/fflの
商圧下で液温を35±5°Cに保ちながら乳化を行った
。得られた乳剤中のバー゛フルオロデカリン濃度は80
.5w/v%。
子量8.850 ) 800 f を蒸留水8tで溶解
し、この液にパーフルオロデカリン8Ktとパーフルオ
ロトリプロピルアばンgoor、大豆油リン脂質40
f、オレイン酸カリウム2fを混合した混合フルオロカ
ーボンを加え、ばキサ−で攪拌し粗乳化液を製した。こ
の粗乳化液を噴射式乳化機(マントンゴーリン社製)の
液槽に入れ循環させ、200〜500 Kf/fflの
商圧下で液温を35±5°Cに保ちながら乳化を行った
。得られた乳剤中のバー゛フルオロデカリン濃度は80
.5w/v%。
パーフルオロトリプロピルアミン濃度は2.9w/v%
であった。遠心沈降法によって測定した平均粒子直径は
0609〜0.1μであり、注射用バイアルに分注して
施栓し、これを(ロ)転漱薗器に入れ116℃12分間
加熱滅菌を行っても粒子径の増大はみられなかった。
であった。遠心沈降法によって測定した平均粒子直径は
0609〜0.1μであり、注射用バイアルに分注して
施栓し、これを(ロ)転漱薗器に入れ116℃12分間
加熱滅菌を行っても粒子径の増大はみられなかった。
実施例2
卵黄リン脂質4oorを乳酸化リンケルfi8.5を中
に添加し、ミキサーでかきまぜ粗乳化液を調製し、この
液にパーフIレオo−4−メチルオククハイドロキノリ
ジン2.5に9を加え、史にミキサーで強くかきまぜ粗
乳化液を袈した。この粗乳化液を噴射式乳化機(マント
ンゴーリン社製)の液槽に入れて循環させ、液温を50
±5℃に保ちなから乳化を行った。得らゎた乳剤のパー
フルオロ化合物の濃度I/′i27.8 w/v%であ
った。遠心沈降法によって測定した粒子径は0.05〜
0.25μであり、注射用バイアルに分注して施栓し、
これを回転滅菌器に収納して加熱板−を行っても粒子径
の顕著な増大は認めなかった。
に添加し、ミキサーでかきまぜ粗乳化液を調製し、この
液にパーフIレオo−4−メチルオククハイドロキノリ
ジン2.5に9を加え、史にミキサーで強くかきまぜ粗
乳化液を袈した。この粗乳化液を噴射式乳化機(マント
ンゴーリン社製)の液槽に入れて循環させ、液温を50
±5℃に保ちなから乳化を行った。得らゎた乳剤のパー
フルオロ化合物の濃度I/′i27.8 w/v%であ
った。遠心沈降法によって測定した粒子径は0.05〜
0.25μであり、注射用バイアルに分注して施栓し、
これを回転滅菌器に収納して加熱板−を行っても粒子径
の顕著な増大は認めなかった。
実施例3
卵黄リン脂質4o o yとバルミチン酸ナトリウム4
tを乳酸化リンケル液8,5を中に添加し、ミキサーで
かきませ粗乳化液を詞製し、この故にパーフルオロ化合
物(パー2ルオローN−メチルバーヒ)’o4−/リン
)2.5Kfを加え、丈にミキサーで強くかきまぜ粗乳
化液を製した。この粗乳化液を噴射式乳化機(マントン
ゴーリン社製)の赦桶に入れて循環さぜ、液温を50±
5℃に保ちながら乳化を行った。得らバた乳剤のパーフ
ルオロ化合物の#度ij 27.8 s・/vToであ
った。遠心沈降法によって測定した粒子径Fi O,0
5〜0.25μであり、注射用バイアルに分注して施栓
し、これを回転減凶器に収納して加熱板−を行っても粒
子径の顕著な増大は認めなかった。
tを乳酸化リンケル液8,5を中に添加し、ミキサーで
かきませ粗乳化液を詞製し、この故にパーフルオロ化合
物(パー2ルオローN−メチルバーヒ)’o4−/リン
)2.5Kfを加え、丈にミキサーで強くかきまぜ粗乳
化液を製した。この粗乳化液を噴射式乳化機(マントン
ゴーリン社製)の赦桶に入れて循環さぜ、液温を50±
5℃に保ちながら乳化を行った。得らバた乳剤のパーフ
ルオロ化合物の#度ij 27.8 s・/vToであ
った。遠心沈降法によって測定した粒子径Fi O,0
5〜0.25μであり、注射用バイアルに分注して施栓
し、これを回転減凶器に収納して加熱板−を行っても粒
子径の顕著な増大は認めなかった。
特許出願人 株式会社ミドリ十字
代理人弁理士高島 −
(A61K 31/17
31/13 ) 6408−4
CO発 明 者 穀内隆 神戸市中央区楠町7丁目13番14 号神戸大学医学部内
CO発 明 者 穀内隆 神戸市中央区楠町7丁目13番14 号神戸大学医学部内
Claims (2)
- (1)パーフルオロカーボン化合物乳剤よりなる癌化学
療法補助剤。 - (2) 癌が低酸素性細胞の存在する組織におけるも
のである特許請求の範囲第(1)項記載の癌化学療法補
助剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP504383A JPS59130813A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 癌化学療法補助剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP504383A JPS59130813A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 癌化学療法補助剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59130813A true JPS59130813A (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=11600399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP504383A Pending JPS59130813A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 癌化学療法補助剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59130813A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2017508743A (ja) * | 2014-03-05 | 2017-03-30 | アンガー, エヴァン, シー.UNGER, Evan, C. | 酸素療法と併用する分割放射線療法および化学療法 |
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-
1983
- 1983-01-14 JP JP504383A patent/JPS59130813A/ja active Pending
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JP2020172513A (ja) * | 2014-03-05 | 2020-10-22 | アンガー, エヴァン, シー.UNGER, Evan, C. | 分割放射線療法および化学療法と併用するフルオロカーボンの水中エマルジョン、およびそれを含む感作用組成物 |
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