JPS5913051A - 超急冷金属電気抵抗薄帯 - Google Patents
超急冷金属電気抵抗薄帯Info
- Publication number
- JPS5913051A JPS5913051A JP12002582A JP12002582A JPS5913051A JP S5913051 A JPS5913051 A JP S5913051A JP 12002582 A JP12002582 A JP 12002582A JP 12002582 A JP12002582 A JP 12002582A JP S5913051 A JPS5913051 A JP S5913051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin strip
- rapidly cooled
- electric resistance
- metallic thin
- cooled metallic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超急冷金属電気抵抗材料に関するものである。
一般に金属電気抵抗材料として、Ni−0r系合金、
Ni −Or −Fe系合金、Fe−0r−Al系合金
が使用されている。これらの材料は、比較的融点が高い
という特長を有しているものの加工性があまりよくない
という欠点をもっている。
Ni −Or −Fe系合金、Fe−0r−Al系合金
が使用されている。これらの材料は、比較的融点が高い
という特長を有しているものの加工性があまりよくない
という欠点をもっている。
2ページ
現在使用されているものは、形状として細線状のもの(
最小線径0.1a程度)や、断面が矩形のもの(幅数間
、最小厚み0.8a程度)があり、これらは圧延、線引
き、焼鈍などによる通常の製造方法によるものであり、
現在のところこれ以上薄いものは得られていない。他方
、熱効率を考慮したならば、単位体積当りの表面積が大
きいものの方が望ましく、断面形状が円形よりも矩形の
方が有利であり、矩形より薄いものの方が熱効率がよい
。
最小線径0.1a程度)や、断面が矩形のもの(幅数間
、最小厚み0.8a程度)があり、これらは圧延、線引
き、焼鈍などによる通常の製造方法によるものであり、
現在のところこれ以上薄いものは得られていない。他方
、熱効率を考慮したならば、単位体積当りの表面積が大
きいものの方が望ましく、断面形状が円形よりも矩形の
方が有利であり、矩形より薄いものの方が熱効率がよい
。
また、薄くすることで抵抗材料そのもののフレキシビリ
ティが向上するので、どんな形状にも変形でき、容易に
加熱容器にも巻くことができるので、発熱体用などとし
てより扱いやすい。
ティが向上するので、どんな形状にも変形でき、容易に
加熱容器にも巻くことができるので、発熱体用などとし
てより扱いやすい。
一方、抵抗材料自体の体積抵抗率を考えた場合、その値
が大きい程、設計が容易になり望ましい。
が大きい程、設計が容易になり望ましい。
なぜならば、電気抵抗体として使用電圧が決まっており
、特に輸出用では使用電圧がわが国より高いため、より
抵抗の高いことが望ましいからである。
、特に輸出用では使用電圧がわが国より高いため、より
抵抗の高いことが望ましいからである。
3ページ
このような背景から抵抗材料に望まれることは薄く加工
できて、かつ、体積抵抗率の大きい材料である〇 以上の観点より、特に薄帯化に関しては、通常のアモル
ファス金属の製造法である超急冷法による薄帯化が低コ
ストで量産性に適していることはよく知られていること
である。
できて、かつ、体積抵抗率の大きい材料である〇 以上の観点より、特に薄帯化に関しては、通常のアモル
ファス金属の製造法である超急冷法による薄帯化が低コ
ストで量産性に適していることはよく知られていること
である。
本発明は、Fe−0r−ムl系合金を超急冷法により薄
帯化を試る中で各種元素の添加効果を調べたところ、特
にピリコンとゲルマニウムがその抵抗を高めることを見
い出した。
帯化を試る中で各種元素の添加効果を調べたところ、特
にピリコンとゲルマニウムがその抵抗を高めることを見
い出した。
また、シリコンもしくはゲルマニウムまたはその両方の
添、加、量も、抵抗値に関してはそれが多い轡、体積抵
抗率が増加するものの、1重量%を越えると急激に材料
が脆くなり、抵抗材料としては使用が困難となる。した
がって、実用性を考慮すれば、1重量−以下が望ましい
。また、これら添加元素は超急冷法によってはじめて添
加が可能となるものであり、通常の鋳造、圧延、線引き
法などでは0.5重量%以下でも材料が脆く、加工がき
わめてむずかしい。また、超急冷で得られた薄帯は、通
常の材料にくらべ結晶粒径が小さく、引張り強さ藏通常
品の30〜50%向上することがわかった。そして、薄
帯の厚みを100μm以下に限定したのは、これ以上厚
くなると、冷却が十分行なわれないので結晶粒径が大き
くなるので、引張り強さも通常の材料に比べて特長がで
ない。
添、加、量も、抵抗値に関してはそれが多い轡、体積抵
抗率が増加するものの、1重量%を越えると急激に材料
が脆くなり、抵抗材料としては使用が困難となる。した
がって、実用性を考慮すれば、1重量−以下が望ましい
。また、これら添加元素は超急冷法によってはじめて添
加が可能となるものであり、通常の鋳造、圧延、線引き
法などでは0.5重量%以下でも材料が脆く、加工がき
わめてむずかしい。また、超急冷で得られた薄帯は、通
常の材料にくらべ結晶粒径が小さく、引張り強さ藏通常
品の30〜50%向上することがわかった。そして、薄
帯の厚みを100μm以下に限定したのは、これ以上厚
くなると、冷却が十分行なわれないので結晶粒径が大き
くなるので、引張り強さも通常の材料に比べて特長がで
ない。
以下、本発明の実施例について述べる。
実施例
純度99.99 %のFe67重量係、純度99.9俤
の0r26重量%、純度99.99%のム17重量%を
秤量し、それに0.2〜2.0重量%の8i、G。
の0r26重量%、純度99.99%のム17重量%を
秤量し、それに0.2〜2.0重量%の8i、G。
を各々加え、アルミするつぼに入れた稀、アルゴン雰囲
気中で高周波溶解して母合金を作製した。
気中で高周波溶解して母合金を作製した。
この母合金を石英ノズル中に入れ、真空雰囲気中で高周
波加熱溶解して、第1図に示す片ロール法により薄帯を
作製した。
波加熱溶解して、第1図に示す片ロール法により薄帯を
作製した。
第1図において、1は石英管からなる容器で、先端には
幅O,3,,1長さ20WInのスリットがもうけであ
る。2は合金融液が入っている。この容器6ページ 1にはヘリウムガスまたはナルボンガスによ叡実効圧約
0−3 Af / (!Jの圧力示加見6れるt容器1
の底部に設けられた前記スリットよシ合釡融液2“を噴
出させることができる。4は近接して設けた言−ルで、
軸受鋼よりなり、耐経300 mm’ 、そあ回転数は
約200’Or 、p、mであ名。
幅O,3,,1長さ20WInのスリットがもうけであ
る。2は合金融液が入っている。この容器6ページ 1にはヘリウムガスまたはナルボンガスによ叡実効圧約
0−3 Af / (!Jの圧力示加見6れるt容器1
の底部に設けられた前記スリットよシ合釡融液2“を噴
出させることができる。4は近接して設けた言−ルで、
軸受鋼よりなり、耐経300 mm’ 、そあ回転数は
約200’Or 、p、mであ名。
得られた合釜薄帯3は幅20闘、厚さO’、03 mm
。
。
長さ数mであった0゛′ □ただしSi、G
oが1重量%を越えると、薄楕が急激に脆くなり、2重
量%付近では薄帯の長さが2〜3Cmと゛なり、長尺の
薄帯が得られない。
oが1重量%を越えると、薄楕が急激に脆くなり、2重
量%付近では薄帯の長さが2〜3Cmと゛なり、長尺の
薄帯が得られない。
第2−にSi、Goの添加量に対jる抹積抵□抗−の変
化を示す′。たとえばStの0.2重量%の添加で体積
抵抗率は約40俤、Goの0.2重“量′チの添加で同
様に約20%向上することがわかった。
化を示す′。たとえばStの0.2重量%の添加で体積
抵抗率は約40俤、Goの0.2重“量′チの添加で同
様に約20%向上することがわかった。
St、 Goの添加量′を増大させて行くと、抵抗は上
昇し、1重電チではSiで約77%、 Geで約62チ
増加する。薄帯自□体はこの含有量を境に急に□脆く゛
なジ、実用性を考慮すれば1重量%以下が望ましい。ま
た、こうして得られた薄帯の結晶粒径を・6ページ 観察したところ、いずれも3〜8μmであった。
昇し、1重電チではSiで約77%、 Geで約62チ
増加する。薄帯自□体はこの含有量を境に急に□脆く゛
なジ、実用性を考慮すれば1重量%以下が望ましい。ま
た、こうして得られた薄帯の結晶粒径を・6ページ 観察したところ、いずれも3〜8μmであった。
引張り強さを測定したところ、Si、 Goを含まない
組成で100〜12oA1P/ll011 あった。こ
れに8i、Goを加えると1重量%付近まで110〜1
. 130kg/−とやや引張り強さが増加する傾向が□あ
り′11重量%を境に減少する傾向が見られた。こ□れ
ら°の値は通常ア旨−組成の超急冷によらない合、□
1. 日 □ 金の30〜sod向上しているものである。
組成で100〜12oA1P/ll011 あった。こ
れに8i、Goを加えると1重量%付近まで110〜1
. 130kg/−とやや引張り強さが増加する傾向が□あ
り′11重量%を境に減少する傾向が見られた。こ□れ
ら°の値は通常ア旨−組成の超急冷によらない合、□
1. 日 □ 金の30〜sod向上しているものである。
以上述べたように、Fe−1Or−ムl系合金に81も
しくはGoまたはその両方を添加し超急冷するtとで、
□従来の抵抗材料より体゛積抵抗率が高く、結晶粒径が
小さい、すなわち引張り強□度が強い金′属電気抵抗薄
帯を提供することができるものであ1
1
する。
しくはGoまたはその両方を添加し超急冷するtとで、
□従来の抵抗材料より体゛積抵抗率が高く、結晶粒径が
小さい、すなわち引張り強□度が強い金′属電気抵抗薄
帯を提供することができるものであ1
1
する。
本発明によれば厚みが薄く、抵抗が高く、強度も強くし
かもフレキシブルな電気抵抗薄帯であるので、電気カー
ペット、パネルヒーター、ドース11) ター、オープンなどに平板ヒータとして使用でき鼠こ□
とは勿論のこと、曲げて使用される電気ポット、酒かん
器、ロースタ−1炊飯器など幅広い用7ページ 途が期待できる。
かもフレキシブルな電気抵抗薄帯であるので、電気カー
ペット、パネルヒーター、ドース11) ター、オープンなどに平板ヒータとして使用でき鼠こ□
とは勿論のこと、曲げて使用される電気ポット、酒かん
器、ロースタ−1炊飯器など幅広い用7ページ 途が期待できる。
なお、本発明の実施例では超急冷の方法として回転する
ロールが1個の、いわゆる片ロール法、(別名単ロール
法マタはシングルロール法)ニついてのみ述べたが、超
急冷ができれば、双ロール法(別名、両ロール法または
ダブルロール法)、ドラム法、ディスク法などの液体超
急冷法であればいずれもよく、またスパッター法による
超急冷法でも同様の効果が得られるが、長尺リボン、量
産性などを考慮すれば片ロール法が優れている0
ロールが1個の、いわゆる片ロール法、(別名単ロール
法マタはシングルロール法)ニついてのみ述べたが、超
急冷ができれば、双ロール法(別名、両ロール法または
ダブルロール法)、ドラム法、ディスク法などの液体超
急冷法であればいずれもよく、またスパッター法による
超急冷法でも同様の効果が得られるが、長尺リボン、量
産性などを考慮すれば片ロール法が優れている0
第1図は、本発明を実施するための薄帯製造装置の一例
を示す概略断面図、第2図は本発明のFe −Cr −
AI合金のSiまたはGoの添加量に対する体積抵抗率
の変化を示す図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
を示す概略断面図、第2図は本発明のFe −Cr −
AI合金のSiまたはGoの添加量に対する体積抵抗率
の変化を示す図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
Claims (1)
- (1) Fe−0r−ムl 系合金にシリコン(Si
)およていることを特徴とする超急冷金属電気抵抗薄帯
0 を)厚さが100μm以下であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の超急冷金属電気抵抗薄帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12002582A JPS5913051A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 超急冷金属電気抵抗薄帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12002582A JPS5913051A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 超急冷金属電気抵抗薄帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913051A true JPS5913051A (ja) | 1984-01-23 |
JPH0144777B2 JPH0144777B2 (ja) | 1989-09-29 |
Family
ID=14776041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12002582A Granted JPS5913051A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 超急冷金属電気抵抗薄帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913051A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0808078A1 (en) * | 1996-05-17 | 1997-11-19 | AMT Ltd. | Amorphous metallic alloy electrical heater system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028409A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS5028447A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 |
-
1982
- 1982-07-09 JP JP12002582A patent/JPS5913051A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028409A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS5028447A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0808078A1 (en) * | 1996-05-17 | 1997-11-19 | AMT Ltd. | Amorphous metallic alloy electrical heater system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0144777B2 (ja) | 1989-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4148669A (en) | Zirconium-titanium alloys containing transition metal elements | |
JP3642449B2 (ja) | Cr−N基歪抵抗膜およびその製造法ならびに歪センサ | |
US4113478A (en) | Zirconium alloys containing transition metal elements | |
JPS5814864B2 (ja) | 抵抗温度計用ガラス質金属合金製感温体 | |
US6077367A (en) | Method of production glassy alloy | |
US4684416A (en) | Alloy with small change of electric resistance over wide temperature range and method of producing the same | |
JPS5913051A (ja) | 超急冷金属電気抵抗薄帯 | |
US4171992A (en) | Preparation of zirconium alloys containing transition metal elements | |
JP4283907B2 (ja) | ゲージ率が大きく高強度で高耐食性を有するストレーンゲージ用非磁性金属ガラス合金およびその製造法 | |
JP3933213B2 (ja) | Cr基合金薄膜およびその製造法ならびにストレインゲージ | |
JPS5938294B2 (ja) | ひずみゲ−ジ材料用非晶質合金 | |
JP2625485B2 (ja) | 電磁シールド材料 | |
JP3696310B2 (ja) | 大きな抵抗温度係数を有する電気抵抗合金とその製造法ならびにセンサデバイス | |
JPH0427286B2 (ja) | ||
JP3696312B2 (ja) | 大きな抵抗温度係数を有する電気抵抗合金とその製造法ならびにセンサデバイス | |
JP2575059B2 (ja) | 電気比抵抗値の温度係数の小さいFeーCrーA▲l▼系合金よりなる電熱体用材料 | |
CN116005033B (zh) | 一种高超弹性Cu-Ni-Ga形状记忆合金微丝及其制备方法 | |
JPH04229604A (ja) | 低周波トランス | |
JPS6059048A (ja) | ひずみゲ−ジ特性に優れたFe系合金材料 | |
JPH04288803A (ja) | 低周波トランス | |
JP3258206B2 (ja) | 軟磁気特性に優れた急冷金属薄帯およびその製造方法 | |
JPH11193426A (ja) | 電気抵抗合金及びその製造法並びにセンサデ バイス | |
JPH11195504A (ja) | 電気抵抗薄膜及びその製造法並びにセンサデ バイス | |
JP4283954B2 (ja) | 高温高圧用恒電気抵抗合金およびその製造法ならびにセンサ | |
JP3887029B2 (ja) | 軟磁気特性に優れた急冷金属薄帯およびその製造方法 |