JPS5912927A - ポリカ−ボネ−ト系樹脂の製造方法 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト系樹脂の製造方法Info
- Publication number
- JPS5912927A JPS5912927A JP12052682A JP12052682A JPS5912927A JP S5912927 A JPS5912927 A JP S5912927A JP 12052682 A JP12052682 A JP 12052682A JP 12052682 A JP12052682 A JP 12052682A JP S5912927 A JPS5912927 A JP S5912927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organic solvent
- polycarbonate
- ultrasonic wave
- polycondensation
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリカーボネート系樹脂の製造方法に関し、計
しくは重縮合時間を大巾に短縮したボ１ツカーボネート
系樹脂の製造方法に関する。
しくは重縮合時間を大巾に短縮したボ１ツカーボネート
系樹脂の製造方法に関する。
ポリカーボネートは主にホスゲン法によって製造されて
おシ、二価フェノール化合物とホスゲンから界面重縮合
によってポリカーボネートを製造する方法は、ホスゲン
の吹込みを最後まで行なう１段法と、ホスゲン化によっ
て得られたクロロホーメー）基ｍ有ポリカーボネーンオ
リゴマーと二価フェノール化合物のアルカリ水溶液を重
縮合さ妊る２段法がある。後者の２段法はすぐれた方法
であるが、重縮合反応の完結に６０分〜数時間を要する
という欠点がある。そのため、回分法および連続法のい
ずれの方法であっても設備の大型化が避けられず、また
攪拌などに消費される動力が大きい等の間顆点を有して
いる。さらに、重縮合反応に長時間を要するためクロロ
ホーメート基の分解などによる損失や均一性にすぐれた
製品が得られないなど重大な欠点がある。
おシ、二価フェノール化合物とホスゲンから界面重縮合
によってポリカーボネートを製造する方法は、ホスゲン
の吹込みを最後まで行なう１段法と、ホスゲン化によっ
て得られたクロロホーメー）基ｍ有ポリカーボネーンオ
リゴマーと二価フェノール化合物のアルカリ水溶液を重
縮合さ妊る２段法がある。後者の２段法はすぐれた方法
であるが、重縮合反応の完結に６０分〜数時間を要する
という欠点がある。そのため、回分法および連続法のい
ずれの方法であっても設備の大型化が避けられず、また
攪拌などに消費される動力が大きい等の間顆点を有して
いる。さらに、重縮合反応に長時間を要するためクロロ
ホーメート基の分解などによる損失や均一性にすぐれた
製品が得られないなど重大な欠点がある。
本発明の目的は上記のような欠点を解消したポリカーボ
ネート系樹脂の製造方法を提供することである。
ネート系樹脂の製造方法を提供することである。
本発明は、クロロホーメート基含有ポリカーボネこトオ
リゴマーの有機溶剤溶液と二価フエノー−ル化合物のア
ルカリ水溶液から界面重縮合によりポリカーボネート系
樹脂を製造する方法において、反応系に超音波を作用さ
せることを特徴とするポリカーボネート系樹脂の製造方
法である。
リゴマーの有機溶剤溶液と二価フエノー−ル化合物のア
ルカリ水溶液から界面重縮合によりポリカーボネート系
樹脂を製造する方法において、反応系に超音波を作用さ
せることを特徴とするポリカーボネート系樹脂の製造方
法である。
クロロホーメート基含有ポリカーボネートオリゴマーは
、良く知られているよう（こ、ビスフェノールＡのよう
な二価フェノール化合物のアルカリ水溶液と有機溶剤の
混合物を攪拌しなが゛らこれにホスゲンを加えることに
よって得られる。このポリカーボネートオリゴマーの有
機溶剤溶液と二価フェノール化合物のアルカリ水溶液、
さらには必要に応じてテレフタル酸クロライドなどの酸
ハロゲン化物、触媒９分子数詞節剤２分校剤などを適宜
加えて界面重縮合を行なう。
、良く知られているよう（こ、ビスフェノールＡのよう
な二価フェノール化合物のアルカリ水溶液と有機溶剤の
混合物を攪拌しなが゛らこれにホスゲンを加えることに
よって得られる。このポリカーボネートオリゴマーの有
機溶剤溶液と二価フェノール化合物のアルカリ水溶液、
さらには必要に応じてテレフタル酸クロライドなどの酸
ハロゲン化物、触媒９分子数詞節剤２分校剤などを適宜
加えて界面重縮合を行なう。
本発明では界面重縮合を行なう反応系に超音波を作用さ
せることに特色があり、重縮合反応は連続法、半連続法
１回分法のいずれであっても差支えない。超音波を作用
させる方法については特に制限がなく、超音波放射体を
反応系に直接浸漬する方法、超音波放射体（リング状な
ど）へ上記反応液を導入する方法などがある。また、超
音波としては１０ ＫＨ２以上のものが好ましく、通常
は１６〜５０ ＫＨｚのものを用いる。
せることに特色があり、重縮合反応は連続法、半連続法
１回分法のいずれであっても差支えない。超音波を作用
させる方法については特に制限がなく、超音波放射体を
反応系に直接浸漬する方法、超音波放射体（リング状な
ど）へ上記反応液を導入する方法などがある。また、超
音波としては１０ ＫＨ２以上のものが好ましく、通常
は１６〜５０ ＫＨｚのものを用いる。
本発明により得られるポリカーボネート系樹脂には単独
重合体のほか異種二価フェノールを用いた共重合体、他
の成分と結合させた共重合体（ポリエステルポリカーボ
ネートなど）等がある。
重合体のほか異種二価フェノールを用いた共重合体、他
の成分と結合させた共重合体（ポリエステルポリカーボ
ネートなど）等がある。
本発明の方法によれば、重縮合時間が大巾に短縮され、
上記ポリカーボネート系樹脂の生産性が格段と向上する
。しかも、設備の小型ｔを図ることができ、連続生産も
容易であるという利点を有している。重縮合時間が短縮
されるため、オリゴマーのクロロホーメート基の分解が
生じ鑓＜、シかも得られる製品の物性が良好で、均一性
にすぐれている。また、本発明では超音波を作用させる
時期がホスゲン化工程ではないため安全性が高く、しか
も反応系の温度制御が極めて容易である。
上記ポリカーボネート系樹脂の生産性が格段と向上する
。しかも、設備の小型ｔを図ることができ、連続生産も
容易であるという利点を有している。重縮合時間が短縮
されるため、オリゴマーのクロロホーメート基の分解が
生じ鑓＜、シかも得られる製品の物性が良好で、均一性
にすぐれている。また、本発明では超音波を作用させる
時期がホスゲン化工程ではないため安全性が高く、しか
も反応系の温度制御が極めて容易である。
次に、本発明を実施例によシ説明する。
実施例１
１を容の反応容器に少量のｐ−ターシャリ−ブチル７ｊ
−ノール末端ヲ含む末端り四ロホーメート基含有ビスフ
ェノールＡポリカーボネートオリゴマー４５０ｍ（濃度
２ｏｏＰ／を塩化メチレン）、ビスフェノールＡの２規
定苛性ソ一ダ水溶液１５０ｍ／およびトリエチルアミン
０．０８ ｆを含む水溶液を仕込み、攪拌下に周波数＋
９ ＫＨ２，出力１．２ ＫＷの超音波を１分間作用
さ、ゼア１ｏその後１０分間攪拌を継続して反応（行な
っ在。
−ノール末端ヲ含む末端り四ロホーメート基含有ビスフ
ェノールＡポリカーボネートオリゴマー４５０ｍ（濃度
２ｏｏＰ／を塩化メチレン）、ビスフェノールＡの２規
定苛性ソ一ダ水溶液１５０ｍ／およびトリエチルアミン
０．０８ ｆを含む水溶液を仕込み、攪拌下に周波数＋
９ ＫＨ２，出力１．２ ＫＷの超音波を１分間作用
さ、ゼア１ｏその後１０分間攪拌を継続して反応（行な
っ在。
反応終了後、反応混合物を塩化メチレンで希釈し、水、
α０１規定苛性ソーダ水溶液、水、００１規定塩酸水溶
液および水の順に洗浄を行なった。
α０１規定苛性ソーダ水溶液、水、００１規定塩酸水溶
液および水の順に洗浄を行なった。
しかる後、有機相を分離し、塩化メチレンを留失して粉
末ポリカーボネートを得た。このポリカーボネートの粘
度平均分子社は２５２００であった。
末ポリカーボネートを得た。このポリカーボネートの粘
度平均分子社は２５２００であった。
また、反応率は９２％であった。
比較例１
超音波を作用させなかったこと以外は実施例１に準じて
行なったところ、１０分後の反応率は約５０％であシ、
反応を完結させるためには５０分を要した。
行なったところ、１０分後の反応率は約５０％であシ、
反応を完結させるためには５０分を要した。
実施例２
実施例１においてトリエチルアミンを加えず超音波を６
分間作用させたこと以外は実施例１に準じて行なった。
分間作用させたこと以外は実施例１に準じて行なった。
その結果、反応率９５％で粘度平均分千鍛２６７００の
ポリカーボネートを得た。
ポリカーボネートを得た。
比較例２
超音波を作用させなかったこと以外は実施例２に準じて
行なったところ、１０分後の反応率は１０％以下であっ
た。
行なったところ、１０分後の反応率は１０％以下であっ
た。
特許出願人 出光興産株式会社
Claims (1)
- クロロホーメート基含有ポリカーボネート第１ノゴマー
の有機溶剤溶液と二価フェノール化合物のアルカリ水溶
液から界面本縮合によりポリカーボネート系樹脂を製造
する方法において、反応系に超音波を作用させることを
特徴とするポリカーボネート系樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12052682A JPS5912927A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | ポリカ−ボネ−ト系樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12052682A JPS5912927A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | ポリカ−ボネ−ト系樹脂の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5912927A true JPS5912927A (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=14788439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12052682A Pending JPS5912927A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | ポリカ−ボネ−ト系樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912927A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63314237A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-12-22 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 調節された分子量のポリカーボネートを製造する方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS492896A (ja) * | 1972-03-11 | 1974-01-11 | ||
| JPS5641312A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Manufacture of cast steel slab for enamel |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP12052682A patent/JPS5912927A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS492896A (ja) * | 1972-03-11 | 1974-01-11 | ||
| JPS5641312A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Manufacture of cast steel slab for enamel |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63314237A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-12-22 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 調節された分子量のポリカーボネートを製造する方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0028353B1 (en) | Process for producing an aromatic polyesterpolycarbonate | |
| EP0011416A1 (en) | Recovery process for polyesters | |
| US3410823A (en) | Method of removing contaminants from polycarbonates | |
| US4413103A (en) | Halogen-containing polycarbonate resin and process for producing same | |
| JPS5912927A (ja) | ポリカ−ボネ−ト系樹脂の製造方法 | |
| JPS5930726B2 (ja) | ポリカ−ボネ−ト樹脂の製造方法 | |
| JP3422647B2 (ja) | ポリカ−ボネ−トより炭酸ジアルキルとビスフェノ−ルとを得る方法 | |
| KR870001320B1 (ko) | 4급 수소화 붕소암모늄의 제조방법 | |
| JPS5835135A (ja) | フロログルシンの製造法 | |
| US4308373A (en) | Halogen-containing polycarbonate resin and process for producing same | |
| US4429103A (en) | Method for preparation of aromatic polyester-polycarbonate | |
| US2729620A (en) | Neodymium chloride as catalyst in production of polyesters | |
| JPH0342288B2 (ja) | ||
| JPH0118939B2 (ja) | ||
| JP2535457B2 (ja) | ポリカ―ボネ―ト樹脂の製造法 | |
| JPS59191719A (ja) | 分岐化ポリカ−ボネ−トの製造方法 | |
| EP0075389B1 (en) | Production of dihydroxy arylophenones | |
| EP0029242B1 (en) | Process for producing a mixed halogen-containing polycarbonate resin | |
| JPS59191717A (ja) | 分岐化ポリカ−ボネ−トの製造法 | |
| GB2111516A (en) | Processes for the production of polyesterpolycarbonates | |
| JPH09316182A (ja) | ポリブチレンテレフタレートの製造方法 | |
| JPH0825959B2 (ja) | ジクロロホ−メ−ト及びコポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製法 | |
| JPS63215654A (ja) | ホスゲンの除去およびモノクロロギ酸エステルの転化を伴うビスクロロギ酸エステル製造方法 | |
| JP2542458B2 (ja) | ポリカ―ボネ―トの製造方法 | |
| JPS62190220A (ja) | プロセス |