JPS5912907A - 粘着性樹脂の製造方法 - Google Patents
粘着性樹脂の製造方法Info
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- JPS5912907A JPS5912907A JP12364682A JP12364682A JPS5912907A JP S5912907 A JPS5912907 A JP S5912907A JP 12364682 A JP12364682 A JP 12364682A JP 12364682 A JP12364682 A JP 12364682A JP S5912907 A JPS5912907 A JP S5912907A
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- JP
- Japan
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- acrylic acid
- monomer
- adhesive resin
- ester
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アクリル酸エステル系の粘着性樹脂に関する
ものである。
ものである。
本発明の粘着性樹脂を用いると、低温において特に優れ
る接着力、粘着性が得られる。
る接着力、粘着性が得られる。
従来、アクリル酸エステル系のコーティング・粘接着剤
としてアクリル酸のメチル、エチル、ブチル、2−エチ
ルヘキシル等のエステルの単独重合体又はこれらアクリ
ル酸エステルと共重合可能な重合性モノマー1種以上と
の共重合体を主成分とするものが使用されそいる。
としてアクリル酸のメチル、エチル、ブチル、2−エチ
ルヘキシル等のエステルの単独重合体又はこれらアクリ
ル酸エステルと共重合可能な重合性モノマー1種以上と
の共重合体を主成分とするものが使用されそいる。
上記公知のコーティング・粘接着剤の中で、低温条件下
の使用にアクリル酸2−エチルヘキシルエステルを含有
するものが最も適するとされていた。しかし、上記アク
リル酸2−エチルヘキシルエステルでも氷点下の低温条
件で使用する上で粘着性が不充分であったっ この様な低温条件での粘着性を改良する指標としては、
用いる重合体のTgがあり、このTgが低い程好ましい
と言われており、このTg を最小にするアクリル酸エ
ステルはC8のn−オクチルエステルであるとされてい
るが、Tgは測定条件等によりデータの振れがあ抄低渦
における粘着性の優劣は実際に粘着性テストを行って初
めて判るものである。又、上記C8のn−オクチルエス
テルは高価であ抄実用的でなく、実際上低温条件下で粘
゛着性に満足のいく材料は存在しなかつたといえる。
の使用にアクリル酸2−エチルヘキシルエステルを含有
するものが最も適するとされていた。しかし、上記アク
リル酸2−エチルヘキシルエステルでも氷点下の低温条
件で使用する上で粘着性が不充分であったっ この様な低温条件での粘着性を改良する指標としては、
用いる重合体のTgがあり、このTgが低い程好ましい
と言われており、このTg を最小にするアクリル酸エ
ステルはC8のn−オクチルエステルであるとされてい
るが、Tgは測定条件等によりデータの振れがあ抄低渦
における粘着性の優劣は実際に粘着性テストを行って初
めて判るものである。又、上記C8のn−オクチルエス
テルは高価であ抄実用的でなく、実際上低温条件下で粘
゛着性に満足のいく材料は存在しなかつたといえる。
本発明者らは上記問題点のないコーティング・粘接着剤
を提供すべくアクリル酸の各種アルキルエステルについ
て詳細に粘着性テストを行い、低温で粘着性の優れる粘
着性樹脂を見い出し本発明を完成した。
を提供すべくアクリル酸の各種アルキルエステルについ
て詳細に粘着性テストを行い、低温で粘着性の優れる粘
着性樹脂を見い出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、下記モノマー(A)及び(B)をモノ
マー(A) : 3〜100wt%モノマー(B) :
97〜Owt% の組成となる様に重合させて得られた粘着性樹脂モノマ
ー(A) : C@〜8 のn−、+tオレフィン混合
物オキソ化、水添して得られるC7〜9のアルコールと
アクリル酸及び/又はアクリル酸エステルとを反応させ
て得られるアクリル酸のCy〜9 アルキルエステル、 モノマー(B):前記以外の重合性モノマーから選ばれ
た1種以上 本発明に用いるモノマー(A)の原料であるC6−8の
n−オレフィン混合物としては、エチレンの低重合反応
によって得られる三量体、四量体の混合物、エチレンオ
リゴマーの異性化及び不均化反応によって得られるn−
オレフィン混合物のC6〜8留分、C6〜Bのn−パラ
フィンを接触脱水素して得られるn−オレフィン混合物
などがあるが、殊にエチレンオリゴマーの異性化及び不
均化反応によってイj%られるn−オレフィン混合物の
C6〜8留分が最適である。
マー(A) : 3〜100wt%モノマー(B) :
97〜Owt% の組成となる様に重合させて得られた粘着性樹脂モノマ
ー(A) : C@〜8 のn−、+tオレフィン混合
物オキソ化、水添して得られるC7〜9のアルコールと
アクリル酸及び/又はアクリル酸エステルとを反応させ
て得られるアクリル酸のCy〜9 アルキルエステル、 モノマー(B):前記以外の重合性モノマーから選ばれ
た1種以上 本発明に用いるモノマー(A)の原料であるC6−8の
n−オレフィン混合物としては、エチレンの低重合反応
によって得られる三量体、四量体の混合物、エチレンオ
リゴマーの異性化及び不均化反応によって得られるn−
オレフィン混合物のC6〜8留分、C6〜Bのn−パラ
フィンを接触脱水素して得られるn−オレフィン混合物
などがあるが、殊にエチレンオリゴマーの異性化及び不
均化反応によってイj%られるn−オレフィン混合物の
C6〜8留分が最適である。
上記エチレンオリゴマーは例えば、特公昭50−516
2、同50−5163、同47−1767、同56−4
7887、特開昭52−78805各号公報等の他公知
の手法に従って製造される。これらの手法で制令された
エチレンオリゴマーハ炭素数が偶数個で直鎖状である。
2、同50−5163、同47−1767、同56−4
7887、特開昭52−78805各号公報等の他公知
の手法に従って製造される。これらの手法で制令された
エチレンオリゴマーハ炭素数が偶数個で直鎖状である。
これを例えば、特公昭56−38569号公報、米国特
許第3647906号明細書等の公知の異性化、不均化
反応させて炭素数が偶数・爵数混合したn−オレフィン
オリゴマーとし、更にこれから公知の方法アC6〜8留
分を分離して本発明に用いるモノ、マー(今)の原料と
して用いる。
許第3647906号明細書等の公知の異性化、不均化
反応させて炭素数が偶数・爵数混合したn−オレフィン
オリゴマーとし、更にこれから公知の方法アC6〜8留
分を分離して本発明に用いるモノ、マー(今)の原料と
して用いる。
上記の様にして製造されたC6〜8のn−オレフィン混
合物を例えば、特公昭4.5−13804、同45−1
3805各号公報等の公知のオキソ化、水添してC7〜
9のアルコールが得られる。このC7〜9アルコールは
70重素置以上が直鎖林であるO 上記のようなC7〜9の直鎖率の高いアルコールを用い
アクリル酸又はアクリル酸メチルエステル、アクリル酸
エチルエステル、アクリル酸ブチルエステル等のアクリ
ル酸エステルから本発明のアクリル酸のC7〜9アルキ
ルエステルを製造するのは公知の方法に従って行える。
合物を例えば、特公昭4.5−13804、同45−1
3805各号公報等の公知のオキソ化、水添してC7〜
9のアルコールが得られる。このC7〜9アルコールは
70重素置以上が直鎖林であるO 上記のようなC7〜9の直鎖率の高いアルコールを用い
アクリル酸又はアクリル酸メチルエステル、アクリル酸
エチルエステル、アクリル酸ブチルエステル等のアクリ
ル酸エステルから本発明のアクリル酸のC7〜9アルキ
ルエステルを製造するのは公知の方法に従って行える。
例えばアクリル酸をエステル化する場合は、上記C1〜
9のアルコール1モルとアクリル酸を約1.1モル、反
応溶媒としてトルエンを約30重量%、触媒としてパラ
トルエンスルホン酸約0.5〜2重景装置重合禁止剤と
してハイドロキノンモノメチルエーテル約0.1重N%
を反応器に入れ、95〜115℃で6〜7時間反応させ
生成する水をトルエン・水共沸物として留去する。次に
反応物を水洗した後上記の重合禁止剤等を約t o o
ppm添加し、5〜30 団T(g 。
9のアルコール1モルとアクリル酸を約1.1モル、反
応溶媒としてトルエンを約30重量%、触媒としてパラ
トルエンスルホン酸約0.5〜2重景装置重合禁止剤と
してハイドロキノンモノメチルエーテル約0.1重N%
を反応器に入れ、95〜115℃で6〜7時間反応させ
生成する水をトルエン・水共沸物として留去する。次に
反応物を水洗した後上記の重合禁止剤等を約t o o
ppm添加し、5〜30 団T(g 。
80〜150℃で蒸留精製してアクリル酸エステルを得
ることができる。
ることができる。
本発明に用いるモノマー(B)は、モノマー(A)以外
の重合性モノマーであ抄例えば、酢酸ビニル、スチレン
、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、アクリロニトリル、アクリル
アミド、メチルメタクリレート、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2−エチルへキシルアク
リレート、マレイン酸などの他、公知の重合性モノマー
が用いられる。前記モノマー(B)は、一種又は二種以
上を用いることもてきる。モノマー(B)の選定は、本
発明の樹脂の用途により摘当に行われる。例えばコーテ
ィング等の比較的硬い製品となるものにはスチレン、エ
チルアクリレート、メチルメタクリレートなど、感圧接
着剤等の軟かく且つ粘着性が要求されるものにはブチル
アクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、アク
リル酸など、シーリングなどの中程度の軟かさのもので
はアクリロニトリル、ブチルアクリレート、メタクリル
酸、2−エチルへキシルアクリレートなどが用いられる
。
の重合性モノマーであ抄例えば、酢酸ビニル、スチレン
、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、アクリロニトリル、アクリル
アミド、メチルメタクリレート、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2−エチルへキシルアク
リレート、マレイン酸などの他、公知の重合性モノマー
が用いられる。前記モノマー(B)は、一種又は二種以
上を用いることもてきる。モノマー(B)の選定は、本
発明の樹脂の用途により摘当に行われる。例えばコーテ
ィング等の比較的硬い製品となるものにはスチレン、エ
チルアクリレート、メチルメタクリレートなど、感圧接
着剤等の軟かく且つ粘着性が要求されるものにはブチル
アクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、アク
リル酸など、シーリングなどの中程度の軟かさのもので
はアクリロニトリル、ブチルアクリレート、メタクリル
酸、2−エチルへキシルアクリレートなどが用いられる
。
モノマー(A)の単独又はこれとモノマー(B) トの
重合は、公知の溶液重合、エマルジョン重合などで行わ
れる。例えば、溶液重合の場合は反応器を窒素置換し、
これにモノマー及びトルエン、酢酸エチル等の溶媒30
〜50重Il!1%、過酸化ベンゾイル等の重合開始剤
をモノマー合計量に対し0.1〜1重量%を仕込み、7
0〜80℃で5〜8時間重合反応させる。一方、エマル
ジョン重合の場合は反応器を窒素置換し、これにイオン
交換水40〜50重量%、乳化剤2〜5獣量%、重合開
始剤0.2〜1重量%を仕込み、系を70〜80℃に保
ちモノマーを2〜3時間で滴下しながら重合反応させ、
更に2〜3時間熟成を行いエマルジョン重合を完結する
。
重合は、公知の溶液重合、エマルジョン重合などで行わ
れる。例えば、溶液重合の場合は反応器を窒素置換し、
これにモノマー及びトルエン、酢酸エチル等の溶媒30
〜50重Il!1%、過酸化ベンゾイル等の重合開始剤
をモノマー合計量に対し0.1〜1重量%を仕込み、7
0〜80℃で5〜8時間重合反応させる。一方、エマル
ジョン重合の場合は反応器を窒素置換し、これにイオン
交換水40〜50重量%、乳化剤2〜5獣量%、重合開
始剤0.2〜1重量%を仕込み、系を70〜80℃に保
ちモノマーを2〜3時間で滴下しながら重合反応させ、
更に2〜3時間熟成を行いエマルジョン重合を完結する
。
本発明の粘着性樹脂の低温における優れた粘着性はモノ
マー(A)により発現される。一般にその用途によって
モノマー(A)を必要とする組成は変化する。例えば、
コーティング等の硬い製品となる用途にはモノマー(A
)の配合割合は3〜30重景%装置ましくは5〜15重
景%装置ゃ、感圧接着剤等の軟かく且つ粘着性を要求さ
れるものではモノマー(A)は50〜100重it%、
好ましくは75〜100重量%配合される。又、シーリ
ング等の中程度の軟かさのものでは20〜85重量%、
好ましくは50〜80重量%モノマー(A)を配合する
。本発明の樹脂の低温における優れた粘着性は、上記各
種用途において感圧接着剤等の軟かいものにおいてその
効果が最も著しい。
マー(A)により発現される。一般にその用途によって
モノマー(A)を必要とする組成は変化する。例えば、
コーティング等の硬い製品となる用途にはモノマー(A
)の配合割合は3〜30重景%装置ましくは5〜15重
景%装置ゃ、感圧接着剤等の軟かく且つ粘着性を要求さ
れるものではモノマー(A)は50〜100重it%、
好ましくは75〜100重量%配合される。又、シーリ
ング等の中程度の軟かさのものでは20〜85重量%、
好ましくは50〜80重量%モノマー(A)を配合する
。本発明の樹脂の低温における優れた粘着性は、上記各
種用途において感圧接着剤等の軟かいものにおいてその
効果が最も著しい。
本発明の粘着性樹脂はコーティング、シーリング、粘着
テープ、ラベル等の粘接着剤として用いられるが、この
場合本発明の樹脂の他にゴムラテックス智の粘着付与剤
、タルク等の充填剤、可塑剤等をその用途によ抄種々配
合することも可能である。
テープ、ラベル等の粘接着剤として用いられるが、この
場合本発明の樹脂の他にゴムラテックス智の粘着付与剤
、タルク等の充填剤、可塑剤等をその用途によ抄種々配
合することも可能である。
以下に実施例、比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する一 実施例I C6〜Bのn−オレフィン混合物をオキソ化、水添して
得られるC7〜9のアルコールトシてシェル化学展・商
品名「リネボール79」(組成:n−C7アルコール=
43.5重量%、n−C@アルコール=30.1重量%
、n −Coアルj−ルー14.2重量%、分岐C7ア
ルコール=4.1重量%、分岐C8アルコール=5.3
重量%、分岐C9アルコール=2.8重量%)を用い、
該[リネボール79 J 40.5重量%、アクリル酸
28.1重量%、トルエン30.7重量%、パラトルエ
ンスルホン酸0.7重量%、ハイドロキノン0.1重量
%を反応器に仕込み加熱する。
する一 実施例I C6〜Bのn−オレフィン混合物をオキソ化、水添して
得られるC7〜9のアルコールトシてシェル化学展・商
品名「リネボール79」(組成:n−C7アルコール=
43.5重量%、n−C@アルコール=30.1重量%
、n −Coアルj−ルー14.2重量%、分岐C7ア
ルコール=4.1重量%、分岐C8アルコール=5.3
重量%、分岐C9アルコール=2.8重量%)を用い、
該[リネボール79 J 40.5重量%、アクリル酸
28.1重量%、トルエン30.7重量%、パラトルエ
ンスルホン酸0.7重量%、ハイドロキノン0.1重量
%を反応器に仕込み加熱する。
反応系が95℃となるとトルエンと水が共沸し、留出を
始める0この共沸物が留出しなくなるまで6時間反応を
行う・反応後糸を冷却し、反応液に同量の水を加え反応
液を水洗する。これを2回縁し返した後これにハイドロ
キノン七ツメチルエーテルを] 00 ppm添加し、
l O〜15 vm Hg、 110〜120℃で減圧
蒸留してアクリル酸の07〜9アルキルエステルヲ得り
。
始める0この共沸物が留出しなくなるまで6時間反応を
行う・反応後糸を冷却し、反応液に同量の水を加え反応
液を水洗する。これを2回縁し返した後これにハイドロ
キノン七ツメチルエーテルを] 00 ppm添加し、
l O〜15 vm Hg、 110〜120℃で減圧
蒸留してアクリル酸の07〜9アルキルエステルヲ得り
。
このアクリル酸のC7〜9アルキルエステル140f、
酢酸エチル168f1アゾビスイソブチロニトリル0.
14 fを同時に反応器に仕込み、窒素雰囲気下75℃
で5時間反応させて本発明の樹脂の酢酸エチル溶液を得
た。
酢酸エチル168f1アゾビスイソブチロニトリル0.
14 fを同時に反応器に仕込み、窒素雰囲気下75℃
で5時間反応させて本発明の樹脂の酢酸エチル溶液を得
た。
比較例1
アクリル酸2−エチルヘキシル(三菱油化Illりを用
いた他は実施例1と同様にしてアクリル酸2−エチルヘ
キシルの重合体t−得り。
いた他は実施例1と同様にしてアクリル酸2−エチルヘ
キシルの重合体t−得り。
実施例2、比較例2
実施例1及び比較例1でそれぞれ得られた重合体の酢酸
エチル溶液を、50μ及びiooμのアプリケーターに
よりそれぞれポリエステルフィルム(厚さ25μ)に塗
布し、1時間乾燥した赫、接着力及び粘着力をJIS
Z−0237に準じて評価した。結果を表−1に示し
た。
エチル溶液を、50μ及びiooμのアプリケーターに
よりそれぞれポリエステルフィルム(厚さ25μ)に塗
布し、1時間乾燥した赫、接着力及び粘着力をJIS
Z−0237に準じて評価した。結果を表−1に示し
た。
表−1
*1:180度剥離試験、塗布厚20μ、 。
*2:5/32インチ及び2/32インチのスチールポ
ールを30度の傾斜の粘着面(長さ100鵡、塗布厚4
0μ)の上方10副の所から転がし、該粘着面5mを通
過する時間を測定する〇 実施例3、比較例3 実施例1、及び比較例1で使用したアクリル酸エステル
87.5部をそれぞれとり、その各々にアクリロニトリ
ル5部、アクリル酸エチルエステル6部、アクリル酸1
.5部を混ぜてモノマー混液を調製する。一方、2個の
フラスコにそれぞれイオン交換水125fと乳化剤とし
てノイゲンEA140(第1工業製薬株式会社製品)6
f及びトオゲンR(第1工業製薬株式会社製品) 1.
5 f。
ールを30度の傾斜の粘着面(長さ100鵡、塗布厚4
0μ)の上方10副の所から転がし、該粘着面5mを通
過する時間を測定する〇 実施例3、比較例3 実施例1、及び比較例1で使用したアクリル酸エステル
87.5部をそれぞれとり、その各々にアクリロニトリ
ル5部、アクリル酸エチルエステル6部、アクリル酸1
.5部を混ぜてモノマー混液を調製する。一方、2個の
フラスコにそれぞれイオン交換水125fと乳化剤とし
てノイゲンEA140(第1工業製薬株式会社製品)6
f及びトオゲンR(第1工業製薬株式会社製品) 1.
5 f。
置台開始剤として過硫酸アンモニウム0.52と亜硫酸
水素ナトリウム0.22を仕込む。この両方のフラスコ
に窒素ガスを吹込みつつ昇温し、前記モノマー混液18
0tを70〜75℃で3時間にわたってそれぞれ滴下す
る。滴下終了後頁に2時間、80〜85℃に保った。得
られたエマルジョンの固形分はどちらも58〜60重量
%であった。この2種類のエマルジョン重合体100重
量部にそれぞれ炭酸カルシウム150重量部、ジオクチ
ルフタレート30重量部を混合し、それぞれの一部分を
深さ3朋のテフロン板の中に流し込み、80℃で4日間
乾燥し引張試験用ダンベル片(タテ:50++m+、ヨ
コ: 10mm、厚み:0.3m)を作製しJIS
Z−0237に準じて引張試験を実施した。
水素ナトリウム0.22を仕込む。この両方のフラスコ
に窒素ガスを吹込みつつ昇温し、前記モノマー混液18
0tを70〜75℃で3時間にわたってそれぞれ滴下す
る。滴下終了後頁に2時間、80〜85℃に保った。得
られたエマルジョンの固形分はどちらも58〜60重量
%であった。この2種類のエマルジョン重合体100重
量部にそれぞれ炭酸カルシウム150重量部、ジオクチ
ルフタレート30重量部を混合し、それぞれの一部分を
深さ3朋のテフロン板の中に流し込み、80℃で4日間
乾燥し引張試験用ダンベル片(タテ:50++m+、ヨ
コ: 10mm、厚み:0.3m)を作製しJIS
Z−0237に準じて引張試験を実施した。
その結果を表−2に示す。
表−2
表−2の結果は、本発明の粘着性樹脂が、公知の最も優
れた粘着性樹脂−−・であるアクリル酸2−エチルヘキ
シルエステル共重合体と比較して、モジュラス、伸びが
大きく、感温性(+20℃と一20℃との変化が小さい
程、即ち一20″C/+20℃が1に近い程優れる)も
良好であることを示している。
れた粘着性樹脂−−・であるアクリル酸2−エチルヘキ
シルエステル共重合体と比較して、モジュラス、伸びが
大きく、感温性(+20℃と一20℃との変化が小さい
程、即ち一20″C/+20℃が1に近い程優れる)も
良好であることを示している。
実施例4〜6、比較例4〜6
モノ、マー混液を表−3に示す配合で調製した以外は、
実施例3と同様にして各種共重合体を製造した・得られ
た共重合体は、全てエマルジョンの状態で、固型分は4
6〜48重量%であった。
実施例3と同様にして各種共重合体を製造した・得られ
た共重合体は、全てエマルジョンの状態で、固型分は4
6〜48重量%であった。
これら共重合体のエマルジョンを、ポリエステルフィル
ム(厚さ25μ)に塗布量20f/−で塗布し、80℃
で5分間乾燥した。このポリエステルフィルムを30度
の角度の板の上に、粘着性樹脂を上にして設置した。こ
の粘着性樹脂塗布部の上方10備の所から+20℃雰囲
気中で、7/16インチのステンレスポールを転がし、
このポールが該樹脂塗布部で停止するまでの該塗布部で
の距離を測定した。結果を表−3に示した。
ム(厚さ25μ)に塗布量20f/−で塗布し、80℃
で5分間乾燥した。このポリエステルフィルムを30度
の角度の板の上に、粘着性樹脂を上にして設置した。こ
の粘着性樹脂塗布部の上方10備の所から+20℃雰囲
気中で、7/16インチのステンレスポールを転がし、
このポールが該樹脂塗布部で停止するまでの該塗布部で
の距離を測定した。結果を表−3に示した。
表−3
上記結果から、本発明の粘着性樹脂の優れることが明ら
かである。
かである。
特許出願人 三菱油化株式会社
代理人 弁理士 古 川 秀 利
代理人 弁理士 長 谷 正 久
Claims (1)
- (1)下記モノマー(A)及び(B)をモノマー(A)
: 3〜100vt%モノマー(B) : 97〜O
wt% の組成となる様に重合させて得られた粘着性樹脂 モノマー(A) : Cs〜8のn−オレフィン混合物
をオキソ化、水添して得られる 07〜9 のアルコールとアクリル酸及び/又はアクリ
ル酸エステルとを反応させて得られるアクリル酸のC7
〜9 アルキルエステル、 モノマー(B):前記以外の重合性モノマーから選ばれ
た1種以上。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12364682A JPS5912907A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 粘着性樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12364682A JPS5912907A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 粘着性樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912907A true JPS5912907A (ja) | 1984-01-23 |
JPH0314044B2 JPH0314044B2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=14865743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12364682A Granted JPS5912907A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 粘着性樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6132705A (en) * | 1996-07-05 | 2000-10-17 | Basf Aktiengesellschaft | Cosmetic or pharmaceutical compositions for use on the skin |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1982
- 1982-07-15 JP JP12364682A patent/JPS5912907A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314044B2 (ja) | 1991-02-25 |
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