JPS5912899A

JPS5912899A - シヤ−プペンシル

Info

Publication number: JPS5912899A
Application number: JP12313582A
Authority: JP
Inventors: 玉崎　宣夫
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-07-14
Filing date: 1982-07-14
Publication date: 1984-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、筆記中に筆記と中断の動作の中で、にぎっ
た指が伸び縮みする自然の作用を利用して芯を繰出する
ようにしたシャープペンシルに関する。

従来のシャープペンシルに於いても各種の芯繰出の方式
が開発されているが、それらはそれぞれにいろいろな欠
点を持っている。例えば、軸端をノックするものは、軸
を持ちかえる欠点、サイドノック式のものはにぎってい
る位置をづらす欠点、振り出し式のものは軸を振る欠点
、芯に筆記圧を加えると自動的に芯が繰出されるものは
、部品を精密に仕上げるためにコスト高となり、また一
本の芯を使い切るまではノーノックであるが、替芯と替
る時に自動繰出が出来るまで何度もノックをしなければ
ならない欠点、軸筒をにぎる力の強弱により締め具、チ
ャックを前後して芯を繰出するものは、人それぞれでに
ぎる力が違うので軽るくにぎって筆記する人にはあまり
にぎる力に強弱がないので作用をしない欠点、本発明は
以上の欠点を解消したものである。

つぎに、この発明の実施態様（１）を第１、２図で図面
の左を前、右を後として説明する。

外部軸筒（１）の先端に先金の部分が一緒に形成されて
の内部に摺動自在に嵌った芯ガイドパイプ（３）が収容
され先端より外部に突出した細い部分の後部が太くなっ
て前部に突条（４）が形成され外部軸筒（１）の内部に
も突条（２）があり、これらの間にスプリング（５）が
弾撥する如く収容され外部軸筒（１）内面に芯ガイドパ
イプ（３）を付勢している。芯ガイドパイプ（３）の内
部に弾力材で出来た芯ボルダー（６）が取り付いて芯（
１５）を保持している。外部軸筒（１）の内側に少々細
く出来た内部軸筒（１′）が固定され後方に伸びている
。この内部軸筒（１′）の前部の相対する位置に横方向
に貫通された穴（７）、（７）が明いて居り、それぞれ
にボール（８）、（８）が遊設されている。内部軸筒（
１′）の内部にチャック（１３）、芯ガイド、芯ケース
（１４）が連結された連結体が摺動可能に収容されて居
り、芯ケース（１４）の後端に突条（１６）が形成され
内部軸筒（１′）の段部（１７）との間に弱いスプリン
グ（１８）が収容され連結体を内部軸筒（１′）に螺着
されたキャップ（１９）の内側後端面に付勢している、
芯ケース（１４）の後端には消しゴム（２３）が挿入さ
れている。外部軸筒（１）と内部軸筒（１′）との隙間
に、前端部分の内側全周に欠損部（１０）が設けられ段
部がテーパー（１１）に形成された摺動筒（９）が摺層
自在に嵌められている。摺動筒（９）の内部後方は段部
（２１）が形成されて太くなって居り、内部軸筒（１′
）の段部（２０）との間に弱いスプリング（２３）が弾
撥する如く収容され摺動筒（９）を前方に付勢している
。内部軸筒（１′）の穴（７）、（７）に遊設されたボ
ール（８）、（８）と欠損部（１０）とテーパー（１１
）との関係は外部軸筒（１）内端面と摺動筒（９）の前
面とが接した状態でボール（８）、（８）の中心がテー
パー（１１）を過ぎて平行になった位置である。外部軸
筒（１）は短かく、筆記時ににぎれる程度のもで摺動筒
（９）は大部分が露出して居り外周全体に凸凹の形成さ
れた弾力材（２４）が取り付いて居り表面が滑りにくい
ものが使用されている、摺動筒（９）と内部軸筒（１′
）の穴（７）（７）とボール（８）、（８）とチャック
（１３）の割れ目（２５）との関係は第２図に示すよう
にチャック（１３）の割れた相方の頂点にボール（８）
、（８）が接する。

以上、説明したこの発明の実施態様（１）の作用、並に
効果を説明する。

第１図は筆記可能な状態である。スプリング（２２）に
て摺動筒（９）が外部軸筒（１）の内面に圧接して居り
、テーパー（１１）を通過して平行部分でボール（８）
、（８）を軸中心方向に押し込んでいるのでチャック（
１３）を締め付けられ芯（１５）は挾持される。この過
程でチャック（１３）の背面がテーパーのために連結体
が弱いスプリング（１８）で後方に付勢しているので連
結体は少々前に移動し芯を軽るく挾持する。この状態で
外部軸筒（１）をにぎって筆記しようとすると自然に指
先が曲がる、これは指先に力が入らなくてもこの動作は
行ふものである。このとき人差指第３関節周辺に摺動筒
（９）が接しているので前進される作用をするがこの時
はすでに前進しているので滑べり、芯に筆記圧がかかる
と、摺動筒（９）の内側平行部と穴（７）、（７）とボ
ール（８）、（８）とチャック（１３）の背面との関係
でクサビ作用が生じて芯を強く挾持するから筆記が出来
る、文字を書く程度ではボール（８）、（８）が欠損部
１０に滑り込まないので筆記は続けられ筆記を中断する
と動作が大きくなるので指が伸びるので摺動筒（９）が
後退する、この時の力は弱くてよいなぜならスプリング
（２２）は弱くスプリング（１８）も弱くボール（８）
、（８）が摺動筒（９）の内面に点当りしているので弱
い力で移動さすことが出来るからである、欠損部（１０
）にボール（８）（８）が嵌るとチャック（１３）の開
く力で外方に押されるのでチャック（１３）は開き芯を
開放する、筆記中は前記したようにクサビ作用が生じて
筆記が出来、芯の消耗した量だけ芯ガイドパイプ（３）
も後退するから芯が紙面からはなれるとスプリング（５
）の力で芯ガイドパイプ（３）は前進するこの時、芯ホ
ルダー（６）で芯を保持しているので芯も共に前進する
のでチャック（１３）が開かなくても芯は自動的に繰出
される、芯の開放は筆記を中断した時だけでよく、なぜ
本発明は中断した時に芯が開放されるか、これは本発明
の最大の特徴である、従来市販されたものに一本の芯を
使い切るまではノーノックで替芯を継続さすのにノック
を何度も行っていたが、本発明は中断した時にチャック
（３）を開けて後続の芯を自動的に繰出出来る様にした
ものである、芯ケース（１４）に替芯を絶さない限り永
久にノックを必要をしない非常に優れたシャープペンシ
ルである。

第３図は、この発明の実施態様（２）のもので、構造や
作用は大体実施態様（１）と同じであるが、異ったとこ
ろのスプリングを一切使用していない点である、摺動筒
（９）の前進には自重で先端を下に向けた時に落下さす
、チャック（１３）に後方へ付勢さす弾力を付けるため
に内部軸筒（１′）内部の中間部分に仕切板（２６）が
取り付いて居り、これに先端にチャック（１３）を形成
した芯ガイド（１２）が取り付いている、仕切板（２６
）は弱い弾力材で出来ている、仕切板（２６）の他方が
芯ケース（１４）を形成している、先端部分に摺動自在
に収容された芯ガイドパイプ（３）の前進には自重を利
用している、効果も実施態様（１）と同じである

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施態様（１）の縦断面図。第２図は、第１図のＡ−Ｂ断面図、第３図は、２の発明
の実施態様（２）の縦断面図。１・・・外部軸筒。１′・・・内部軸筒。２・・・突条
。３・・・芯ガイドパイプ。４・・・突条。５・・・ス
プリング。６・・・芯ホルダー。７，７・・・穴。８，
８・・・ボール。９・・・摺動筒。１０・・・欠損部。１１・・・テーパー。１２・・・芯ガイド。１３・・・
チャック。１４・・・芯ケース。１５・・・芯。１６・
・・突条。１７・・・段部。１８・・・スプリング。１
９・・・キャップ。２０・・・段部。２１・・・段部。２２・・・スプリン
グ。２３・・・消ゴム。２４・・・弾力性。２５・・・
割れ目。２６・・・仕切板。特許出願人玉　崎　三　■

Claims

【特許請求の範囲】

シャープペンシルの本体の、筆記時ににぎる時に人差指
の第３関節周辺の側面に接する部分に、先端部分に締め
付機構を設けた摺動筒を摺動自在に配置し、摺動筒は、
にぎった指が筆記時には折り曲って縮むので前進してチ
ャックを締め付けて芯を挾指し、筆記を中断するとにぎ
った指が伸びるので摺動筒が後退してチャックが開き、
芯を開放するようになって居り、また本体内の先端部分
には芯を保持する芯ホルダーを取り付けた芯ガイドパイ
プを摺動自在に収容したシャープペンシル。