JPS5912789Y2 - レコ−ド曲間検出装置 - Google Patents

レコ−ド曲間検出装置

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JPS5912789Y2
JPS5912789Y2 JP4542380U JP4542380U JPS5912789Y2 JP S5912789 Y2 JPS5912789 Y2 JP S5912789Y2 JP 4542380 U JP4542380 U JP 4542380U JP 4542380 U JP4542380 U JP 4542380U JP S5912789 Y2 JPS5912789 Y2 JP S5912789Y2
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detection
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JP4542380U
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武 伊藤
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、レコード曲間検出装置に係り特に外来ノイ
ズの影響を可及的に小さくしたものに関する。
従来から電子機器の分野において、あらかじめ設定され
た光を被検出体に照射し、この光の反射等を検出するこ
とにより、種々の必要とする動作を行なわせる検出装置
が考えられていた。
近時において、音響機器分野ではレコードプレーヤのタ
ーンテーブルに載置され複数の曲等が集録されたディス
クレコードに対し、所望の曲部の音溝にカートリッジの
レコード針を自動的にトレースせしめるような曲間検出
装置が用いられている。
この曲間検出装置は、まず使用者が聞きたい曲部に対応
するような曲番信号をプレーヤに接続されるカウンタ等
で構成された図示しない設定回路によって設定する。
そしてトーンアームが自動的に持ち上げられ、ディスク
レコード上をサーチのために回動するようになる。
この場合、トーンアームのカートリッジには発光体たと
えば発光ダイオード10および受光素子たとえばフォト
トランジスタ12が第1図に示すように設けられている
すなわち、ディスクレコード16のうちカートリッジ1
8のレコード針20と対向する面に上記発光ダイオード
10照射光があたるように設けられ、そこから反射する
光を上記フォトトランジスタ12のベースが受けられる
位置に設けられ検知回路22とされている。
この検知回路22は、ディスクレコード16の曲間部1
6 aにおいて発光ダイオード10から比較的強い反射
光がフォトトランジスタ12に供給されて、このフォト
トランジスタ12を駆動状態とする。
一方、曲部16、.16□において発光ダイオード10
からの光が乱反射されて弱い反射光とされるのでフオ)
)ランジスタ12を駆動状態にはいたらしめない。
そして、前記トーンアームがディスクレコード16上を
回動して曲間部16 a毎にフォトトランジスタ12が
駆動状態とされることにより、これを曲間部信号として
たとえば図示しない計数回路でもって計数する。
そして、前記設定回路の設定値と上記計数回路からの計
数値とを比較して両者が等しい場合に、レコード針20
が曲部16□をトレースするようにディスクレコード上
におろされる。
すなわち、トレースされる曲部16□はとりもなおさず
使用者が設定した曲部に相当するものである。
このようにレコードプレーヤのカートリッジ18にディ
スクレコード16の曲間部16aを検知するために検出
装置を設けて所定の動作を行なわせることは、特に自動
選曲動作を行なわせるのに非常に便利なものである。
そしてこのような検出装置は具体、的には第2図aに示
すように構成されている。
すなわち、カートリッジに設けられる検知回路24は、
発光体例えば発光ダイオード26および受光素子として
設けられたフォトトランジスタ28によって構成されて
いる。
そして、発光ダイオード26からの照射光が第1図で示
したようにカートリッジ18のレコード針20とディス
クレコード16の対向する位置で反射しフォトトランジ
スタ28のベースに照射されるようになっている。
上記検知回路24でディスクレコード16の曲間部16
aを検知した場合にはその反射光が曲部161,16
□、・・・からの反射光に比して十分に大きいので、フ
ォトトランジスタ28をして検知信号を発生せしめる。
この検知信号は電気的に接地されているアームパイプ3
0内の接続コードlを介して検出回路32を構成する電
界効果形トランジスタQのゲートに供給される。
すると、この電界効果形トランジスタQはオン状態とな
りソースからの出力がコンテ゛ンサCを介して単安定マ
ルチバイブレータ34に入力信号として供給される。
そして、この単安定マルチバイブレータ34の出力端子
OUTからは所定のパルス幅を有した出力信号が出力さ
れ、図示しない計数回路で計数される。
なお、図中R1〜R6は抵抗で゛あり、このうちR3,
R4は可変抵抗であり、■■CCは電源である。
ところで、このような検゛出装置にあってはディスクレ
コードの反射光を検知しているがその反射量は通常の透
過光を検知する場合等に比しては小さいので、第2図す
に示すように同図aで示したフォトトランジスタ28に
代わり、ダーリントン接続された高感度のフォトトラン
ジスタ28 aを用いることが考えられている。
しかしながら、このダーリントン形のフォトトランジス
タ28 aは周囲の温度変化によって電流増幅率が変化
するので使用するには至らないと共にカートリッジ内部
のスペースの点においても取付けが困難であった。
また、通常のフォトトランジスタ28であっても電界効
果形トランジスタQのゲートに接続される抵抗R2,R
3,R4の合成抵抗すなわち合成入力インピーダンスを
高くすることにより使用できるが、外来ノイズや検出中
ディスクレコード上のほこり等の影響を著しく受けるの
で、検出装置が誤動作する欠点があった。
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、通常
のフォトトランジスタを用い急峻な変化を伴なう外来ノ
イズが人力されても誤動作することのない極めて良好な
レコード曲間検出装置を提供することを目的とする。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第3図において検知回路40を構成する発光ダイオード
42はその両端が電源端子43a、43bをそれぞれ介
した後、順方向に電源■vCCおよび接地間に後述する
アームパイプ30内の接続コード11,12を介して接
続されている。
上記光源となる発光ダイオード42に対して前述した如
き通常のフォトトランジスタ28と同様なフォトトラン
ジスタ躬が設けられている。
そして、このフォトトランジスタ劇はそのコレクタが上
記電源端子43 aに接続され、また、そのエミッタが
抵抗R7を介して検知信号出力端子43 Cに接続され
る。
この検知信号出力端子43 Cは、接地されてシールド
効果を得るアームパイプ30内の接続コード13を介し
て検出回路46を構成する電界効果形トランジスタQの
ゲートに接続される。
前記電源■VCCおよび接地間に抵抗R8およびR9の
直列回路が接続されている。
この抵抗R8およびR9の共通接続点は可変抵抗R10
を介して前記電界効果形トランジスタQのゲートに接続
されると共に、可変抵抗R11をさらに介して接地され
ている。
前記電界効果形トランジスタQはそのドレインが電源■
■CCに接続されまた、そのソースが抵抗R12を介し
て接地されると共に、コンデンサCをさらに介して単安
定マルチバイブレータ48の入力端に接続される。
この単安定マルチバイブレータ48の出力端は出力端子
OUTに接続されている。
なお、前記検知回路40の出力端子43 bは接続コー
ド12を介した後、抵抗R13を介して接地されている
このように構成されるレコード曲間検出装置において、
フォトトランジスタ劇を可変抵抗R14とし、接続コー
ド13およびアームパイプ30間の線間容量をCOとし
、抵抗R9〜R11の合成抵抗すなわち合成入力インピ
ーダンスR15として等価的に示せば第4図aに示す等
価回路のようになる。
すなわち、電源■■CCは可変抵抗R14,R7を介し
て電界効果形トランジスタQのゲートに接続される。
この電界効果形トランジスタQのゲートは合成入力イン
ピーダンスR15を介して接地されると共に、線間容量
COを介して接地されている状態にある。
このうち、抵抗R7および線間容量COとは積分回路い
わゆるローパスフィルタを構成している。
すなわち、この積分回路の周波数特性は(第4図aのA
からBにおける)第4図すに示すように0部(3dB下
がった部分)に対応する周波数り部(34へ、。
。)の遮断周波数を有する特性となる。すなわち、第4
図aにおけるA点において同図Cに示すような急峻な変
化をしたノイズが入力されても、B点からは、同図dに
示すように高調波成分がカットされた状態で出力される
ので、検出回路46内の電界効果形トランジスタQをオ
ン状態にせしめることがなく外来ノイズに対して非常に
安定した検出装置とすることができる。
なお、抵抗R7は、入力合成インピーダンスR15に比
して充分小さいものであることが望ましい。
また、抵抗R7およびコンデンサCOとで積分回路構成
されている回路に、より遮断周波数を低くするために電
界効果形トランジスタQのゲート接地間にコンデンサC
を接続することが考えられるが、応答時間がおそくなり
、ディスクレコードの曲部の最初の部分がかからないこ
とがあるので好ましくないとともに、入力合成インピー
ダンスR15は非常に高いので、あまりに大きな容量の
コンデンサが挿入できないものである。
第5図は、第3図に基づく検出装置の具体例を示すもの
である。
すなわち、検知回路40の検知信号出力端子43 Cは
接続コード13およびシールド線50を介して検出回路
46の電界効果形トランジスタQのゲートに接続される
上記検出回路46の出力端はコンデンサCを介して単安
定マルチバイブレータ48を構成する演算増幅回路50
の○入力端に接続される。
図中DI、D2はダイオードであり、CI、C2はコン
デンサである。
以下、第5図において第3図と同一構成部分には同一符
号を符してその構成の説明を省略する。
第6図a−cは、第5図の装置の各部の波形を示したも
のである。
まず、第6図aは、電界効果形トランジスタQのゲート
に供給される検知回路40からの検知信号波形を示した
もので、31部においては約100mVであり、32部
においては200mVである。
次に、第6図すは、単安定マルチバイブレータ48内の
演算増幅回路50■入力端における波形を示したもので
、b1部では約6vの電圧が加えられており、演算増幅
回路50のe入力端に加えられる電位が該■入力端の電
位を越えた場合にb2部で上記32部に同期して零電位
に落とされる。
第6図Cは、前記演算増幅回路50の出力端の出力波形
を示したものであり、C1部においては約10■であり
、C2部は第6図すのb2部で該演算増幅回路50のe
入力端の電位が[F]入力端の電位より高くなったので
、このb2部に同期して零電圧にされる。
そして、しばらく後コンデンサC1により充電され、■
入力端の電位がO入力端の電位を越えるとC3部に示す
ように出力端は約10■の電圧を出力状態となる。
なお、C2部およびC3部間は約100 m5ecに設
定しておく。
このようにレコード曲間検出装置を構成すれば通常のフ
ォトトランジスタ躬を用いて外来ノイズが到来されたと
しても、抵抗R7およびアームパイプ30(第5図にお
いてはシールド線50も含む)の線間容量によって構成
された積分回路によって可及的に外来ノイズを低減する
ことにより、誤動作することのない良好なレコード曲間
検出装置とすることができる。
なお、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種種変形が可
能であることは言う迄もない。
以上、詳述したようにこの考案によれば、通常のフォト
トランジスタを用い、該フォトトランジスタからの反射
光を受ける受光素子およびシールド処理された接続コー
ド間に抵抗を介挿して該抵抗とシールド処理された接続
コードのすなわちトーンアームパイプ間との線間容量と
によって積分回路(ローパスフィルタ)構成することに
より、急峻な変化を伴なう外来ノイズが入力されたとし
ても誤動作をすることのない極めて良好なレコード曲間
検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はディスクレコードの曲間部を検出する従来の装
置の概要を示す図、第2図aは第1図の装置の具体的な
回路構成図、第2図すは第2図aの装置における受光素
子の改良を示す回路構成図、第3図はこの考案に係わる
レコード曲間検出装置の一実施例を示す回路構成図、第
4図aは第3図の装置の動作を説明するための等価回路
図、第4図すは第4図aの装置における伝達特性を示す
曲線曲、第4図c、 dは第4図aの装置における効果
を説明する図、第5図はこの考案に係わるレコード曲間
検出装置の具体的な回路構成を示す回路構成図、第6図
a−cは第5図の検出装置の各部の動作波形を示す波形
図である。 30・・・アームパイプ、40・・・検知回路、42・
・・発光ダイオード、44・・・フォトトランジスタ、
46・・・検出回路、48・・・単安定マルチバイブレ
ータ、R7・・・抵抗、13・・・接続コード、Q・・
・電界効果形トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トーンアームパイプの先端部に設けられディスクレコー
    ド上に光を照射する光源およびディスクレコード上から
    の反射光を検知する通常のフォトトランジスタとでなる
    検知回路と、この検知回路からの検知出力を前記トーン
    アームパイプの内部を通して伝送する接続コードと、こ
    の接続コードによって伝送された検知出力が供給される
    高入力インピーダンス特性の検出回路とを具備してなる
    レコード曲間検出装置において、前記フォトトランジス
    タの出力部に前記検出回路の入力インピーダンスよりも
    十分に小さい抵抗を挿入して、該抵抗および前記接続コ
    ードとトーンアームパイプとの線間容量とによってロー
    パスフィルタを構成したことを特徴とするレコード曲間
    検出装置。
JP4542380U 1980-04-04 1980-04-04 レコ−ド曲間検出装置 Expired JPS5912789Y2 (ja)

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JPS56149377U JPS56149377U (ja) 1981-11-10
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JP2602505Y2 (ja) * 1992-04-03 2000-01-17 株式会社スイートファクトリー 食料品の保存容器

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