JPS5912711A - シツクナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はレーキケ省略した比較的小型のシックナーの
改良に関する。

一般にこの棒のシックナーは、沈澱濃縮さｎるスラリー
ケ底出口から抜出すために、逆円錐状とした底面？スラ
ッジの安息角よりも強い帥斜面としなけｒＬばなしなか
った。

而して、実ｉ祭よ、シックナーの底斜面ケ流下するスラ
ッジは、底出口に近づくにつｔして沈降部の水平断面積
が急激に減するため、該スラッジ内のフロックが互いに
干渉し甘うと同時に、上下左右方向からの圧密現Ｓ？引
起こす結果、平板上で測定する安息角以上の傾きが要求
さｎ、いきおいシックナー自体の全高が高くなって設置
、並びに運転管理上、捕々の不都合が生じたものであっ
た。

このようｌ実情に鑑み、本発明はシックナー主体の底出
口からアンダーフローさｌｔ′しるスラッジの一部ケ、
返送パイプ？介して主体底部に接線状に吹込み、核部の
スラッジ層に底出口に向う緩やかな旋回流？発生せしめ
ることにより、主体底面の１頃斜角に関係なくアンダー
フロー抜出しｒ可能とし、叙述の不都合ｒ−挙に解消し
たものである。

以下１本発明の構成會図面に基づいて更に訣明すると、
１は逆円錐状の底部１に一定の頂角（α）？付してなる
シックナー主体、２は上記生体の底面１に開設さｎたア
ンダーフロー用の既出ロ、又３は上ｌピ底出口２に連結
さ几た排出パイプであって、ポンプ４ケ介して濾過機（
図示せず）等に連通するものであり、更に５は上記排出
パイプ３から分岐して上記主体の底面１近くに至るｌ又
は複数本の返送パイプである。

而して、上記タンク底面１の頂角（α）は実験的に１２
０°以下、好−ｆＬ（＋”［１００°〜８０°であり、
父上記返送パイプ５に、その先端部ｒ生体１の上記底出
口２上２０〜８０ｃ＋ｎの高さの範囲（ｍｌで眼部の内
周に沿って開口５′せしめるが、その本数及び先端開口
５′の位置など（１スラリー乃至はスラッジの濃度、曲
状等により適宜設計すべきものであり、更に上記返送パ
イプ５ケ介して生体内に吹出さｔ’Ｌるスラッジｉｌハ
、排出スラッジ量の５％以上、好１しくに１０％〜２０
％の範囲である。

尚、図中６にフィードパイプ、７はオーバーフロー流出
口、又８は排出及び返送パイプに設けら几たパルプヶ示
す。

斜上の構成に係る本発明のシックナーは、その生体１底
邸に沈降するスラッジ？底出口２から抜出し、こｔ″Ｌ
ン排出バイブ３．ボンダ４ケ介して沖過機等へ配送する
のであるが、その過程で形スラッジの一部ケ返送パイプ
５ヶ介して、その先端開口５′から一定の速度で吹出さ
せ、生体底部に沈降するスラッジ層に緩やかな旋回流ン
生じせしめることにより、スラッジ固有の安息角に蘭係
なく。

しかもアンダーフロー濃度？確実に維持して、安定した
スラッジの抜出しｒ連続的に行い得るものである。

次に十Ｆシックナーの実施例及び使用結果について述べ
る。

実施例１ タンク１の直径３ｍ、土部直胴の高さ１ｍ＋、底面１′
の頂角８０°、更に返送パイプ５の先端開口５′の高さ
く鴎づＱ　ｃｍの位置にそｎぞ几設定したシックナーに
、金属の表面処理廃液ケ中和し。

かつ凝集させた中和液：水質；　ＰＨ５〜５９゜８Ｅ　
５７〜１００　ｍｌ／１３．王なフロックｐｅ（ＯＨ）
８、Ｚｎ　（ＯＨｈｋ投入して該スラリー？沈降せしめ
た。而る後、底出口２からスラッジｒ抜出して１ｆ１０
重ｉ％（湿蓋基準〕、流量１−８　ｍ３／　ｈで濾過磯
へ配送するに当たり、その２０％（０，４”／ｈ相当ノ
ケ上記返送パイグ５に分流し、上記先端開口５′より２
ｍ／ｃθＣの速度で接線方向に吹込むようにしたもので
ある。

この結果、アンダーフロー濃度は１０　重−Ｊｉチに均
一に維持ざ几、シックナーの運転が良好に続行さｎた上
、この間、タンク上部の清澄液に旋回流に全く生じず、
オーバーフロー清澄度に対する上記スラッジの返送吹込
みによる悪影響は何ら認ｔＩらｎなかった。

尚、上記シックナーにおいても、その後返送スラッジの
吹込み會中止したところ、約６時間後に底部に約４０ｃ
ｍに亘ってスラッジが堆積し。

底出口２からのスラッジの抜出しが不能となった。

実施例２ 直径４ｍ、上地面側の商は１ｍ、紙面１の頂角（α）が
６０°であるシックナー１にレーキヶ取付け、水酸化ア
ルミニウム（実験室の安息角６０°）の沈細諦Ｍ會行っ
た場合、通常そのアンダーフロー抜出し両度３０亀破チ
（湿量基準）、流量１５ｍ３／ｈの沈澱物か傅らｒｔ７
）％のであるが、レーキ？停止したところ約４時間でア
ンダーフローが不安定となり、約８時間後には底部に堆
積したスラッジ中に通道ができて、擢薄々スラリーが排
出さｆＬｉまじめた。

そこでレーキ？停止した［Ｌ予め上記シックナー１の底
出口２より３０口の高ざに１本。

又７０ｃｍの高さに２本そｎぞｎ設置した返送パイプの
先端開口５′より合計流量１．５　ｍ３／ｈの返送スラ
ツジケ吹込んだ結果１士ｉピレーキ全便用したときと同
じ状態の安定したアンダーフローか得らｒした。

なお、この場ひのスラッジｌ−Ｉ夷験室測足による平板
上の安息角が６０°であったか、実材では６０°ではレ
ーキの助はケ借りなけれげ閉゛椹するスラリーであった
。

史にこの場合、シックナー上部の清澄液・酊に僅かな周
回流が認ｔらｔしたが、該清澄液とスラッジ間における
土工対流は発生せず、オーバーフローの清澄度に何ら悪
影響ｒ及ぼすことばなかった。

以上述べ念ように本発明のシックナーにょｆＬば。

全体の構造か憧めて簡単であり、しかも生体１の減面か
沈澱濃縮さｆ’したスラッジの安息角よりも小さいｊて
もか〃１わらず、該スラッジの抜出＜ｅｋ度ケ減少する
ことすく、又底出口２？閉基するおそ几も〃〈、そのス
ラツジケ女足して連続的に払出すことができる上、上記
主体底面の頂月ケ大さくすることによって、生体の全高
７効果的に短縮し、その製作はもとより設備のＵ理ｌど
に優ｎた有利性かもたらびｎるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシックナーの一部切欠正面図、又第２
図は平面図である。 尚、図中１・・・シックナー生体、２・・・底出口。 ３・・Φ排出バイグ、４・・・ボンダ、５・・・返送パ
イプ。 以　　上 肴許出願人　同札工営株式会社 代理人　弁理士　　小　原　　和　夫 ｆ４１図 ７９− 第２ｍ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、逆円錐状の底部と底出口に！えたシックナーにおい
   て、上記底出口２に連結さ几る排出パイプ３から分岐す
   るｌ−複数本の返送パイプ５の先端開口５′ケ、生体底
   部から一定の高さ範囲（ｈ）においてその内周面に沿う
   ように設けたことｒ％徴とするシックナー。