JPS59127032A

JPS59127032A - 感熱複写装置の安全装置

Info

Publication number: JPS59127032A
Application number: JP176683A
Authority: JP
Inventors: Hidehiro Mochizuki; 望月　秀洋
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1983-01-11
Filing date: 1983-01-11
Publication date: 1984-07-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】共１分及本発明は、赤外線を含む光を放射する光源または原稿台
を移動して複写を得るようにした感熱複写装置の安全装
置に関するものである。

袋用赤外線を含む光を放射する光源または原稿台を移動して
複写を得る感熱複写装置では、光源からの光が強いため
に、光源または原稿台が途中で停止した場合は、部分的
に温度が上昇し、装置が故障したり、原稿等が焼けたり
して火災が発生することを避けるために、安全装置とし
て光センサや温度検知器を使用し、部分的な温度上昇を
検知したり、タイマー等により光源または源光台の移動
の異常を検知する装置が考えられているが、これらの装
置では、電気的制御により信号処理等で一装置が複雑化
し、大型化する欠点があり、また装置の複雑化により故
障が生じ易く、装置本体の移動等の取扱い時に装置本体
を慎重に扱わなければならなかった。

一旦立し一本発明は、このような欠点を考慮してなされたもので、
その目的は赤外線を含む光線を放射する光源または原稿
台を移動する駆動系の回転運動の異常を直線運動の変位
量によって感知するか、赤外線を含む光線を放射する光
源または原稿台の移動による直線運動の異常を回転運動
の変位置によって感知することにより、光源のオン、オ
フ用のスイッチとしてマイク石スイッチ以外に電気的製
御を必要としないため、装置が大型化して複雑になるこ
とが避けられ、コストが安く、装置を簡単にすることが
できるので、故障し難く、機械的に丈夫で、本体自体の
移動等の取扱いが容易な感熱複写装置の安全装置を提供
するものである。

−橡腹一本発明の構成について、以下、■実施例に基づいて説明
する。

まず、実施例を説明する前に原理を説明する。

この装置において、光源または原稿台が、定方向定速度
回転または定速度直線運動のように正常に移動している
場合は、それに付随する伝達部材も正常に一定運勤行な
っている。例えば、ギヤであれば、一定方向に定速度回
転をしている。ここで、仮に光源または原稿台が故障等
で途中で停止したり、速度が変化するような異常状態に
なった時、伝達部材も同様に異常状態となる。例えば、
ギヤの場合には回転が停止したり、速度が変化したりす
る。そこで、この伝達部材に正常状態から異゛常状態へ
の変化を機械的に利用して、光源のオン、オフの切り変
えをマイクロスイッチでオン、オフ処理することにより
、火災等の発生をなくすようにしたものである。

第１図は、本発明の１実施例の感熱複写装置の安全装置
の概略構成図を示したもので、Ｉは光源回路に電気的に
接続されたマイクロスイッチ、２は浮動することにより
マイクロスイッチ１のリーフまたはヒンジ１′を押圧し
て光源回路を点灯する浮動体、３は浮動体用円筒、４は
浮動体用円筒３内に設けた止め爪、５はファン、６はフ
ァン５を固着した回転軸、７．８はギヤ、９は光源また
は原稿台の駆動系の動きと関連する回転軸であり、浮動
体用円筒３は第２図に示したように、側面から中に突出
して止め爪４が設けられ、また側面にマイクロスイッチ
１のリーフまたはヒンジ移動用の窓１０及び風逃げ穴１
１が設けられている。

このように構成した本実施例の安全装置は、光源または
原稿台の移動に伴なって回転軸９が回転すると、ギヤ８
．７を介して回転軸６が回転することによってファン５
が回転して風力１２を生じ、それによって浮動体２が円
筒３内を上昇し、τノーンまたはヒンジ１′を押すこと
によりマイクロスイッチｌがオンになり、光源をオンに
する。

ここで、光源または原稿台が何らかの故障で低速になる
か、停止した時には１回転軸６．９の回転が弱まるか、
止まることにより、ファン５の回転が弱まるか、止まる
ので、−浮動体２番よ自重でＪｋ。

め爪４の位置ま−で下り、マイクロスイッチ１をオフに
して光源をオフにする。

このように光源または原稿台が低速になる力１゜停止し
た時には１．自動的に光源がオフむこなるので光源から
の光によって原稿等が焼損するような事故を防ぐことが
できる。

第３図は、本発明の他の実施例の安全装置の構成図を示
したもので、ｌはマイクロスイッチ、１３は光源または
原稿台の駆動系の動きと関連するギヤ、１４はギヤ１３
に固着された回転支持棒。

１５は固定金具、１６は固定金具１５に一端力１固定さ
れた支持板、１７は支持板１６の中間側こ固着された重
り、１８は支持板−１６の他端↓；固着さ才したスイッ
チ用金具、１９は移動止め爪である。

このように構成した本実施例の安全装置は、光源または
原稿台が移動すると、ギヤ１３が回転することにより回
転支持棒１４、固定金具１５、支持板１６−重り１７が
回転し、それによって重り１７が遠心力で外側（矢印方
向）に移動しようとする。この時、固定金具１５が回転
支持棒１４に固定されているので、支持Ｆｉ１６によっ
てスイッチ用金具１８が移動止め爪１９の所迄移動し、
それによってリーフまたはヒンジｌ′が押され、マイク
ロスイッチ１がオンになり、光源がオンになる。

ここで、光源または原稿台が停止または低速になると、
ギヤ１３及び回転支持棒１４が停止または低速になり、
マイクロスイッチｌのリーフまたはヒンジ１′の反撥力
で、スイッチ用金具１８は図の右方向へ戻され、マイク
ロスイッチ１がオフになり、また光源もオフになる。従
って、原稿等が焼損することを防ぐことができる。

なお、マイクロスイッチ１のリーフまたはヒンジ１′の
反撥力を強めたい場合は、固定金具１５とスイッチ用金
具１８との間にバネを入れればよい。

第４図は、本発明の更に他の実施例の安全装置の構成図
を示したもので、１はマイクロスイッチ、２０は動力源
回転ローラ、２１は回転ローラ、２２はベルト、２３は
スイッチ用ローラ、２４はローラ支持板、２５はローラ
支持穴、２６は止め仮、２７はばねである。

このように構成した本実例の安全装置では、光源または
原稿台の移動によって、スイッチ用ローラ２３はベルト
２２の移動方向に動き、マイクロスイッチ１のリーフま
たはヒンジ１′を押圧することにより、マイクロスイッ
チ１がオンになり、またそれによって光源が点灯する。

ここで、光源または原稿台の移動が停止または低速にな
ると、スイッチ用ローラ２３はばね２７によって押し戻
され、マイクロスイッチ１がオフになるとともに、光源
がオフになる。従って、′原稿等の焼損を防ぐことがで
きる。

上記実施例の説明において、マイクロスイッチ１のリー
フまたはヒンジ】′を直接押す第１図の浮動体２、第２
図のスイッチ用金具１８、及び第３図のスイッチ用ロー
ラ２３の移動距離は、マイクロスイッチ１のリーフまた
はヒンジ１′のオン、オフ切換えの短い距離でよいので
、各装置は小型で、軽量のものでよく、またバネを入れ
なければ、スイッチ切換え用の力は微少である。

−倭末一以上の説明から明らかなように、本発明は、光源または
原稿台を移動するための移動用駆動系の回転運動の異常
を直線移動の変位量によって検知するか、光源または原
稿台の移動゛の直線運動の異、常を回転運動の変位量に
よって検知するようにしたので、マイクロスイッチ以外
に電気的制御を必要としないため、コストが安く、構造
が簡単で、小型化することができ、またそのために故障
し難く、′機械的に丈夫で、本体自体の移動等の取扱い
が簡単であるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の安全装置の構成図、第２図
Ｑ第♀図は本発明の他の実施例の安全装置の構成図であ
る。１・・・マイクロスイッチ、２鳴・・浮動体、３・・・
浮動体用円筒、４・・・止め爪、５・・・ファン、６．
９・・・回転軸、７．８・・・ギヤ、１０・・・窓、１
１・・・風逃げ穴、１２・・・風力、１３・・・ギヤ、
１４・・・回転支持棒、１５・・・固定金具、１６・・
・支持板、１７・・・重り、１８・・・スイッチ用金具
、１９・・・移動止め爪、２０・・・動力源回転ローラ
、２１・・・回転ローラ、２２・・・ベル１−１２３・
・・スイッチ用ローラ、２４・・・ローラ支持板、２５
・・・ローラ支持穴、２６・・・止め板、２７・・・ば
ね。特許出願人　　株式会社　リコー第１図第３面光三労回ｙδへ第４図

Claims

【特許請求の範囲】

赤外線を含む光線を放射する光源または原稿台の移動に
よって複写を得る感熱複写装置において、前記光源また
は原稿台を移動する移動用駆動系の回転運動の異常を直
線移動の変位量によって感知するか、前記光源または原
稿台の移動の直線運動の異常を回転運動の変位置によっ
て感知することを特徴とする゛感熱複写装置の安全装置
。