JPS59126100A - 回転翼 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、回転翼に関し、特に詳述すれば、流量を増
加させている回転翼に関する。

換気扇、車輛用ラジェータ、扇風機等に回転翼が用いら
れている。この回転Ｒは、駆動源からの動力により回転
し、一方向から他方向へ流体を供給する。該流体供給量
、即ち、流量増加を意図して、翼の形状、枚数或いは取
付角等の工夫が従来から種々成されている。

この発明は、このように工夫改良された回転翼の空力特
性馨さらに高めること７目的としたもので、基本的には
、翼端又は翼面上の負圧側前半部に突部７設ける技術手
段７用いてあつ・この手段により、翼端部での真中心方
向への流体の逆流、まき込みが防止され、流量の増加が
可能となる。かくして、この発明によれば、従来と同一
の流量を得る時には１回転翼の回転数を下げ且つ騒音乞
低減できるし、又、同一回転数の時には、従来の翼より
流量を増加させ、しかも、騒音の度合いもほぼ同じとさ
せる効果を得ることができる０又、既存の回転翼に合成
樹脂材、木材或いは金属材の突部を固着させることで流
量増加が可能であり、簡単に、本発明を既存回転翼に適
用でき、又、本発明の回転翼の製作は、翼面上に単に突
部７設けるのみであるから、きわめて容易である。

この発明によれば、翼の翼端又は翼面上の負圧側前半部
に突部７設けた回転翼が提供されるが、以下に、この発
明の実施例Ｙ添付図面を参照して説明する◎ 複数個の回転翼１ビ有し、駆動源２からの動力により回
転するファンの各回転翼１又は複数枚のいくつかの回転
翼１の負圧側の翼面上に突部３ン設ける。突部３は、翼
端側であって且つ負圧側の前半部に形成し、その形状は
、特に限定されないが、回転翼１の前縁４から後縁５へ
と向う平板或いは翼形状のものが良く、又、その材料に
応じて、ブレス成形、射出および鋳造、或いは、接着又
は溶接等により設置できる。

突部３の回転翼負圧側壁面での位置は、回転翼半径ｊＡ
Ｏ％から５０係程度に相当する翼の１係から１２チに相
当する高さが好ましい。

実施例 外径９１５　ｍｍ、先端翼弦長６３０ｍｍの茜さ４６饅
のものであって、板厚５．５ｍｍのバルサ材板７用いた
。突部の取付位置は、゛翼端から回転翼半径の５％の位
置とし、回転翼弦長に対する前縁からの位置を夫々変え
て（第２図横軸に係で表示する）実験した結果、第２図
に示す結果を得１こ。縦軸に示す流量比に、突部付回転
翼の流量対突部なし回転具の流量の比である。第２図か
ら明らかなように、回転翼弦長に対し、０〜３０％の範
囲に突部馨設けｆこ場合、流量の増大がみられる。特に
、前縁側に突部７設けることにより流量の増加が大とな
る。

又、突部付回転翼と突部なし回転翼との音圧分布乞測定
し１こところ、その値にほとんど差がみしれなかった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一例の回転翼を有するファンの側
面図、第２図は突部位置と流量との関係を示すグラフ図
である。 図中１・・・回転翼、　　　３・・・突　部、４・・・
前　縁・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 翼の翼端又は翼面上であって且つその負圧側前半部に突
   部を設げたことを特徴とする回転翼・