JPS59126074A - デイストリビユ−タの駆動ギヤ装置 - Google Patents

デイストリビユ−タの駆動ギヤ装置

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JPS59126074A
JPS59126074A JP86883A JP86883A JPS59126074A JP S59126074 A JPS59126074 A JP S59126074A JP 86883 A JP86883 A JP 86883A JP 86883 A JP86883 A JP 86883A JP S59126074 A JPS59126074 A JP S59126074A
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JP
Japan
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gear
distributor
gears
shaft
nylon resin
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JP86883A
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English (en)
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JPH0140226B2 (ja
Inventor
Haruo Yuzawa
湯沢 治男
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/10Drives of distributors or of circuit-makers or -breakers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はディストリビュータの駆動ギヤ装置に関する
ディストリビュータは、コイルで発生した高圧電流を点
火順に従い各シリンダの点火プラグに送る配電器であり
、1次電流の断続部、2次電流の配電部、機関負荷回転
数等に応じて適正な点火時期を得るための自動進角装置
等から構成されている。さらに、最近のディストリビュ
ータは、機関制御の電子化に伴い、点火時期を制御する
フル・トランジスタ型イグナイタのピックアップ、また
は、機関の回転角を検出するクランク角センサが内蔵さ
れるようになってきた。その結果、ディストリビュータ
の回転精度が従来にも増して要求されるようになってい
る(実開昭55−67358号公報参照)。
ところで、従来よりディストリビュータは機関の回転に
同期して駆動されるよう構成されており、カム軸のギヤ
とディストリビュータシャフトのギヤとが噛み合うこと
により、クランク軸の回転はカム軸を介してディストリ
ビュ〜タンヤフトに所定の減速比Aで伝達されている(
日産自動車■昭和41年4月発行、「サービス周報第1
19号P、48j参照)。このカム軸およびディストリ
ビュータシャフトは互いに垂直な平面内に配設されるた
め、前記両ギヤはへりカルギヤで構成されている。また
、両ギャ間のハソクラソシは点火進角のふらつき(振れ
)の原因となるため、寸法、構造上このハソクラソシは
小さくされている。
しかしながら、このような従来のディストリビュータの
駆動ギヤ装置にあっては、両ギヤは金属製であり加工精
度のうえからもバソクラソシの低減にも限度があり、前
述した回転精度の向上を図るためには不充分であった。
すなわち、機械加工によるパノクラソシは大きく、機関
回転に対してディストリビュータシャフトの回転が大幅
に(クランク角で土3°)変動する結果、点火進角が振
れる。また、上記両ギヤはねし歯車(食違いヘリカルギ
ヤ)であるため、南面ば点接触して摩耗しゃすく (特
にハソクラソシが大きい場合には回転変動により歯面同
士の衝突が激しく摩耗が著しい)、回転変動が増加する
。なお、このハソクラソシを機械加工により小さくしよ
うとすると、大幅にコスト高となり歩留りもまた低下す
る。さらに、この点に鑑みブレーキ付ディストリビュー
ク(特願昭56−184096号公報参照)を提案した
が、このものは大幅にコスト高となること、および、ブ
レーキが低下してくると点火進角の振れが大きくなると
いう問題点を有していた。さらに、ギヤ全体をナイロン
樹脂等の合成樹脂で形成したものは、もっばら低トルク
軽荷重用の部品として用いられるため、ディストリビュ
ータの駆動のように高速、高負荷衝撃荷重の作用する部
品には強度不足で不適であり、もし適用しようとすれば
大型化するほか定方向の繰り返し荷重によりクリープ変
形し、回転等の検出に誤差を生じるという問題点がある
この発明はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、機械加工したギヤの歯面にナイロン樹脂をコー
ティングすることにより一ハソクラソシを小さくしてデ
ィストリビュータシャフトの回転変動を低減し、点火進
角の振れを抑制するとともに、コストの低減を図ること
を目的としている。
この発明に係るディストリビュータの駆動ギヤ装置は、
ディストリビュータシャフトに固着された金属製ギヤと
、エンジンの回転に同期して回転する駆動シャフトに固
着された金属製のギヤと、が互いに噛み合わされて構成
され、しかも、これらのギヤのうち少なくとも一方のギ
ヤの歯面にナイロン樹脂の被覆を施したものである。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示すものである
。まず、構成を説明すると、第1.2図において、1は
ディストリビュータを示し、このディストリビュータ1
の内部にはコンタクトブレーカ、ロータ、遠心進角装置
等が組み込まれている。ロータ、カム等が固着されたデ
イストリビュークシャフト2はディストリビュータ1の
ハウジングボス部に回転自在に支持されており、その下
端部には金属製のギヤ(ヘリカルギヤ)3が固着されて
いる。4はエンジンのクランク軸に同期して回転するカ
ム軸であり、このカム軸4の一端には上記ギヤ3と互い
に噛み合う金属製のギヤ(ヘリカルギヤ)5が固着され
ている。なお、ディストリビュータシャフト2とカム軸
4とは互いに直交する平面内に配設されている。また、
ディストリビュータシャフト2はカム軸4、ギヤ3.5
を介してクランク軸に対して所定の減速比(4+イクル
エンジンでは%)で駆動されるものである。
ここで、前記ギヤ3の歯面(歯の噛み合いにあずかる面
)には所定の厚みのナイロン樹脂(例えば66ナイロン
)の被覆が施されている。
第2図において、Aはナイロン樹脂のコーティング層を
示している。なお、このコーティングは両ギヤ3.5.
の双方の歯面に施してもよい。
また、このコーティングNAの厚みは100〜400ミ
クロンとするが、最適値としては150〜200ミクロ
ンである。このコーティング層Aの厚みは薄すぎると(
100μ以下)ナイロン樹脂の弾性を生かせず十分な効
果が生じない。また、50μ以下の場合はその厚みがば
らついたり、ピンホールが生じる等の不具合がある。一
方、厚すぎると゛(400μ以上)荷重により塑性変形
して前記回転の振れが生しやすく、さらに、ヘースとな
る金属部分から剥離しやすくなるのである。
第4図はこの厚みの最適値を求めるための試験結果を示
している。
また、このギヤ3のコーティングは、ギヤ3の歯面に接
着剤を塗付し、わ)末状のナイロン樹脂を粉体塗装の方
法により塗装」シた後加熱することにより行う。
上述したように、機械加工後の金属製ギヤ3の歯面にナ
イロン樹脂をコーティングしたため、ギヤ3.5のハソ
クラ、シを小さくすることができるとともに、ナイロン
樹脂の弾性により歯面の接触部分が広くなり接触部分の
面圧が低下する。また、このコーティング層Aはカム軸
4の回転変動によりギヤ3.5の南面か激しく衝突する
ことを緩饅iするため、ギヤ3.5の歯面の摩耗を防止
できる。この結果、ディストリビュータシャフト2の回
転変動の振れ幅を小さく (クランク角で1”)するこ
とができ、また、長期間にわたって安定した作動を行わ
せることができる。したがって、ディストリビュータ1
に内蔵したクランク角センサでの機関の回転数検出の精
度が向上し、ひい゛こは排気の浄化、燃費の向上につな
がる。
また、第3図は機関実動による該ギヤ装置の耐久試験に
おける各種材質からなるギヤについての点火進角の振れ
幅の変化を示すものである。使用エンジンは6気筒、2
000cc+7) モ(7) ’;:、耐久条件は全負
荷、6000rpmである。同図中縦軸は無負荷、80
0rpmにおける点火進角の振れ幅(度)を、横軸は耐
久時間(l(rs)を示しており、従来の金属製ギヤ(
コーティングなし)は折れ線x、ナイロン樹脂のコーテ
ィングギヤ3は折れ線y、錫メツキギヤは折れ線2、テ
フロンコーティングギヤは折れ線Wでそれぞれ表示して
いる。この結果、ナイロン樹脂によるコーティングを施
したギヤ3が点火進角の振れ防止および耐久性において
最も優れていることが解る。なお、テフロンコーティン
グギヤはWで示ずように剥離しやすく耐久性に乏しい。
また、第4図はギヤ3のコーティングl1fAの厚みを
変化させた場合の耐久試験後の点火進角の振れ幅(縦軸
)とコーティング厚さく横軸)との試験結果を示してい
る。耐久条件は全負荷、6000rpm 、200時間
連続運転であり、試験結果は無負荷、800 rpm運
転において評価している。この結果、前述のようにコー
ティング層Aの厚みは100〜400μが好ましいこと
がわかる。そして、この厚さの最適値を150〜200
μとするのは、下限側が技術的な面で制約され(例えば
コーティング層Aの表面を滑らかにすること)、上限側
がギヤ等の規格値により制限される(例えば、従来のギ
ヤにコーティングするとギヤ自体の歯厚を小さくしなけ
ればならず強度が低下すること)からである。
また、第5図a、b、cはこの発明における効果を示し
ている。第5図aは無負荷運転状態におけるエンジン回
転数と点火進角の振れ幅との関係を、同すは過給運転条
件(吸気管内圧力が+350++++*l(gのとき)
のそれを、同Cは吸気管内圧力が一300mHgのとき
のそれを、それぞれ示している。同図中Xはコーティン
グなしの場合(従来例)、yはコーティングを施した場
合(この発明)をそれぞれ表している。
以上説明してきたように、この発明によれば、ギヤ間の
バンクラソシを小さくできる結果、ディストリビュータ
シャフトの回転変動を抑制することができく安定化でき
)、点火進角の振れを防止することができる。また、ギ
ヤの南面の接触部分が広くなり、かつ、衝撃を緩衝でき
るため、耐摩耗性が向上し、作動音も低減する。
また、ギヤの寸、法に応じてコーティング厚さを適宜コ
ントロールするとその寸法精度も一段と向上する。また
、このコーティングはギヤの機械加工よりも大幅に安価
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディストリビュータの駆動ギヤ
装置の一実施例を示す概略斜視図、第2図は同装置のギ
ヤ同士の噛み合い部分の概略断面図、第3図〜第5図は
同装置の効果を示すグラフである。 1−一一一ディストリビj−−タ、 2−−−−−ディストリビュータシャフト、3.5−−
−−ギヤ、 4−−−一カム軸(駆動シャフト)、 A−−−−−ナイロン樹脂コーティング層。 特許出願人      日産自動車株式会社代理人弁理
士 有我軍一部 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディストリビュータシャフトと、エンジンの回転に同期
    して回転する駆動シャフトと、これらの両シャフトにそ
    れぞれ固着され、互いに噛み合う金属製の一対のギヤと
    、を備えたディストリビュータの駆動ギヤ装置において
    、前記ギヤのうち少なくとも一方のギヤの歯面にナイロ
    ン樹脂の被覆を施したことを特徴とするディストリビュ
    ータの駆動ギヤ装置。
JP86883A 1983-01-06 1983-01-06 デイストリビユ−タの駆動ギヤ装置 Granted JPS59126074A (ja)

Priority Applications (1)

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JP86883A JPS59126074A (ja) 1983-01-06 1983-01-06 デイストリビユ−タの駆動ギヤ装置

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JP86883A JPS59126074A (ja) 1983-01-06 1983-01-06 デイストリビユ−タの駆動ギヤ装置

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JPS59126074A true JPS59126074A (ja) 1984-07-20
JPH0140226B2 JPH0140226B2 (ja) 1989-08-25

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ID=11485645

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JPH0140226B2 (ja) 1989-08-25

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