JPS59122878A - 乾燥装置 - Google Patents
乾燥装置Info
- Publication number
- JPS59122878A JPS59122878A JP23102282A JP23102282A JPS59122878A JP S59122878 A JPS59122878 A JP S59122878A JP 23102282 A JP23102282 A JP 23102282A JP 23102282 A JP23102282 A JP 23102282A JP S59122878 A JPS59122878 A JP S59122878A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- cooling
- drying
- dried
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は角砂糖などの乾燥装置に関するものである。
従来より、角砂糖の乾燥にはいわゆる熱風方式が採用さ
れている。すなわち、砂糖に少量の水分あるいは糖蜜を
加えて立方体状に成形した後に約８０℃〜１００℃の熱
風で乾燥を行なっているのが通例である。被乾燥物を加
熱し、物質中に含水率勾配をつくって水分を物質表面に
出し、蒸発水分を空気流で系外へ持ち去ることは乾燥の
基本で−ある。しかるに熱風方式では加熱と空気の流れ
とが同一媒体により行なわれているため、熱風の排出に
伴い多聞のエネルギーが系外に捨てられることとなり、
したがって乾燥効率の向上には自ら制限がある。しかも
乾燥処理後に製品を包装する場合、通常は製品を常温ま
で冷却させているが、比較的高温に加熱された製品の冷
却には時間がかかり、また、かなりのエネルギーを必要
とする。−したがって本発明の目的は、従来技術の欠点
を解決し、製品の乾燥・冷却を効率よく行なう装置を提
供することにある。すなわち本発明は、加熱手段を有す
る乾燥室と、冷却手段を有する冷却室とを具え、被乾燥
物品を乾燥室内で加熱乾燥させた後に冷却室内で冷却す
る乾燥装置において、冷却室および乾燥室を順次に通過
する空気流路を設け、冷却室の上流側で空気流路に冷却
用熱交換器を設けると共に冷却苗と乾燥室との間で空気
流路に加温用交換器を設け、蒸発側熱交換器と凝縮側熱
交換器とを有するヒートポンプを設け、ヒートポンプの
蒸発側熱交換器および凝縮側熱交換器をそれぞれ空気流
路の冷却用熱交換器および加温用熱交換器と接続したこ
とを特徴とする。
れている。すなわち、砂糖に少量の水分あるいは糖蜜を
加えて立方体状に成形した後に約８０℃〜１００℃の熱
風で乾燥を行なっているのが通例である。被乾燥物を加
熱し、物質中に含水率勾配をつくって水分を物質表面に
出し、蒸発水分を空気流で系外へ持ち去ることは乾燥の
基本で−ある。しかるに熱風方式では加熱と空気の流れ
とが同一媒体により行なわれているため、熱風の排出に
伴い多聞のエネルギーが系外に捨てられることとなり、
したがって乾燥効率の向上には自ら制限がある。しかも
乾燥処理後に製品を包装する場合、通常は製品を常温ま
で冷却させているが、比較的高温に加熱された製品の冷
却には時間がかかり、また、かなりのエネルギーを必要
とする。−したがって本発明の目的は、従来技術の欠点
を解決し、製品の乾燥・冷却を効率よく行なう装置を提
供することにある。すなわち本発明は、加熱手段を有す
る乾燥室と、冷却手段を有する冷却室とを具え、被乾燥
物品を乾燥室内で加熱乾燥させた後に冷却室内で冷却す
る乾燥装置において、冷却室および乾燥室を順次に通過
する空気流路を設け、冷却室の上流側で空気流路に冷却
用熱交換器を設けると共に冷却苗と乾燥室との間で空気
流路に加温用交換器を設け、蒸発側熱交換器と凝縮側熱
交換器とを有するヒートポンプを設け、ヒートポンプの
蒸発側熱交換器および凝縮側熱交換器をそれぞれ空気流
路の冷却用熱交換器および加温用熱交換器と接続したこ
とを特徴とする。
以下、本発明を図面について説明する。図示例の乾燥装
置は乾燥室１と冷却室２とを具え、乾燥室１には１熱源
（図示せず）で加熱される加熱板３および輻射板４が配
置されている。加熱手段としての加熱板３と輻射板４と
は、いずれが一方だけ設けてもよい。冷却室２の上流側
に配置された空気冷却用熱交換器６はヒートポンプ５の
蒸発側熱交換器と接続されており、また、冷却室２と乾
燥室１との間に配置された空気加温用熱交換器７はヒー
トポンプ５の凝縮側熱交換器と接続されている。空気冷
却用熱交換器６の下方にはドレンパン８が設けられ、空
気中の凝縮された水分がドレンパン８上に集められた後
に外部に排出される。上記のごとく構成された本発明の
乾燥装置において、空気は破線で示す流路Ａに沿ってフ
ァン等で送られ、被乾燥物９，９−は２点鎖線で示す経
路Ｂに沿って移動する。被乾燥物９，９−はコンベヤー
等で連続的に移動させてもよいし、台車等にいったん載
せ、バッチ式で移動させても゛よい。次の上述の実施例
による乾燥装置の機能を説明する。
置は乾燥室１と冷却室２とを具え、乾燥室１には１熱源
（図示せず）で加熱される加熱板３および輻射板４が配
置されている。加熱手段としての加熱板３と輻射板４と
は、いずれが一方だけ設けてもよい。冷却室２の上流側
に配置された空気冷却用熱交換器６はヒートポンプ５の
蒸発側熱交換器と接続されており、また、冷却室２と乾
燥室１との間に配置された空気加温用熱交換器７はヒー
トポンプ５の凝縮側熱交換器と接続されている。空気冷
却用熱交換器６の下方にはドレンパン８が設けられ、空
気中の凝縮された水分がドレンパン８上に集められた後
に外部に排出される。上記のごとく構成された本発明の
乾燥装置において、空気は破線で示す流路Ａに沿ってフ
ァン等で送られ、被乾燥物９，９−は２点鎖線で示す経
路Ｂに沿って移動する。被乾燥物９，９−はコンベヤー
等で連続的に移動させてもよいし、台車等にいったん載
せ、バッチ式で移動させても゛よい。次の上述の実施例
による乾燥装置の機能を説明する。
外気は冷却用熱交換器６で冷却・除湿され、１０℃前後
の低湿冷風となって冷却室２に送られるので、乾燥￥１
内で予め乾燥済みの被乾燥物９′は冷却室２内で冷却さ
れてほぼ常温となる。
の低湿冷風となって冷却室２に送られるので、乾燥￥１
内で予め乾燥済みの被乾燥物９′は冷却室２内で冷却さ
れてほぼ常温となる。
冷却室２内では被乾燥物からの水分が発生しないので、
低湿冷風は低湿のまま若干昇温され、さらに加温用熱交
換器７を経て４５℃前後の低湿温風となって乾燥室１内
に入る。この低湿温風は被乾燥物９より水分を奪って多
湿状態で乾燥室１外へ排出される。被乾燥物９は乾燥室
１内の加熱板３および輻射板４で加熱される。前者は直
接熱伝導により、後者は輻射により熱を被乾燥物９に与
えるため、被乾燥物９に直接接触しない熱風が多聞に通
過する熱風方式に比較し、熱エネルギーは効率よく被乾
燥物９の加温に消費される。加熱板３、輻射板４の温度
は低湿ａｍより若干高め（５０’Ｃ〜８０℃）に設定す
る。
低湿冷風は低湿のまま若干昇温され、さらに加温用熱交
換器７を経て４５℃前後の低湿温風となって乾燥室１内
に入る。この低湿温風は被乾燥物９より水分を奪って多
湿状態で乾燥室１外へ排出される。被乾燥物９は乾燥室
１内の加熱板３および輻射板４で加熱される。前者は直
接熱伝導により、後者は輻射により熱を被乾燥物９に与
えるため、被乾燥物９に直接接触しない熱風が多聞に通
過する熱風方式に比較し、熱エネルギーは効率よく被乾
燥物９の加温に消費される。加熱板３、輻射板４の温度
は低湿ａｍより若干高め（５０’Ｃ〜８０℃）に設定す
る。
本発明によれば次のような優れた効果が得られる。
■輻射お１よび伝導伝熱により被乾燥物を直接的に加熱
するの、でエネルギーロスが少なく、また乾燥時間を大
幅に短縮することができ、したがって省エネルギー効果
が大である。
するの、でエネルギーロスが少なく、また乾燥時間を大
幅に短縮することができ、したがって省エネルギー効果
が大である。
■乾燥時間は輻射低湿のため従来と同程度であるが、加
熱ラインの温度は４０℃〜６０℃でよく、また低温のた
めに冷却時間を短縮される。
熱ラインの温度は４０℃〜６０℃でよく、また低温のた
めに冷却時間を短縮される。
■ヒートポンプの冷却エネルギーおよび加熱エネルギー
を効果的に活用できるので、省エネルギーに寄与すると
ころ大である。
を効果的に活用できるので、省エネルギーに寄与すると
ころ大である。
■乾燥温度が低いので自動機器類として安価な標準品を
使用でき、耐久性の問題がなくなる。
使用でき、耐久性の問題がなくなる。
■従来行なわれているように８０”Ｃ〜１００”Ｃの熱
風で角砂糖を乾燥すると、表面に糖蜜がぶつぶつと吹き
出してしまうが、本発明では低温で乾燥を行なうため、
製品の品質、外観を向上することができる。
風で角砂糖を乾燥すると、表面に糖蜜がぶつぶつと吹き
出してしまうが、本発明では低温で乾燥を行なうため、
製品の品質、外観を向上することができる。
■角砂糖は乾燥後の含水率が非常に少なく（約０．０１
％）なるので、冷却ラインで空、気が吸湿することはな
い。
％）なるので、冷却ラインで空、気が吸湿することはな
い。
なお、上述したところにおいては本発明を角砂糖につい
て適用したが、被乾燥物はそれ以外に粉体、紙、布など
の多孔質材料または薄物であってもよい。すなわち従来
のように熱風を用いて乾燥を行なう場合には風量を大と
する必要があるが、本発明は輻射および伝導伝熱を利用
するために風量を減少することができ、したがって粉体
や薄片等、風で飛散しやすいものや破損しやすい物品の
乾燥に効果的に使用することができる。
て適用したが、被乾燥物はそれ以外に粉体、紙、布など
の多孔質材料または薄物であってもよい。すなわち従来
のように熱風を用いて乾燥を行なう場合には風量を大と
する必要があるが、本発明は輻射および伝導伝熱を利用
するために風量を減少することができ、したがって粉体
や薄片等、風で飛散しやすいものや破損しやすい物品の
乾燥に効果的に使用することができる。
図面は本発明による乾燥装置の一実施例の概略を示す線
図である。 １・・・乾燥室 ２・・・冷却室３．４・・
・加熱手段 ５・・・ヒートポンプ６・・・冷却用
熱交換器 ７・・・加温用熱交換器９．９′・・・被
乾燥物。
図である。 １・・・乾燥室 ２・・・冷却室３．４・・
・加熱手段 ５・・・ヒートポンプ６・・・冷却用
熱交換器 ７・・・加温用熱交換器９．９′・・・被
乾燥物。
Claims (1)
- １、加熱手段を有する乾燥室と、冷却手段を有する冷却
室とを具え、被乾燥物品を乾燥室内で加熱乾燥させた後
に冷却！内で冷却する乾燥装置において、冷却室および
乾燥室を順次に通過する空気流路を設け、冷却室の上流
側で空気流路に冷却用熱交換器を設けると共に冷却室と
乾燥室との間で空気流路に加温用熱交換器を設け、蒸発
側熱交換器と凝縮側熱交換器とを有するヒートポンプを
設け、ヒートポンプの蒸発側熱交換器および凝縮側熱交
換器をそれぞれ空気流路の冷却用熱交換器および加温用
熱交換器と接続したことを特徴とする乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23102282A JPS59122878A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23102282A JPS59122878A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59122878A true JPS59122878A (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=16917029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23102282A Pending JPS59122878A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59122878A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0228087U (ja) * | 1989-07-18 | 1990-02-23 | ||
| JP2008093578A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Trinity Ind Corp | 塗装設備 |
| JP2010151437A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-07-08 | Chubu Electric Power Co Inc | 塗装乾燥装置 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP23102282A patent/JPS59122878A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0228087U (ja) * | 1989-07-18 | 1990-02-23 | ||
| JP2008093578A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Trinity Ind Corp | 塗装設備 |
| JP2010151437A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-07-08 | Chubu Electric Power Co Inc | 塗装乾燥装置 |
| JP2012057935A (ja) * | 2008-11-28 | 2012-03-22 | Chubu Electric Power Co Inc | 塗装乾燥装置 |
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