JPS59122465A - O−置換−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミドの製造方法 - Google Patents
O−置換−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミドの製造方法Info
- Publication number
- JPS59122465A JPS59122465A JP22861682A JP22861682A JPS59122465A JP S59122465 A JPS59122465 A JP S59122465A JP 22861682 A JP22861682 A JP 22861682A JP 22861682 A JP22861682 A JP 22861682A JP S59122465 A JPS59122465 A JP S59122465A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
シルアミン類合成の中間体として有用な一般式(式中、
Rはアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリー
ル基、β−ケトアルキル基,M換フェニル基、置換ピリ
ジル基を示す.)で表わされる〇一置換ー5ーノルポル
ネンー2.3−ジカルポン酸ヒドロキシイミド(以下N
RNと略す)の工業的製造方法に関する。更に詳しくは
、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシ
イミド(以下NHNと略す)のアルカリ塩を水媒体中で
一般式[Inl:RX (式中、Rは前記と同じ。Xはl\ロゲンを示す。)で
表わされるノ\ロゲン化物又は一般式%式% (式中、Rは前記と同じ。)で表わされる硫酸エステル
と反応させ高収率で高純度のNRNを製造する方法に関
する。
Rはアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリー
ル基、β−ケトアルキル基,M換フェニル基、置換ピリ
ジル基を示す.)で表わされる〇一置換ー5ーノルポル
ネンー2.3−ジカルポン酸ヒドロキシイミド(以下N
RNと略す)の工業的製造方法に関する。更に詳しくは
、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシ
イミド(以下NHNと略す)のアルカリ塩を水媒体中で
一般式[Inl:RX (式中、Rは前記と同じ。Xはl\ロゲンを示す。)で
表わされるノ\ロゲン化物又は一般式%式% (式中、Rは前記と同じ。)で表わされる硫酸エステル
と反応させ高収率で高純度のNRNを製造する方法に関
する。
従来、NRNはDMSOなどの極性の高い有機溶剤中、
トリエチルアミンなどの酸結合剤の存在下、無水状態の
NHNをアルキル化する方法(Bull、Soc、Ch
im、Fr、、1976.833−8およびActa、
Fac、Rerum、Natur、Univ、Come
nianae、Chim、、1968.253)で得ら
れている。しかしながら、無水状態のNHNを使用する
ため次の欠点を有している。すなわち、NHNの合成は
一般には5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水
物(以下NAと略す)とヒドロキシルアミンとを水媒体
中反応させる方法がとられ、反応液からろ過により取り
出されるNHNは50〜80%の水を含むものであり、
この乾燥には多量の熱量を必要とするため工業的に不利
である。またNAからNHNへの転化率が高いにもかか
わらず、NHNは水溶性であるため、水媒体中からろ過
で取り出す際には、NHNの収量が低下してしまい、先
に述べたアルキル化反応と合せた全収率も低下するとい
った問題点もある。
トリエチルアミンなどの酸結合剤の存在下、無水状態の
NHNをアルキル化する方法(Bull、Soc、Ch
im、Fr、、1976.833−8およびActa、
Fac、Rerum、Natur、Univ、Come
nianae、Chim、、1968.253)で得ら
れている。しかしながら、無水状態のNHNを使用する
ため次の欠点を有している。すなわち、NHNの合成は
一般には5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水
物(以下NAと略す)とヒドロキシルアミンとを水媒体
中反応させる方法がとられ、反応液からろ過により取り
出されるNHNは50〜80%の水を含むものであり、
この乾燥には多量の熱量を必要とするため工業的に不利
である。またNAからNHNへの転化率が高いにもかか
わらず、NHNは水溶性であるため、水媒体中からろ過
で取り出す際には、NHNの収量が低下してしまい、先
に述べたアルキル化反応と合せた全収率も低下するとい
った問題点もある。
そこで本発明者らは種々検討した結果、高温でもNHN
のアルカリ塩が水媒体中安定に存在し得ることを見出し
NAからNHNを単離することなく、水媒体中、NHN
のアルカリ塩をそのまま一般式[Inl又は[mlで表
わされる化合物と反応させ簡単な後処理後、高収率、高
純度のNRNを得ることに成功し、本発明を完成するに
至った。
のアルカリ塩が水媒体中安定に存在し得ることを見出し
NAからNHNを単離することなく、水媒体中、NHN
のアルカリ塩をそのまま一般式[Inl又は[mlで表
わされる化合物と反応させ簡単な後処理後、高収率、高
純度のNRNを得ることに成功し、本発明を完成するに
至った。
本発明を実施するにあたり、出発物質であるNHNのア
ルカリ塩のアルカリとしては、ナトリウム、カリウム、
アンモニウムなどがあげられる。
ルカリ塩のアルカリとしては、ナトリウム、カリウム、
アンモニウムなどがあげられる。
またNHNのアルカリ塩と反応させる一般式[口]又は
[01]で表わされる化合物のRはベンジル基などのア
リール基、C5〜CIIの直鎖および分枝のあるアルキ
ル基、アルケニル基、アルキニル基、β−ケトアルキル
基、置換フェニル基、置換ピリジル基などがあげられる
。その使用量は通常NHNのアルカリ塩に対して1〜5
倍モルである。一本発明の反応に用いる水はNHNのア
ルカリ塩を溶解し得る量があればよく、通常はNHNの
アルカリ用に対して2.5〜3.5倍重量あればよい。
[01]で表わされる化合物のRはベンジル基などのア
リール基、C5〜CIIの直鎖および分枝のあるアルキ
ル基、アルケニル基、アルキニル基、β−ケトアルキル
基、置換フェニル基、置換ピリジル基などがあげられる
。その使用量は通常NHNのアルカリ塩に対して1〜5
倍モルである。一本発明の反応に用いる水はNHNのア
ルカリ塩を溶解し得る量があればよく、通常はNHNの
アルカリ用に対して2.5〜3.5倍重量あればよい。
かかる出発物質であるNHNのアルカリ塩と一般式[I
nl又は[I11]で表わされる化合物を水媒体中で通
常0〜100’Oで反応させれば、本発明の目的物質が
得られる。NHNのアルカリ塩と一般式[■]又は[[
[I]で表わされる化合物との反応のさせ方には種々あ
るが、例えば、NHNのアルカリ塩水溶液中に一般式[
11]又は[[Il]で表わされる化合物を滴下しなが
ら反応させる方法、NHNの水溶液中に一般式[11]
又は[[Inlで表わされる化合物とアルカリ剤を滴下
しながら反応させる方法、さらにこれらの水溶液中に4
級アンモニウム塩などの相間移動触媒を存在せしめクロ
ロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒を用いて2相系反応
条件下で反応させる方法などがあげられる。またNAに
ヒドロキシルアミンとアルカリ剤とを作用させて得られ
るNHNのアルカリ塩を反応液から単離することなく、
その反応液をそのまま本発明の方法に供することができ
る。この反応に使用されるヒドロキシルアミンは塩酸塩
、硫酸塩などの酸塩にアルカリを加えたものをそのまま
使用しても差つかえなく、NAに対して1.0〜1.1
倍モルの使用でよい。
nl又は[I11]で表わされる化合物を水媒体中で通
常0〜100’Oで反応させれば、本発明の目的物質が
得られる。NHNのアルカリ塩と一般式[■]又は[[
[I]で表わされる化合物との反応のさせ方には種々あ
るが、例えば、NHNのアルカリ塩水溶液中に一般式[
11]又は[[Il]で表わされる化合物を滴下しなが
ら反応させる方法、NHNの水溶液中に一般式[11]
又は[[Inlで表わされる化合物とアルカリ剤を滴下
しながら反応させる方法、さらにこれらの水溶液中に4
級アンモニウム塩などの相間移動触媒を存在せしめクロ
ロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒を用いて2相系反応
条件下で反応させる方法などがあげられる。またNAに
ヒドロキシルアミンとアルカリ剤とを作用させて得られ
るNHNのアルカリ塩を反応液から単離することなく、
その反応液をそのまま本発明の方法に供することができ
る。この反応に使用されるヒドロキシルアミンは塩酸塩
、硫酸塩などの酸塩にアルカリを加えたものをそのまま
使用しても差つかえなく、NAに対して1.0〜1.1
倍モルの使用でよい。
アルカリ剤はカセイソーダ、カセイカリ、アンモニア等
入手容易なものを選ぶことができる。
入手容易なものを選ぶことができる。
本発明の反応終了後は通常析出したNRNの結晶をろ別
すればよいが、過剰に一般式[III]又は[mlで表
わされる化合物を使用した場合や2相系で反応させた場
合は蒸留や抽出を組み合せ一般式[n]又は[Inlで
表わされる化合物を除去した後、実質的に純品のNRN
を高収率で得ることができる。
すればよいが、過剰に一般式[III]又は[mlで表
わされる化合物を使用した場合や2相系で反応させた場
合は蒸留や抽出を組み合せ一般式[n]又は[Inlで
表わされる化合物を除去した後、実質的に純品のNRN
を高収率で得ることができる。
このように本発明方法は簡便な操作で高収率で高純度の
NRNを製造することができ、工業的に極めて有利な方
法である。
NRNを製造することができ、工業的に極めて有利な方
法である。
以下に実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例l
NA100g、ヒドロキシルアミン硫酸塩50g、水3
00gを反応器内に仕込み、攪拌下48%カセイソーダ
水溶液107gを25〜30℃。
00gを反応器内に仕込み、攪拌下48%カセイソーダ
水溶液107gを25〜30℃。
1時間で滴下し、更に1時間、同温にて攪拌を続けた(
以下、ここに得られた反応液をR3−1と略す)。続い
て硫酸ジメチル84.5gを25〜30°C,1時間で
滴下した後、更に1時間30分、同温で攪拌した。析出
した白色結晶を室温でろ別した。水100gで洗浄し、
乾燥すると0−メチル−5−ノルボルネン−2,3−ジ
カルボン酸ヒドロキシイミド110 g 、 m p
、 97〜97.5°Cが得られた。これは収率93.
5%に相当する。
以下、ここに得られた反応液をR3−1と略す)。続い
て硫酸ジメチル84.5gを25〜30°C,1時間で
滴下した後、更に1時間30分、同温で攪拌した。析出
した白色結晶を室温でろ別した。水100gで洗浄し、
乾燥すると0−メチル−5−ノルボルネン−2,3−ジ
カルボン酸ヒドロキシイミド110 g 、 m p
、 97〜97.5°Cが得られた。これは収率93.
5%に相当する。
実施例2
実施例−1と同様にして得られたR5−1に、硫酸ジエ
チル103gを22〜27°C,を時間で加え、更に2
時間、同温で攪拌した。10’Oまで冷却し、析出した
白色結晶をろ別し、冷水100gで洗浄後、乾燥すると
0−メチル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸
ヒドロキシイミド116 g 、 m p 、 82〜
83°Cが得られた。これは収率91.9%に相当する
。
チル103gを22〜27°C,を時間で加え、更に2
時間、同温で攪拌した。10’Oまで冷却し、析出した
白色結晶をろ別し、冷水100gで洗浄後、乾燥すると
0−メチル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸
ヒドロキシイミド116 g 、 m p 、 82〜
83°Cが得られた。これは収率91.9%に相当する
。
実施例−3
実施例−1と同様にして得られたR3−1に、40〜4
2°Cで塩化アリル67.5gを2時間30分で滴下し
、更に同温で2時間攪拌した。!−1いて60 ’C!
まで昇温し過剰の塩化アリルを留去した後20に冷却し
、析出した淡黄色の結晶をろ別し、水100gで洗浄し
、乾燥すると0−アリル−5−フルボルネン−2,3−
ジカルボン酸ヒドロキシイミド124g、mp、85〜
87℃が得られた。これは収率92.7%に相当する。
2°Cで塩化アリル67.5gを2時間30分で滴下し
、更に同温で2時間攪拌した。!−1いて60 ’C!
まで昇温し過剰の塩化アリルを留去した後20に冷却し
、析出した淡黄色の結晶をろ別し、水100gで洗浄し
、乾燥すると0−アリル−5−フルボルネン−2,3−
ジカルボン酸ヒドロキシイミド124g、mp、85〜
87℃が得られた。これは収率92.7%に相当する。
実施例−4
実施例−1と同様にして得られたR3−1に、55〜5
7°Cで塩化プロパルギル70.0gを2時間で滴下し
、更に同温で2詩間攪拌した。続いて80°Cまで昇温
し過剰の塩化プロパルギルを留去した後、20°Cに冷
却し、析出した淡黄色の結晶をろ別し、水roogで洗
浄し、乾燥するとO−プロパルギル−5−ノルボルネン
−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミド129g、m
p、134〜136°Cが得られた。これは収率97.
5%に相当する。
7°Cで塩化プロパルギル70.0gを2時間で滴下し
、更に同温で2詩間攪拌した。続いて80°Cまで昇温
し過剰の塩化プロパルギルを留去した後、20°Cに冷
却し、析出した淡黄色の結晶をろ別し、水roogで洗
浄し、乾燥するとO−プロパルギル−5−ノルボルネン
−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミド129g、m
p、134〜136°Cが得られた。これは収率97.
5%に相当する。
実施例−5
実施例−1と同様にして得られたR5−1に、68〜7
0’Oで塩化ベンジル115gを1時間30分で滴下し
、更に同温で1時間撹拌した。続いて水共沸で過剰の塩
化ベンジルを留去させた後、15°Cに冷却し、析出し
た白色結晶をろ別し、水100gで洗浄し、乾燥すると
O−ベンジル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン
酸ヒドロキシイミド158g、mp、142〜143°
Cが得られた。これは収率96.2%に相当する。
0’Oで塩化ベンジル115gを1時間30分で滴下し
、更に同温で1時間撹拌した。続いて水共沸で過剰の塩
化ベンジルを留去させた後、15°Cに冷却し、析出し
た白色結晶をろ別し、水100gで洗浄し、乾燥すると
O−ベンジル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン
酸ヒドロキシイミド158g、mp、142〜143°
Cが得られた。これは収率96.2%に相当する。
実施例−6
実施例−1と同様にして得られたR3−1に。
50%塩化ベンジルトリエチルアンモニウム水溶液14
gを加えた。臭化n−オクチル129gを含むクロロホ
ルム溶液250gを50〜53℃、2時間で滴下し、更
にで8時間攪拌した反応後分液して水層をクロロホルム
200gで抽出し先のクロロホルム層と合せ、蒸留でク
ロロホルムを除き、更に水共沸で過剰の臭化n−オクチ
ルを留去した。得られた黄色の語調な液をカラム分離し
0−n−オクチル75−ノルボルネン−2,3−ジカル
ボン酸ヒドロキシイミド143gを得た。これは収率8
0.6%に相当する。
gを加えた。臭化n−オクチル129gを含むクロロホ
ルム溶液250gを50〜53℃、2時間で滴下し、更
にで8時間攪拌した反応後分液して水層をクロロホルム
200gで抽出し先のクロロホルム層と合せ、蒸留でク
ロロホルムを除き、更に水共沸で過剰の臭化n−オクチ
ルを留去した。得られた黄色の語調な液をカラム分離し
0−n−オクチル75−ノルボルネン−2,3−ジカル
ボン酸ヒドロキシイミド143gを得た。これは収率8
0.6%に相当する。
実施例−7
実施例−1と同様にして得られたR5−1に、50%塩
化ベンジルトリエチルアンモニウム水溶液14gを加え
た。塩化フェナシル113gを含むクロロホルム溶液3
00gを17〜18℃1時0 間で滴下し、3時間同温で反応させた。実施例−6と同
様に分液、抽出を行い、有機層からクロロホルムを留去
し、更に水を加えて塩化フェナシルを共沸蒸留で除き、
釜残をメタノールで再結晶しO−フェナシル−5−ノル
ボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミド12
1g、mp、149〜151’Oを得た。これは収率6
6.8%に相当する。
化ベンジルトリエチルアンモニウム水溶液14gを加え
た。塩化フェナシル113gを含むクロロホルム溶液3
00gを17〜18℃1時0 間で滴下し、3時間同温で反応させた。実施例−6と同
様に分液、抽出を行い、有機層からクロロホルムを留去
し、更に水を加えて塩化フェナシルを共沸蒸留で除き、
釜残をメタノールで再結晶しO−フェナシル−5−ノル
ボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミド12
1g、mp、149〜151’Oを得た。これは収率6
6.8%に相当する。
実施例−8
実施例−1と同様にして得られたR3−1に。
モノクロル酢酸メチル100gを17〜22℃、1時間
で滴下した。更に同温で4時間撹拌を続けた後、97℃
まで昇温し過剰のモノクロル酢酸メチルを留去し、7°
Cに冷却した。析出した白色の結晶をろ別し、冷水10
0gで洗浄し、乾燥すると0−メトキシカルボニルメチ
ル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキ
シイミド132g 、mp 、97〜98℃が得られた
。これは収率86.2%に相当する。
で滴下した。更に同温で4時間撹拌を続けた後、97℃
まで昇温し過剰のモノクロル酢酸メチルを留去し、7°
Cに冷却した。析出した白色の結晶をろ別し、冷水10
0gで洗浄し、乾燥すると0−メトキシカルボニルメチ
ル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキ
シイミド132g 、mp 、97〜98℃が得られた
。これは収率86.2%に相当する。
実施例−9
1
実施例−1と同様にして得られたR5−1に、50%塩
化ベンジルトリブチルアンモニウム水溶液16gを加え
た。2−クロロ−5−二トロビリジン96.6gを含む
クロロホルム溶液500gを56〜57℃、1詩間で滴
下し、更に2詩間30分攪拌した。実施例−6と同様に
分液、抽出を行い、有機層からクロロホルムを留去し、
釜残をメタノールで再結晶しO−2’ (5’−二トロ
ビリジル)−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸
ヒドロキシイミド128g、mp、194〜196°C
を得た。これは、収率69.9%に相当する。
化ベンジルトリブチルアンモニウム水溶液16gを加え
た。2−クロロ−5−二トロビリジン96.6gを含む
クロロホルム溶液500gを56〜57℃、1詩間で滴
下し、更に2詩間30分攪拌した。実施例−6と同様に
分液、抽出を行い、有機層からクロロホルムを留去し、
釜残をメタノールで再結晶しO−2’ (5’−二トロ
ビリジル)−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸
ヒドロキシイミド128g、mp、194〜196°C
を得た。これは、収率69.9%に相当する。
特許出願人 広栄化学工業株式会社2
−47、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l 5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキ
シイミドのアルカリ塩を、水媒体中で一般式[口]:R
X (式中、Rはアルキル基、アルケニル基、アルキニル基
、アリール基、β−ケトアルキル基、置換フェニル基、
置換ピリジル基を示す、Xはハロゲンを示す、)で表わ
されるハロゲン化物又は一般式[I11] : (R
O) 25O2(式中、Rは前記と同じ。)で表わされ
る硫酸エステルと反応せしめることを特徴とする一般式
(式中、Rは前記と同じ、)で表わされる〇−置換−5
−ノルボルネンー2.3−ジカルボン酸ヒドロキシイミ
ドの製造方法。 2 前記一般式[I]で表わされる〇−置換−5−ノル
ポルネンー2.3−ジカルボン酸ヒドロキシイミドの製
造にあたり、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸
無水物を水媒体中、ヒドロキシルアミンとアルカリ剤と
を作用させ、引き続き前記一般式[Ir]又は[tll
lで表わされる化合物を反応させる特許請求の範囲第1
項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22861682A JPS59122465A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | O−置換−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22861682A JPS59122465A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | O−置換−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59122465A true JPS59122465A (ja) | 1984-07-14 |
Family
ID=16879136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22861682A Pending JPS59122465A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | O−置換−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸ヒドロキシイミドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59122465A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995025090A1 (en) * | 1994-03-15 | 1995-09-21 | Dsm N.V. | Cyclic n-alkenyloxyimides and a method for the preparation of cyclic n-alkenyloxyimides, the corresponding cyclic n-alkoxyimides and o-alkoxyamines |
JP2007205391A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Nissan Tanaka Corp | 流量調節弁および吹管 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP22861682A patent/JPS59122465A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995025090A1 (en) * | 1994-03-15 | 1995-09-21 | Dsm N.V. | Cyclic n-alkenyloxyimides and a method for the preparation of cyclic n-alkenyloxyimides, the corresponding cyclic n-alkoxyimides and o-alkoxyamines |
BE1008132A3 (nl) * | 1994-03-15 | 1996-01-23 | Dsm Nv | Cyclische n-alkenyloxymides, en een werkwijze voor de bereiding van cyclische n-alkenyloxyimides, de overeenkomstige cyclische n-alkoxyimides en o-alkoxyamines. |
JP2007205391A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Nissan Tanaka Corp | 流量調節弁および吹管 |
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