JPS59121139A - 光フアイバの被覆方法 - Google Patents
光フアイバの被覆方法Info
- Publication number
- JPS59121139A JPS59121139A JP57229344A JP22934482A JPS59121139A JP S59121139 A JPS59121139 A JP S59121139A JP 57229344 A JP57229344 A JP 57229344A JP 22934482 A JP22934482 A JP 22934482A JP S59121139 A JPS59121139 A JP S59121139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bath
- paint
- tank
- coating compound
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光ファイ・この被覆方法の改良に関するもの
であ゛る。
であ゛る。
一般に、光ファイ・々の材質としては、主として石英ガ
ラスが使用されている。しかし、このガラス表面に微細
な欠陥があると機械的強度が著しく低下して光ファイ・
ｉとして実用できなくなる。そのために、線引後の光ガ
ラスファイ・この表面に液状のゴムや樹脂組成物を被覆
した後、電気炉や紫外線硬化槽を用いて硬化させる方法
が提案されている。
ラスが使用されている。しかし、このガラス表面に微細
な欠陥があると機械的強度が著しく低下して光ファイ・
ｉとして実用できなくなる。そのために、線引後の光ガ
ラスファイ・この表面に液状のゴムや樹脂組成物を被覆
した後、電気炉や紫外線硬化槽を用いて硬化させる方法
が提案されている。
しかしながら、線引の速度を増大すると、従来の光ファ
イ・この被覆方法を実施する装置を示す第１図の第１塗
料槽３内で塗料２が対流を生じ気泡が生成し易い欠点が
ある。尚、１は線引後のガラスファイツクで硬化槽５内
を上方から下方へ走行し被覆されるようになつ−でいる
。また、気泡は求心力によって被覆層のうちの線の近く
に集中する傾向を有して被覆層に気泡が含まれる。この
ように気泡が含まれた場合、被覆ガラスファイ・々の強
度は、被覆しないガラスファイバに比べてそれ程大きく
ならない。従って、高速線引においても気泡を生成しな
いような塗膜が得られると、光ガラスファイ・この製造
速度が著しく向上し工業上の寄与はきわめて大きいもの
と考え□られる。
イ・この被覆方法を実施する装置を示す第１図の第１塗
料槽３内で塗料２が対流を生じ気泡が生成し易い欠点が
ある。尚、１は線引後のガラスファイツクで硬化槽５内
を上方から下方へ走行し被覆されるようになつ−でいる
。また、気泡は求心力によって被覆層のうちの線の近く
に集中する傾向を有して被覆層に気泡が含まれる。この
ように気泡が含まれた場合、被覆ガラスファイ・々の強
度は、被覆しないガラスファイバに比べてそれ程大きく
ならない。従って、高速線引においても気泡を生成しな
いような塗膜が得られると、光ガラスファイ・この製造
速度が著しく向上し工業上の寄与はきわめて大きいもの
と考え□られる。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、機械的
特注を低下させることなく線引速度を増大できる光ファ
イバの被覆方法を提供することを目的としたものである
。
特注を低下させることなく線引速度を増大できる光ファ
イバの被覆方法を提供することを目的としたものである
。
本発明の光ファイ・々の被覆方法は、光伝送用の線引後
のガラスファイバを、内部に液状樹脂系塗料が充填され
た塗料槽内を上方から下方へ走行させて樹脂を被覆した
後、被覆樹脂を硬化槽により硬化させる場合に、上記塗
料槽を二重に形成し第１塗料槽の出口を第２塗料槽の塗
料内に配置し樹脂被覆を二重に形成する方法である。
のガラスファイバを、内部に液状樹脂系塗料が充填され
た塗料槽内を上方から下方へ走行させて樹脂を被覆した
後、被覆樹脂を硬化槽により硬化させる場合に、上記塗
料槽を二重に形成し第１塗料槽の出口を第２塗料槽の塗
料内に配置し樹脂被覆を二重に形成する方法である。
以下本発明の光ファイバの被覆方法の一実施例を第１図
と同部品は同符号で示し第２図により説明する。４は第
２塗料槽であ、！２第１塗料槽３の出口部分を内蔵し内
部に塗料２ａが充填されている。
と同部品は同符号で示し第２図により説明する。４は第
２塗料槽であ、！２第１塗料槽３の出口部分を内蔵し内
部に塗料２ａが充填されている。
実施例１
直径１２５μに線引されたＧＩ型ガラスファイ・ζ１を
第２図の第１塗料槽３、第２塗刺槽４を通過させる。塗
料は紫外線硬化型アクリルウレタンオリザマ（屈折率１
．５１．２５℃、粘度１３００副ボイズ）である。線引
されたガラスファイノ々１は第１塗料槽３を通過した後
、第２塗料槽４に入り、第２塗料槽４の出口から被覆さ
れて大気中に出される。尚、第２塗料槽４の液面には不
活性ガスの例えば窒素ガスを用いて第２塗料槽４の塗料
２ａが第１塗料槽３の塗料に混入しない程度にわずかな
圧力を加えておく。第２塗料槽４を出だ被覆ガラスファ
イ・ζは、紫外線の硬化槽５（ランプ強度８０ ’Ｗ／
ｃｍ、照射距離１００ ｍｍ ）を通過させ硬化させた
。高速線引の場合でも被覆の発泡はほとんどなく、引張
破断荷重は６〜であった。また、軟質紫外線硬化型アク
リルウレタンオリゴマ（屈折率１．４９．２５℃粘度１
５００ｔｙｎポイズ）を７９７７７層として外径０．４
ｏｗｎＫなるように被覆して、ポリアミド樹脂を外径０
．９ ａｒｍとなるように２次被覆したガラスファイノ
々の耐マイクロベンド性（機械的特性）は良好で、伝送
特性の変化は見られなかった。
第２図の第１塗料槽３、第２塗刺槽４を通過させる。塗
料は紫外線硬化型アクリルウレタンオリザマ（屈折率１
．５１．２５℃、粘度１３００副ボイズ）である。線引
されたガラスファイノ々１は第１塗料槽３を通過した後
、第２塗料槽４に入り、第２塗料槽４の出口から被覆さ
れて大気中に出される。尚、第２塗料槽４の液面には不
活性ガスの例えば窒素ガスを用いて第２塗料槽４の塗料
２ａが第１塗料槽３の塗料に混入しない程度にわずかな
圧力を加えておく。第２塗料槽４を出だ被覆ガラスファ
イ・ζは、紫外線の硬化槽５（ランプ強度８０ ’Ｗ／
ｃｍ、照射距離１００ ｍｍ ）を通過させ硬化させた
。高速線引の場合でも被覆の発泡はほとんどなく、引張
破断荷重は６〜であった。また、軟質紫外線硬化型アク
リルウレタンオリゴマ（屈折率１．４９．２５℃粘度１
５００ｔｙｎポイズ）を７９７７７層として外径０．４
ｏｗｎＫなるように被覆して、ポリアミド樹脂を外径０
．９ ａｒｍとなるように２次被覆したガラスファイノ
々の耐マイクロベンド性（機械的特性）は良好で、伝送
特性の変化は見られなかった。
実施例２
直径１２５μに線引されたＣＩ型ガラスファイ・ζ１を
第３図の第１塗料槽３、第２塗料槽４を通過させた。第
３図の塗料槽と第２図の塗料槽との異なるところは、第
２図の塗料槽は底面が傾斜しているのに対し第３図の塗
料槽は底面が水平に形成されている点である。塗料及び
加工条件は実施例１と同じである。高速線引の場合でも
被覆に発泡はほとんどなく、引張破断荷重は６ Ｋｙで
あった。
第３図の第１塗料槽３、第２塗料槽４を通過させた。第
３図の塗料槽と第２図の塗料槽との異なるところは、第
２図の塗料槽は底面が傾斜しているのに対し第３図の塗
料槽は底面が水平に形成されている点である。塗料及び
加工条件は実施例１と同じである。高速線引の場合でも
被覆に発泡はほとんどなく、引張破断荷重は６ Ｋｙで
あった。
まだ、軟質紫外線硬化型アクリルウレタンオリゴマ（屈
折率１．４９．２５℃粘度１５００ｃｒｎポイズ）をバ
ッファ一層として外径０．４０ｍ＋ｎになるように被覆
した後、ポリアミド樹脂を外径０．９調に２次被覆した
ものの耐マイクロペンド性は良好で、伝送特性の変化は
見られなかった。
折率１．４９．２５℃粘度１５００ｃｒｎポイズ）をバ
ッファ一層として外径０．４０ｍ＋ｎになるように被覆
した後、ポリアミド樹脂を外径０．９調に２次被覆した
ものの耐マイクロペンド性は良好で、伝送特性の変化は
見られなかった。
比較例１
直径１２５μに線引されたＧＩ型ガラスファイ・′！１
を第１図の第１塗料槽３内を通過させた。塗料及び加工
条件は実施例１と同じである。高速線引の場合に時間の
経過とともに第１塗料槽３内の気泡が増大し、これに伴
ない被覆ガラスファイバζにも気泡が含まれるため、外
観も悪くなることがわかった。従って、引張破断荷重は
０．５〜５ Ｋ９と大きなばらつきを示した。
を第１図の第１塗料槽３内を通過させた。塗料及び加工
条件は実施例１と同じである。高速線引の場合に時間の
経過とともに第１塗料槽３内の気泡が増大し、これに伴
ない被覆ガラスファイバζにも気泡が含まれるため、外
観も悪くなることがわかった。従って、引張破断荷重は
０．５〜５ Ｋ９と大きなばらつきを示した。
このように各実施例の光ファイ・々の被覆方法は、塗料
槽を二重に形成し第１塗料槽の出口を第２塗料槽内に配
置し樹脂被覆を二重に形成するようにしている。通常、
走行ガラスファイ・々と液状樹脂の液面との接触によっ
て空気が抱き込まれ、走行速度が大きい程空気の抱き込
みは顕著になる。従って、第１塗料槽の第１槽における
気泡の発生は避けることができない。しかし、上記各実
施例では第２塗料槽の第２槽の液面と走行ガラスファイ
・セは接触しないため、気泡の抱、き込みは起こること
がない。そして、第２槽液面に不活性ガスをわずかな圧
力で加えているので、たとえ第１槽で気泡が発生しても
第２槽に気泡が入らないため被覆ファイ・ζは気泡を−
含むことなく、線引速度を増大できる。尚、引張破断荷
重は、インストロン引張試験機を用いて２０℃で測定し
た。このときの引張速さは５瓢／分、 チャック間距離
を５０箇とした。
槽を二重に形成し第１塗料槽の出口を第２塗料槽内に配
置し樹脂被覆を二重に形成するようにしている。通常、
走行ガラスファイ・々と液状樹脂の液面との接触によっ
て空気が抱き込まれ、走行速度が大きい程空気の抱き込
みは顕著になる。従って、第１塗料槽の第１槽における
気泡の発生は避けることができない。しかし、上記各実
施例では第２塗料槽の第２槽の液面と走行ガラスファイ
・セは接触しないため、気泡の抱、き込みは起こること
がない。そして、第２槽液面に不活性ガスをわずかな圧
力で加えているので、たとえ第１槽で気泡が発生しても
第２槽に気泡が入らないため被覆ファイ・ζは気泡を−
含むことなく、線引速度を増大できる。尚、引張破断荷
重は、インストロン引張試験機を用いて２０℃で測定し
た。このときの引張速さは５瓢／分、 チャック間距離
を５０箇とした。
まだ、液状樹脂系塗料は、加熱硬化型あるいは紫外線硬
化型のいずれであってもよい。加熱硬化型塗料は、シリ
コーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂などである。紫外線硬化型塗料は
、アクリルウレタンオリゴマ、エポキシアクリレートオ
リゴマ、エステルアクリレートオリゴマ、エポキシ−ル
イス酸ジアゾニウムオリゴマ、チオール／エンレ・ジン
（ブレース社製レジン等）、シリコーン樹脂系等である
。特に本発明は、高速硬化にすぐれた紫外線硬化型に対
して好ましい。
化型のいずれであってもよい。加熱硬化型塗料は、シリ
コーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂などである。紫外線硬化型塗料は
、アクリルウレタンオリゴマ、エポキシアクリレートオ
リゴマ、エステルアクリレートオリゴマ、エポキシ−ル
イス酸ジアゾニウムオリゴマ、チオール／エンレ・ジン
（ブレース社製レジン等）、シリコーン樹脂系等である
。特に本発明は、高速硬化にすぐれた紫外線硬化型に対
して好ましい。
尚、上記各実施例では、被覆された塗膜を紫外線硬化槽
に−よる場合について述べだ１が、加熱炉硬化槽を用い
ても作用効果は同じである。
に−よる場合について述べだ１が、加熱炉硬化槽を用い
ても作用効果は同じである。
以上記述した如く本発明の先ファイ・Ｓの被覆方法によ
れば、機械的特性を低下させることなく線引速度を増大
できる効果を有するものである。
れば、機械的特性を低下させることなく線引速度を増大
できる効果を有するものである。
第１図は従来の光ファイ・々の被覆方法を実施する装置
の塗料槽の縦断面図、第２図、第３図はそれぞれ本発明
の光ファイノ々の被覆方法を実施する装置の塗料槽の縦
断面図である。 １・・・ガラスファイバ、２．２ａ・・・塗料、３・・
・第１塗料槽、４・・・第２塗料槽、５・・・硬化槽。
の塗料槽の縦断面図、第２図、第３図はそれぞれ本発明
の光ファイノ々の被覆方法を実施する装置の塗料槽の縦
断面図である。 １・・・ガラスファイバ、２．２ａ・・・塗料、３・・
・第１塗料槽、４・・・第２塗料槽、５・・・硬化槽。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 光伝送用の線引後のガラスファイバを、内部に液
状樹脂系塗料が充填された塗料槽内を上方から下方へ走
行させて樹脂を被覆した後、被覆淘脂を硬化槽により硬
化させる被覆方法において、上記塗料槽を二重に形成し
第１塗料槽の出口を第２塗料槽の塗料内に配置し樹脂被
覆を二重に形成することを特徴とする光フアイバ被覆方
法。 ２、 上記液状樹脂系塗料として紫外線硬化型塗料を塗
布する特許請求の範囲第１項記載の光ファイバの被覆方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57229344A JPS59121139A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 光フアイバの被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57229344A JPS59121139A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 光フアイバの被覆方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59121139A true JPS59121139A (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=16890685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57229344A Pending JPS59121139A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 光フアイバの被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59121139A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014201500A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 株式会社フジクラ | 光ファイバの樹脂被覆装置および樹脂被覆方法 |
| JP2020105054A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 株式会社フジクラ | 光ファイバの製造方法及び光ファイバの製造装置 |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP57229344A patent/JPS59121139A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014201500A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 株式会社フジクラ | 光ファイバの樹脂被覆装置および樹脂被覆方法 |
| JP2020105054A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 株式会社フジクラ | 光ファイバの製造方法及び光ファイバの製造装置 |
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