JPS59119816A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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Publication number
JPS59119816A
JPS59119816A JP22712482A JP22712482A JPS59119816A JP S59119816 A JPS59119816 A JP S59119816A JP 22712482 A JP22712482 A JP 22712482A JP 22712482 A JP22712482 A JP 22712482A JP S59119816 A JPS59119816 A JP S59119816A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrode
capacitor
bent
thickness
capacitors
Prior art date
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Pending
Application number
JP22712482A
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English (en)
Inventor
憲一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電極の端部を折曲げているコンデンサ素子か
らなるコンデンサの改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
コンデンサの擲信頼性および小形軽量化の一手法として
電極端部を折曲げるとともにその電極端部における電界
を緩和する技術は例えば実公昭44−8917号公報に
も配賦されているように公知のことであるが、最近にな
ってか\る技術が多く使用されるようになってきた。そ
れは、例えば誘電体がポリプロピレンフィルムのみから
なシ、その総厚さが60μmでジアリルアルカンを含浸
した所謂オールフィルムコンデンサのコロナ開始電位傾
度は、電極を折曲げないときが約86 K V/mlで
あるのに対し電極を折曲げたときが約103KV/mR
となり、約20チコロナ開始電位傾度を向上することが
でき、また、コンデンサの定格電位傾度は通常コロナ開
始電位傾度の50%前後の値が採用されるから、定格電
位傾度も電極を折曲げた方が約旬襲高く取ることができ
るからである。しかしながら、コンデンサの電極端部を
折曲げる技術は、すべての電極構成のものに適用できる
ものではない。
例えば、電極が薄くなると、前記の如き効果は期待でき
なくなるし、また、この場合とは反対に、電極が厚くな
ると、電極を折曲げたときの電極の折曲げ部の形状が不
均一となるため所期の特性が得られない等の欠点があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の欠点を解消するもので、その目的は、
電極の端部を折曲げた構成のコンデンサにおいて、電極
を折曲げることによって得られる利点を得る電極の厚さ
を求め、その特性を向上させるとともに品質の安定した
コンデンサを提供することにある。
〔発明の概要〕
コンデンサの特性を向上させるために電極端部を折曲げ
ることは前記したように周知の事実ではあるが、とのよ
うな条件のときにコンデンサの特性が向上するのか等に
ついては十分に検討されていなかった。か\る事情をふ
まえて、本発明者は使用される電極箔の厚さによっては
必ずしも前記した如き効果は得られないことを電界解析
によシ推論し、このことを実験的に評価したものである
すなわち、種々の厚さの誘電体と種々の厚さの電浸した
コンデンサを作り、これら各コンデンサのコロナ開始電
位傾度を実測して本発明を完成したものである。すなわ
ち、本発明は、上記目的を達成するために、誘電体と電
極とを交互に重ねて巻回するとともに対向する電極の相
対峠する端部の一方のみを折曲げているコンデンサ素子
からなるコンデンサにおいて、その端部が折曲げている
コンデンサ素子からなるコンデンサにおいて、その端部
が折曲げられる電極の厚さを5μm以上15μm以下と
したものである。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施例を実験例により説明する。
本実験例で使用したコンデンサ素子としては、16第1
図囚に示すように誘電体2の両側に配置する電極1a、
lbのうち一方の電極1aの両端を折9曲げたもの、2
.第1図の)に示すように誘電体2の両側に配置する電
極1c、ldとも電極の一端のみを折9曲げたもの、3
.第1図(Qに示すように誘電体2の両側に配置される
電極1b、lbともその電極の端部を折り血げないもの
 の3通シのコンデンサ素子を製作した。
実施例 誘電体として、厚さが6μm、9μm、19.5μm及
び30 tt mのポリプロピレンフィルム(以下PP
フィルムという)を2枚重ねたもの、つ16X2=12
μm、9x2=18μm %  19−5 X 2−3
9μm及び30×2=ωμmの4種類と、電極として厚
さ5μm110μm、15μm及び茄μmのアルミニウ
ム箔を用意し、これらを組み合せて第1図囚及び(C1
lに示す構成のコンデンサ素子を作シ、これらの各コン
デンサ素子を十分に真全乾燥した後、ジアリルアルカン
を真壁含浸させて下記第1表に示すようなコンデンサを
製作した。
(第 1  表) なお、第1図(5)、(B)及び(Qに示す各々のコン
デンサ素子から製作されるコンデンサを各々A型、B型
及びC型コンデンサと称することとする0 上記第1表記載の各コンデンサは各々10個ずつ製作し
て室温におけるコロナ開始電位傾度Ec(以下Ecと略
す)を測定し、その結果を第2図にグラフで示した。第
2図における各値は、各コンデンサ10個のデータの平
均値であり、同図において、線Iは電極の厚さ5μmの
A型コンデンサのデータから求めたもの、同様に線■、
線■、線■は電極の厚さが各々10μm115μm、2
0μmのAMコンデンサのデータから求めたものである
。尚、第2図の縦軸はEc、横軸は誘電体の総厚さdで
ある。A型コンデンサは電極厚さが厚くなると、Ecは
大幅に増大するが、C型コンデンサは電極厚さが増加し
ても、EcはA型コンデンサはどは増大しない。また、
C型コンデンサのEcはA型コンデンサの線■と線■の
間にはソ入っている。これらのことから分るように、A
型コンデンサのEcは電極厚さが5μmのときはC型コ
ンデンサのEcとはソ同等であるが、電極厚さが増加す
ると、A型コンデンサのEcO方がC型コンデンサのそ
れよシも大巾に高くなる0また電極厚さが5μm以下で
はC型コンデンサのEcQ方がA型コンデンサのそれよ
υも高くなるであろうと推論できる。つまシ、電極厚さ
が5μmを越えればA型コンデンサの方がC型コンデン
サよりもEcは高くなることが分る。
ところで、第2図は各コンデンサ10個のデータの平均
値をプロットしたものであるが、これらの各データをさ
らに詳細に検討する。第3図はA型コンデンサで誘電体
の厚さ6239μmのとき電極厚さが5μm110μm
 A(fi2D p mのときのEcのワイブル分布を
示したものである。この図から分るように、電極厚さが
5μmと10μmのときはEcのバラツキは小さいが、
電極厚さが加μmのときは10ケのデータのうち2ケの
データが大きくばらついている。他のデータでは、この
ようなバラツキは見られない。このため、コンデンサを
分解して電極箔の折曲げ部を観察したとζろ、折曲げが
電極厚さ15μm見、下のものに比べて歪みが大きく、
亀裂が生じている部分が見られた。これ(は、電極を折
曲げるときに、電極厚さが厚いためにコンデンサ素子を
所定寸法に締付けるときに力が加わり、極く一部ではあ
るが、完全にしかもきれいな形状に折曲げられず、歪ん
でいる部分に亀裂を生じさせたものと考えられる。
すなわち、本実験例1によれば電極厚さが5μm以上、
15μm以下のとき電極端部を折曲げたことによる効果
が得られることが判明した。また、B型コンデンサにつ
いても前記と同様な電極厚さの範囲においてこれ又”同
様な効果が得られた。
実施例 本実験例では、誘電体をPPフィルムとコンデンサ紙の
複合体とし、誘電体の総厚さを45μm及び60μmと
し、種々の電極厚さのA型コンデンサ及びC型コンデン
?を製作し、実験例1と同様の試験を行なった。その結
果は実験例1とはy同様の傾向にあった。すなわち本実
験例2においても電極厚さが5μm以上、15μm以下
のとき電極端部を折曲げたことによる効果が得られた。
また、上記実験例では絶縁油とじてジアリルアルカンを
用いたが、アルキルナフタレン、鉱油、アルキルベンゼ
ン等を含浸させたコンデンサを製作し、実験例1と同様
の実験を行なったところ実験例1とはソ同様な効果が得
られた。
〔発明の効果〕
以上の実験例から明らかなように、電極端部を折曲げて
いるコンデンサ素子からなるコンデンサにおいて、その
電極厚さが5μm以上、15μm以下のとき小形軽量で
かつ特性が安定した高信頼性のコンデンサを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)、(B)は本発明に係るコンデンサ素子の
断面図、第1図(C)は従来のコンデンサ素子の断面図
、第2図は、本発明の各種コンデンサのコロナ開始電位
傾度Ecと誘電体総厚さdの関係図、第3図は本発明の
3種類のコンデンサのコロナ開始電位傾度のワイブル分
布図である。 1a)lb)lc、ld−電極、2・・・誘電体。 ダ (μm) 第3図 EC(l(V/l、+l〕 −鋪一

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体と電極とを交互に重ねて巻回するとともに
    対向する2つの電極の相対峠する端部の一方のみを折曲
    げているコンデンサ素子からなるコンデンサにおいて、
    その端部が折曲げられる電極の厚さを5μm以上15μ
    m以下とすること<q+徴とするコンデンサ。
  2. (2)対向する2つの電極の一方の電極の両端部が折曲
    げられている特許請求の範囲第1項記載のコンデンサ。
JP22712482A 1982-12-27 1982-12-27 コンデンサ Pending JPS59119816A (ja)

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JP22712482A JPS59119816A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 コンデンサ

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JP22712482A JPS59119816A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 コンデンサ

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JPS59119816A true JPS59119816A (ja) 1984-07-11

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ID=16855851

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