JPS59118674A - エレベ−タ−用表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はエレベータ−用表示装置に係り、特にエレベー
タ−の運行状況に応じた表示を行うことができるエレベ
ータ−用表示装置に関する。

〔従来技術〕

第１図に示すように、一般にエレベータ−の運行状況に
応じた表示を行う、例えば乗かどの運行方向を表示する
表示装置１は並設されたエレベータ−の出入口上部脇に
設けられ、乗場の待客が遠方からでも容易に運行方向を
確認できるようにしている。この表示装置１は第２〜３
図に示すように、透明または半透明のプラスチック製の
光輝部２．３を支持体４の両側に支持せしめ、この支持
体４の内側に前記各光輝部２，３側に向って発光するラ
ンプ５ａ、５ｂを設け、さらにこの支持体４を前記光輝
部２．３が上下に位置するように乗場の壁面Ｗに取付け
て固定している。勿論、前記各ランプ５ａ、５ｂは前記
支持体４を通して壁面内の電源へ配線され、また各ラン
プ５ａ１５ｂは互いに干渉しないようにじゃ元板で仕切
られている。そして、エレベータ−が上昇運転時にはラ
ンプ５ａを点灯させれば光輝部２が明るくなり、待客に
確認させることができる。

ところで、このような構成の表示装置１は、光輝部２，
３に接近させてランプ５ａ、５ｂを配置する必要がある
ために、この表示装置１をぶらさげた状態で壁面Ｗ内の
配線と表示装置１内部のランプ５ａ、５ｂとの接続を行
わなければならず、接続作業が厄介であった。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点に対処したもので、その目的とすると
ころは、内部への配線及び配線接続を不要にし゛て取付
作業を容易にしたエレベータ−用表示装置を提供するこ
とにある。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するだめに、光源を壁面側に取
付けると共に、この光源と表示体との間に複数本の光フ
ァイバーよ構成る光路を介在させたのである。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一爽施例を第４図及び第５図について説明
する。支持体６は壁面Ｗに対する取付部７を有し、先端
には円筒状のプラスチック製の光輝部８ａ、８ｂが上下
方向に支持されている。そして、前記支持体６の内部を
通して光フアイバ一群９ａ、９ｂが通してあり、一端は
前記取付部７の壁面Ｗに面する位置に支持された支持板
１０に固定されて前記壁面Ｗに臨んでいる。また、別端
は前記円筒状の光輝部８ａ、ｓｂ内に至っている。

一方、壁面Ｗに設けた凹所内に照明箱１１を固定し、２
ンプ１２ａ、１２ｂを配置して必要な配線及び接続を行
っている。勿論、前記光フアイバ一群９ａ、９ｂの支持
板１０への固定位置は、前記ランプ１２ａ、１２ｂと対
向するように、例えば光フアイバ一群９ａの端はランプ
１２ａと、また光フアイバ一群９ｂの端は２ンプ１２ｂ
と対向するようにし、光フアイバ一群ｇａ、９ｂの別瑞
は夫々光輝部３ａ、ｓｂに配向されている。同、前記支
持板１０における各党ファイバ一群９ａ。

９ｂは前記ランプ１２ａ、１２ｂのうち一方が点灯した
時他方のランプに対向する光フアイバ一群に光が入らな
いように、二つに分けてその端部を固定すると共に、前
記支持板１０に前記ランプ１２ａ、１２ｂ間を仕切るし
ヤ元板１３を設けて隣接するランプの干渉がないように
している。

以上のように構成したので、表示装置のう／プｉ２ａ、
１２ｂの取付は及び配線接続は、照明箱１１の壁面Ｗへ
の取付けが終れば、光輝部８ａ。

８ｂを用意しなくとも行うことができ、しかも照明箱１
１の前面に障害物は何もないので、その作業は容易に行
うことができる。逆に、光輝部８ａ。

８ｂを備えだ支持体６の壁面Ｗ側への取付けは、取付部
７を前記照明箱１１を塞ぐようにしてねじ止めなどで固
定すればよく、この支持体取付けにより各光フアイバ一
群９ａ、９ｂの一端が夫々のランプ１２ａ、１２ｂに対
向すると共に、しｆ元板１３が両うンプ１２ａ、１２ｂ
間を仕切るように位置することになる。

さらにまた、従来においては第３図に示すように光輝部
２．３を透明なプラスチックで形成すると、ランプ５ａ
、５ｂが外部から見えるので、光輝部２．３内にランプ
を位置させず、支持体４を大きくしてその中にう／ブ設
置空間を設けていたが、この場合光輝部に対する支持体
４の占る割合例えば第４図の全高りに対する支持体の高
さｔが大きくなるので意匠的にも好ましくなかった。こ
の点、本実施例によれば、支持体６及び光輝部８ａ、８
ｂ部にはランプを配置しないので、第５図、第６図に示
すように支持体６は二つの光輝部８ａ、８ｂが支持でき
る程度の高さｌｏがあれば十分であり、全高り。に対し
て小さくなるので意匠的効果が向上する。

また、第２図に示すように光輝部２，３を乳白色とした
場合、光輝部２，３の先端２ｂ、３１：＋まで光が届か
ずに２ンプ５ａ、５ｂ１ｍに近い部分２ａ、ジａのみが
明るくなるだけであシ、したがって光輝部全体を明るく
して明確に表示しているとは云い難かった。しかし、本
実施例によれば、各光輝部ｓａ、ｓｂ内に組込んた光フ
アイバ一群９ａ、９ｂの端を一個所にまとめずに、光フ
アイバ一群を構成する各光ファイバーの端を光輝部全高
に亘って分散させることができるので、第６図Ｃのよう
に光輝部全体を明るくすることができる。

尚、第６図Ｃのように全体をほぼ均一に明るくする代シ
に、第６図りのように例えば光ファイバーの端を光輝部
８ｂの先端部を多く支持体側部を少なくなるように分散
させたシ、第７図Ｅに示すように光ファイバーの端を光
輝部８ａの先端部を多く集中させ支持体６側に向うにつ
れて少なく分散するようにすれば、明暗による方向性を
もたせた表示を行うことができる。

第８図及び第９図に示すのは、一つの光輝部１４で方向
性を有する表示を行おうとするもので、光輝部１４を背
面側から支持体１５で支持し、その取付部７を第５図と
同じような照明箱１１を被うように壁面Ｗｊｌｌｌｌｌ
に取付ける。そして、照明箱ｌｌ内のランプ１２ａ、１
２ｂに対向する支持板１０の位置に二つの光フアイバ一
群１６Ａ、１６Ｂを固定する。この二つの光フアイバ一
群１６Ａ。

１６Ｂの別端は前記光輝部１４内に混合して位置させる
。その時、前記光輝部１４の上方には光フアイバ一群１
６Ａの端が多く、中間部では両光ファイバ一群１６Ａ、
１６Ｂの端を同じに、下方では光フアイバ一群１６Ｂの
端を多く配置するようにすれば、例えばランプ１２ａを
点灯させると第１０図Ｆに示すように前記光輝部１４の
上方に光が集中して明るくなり、方向性をもたせること
ができる。これに加え、例えばエレベータ−上昇用のラ
ンプ１２ａを緑色に下降用の２ンプ１２ｂを赤色とする
ことによシ、上昇及び下降の際に着色光を発するので意
匠効果はさらに向上する。この場合、ランプ１２ａ、１
２ｂは白色光とし、カラーフィルター１７及び１８を前
記支持板１ｏの光フアイバ一群の端に配置して着色表示
してもよい。

さらに、光フアイバ一群１６Ａ、１６Ｂの端部配置を光
輝部１４内全体に亘って均一に分布させたものと前記着
色表示と組合せることにより、昇降の度に、光輝部全体
を異なった色で表示することができる。

第１１図は第９図に示すカラーフィルターを夫夫軸支し
て回転できるカラーフィルター１９゜２０とし、これを
小形モーター２１．２２でエレベータ−運行に応じて回
転させて光輝部８ａ、１５８ｂの色を変化させたシ、点
滅動作させたシして待客の注意を換起するようにしたも
のである。

ところで以上の説明は円筒状の光輝部内に光フアイバ一
群の端を配置したものであるが、この光輝部の形状は特
に円筒状のものに限定されるものではなく同形状のもの
であればよい。さらに、前記光フアイバ一群の端を透明
あるいは乳白色のプラスチックで一体にモールドして光
輝体としてもよい。また、以上の説明は乗場側の壁面に
設けた表示装置について説明したが、乗かご内の表示装
置にも適用できるのは勿論のことである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は壁面に取付けられてエレベ
ータ−の運行状況を表示する表示体と該表示体を照明す
る光源とを備えた表示装置において、前記光源を前記壁
面側に配置し、前記表示体と前記光５Ｑとの間に複数本
の光ファイバーより成る光路を介在させたので、表示体
に関係なく光源への配線をすべて壁面側で行うことがで
き、その後表示体を配線に関係なく壁面側に取付けるだ
けで表示装置の取付けを終えることができるので、表示
装置の取付作業を簡単に短時間で行うことができるエレ
ベータ−用表示装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はエレベータ−乗場における表示装置の設置状態
を示す正面図、第２図は従来によるエレベータ−用表示
装置を示す正面図、第３図は第２図のＪｌｌ−Ｊｌｌ線
に沿う断面図、第４図は本発明の一実施例によるエレベ
ータ−用表示装置を示す正面図、第５図は第４図の■−
■線に沿う断面図、第６図及び第７図は第４図の使用例
を示す正面図、第８図は本発明による他の実施例を示す
正面図、第９図は第８図のＷ−ＪＸ’線に沿う一断面図
、第１−０図は第８図の使用例を示す正面図、第１１図
は本発明によるさらに別の実施例を示す縦断側面図であ
る。 ６・・・支持体、８ａ、８ｂ・・・光輝部、９ａ、９ｂ
・・・光フアイバ一群、１２ａ、１２ｂ・・・２ンプ、
Ｗ・・・壁面。 ＶＪｔ　　刀 竿　／／　ｆＤ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 工、壁面に取付けられてエレベータ−の運行状況を表示
   する表示体と該表示体を照明する光源とを備えた表示装
   置において、前記光源を前記壁面側に配置し、前記表示
   体と前記光源との間に複数本の光ファイバーより成る光
   路を介在させたことを特徴とするエレベータ−用表示装
   置。 ２、特許請求の範囲第１項記載に２いて、前記光源は隔
   離した第１の光源と第２の光源とで溝成し、この二つの
   光源に対向するように前記光路を夫々第１の光路と第２
   の光路とで構成するお共に、前記各光路を形成する複数
   本の光ファイバーの表示体側端を前記各光源による光が
   前記表示体内の異なった位置に集中するように配置した
   ことを特徴とするエレベータ−用表示装置。 ３、壁面に取付けられてエレベータ−の運行状況を表示
   する表示体と該表示体を照明する光源とを備えた表示装
   置において、前記光源を前記壁面側に配置して前記表示
   体と前記光源との間に複数本の光ファイバーより成る光
   路を介在させると共に、前記光源と前記光路との間にカ
   ラーフィルターを位置させたことを特徴とするエレベー
   タ−用表示装置。 ４、壁面に取付けられてエレベータ−の運行状況を表示
   する表示体と該表示体を照明する光源とを備えた表示装
   置において、前記表示体と前記光源との間に複数本の光
   ファイバーによる光路を設け、また前記表示体は一体に
   構成した取付具（（よって前記壁面に取付け、この取付
   具を通して前記光路を前記表示体内に延長せしめると共
   に、前記壁面側にｙＪ記光源を設け、かつ前記取付具を
   前記光路端が前記光源と対向するように前記壁面に取付
   けだことを特徴とするエレベータ−用表示装置。