JPS5911774Y2 - 開閉可能な荷台天井装置 - Google Patents

開閉可能な荷台天井装置

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Publication number
JPS5911774Y2
JPS5911774Y2 JP4533080U JP4533080U JPS5911774Y2 JP S5911774 Y2 JPS5911774 Y2 JP S5911774Y2 JP 4533080 U JP4533080 U JP 4533080U JP 4533080 U JP4533080 U JP 4533080U JP S5911774 Y2 JPS5911774 Y2 JP S5911774Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
ceiling
ceiling panel
waterproof sheet
leading edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP4533080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56146615U (ja
Inventor
隆太郎 内川
Original Assignee
富士重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP4533080U priority Critical patent/JPS5911774Y2/ja
Publication of JPS56146615U publication Critical patent/JPS56146615U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5911774Y2 publication Critical patent/JPS5911774Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、貨物自動車等の荷台の開閉可能な天井装置に
関する。
上方からの荷役を可能にするために荷台の天井を開閉可
能とした貨物自動車は、例えば実公昭51−22405
公報に記載のように公知である。
この種の自動車では、荷台の天井は、荷台両側に沿う枢
軸により枢着された左右1対の天井パネルを有し、両パ
ネルの先端縁同士は車体前後方向中央部で互いに当接す
るか重なり合って天井を閉じるようになっている。
このような荷台天井は左右の天井パネルを閉じた際にそ
れらの先端縁の間に完全な水蜜状態が形或されるように
するには高価な構造をとらなければならない。
本考案は、以上の点に鑑み、安価な防止シートを用いた
天井構造において、その防水を安価な手段によって実現
しようとするものである。
次に、図面について本考案の実施例を説明すると、第1
図において、1は貨物自動車の一例としてのトレーラ車
体であって、側扉開放形式になっている。
すなわち、トレーラ車体1上には、直方体の形状に対応
する荷台2が固設されており、この荷台2の両側部は側
扉3a,3bによって覆われている。
各側扉は鎖線で示すように側外方へ開放可能となってい
る。
荷台2の両側上縁部にはビーム2a,2bが車体の前後
方向に設けられ、これらのビーム2a,2bに沿って枢
軸4a, 4b (第2図)が設けられ、これらの枢
軸により天井パネル5a,5bが枢着されている。
天井パネル5a,5bは、天印A, Bで示すように
枢軸4a,4bを中心として枠体2の外側へ向って上方
へ回動自在とされ、通常は実線で示すように荷台2の上
部を上方から覆う閉鎖位置をとっている。
この閉鎖位置では、天井パネル5aの自由端縁部6が天
井パネル5bの自由端縁部の上面に接する。
天井パネル5a,5bは、図では1枚板からなるように
示してあるが、パネルの形状をなす骨組状フレームに防
水シートを張ったものによって構或されている。
天井パネル5a,5bの先端縁どうしの合せ部分を示す
第3図は、天井パネル5bがほぼ完全に閉じ、天井パネ
ル5aが閉鎖位置の寸前にある状態を示している。
同図において、7aは天井パネル5aのフレームを、ま
た7bは天井パネル5bのフレームをそれぞれ示す。
これらのフレーム7a, 7b (いずれもハツチン
グを施して略示してあり、実際には平面状の枠組み構造
であって板体ではない)の上面は防水シー} 8 a,
8bによって覆われている。
左側の天井パネル5aの先端縁らば、フレーム7aの先
端縁に板体9の基端を取付けることによって構成されて
いる。
板体9は第4図に示すようにフレーム7aの全長(車体
前後方向の全長)にわたるl枚の板ではなく、車体前後
方向に間隔をおいて設けた多数の板体によって構威され
ている。
そして、これらの板体9は車体の前後方向にわたって延
びるロツド10,11によって一体的に連結されている
ロツド10は板体9の固定基端近くの下面に溶接などに
よって固着され、また、ロッド11は板体9の先端部下
面に溶接などによって固着されている。
防水シ一ト8aはフレーム7aおよび板体9の上面に沿
って張り渡されており、ロツド11の部分で板体9の下
面に折り返されて折返し部8a’となり、その先端が紐
12によってロツド10に結びつけられている。
紐12によるロツド10への防水シー}8aの固縛は、
隣接する板体9の間で行われる。
右側の天井パネルフレーム7bの先端部にはロ?ド13
が取付金具14によって取付けられており、フレーム7
bの上面を覆う防水シー}8bの端縁がロツド13に紐
15によって結びつけられている。
そして、前記ロッド11, 12の間のロッド11寄り
に対応する位置において、天井パネル5bの上面に好ま
しくは半硬質または軟質の棒状体(例えばロープ)16
を芯にして防水シ一ト17が縫いつけられて突条部18
が形戊されている。
防水シ一ト17のシー}8bに対する縫い目には当然の
ことながら防水シールが施される。
第3図の状態では右側の天井パネル5bは実質的に閉鎖
位置に達し、左側の天井パネル5aは閉鎖位置の寸前に
ある。
この状態で左側天井パネル5aが下降して左右両パネル
5a,5bが完全に重なり合うと、左側天井パネル5a
の防水シ一ト8aの下側折返し部8a′は棒状体16に
よる突条部18に当接して上方へ押上げられ、8a″で
示すように変形し、突条部18の上部を巻き込むように
して密着する。
前述の紐12はシ一ト8aにある程度の張りを与えるよ
うに取付けられているので、シートの折返し部8a′に
は突条部18との接触によってより大きな張力が作用し
密着は確実に行われる。
左側天井パネル5aはシート板返し部8a′を仮想線状
態8a“のように変形させるに十分な重量を有している
上述のようにして左右の天井パネルが重なり合うと、突
条部18はロツド11の内側に隣接し、しかもその上面
にシート折返し部8a′が密着するので、雨水塵埃が両
パネル5a,5bの重合部を経て荷台内に侵入すること
は完全に阻止される。
以上に述べたように、本考案では、一方のパネルの上面
に突条部を設け、他方のパネルの先端縁にロツド状突部
を設けてそこで防水シートを折り返して取付けるという
簡単で安価な講或によって、荷台天井部のパネルのつぎ
目を完全に防水、防塵構造にすることができる。
また、シール構造を得るために、シールゴムや接着剤の
使用を要しないので優れた耐候性が得られる。
そして、本考案は、シール部の密着をパネルの重量を利
用して行なうことができるので、長尺荷台等を覆う剛性
の少ない天井パネルに利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施したトレーラ車体を示す斜視図、第
2図は天井パネルの開閉状態を示す原理図、第3図は天
井パネルの重合部の詳細を示す縦断面図、第4図は第3
図の一部の平面図である。 2・・・・・・荷台、4a,4b・・・・・・枢軸、5
a,5b・・・・・・天井パネル、6・・・・・・天井
パネル5aの端縁部、7a,7b・・・・・・天井パネ
ルフレーム、8a,8b・・・・・・防水シート、8a
′・・・・・・防水シー}8aの折返し部、9・・・・
・・板体、10, 11, 13・・・・・・ロツド、
12,15・・・・・・紐、16・・・・・・ロープ、
18・・・・・・突条部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 荷台の平行する2つの上側縁部に沿う枢軸によって
    基端が枢着され、先端縁部が閉鎖状態で互いに重なり合
    う1対の開閉自在の天井パネルを有し、閉鎖状態で先端
    縁部が下側になる天井パネルの先端縁部上面には、先端
    縁に実質的に平行をなしてパネル全長にわたり突条部を
    設け、閉鎖状態で先端縁部が上側になる他方の天井パネ
    ルの先端縁の全長に沿ってその先端縁より下方へ突出す
    るようにロツド状の突部を設け、前記他方の天井パネル
    の上面には防水シートを覆うとともに、その防水シート
    を前記ロツド状突部で天井パネル先端部下面に沿うよう
    に折り返し、その防水シート先端縁をロツド状突部から
    離れた位置で天井パネル下面に取付け、これによって、
    ロツド状突部下面と防水シート先端取付け部との間に、
    天井パネル先端縁下面との間に空間を介して張り渡され
    た防水シート折返し部を形或し、両天井シートの閉鎖状
    態で、防水シート折返し部が前記突条部に押しつけられ
    るように構或した開閉可能な荷台天井装置。 2 閉鎖状態で先端縁部が上側になる天井パネルの先端
    縁部を、パネルの長手方向に間隔をおいて設けた多数の
    板体により形威し、これらの板体の先端縁どうしをそれ
    らの下面に沿うロツドにより連結してロツド状突部を形
    或した実用新案登録請求の範囲第1項記載の荷台天井装
    置。 3 閉鎖状態で先端縁部が上側になる天井パネルの先端
    縁部の板体の基端部下面をロツドによって連結し、この
    ロツドに防水シート折返し部の端部を取付けた実用新案
    登録請求の範囲第2項記載の荷台天井装置。 4 突条部を、天井パネル上面を覆う防水シートに棒状
    芯体を防水シートで縫いつけることにより形或した実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の荷台天井装置。
JP4533080U 1980-04-04 1980-04-04 開閉可能な荷台天井装置 Expired JPS5911774Y2 (ja)

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JP4533080U JPS5911774Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 開閉可能な荷台天井装置

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JP4533080U JPS5911774Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 開閉可能な荷台天井装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56146615U JPS56146615U (ja) 1981-11-05
JPS5911774Y2 true JPS5911774Y2 (ja) 1984-04-10

Family

ID=29640452

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JP4533080U Expired JPS5911774Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 開閉可能な荷台天井装置

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JPS56146615U (ja) 1981-11-05

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