JPS59117102A - 鋼板に引張り応力を付加する方法 - Google Patents
鋼板に引張り応力を付加する方法Info
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- JPS59117102A JPS59117102A JP23130982A JP23130982A JPS59117102A JP S59117102 A JPS59117102 A JP S59117102A JP 23130982 A JP23130982 A JP 23130982A JP 23130982 A JP23130982 A JP 23130982A JP S59117102 A JPS59117102 A JP S59117102A
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- steel plate
- glass
- less
- thermal expansion
- coated
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/14766—Fe-Si based alloys
- H01F1/14775—Fe-Si based alloys in the form of sheets
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼板面にガラス被膜を形成して、鋼板に引張り
応力を付加する方法に係り、更に詳しくは、トランスの
エネルギー効率を向上する対策として、トランスの鉄心
用の珪素鋼に引張り応力を付加する方法に関するもので
ある。
応力を付加する方法に係り、更に詳しくは、トランスの
エネルギー効率を向上する対策として、トランスの鉄心
用の珪素鋼に引張り応力を付加する方法に関するもので
ある。
従来、トランスのエネルギー効率を向上する方法として
、トランスの鉄心に引張り応力を付加することが有効と
確認されており、その方策として鉄心の珪素鋼板を脱炭
処理したのち、その表面にＭｇＯ粉末を焼付けて反応さ
せ、厚さ５μｍ程度の膜を発生させて引張り応力を付加
させたり、または鉄心の珪素鋼板を脱炭処理して、それ
をＳ ｔ Ｏｚ Ｈ３Ｐ Ｏ＋温溶液浸漬して乾燥後
、焼成して厚さ３μｍ程度の膜を生成させて、引張り応
力を付加する方法が採用されている。
、トランスの鉄心に引張り応力を付加することが有効と
確認されており、その方策として鉄心の珪素鋼板を脱炭
処理したのち、その表面にＭｇＯ粉末を焼付けて反応さ
せ、厚さ５μｍ程度の膜を発生させて引張り応力を付加
させたり、または鉄心の珪素鋼板を脱炭処理して、それ
をＳ ｔ Ｏｚ Ｈ３Ｐ Ｏ＋温溶液浸漬して乾燥後
、焼成して厚さ３μｍ程度の膜を生成させて、引張り応
力を付加する方法が採用されている。
これらの被膜形成珪素鋼板の引張り応力は前者界で０．
３ｋｇ／ｉｎｊであり、後者品で０．６〜０ 、 ７
ｋｇ ／ ｍ７程度であり、それぞれにトランスのエネ
ルギー効率を向上させているが、満足すべきものでなか
った。
３ｋｇ／ｉｎｊであり、後者品で０．６〜０ 、 ７
ｋｇ ／ ｍ７程度であり、それぞれにトランスのエネ
ルギー効率を向上させているが、満足すべきものでなか
った。
故に、より向上したトランスのエネルギー効率とするた
めに、従来より大きな引張り応力を付加することが要望
されていた。
めに、従来より大きな引張り応力を付加することが要望
されていた。
本発明は係る要請に対してなされたもので、その要旨は
鋼板面に熱膨張係数２０ Ｘ １０−７／”ｃ以下のＣ
ｕ２Ｏ−８２０３−Ａ １２ｏＪ Ｓ ｉＯＺ系を主
成分とする低熱膨張ガラスを、平均粒径２μｍ以下のガ
ラスフリットとじて塗布し、温度１２００°Ｃ以下の中
性雰囲気で焼付け、厚さ５μかｍ以下のガラス質の被膜
を形成することにより鋼板に引張応力を付加する方法を
提供するものである。
鋼板面に熱膨張係数２０ Ｘ １０−７／”ｃ以下のＣ
ｕ２Ｏ−８２０３−Ａ １２ｏＪ Ｓ ｉＯＺ系を主
成分とする低熱膨張ガラスを、平均粒径２μｍ以下のガ
ラスフリットとじて塗布し、温度１２００°Ｃ以下の中
性雰囲気で焼付け、厚さ５μかｍ以下のガラス質の被膜
を形成することにより鋼板に引張応力を付加する方法を
提供するものである。
以下、本発明の要点につき説明する。
前記した従来法の脱炭処理後の珪素鋼板面にＭｇＯ粉末
を焼付けたものや、Ｓ ｉＯｚ 、 Ｈ３Ｐ％溶液に
浸漬して乾燥後、焼成してコーティングされた被膜の熱
膨張係数はそれぞれ約８０〜１００Ｘ１０／℃と４０〜
５０Ｘ１０／”Ｃであり、これらの引張応力は０ 、
３ ｋｇ ／ ｖａｎと０．６〜０．７ｋｇ／ｉ♂程度
であった。
を焼付けたものや、Ｓ ｉＯｚ 、 Ｈ３Ｐ％溶液に
浸漬して乾燥後、焼成してコーティングされた被膜の熱
膨張係数はそれぞれ約８０〜１００Ｘ１０／℃と４０〜
５０Ｘ１０／”Ｃであり、これらの引張応力は０ 、
３ ｋｇ ／ ｖａｎと０．６〜０．７ｋｇ／ｉ♂程度
であった。
これらの引張り応力より更に大きな応力を付加するため
には、熱膨張係数は２０Ｘ１０／’Ｃ以下が必要と判断
された。また焼付は温度は、鋼板の耐熱性の点より１２
００°Ｃ以下の中性雰囲気が必要で、この温度で焼付け
が可能でなければならない。
には、熱膨張係数は２０Ｘ１０／’Ｃ以下が必要と判断
された。また焼付は温度は、鋼板の耐熱性の点より１２
００°Ｃ以下の中性雰囲気が必要で、この温度で焼付け
が可能でなければならない。
本発明では、熱膨張係数２０Ｘ１０／’Ｃ以下のガラス
を１２００°Ｃ以下の中性雰囲気で鋼板に焼付け、鋼板
に引張り応力を発生させることを試みた。
を１２００°Ｃ以下の中性雰囲気で鋼板に焼付け、鋼板
に引張り応力を発生させることを試みた。
一般に、熱膨張係数が２０Ｘ１０／”Ｃ以下のガラスは
、Ｓ ｉ Ｏｘを多量含有するガラス等で可能であるが
、高温での粘性が高いため焼付は温度を１２００°Ｃと
しても、焼付けは困難であり、また、ガラスの粘性を下
げるため更に高い焼付は温度を用いる事は、鋼板の耐熱
性を越えるため不可能であり目的に適さない。
、Ｓ ｉ Ｏｘを多量含有するガラス等で可能であるが
、高温での粘性が高いため焼付は温度を１２００°Ｃと
しても、焼付けは困難であり、また、ガラスの粘性を下
げるため更に高い焼付は温度を用いる事は、鋼板の耐熱
性を越えるため不可能であり目的に適さない。
本発明では、これらの条件を満足するガラスとして、Ｃ
ｕ２０−Ｂ２０３−Ａ １２０３−３ ｉ Ｏ２系が最
適であることを見い出した。Ｃａ２．０−Ｂ２Ｏ３−Ａ
１２０．− Ｓ ｉ Ｏ，系を主成分とするガラスは
、従来、耐熱容器、ストーブ、調理器等の熱器具用材料
、窯炉用材料、ガスレーザーの反射鏡の支持棒等への１
吏用が有効とされていたが、この系の組成のガラスを用
いると、１２００°Ｃ以下の温度で容易に焼付けが可能
で、鋼板に引張り応力を付加することが可能であること
が判明した。
ｕ２０−Ｂ２０３−Ａ １２０３−３ ｉ Ｏ２系が最
適であることを見い出した。Ｃａ２．０−Ｂ２Ｏ３−Ａ
１２０．− Ｓ ｉ Ｏ，系を主成分とするガラスは
、従来、耐熱容器、ストーブ、調理器等の熱器具用材料
、窯炉用材料、ガスレーザーの反射鏡の支持棒等への１
吏用が有効とされていたが、この系の組成のガラスを用
いると、１２００°Ｃ以下の温度で容易に焼付けが可能
で、鋼板に引張り応力を付加することが可能であること
が判明した。
この系のガラスを溶融し、急冷後粉砕して平均粒径２μ
ｍ以下、好ましくは１μｍ以下のガラスフリットとした
。このガラスフリットの粒径は、微細であればある程、
鋼板への均一な塗布が容易となり、２μｍ以」二になる
と所望の塗布が困難となる。ガラスフリットの塗布は、
焼付は後の被膜の厚み寸法が５μｍ以下となるように行
われる。
ｍ以下、好ましくは１μｍ以下のガラスフリットとした
。このガラスフリットの粒径は、微細であればある程、
鋼板への均一な塗布が容易となり、２μｍ以」二になる
と所望の塗布が困難となる。ガラスフリットの塗布は、
焼付は後の被膜の厚み寸法が５μｍ以下となるように行
われる。
その被膜の厚みが５μｍ以上になると、焼付は後の冷却
中に被膜が剥離する確率が増加する。また、ガラスフリ
ットが十分に鋼板上をぬらすことが必要であり、Ｃｕ２
０−Ｂ２Ｏ３−Ａ’１２０３−３１０２系を主成分とす
るガラスを用いても、１０００〜１２００°Ｃの高温が
必要である場合には、鋼板の酸化防止のための中性雰囲
気、たとえば窒素雰囲気が望ましい。
中に被膜が剥離する確率が増加する。また、ガラスフリ
ットが十分に鋼板上をぬらすことが必要であり、Ｃｕ２
０−Ｂ２Ｏ３−Ａ’１２０３−３１０２系を主成分とす
るガラスを用いても、１０００〜１２００°Ｃの高温が
必要である場合には、鋼板の酸化防止のための中性雰囲
気、たとえば窒素雰囲気が望ましい。
本発明の方法により作成した被膜形成珪素鋼板の引張り
応力は、０．８〜１．０ｋｇ／ｍｍとなり、前記した従
来の被膜形成珪素鋼板より２〜３割の向上がみられ、ま
た製作方法も容易であり量産に適したものであった。
応力は、０．８〜１．０ｋｇ／ｍｍとなり、前記した従
来の被膜形成珪素鋼板より２〜３割の向上がみられ、ま
た製作方法も容易であり量産に適したものであった。
以下、実施例について詳述するが、本発明の要旨を越え
ない範囲内において、これに限定されない。
ない範囲内において、これに限定されない。
表−１に示すガラス組成になるようにＣａ２Ｏ。
ＨＢＯ、ＡＩ （ＯＨ） 、ＳｉＯ□を秤量し、３
３ ３ 雷漬機にて均一混合したのち、アルミナ裂ルツボ（白金
ルツボでもよい）にて焼＜１５００°Ｃの温度で３時間
溶融し、この溶液を水中に落下しガラス塊を得たのち、
これをアルミナ製ボールミルで平均粒径、約１μｍまで
粉砕してガラスフリットを得た。
３ ３ 雷漬機にて均一混合したのち、アルミナ裂ルツボ（白金
ルツボでもよい）にて焼＜１５００°Ｃの温度で３時間
溶融し、この溶液を水中に落下しガラス塊を得たのち、
これをアルミナ製ボールミルで平均粒径、約１μｍまで
粉砕してガラスフリットを得た。
また別に、鋼板は脱炭処理が施され、表面にＳ ｉ０２
被膜を持つ珪素鋼を使用した。珪素鋼へのガラス塗布は
、沈降法により実施したが、その他のディッピング法で
もよい。沈降法ではイソプロピルアルコール９０％、酢
酸エチル１０％の混合溶液中にガラスフリットを分散さ
せ、その溶液中に鋼板を浸漬して、鋼板表面に沈降させ
、溶液が蒸発したあと鋼板を取り出した。この沈降量の
制御は、単純な算術計算によりガラスフリット量を決め
た。次にガラスを塗布した鋼板を乾燥後、Ｎ２雰囲気中
にて昇温３００℃／ ｈ ｒで１１００°Ｃの温度で３
０分間保持し、その後放冷した。そのときのガラス膜の
厚さは４μｍであった。
被膜を持つ珪素鋼を使用した。珪素鋼へのガラス塗布は
、沈降法により実施したが、その他のディッピング法で
もよい。沈降法ではイソプロピルアルコール９０％、酢
酸エチル１０％の混合溶液中にガラスフリットを分散さ
せ、その溶液中に鋼板を浸漬して、鋼板表面に沈降させ
、溶液が蒸発したあと鋼板を取り出した。この沈降量の
制御は、単純な算術計算によりガラスフリット量を決め
た。次にガラスを塗布した鋼板を乾燥後、Ｎ２雰囲気中
にて昇温３００℃／ ｈ ｒで１１００°Ｃの温度で３
０分間保持し、その後放冷した。そのときのガラス膜の
厚さは４μｍであった。
第 １ 表
（注）上記ガラス組成の隘３，４，５．は、Ｎ、Ｔ、Ｅ
、八、 ＢＯＯＫａｎｄ Ｃ＋Ｆ＋ Ｒａｐｐ＋
”Ｇｌａｓｓ Ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎ ”ＪＰｎ＋
Ｐａｔ、３２゜６４６、５ｅｐｔ、２．１９７４のもの
を使用した。
、八、 ＢＯＯＫａｎｄ Ｃ＋Ｆ＋ Ｒａｐｐ＋
”Ｇｌａｓｓ Ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎ ”ＪＰｎ＋
Ｐａｔ、３２゜６４６、５ｅｐｔ、２．１９７４のもの
を使用した。
応力を付加することが出来、かつ製作方法も容易で量産
に適したものである。
に適したものである。
Claims (2)
- （１）鋼板面に、熱膨張係数２０Ｘ１０／”Ｃ以下のＣ
ｕ２．０ −Ｂ、０３ −Ａ１２０３−３ｉｎ□系を主
成分とする低熱膨張ガラスを、平均粒径２μｍ以下のガ
ラスフリットとして塗布し、温度１２００°Ｃ以下の中
性雰囲気で焼付け、厚さ５μｍ以下のガラス質の被膜を
形成することにより鋼板に引張り応力を付加する方法。 - （２）上記鋼板が、トランスの鉄心用の珪素鋼であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の鋼板に引張
り応力を付加する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23130982A JPS59117102A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 鋼板に引張り応力を付加する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23130982A JPS59117102A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 鋼板に引張り応力を付加する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59117102A true JPS59117102A (ja) | 1984-07-06 |
| JPH0218562B2 JPH0218562B2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=16921600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23130982A Granted JPS59117102A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 鋼板に引張り応力を付加する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59117102A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0555867A2 (en) * | 1992-02-13 | 1993-08-18 | Nippon Steel Corporation | Oriented electrical steel sheet having low core loss and method of manufacturing same |
| JP2006313877A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 静電気対策部品 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0412557U (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-31 | ||
| JPH0593433A (ja) * | 1991-06-19 | 1993-04-16 | Mitsui Constr Co Ltd | パイプシヤフト配管のコンテナ化工法 |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP23130982A patent/JPS59117102A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0555867A2 (en) * | 1992-02-13 | 1993-08-18 | Nippon Steel Corporation | Oriented electrical steel sheet having low core loss and method of manufacturing same |
| JP2006313877A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 静電気対策部品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0218562B2 (ja) | 1990-04-26 |
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