JPS59116498A - 制電性化粧板原紙 - Google Patents

制電性化粧板原紙

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JPS59116498A
JPS59116498A JP13202582A JP13202582A JPS59116498A JP S59116498 A JPS59116498 A JP S59116498A JP 13202582 A JP13202582 A JP 13202582A JP 13202582 A JP13202582 A JP 13202582A JP S59116498 A JPS59116498 A JP S59116498A
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JP
Japan
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conductive
paper
decorative board
base paper
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP13202582A
Other languages
English (en)
Inventor
上條 正泰
重「よし」 毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojin Co Ltd
Original Assignee
Kojin Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は制電性化粧板用原紙に関するものであり、更に
詳しくは、セルロースパルプスラリーに導電性無機質粉
体8〜20重量係重量々′:I−電性繊維0.5〜10
重量%混合し、抄紙してな、る、制電性化粧板用原紙に
関するものである。
近年コンピー−ター等の精密電子機器の普及が著しく、
その利用度も各方面で高1ってきているが、かかる電子
機器は、又、集積度の高い部品等を1史用しているため
、静電気によるスパーク等で簡単に破損したり、故障し
たりする危険性も多くなってきている。この悸な静電気
トラブルを防ぐ方法としては、これらの精密電子機器あ
るいはその部材を扱う環境において静電気が帯電しない
ような工夫をする必要がある。従来、熱硬化性樹脂化粧
板は耐熱性、耐屋耗性、耐汚染性、耐、!1η撃佳等に
優れた特性を有し、事務用デスク、作菓用台。
机等の水平面にも利用さ扛てきたが、かかる熱硬化性樹
脂化粧板は絶縁性であるため静電気が帯電し易く、前記
のような静電気トラブルが発ヰする危険性が高く、従っ
てそれを防ぐために導電性シート等をその上に敷くなど
して使用しているのが現状である。
一方、従米、導電紙の製造法としては、導電性無機質粉
体をセルロースパルプスラリーに混合して抄紙する方法
、あるいは導電性繊維をセルロースパルゲスラリ−に混
合して抄紙する方法等が提案されてはいるが、そのいず
れも熱硬化性樹脂化粧板に1史用された例はなく、父、
 4t、紙としても次のような欠点を有している。即ち
、導電性無機質粉体を単独でセルロースパルプに混合使
用の場合には蔦い4電性を得るためには、導電性無機質
粉体が紙層中において相互に接触する程度に貧有されて
いなければならず、その為には混合量を多量にする必要
がある。しかるにかかる導電性無機質粉体はセルロース
バルブ繊維の表面に定着しにくいために混合量が多くな
ればなる程、抄紙時に排水中に流出する量も多くなり、
又、抄紙工程中での脱落も多くなって抄紙用具を汚した
り、更に使用時に脱落する等してトラブルになり易い。
一方、導電性繊維を単独でセルロースバルブに混合使用
する場合は、一般的には前記の導電性無機質粉体の場合
程には混合量を多くしなくても良いが紙層中での導電性
繊維の配向のしかたによって著しく導電性能にバラツキ
を生ずるため、安定した導電性能を得る事が雌しい。安
定した導電性能を得るために混合量を多くする事は、こ
れら導電性繊維が高価なため経済的に不利益となる。
本発明は導電性無機質粉体3〜20%と導%、件繊維0
5〜10%を組み合わせてセルロースパルプと混合使用
する事により従来方法の欠点を醪消し、制霜、性の優れ
た化粧板用原紙を得る事を目的本発明は訓電性化粧板用
原紙を製造するに当り。
セルロースバルブスラリーに3〜20重量係重量しくけ
5〜15重量係重量電性無機質粉体と0.5〜10重量
%望1しくけ1〜5車量チの導電性繊維を混合してなる
。導電性無機質粉体としてはカーボンブラック及び銅、
ニッケル、アルミニウム・。
錫、亜鉛などの金属微粉末、導電性酸化亜鉛、酸化錫、
酸化アンチモン、酸化チタンなどの導電性金属酸化物、
更にヨウ化銅の如き金属化合物などの中から選ばれる。
この中では特に粒径が1μ以下のカーボンブラックが望
ましい。一方導電性繊維としては、炭素質繊維、金属質
繊維、有機導電性繊維の中から少なくとも1種以上選ば
れ、繊維長としては抄紙性、導電性の点から1〜15m
の範囲が望ましい。金属質ti &としてはステンVス
スチール、銅、アルミニウム、ニッケル等があり。
又、これらに限ら扛るものではない。
有機導電性繊維としては、有機質繊維にjln)イオン
を吸着せしめた後還元処理したもの、おるいは有機質繊
維を金属メッキ処理したもの、あるいは金属溶融被覆し
たもの、紡糸原料にカーボンブラック等の4電性物質を
ねり込んだ後防糸したもの。
その他種々の有機質繊維を4%;処理する提案がなされ
ているが、こ才りらに限られるものではない。
これらの導電性無機質粉体は紙層中においてはいわゆる
点の県りであり、お互に接触している部分もあれば接1
独せずに分離して点在している場合もあり、これらを完
全に接触させる事は余程添加量を多くしても難しい問題
である。一方、導電性繊維は繊維長が1〜15#Iある
ためいわゆる森の集1りとなり、粉体と比べると一般的
にはお互に接触する機会は増えるため、添加量と−して
は粉体よりは少なくても良い。しかしながら、繊維の場
合、配向性があるため抄紙時の状態によって著しく1シ
1°能に変化が出易くなる。本発明によればこれらの点
の集まりと扉の集まりが1N当に組み合わさって、それ
ぞれが少ない添加量において効率よく導電性能が得られ
る事がわかった。
即ち、導電性無機質粉体は8〜20重fA:%望ましく
は5〜15重景%の添加量において4市性能もちる程度
満足さ牡、且つ、定着率が良い。これ以上の添加量では
定着率が急激に悪化し、従って導電性能も添加量1の増
加程には上がらなくなり。
効率が悪くなる。一方、8qb未満の添加量においては
定着率は問題ないが導電性能において不充分となる。導
電性繊維は前記の導電性無機質粉体が紙層中において点
又は島状に分イTiL−(いるものを線で結ぶ役目をし
、0.5〜10重量係重量しくは1〜5車量チの添加に
よってその役割を最も効率良くはたす事ができる。この
範囲以上に添加して・も導電性iヒにとって悪影響はな
いが、不必要でる1ψ、過剰となって不経済である。又
・0.5重是係未満では添加効果が発現できない。導電
性繊維の配合効果の1例を第1図に示す。
なお2本発明によって得られた制得:件化粧板用原紙は
、その名の通り制電性化粧板の構成要素として使用され
る。
該化粧板は従来より知ら牡ている熱硬化性樹脂化粧板製
造法と同様にして製造される0熱硬化性樹月旨として+
−tフェノール、メラミン、ユリア、不飽イロポリエス
テル、エポキシ、′)アリルフタレートアルキッド、ポ
リウレタン、フラン、ポリイミド、ポリアミド、イミド
などかあり、又、これらに限定されるものではない。一
方、化粧板の構成としては、王として制電性化粧板原紙
を上層にして下層には従来まり公知の基材を適用し、熱
圧ブレス等により一体化する。基材としては熱硬化性樹
脂含浸コアー紙、バーチクルボード、合板。
鋼板、熱可塑性樹脂含浸コアー紙等があり、又。
これらに限定されるものではない。なお+ ’rt+l
 電性化粧板原紙を基材として使用する事も可能である
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1 晒クラフトバルブをフリーネス500CCに叩)弄し濃
度1.5チのパルプスラリーに調成L7た。このパルプ
スラリーに導電性無機質粉体であるカーボンブラック(
7アーネスブラツク)と尋りL性繊維である炭素繊維(
呉羽化学製、クレノへカーボンセンイ、18.5μ×6
−)の添加量を柚々変えて。
カチオン系紙力増強剤を2.0φ(対パルプ)$1食加
しr ’1appi a解機にて良< til?拌し、
乙+%j険用角型マシーンで常法により抄紙した。第−
表に試料の配合と物性画定値を示す。なお、ここで得ら
れた制電性化粧板用原紙に高圧メラミン化粧板用メラミ
ン樹脂、ニカレジン(8本カーバイド社製)ケ會浸し、
フェノールコア紙2枚を基材として重ね熱圧ブレスする
事により一体化して高圧メラミン化粧板となしその表面
%、気抵抗値を測定した結果も\ 第−表に示す。と同時に通常の晶出メラミン化粧蔦 板用原紙及び化粧板の表面電気抵抗11区を比較例とし
て付記する、 〔以下余白〕 実施例 2 パルプ配合、叩解条件等は実施例1と同1羨にして4止
性無機質扮体としてヨウ化銅を15重′tj1−φ(対
パルプ)、導電性繊維として日本蚕毛染巴社製、アクリ
ル系繊維ザンダーロンを7重量%(対パルプ)混合し、
実施例1と同様に抄紙してサンプルを得た。父、この紙
を使用して実施例1と同様にして高圧メラミン化粧板を
得た。この紙の表実施例 3 パルプ配合、叩解条件は実施例1と同様にして導市性無
機質粉体として導電性酸化錫を15重重量、導電性繊維
として日本精線製ステンンス鑞維を1重量係混合し、実
施例1と同様に抄紙してサンプルを得た。父、この紙を
使用してジアリルフタレート樹脂を@浸し、熱可塑性樹
脂を含浸した基材と熱圧成型し一体化し、7レシキプル
なダップ化粧板を得た。この紙の表面抵抗値はIJXI
O’Ωダソブ化粧板の表面抵抗1直はB、 l X 1
0’Ωでめった。
【図面の簡単な説明】
第1図はカーボンブラック添加量と炭素j、或維毫加量
の組み合せ変化に対する。制′心性化粧板用原紙の表面
抵抗1直のIA係を図示したものである−1 ’b曲線
横の%数値は横軸のカーボンフリックと併せて抄込んだ
炭素u1.維の添加量である。 特許出願人  株式会社 別人 第 1 図 0          10         20カ
ーボ゛ンプ゛ラツク卆加量      2手続補正Ni
’ (オん) 昭和丈ア年2 +1ユニi 特許庁−長一ノg 篇/17..和丸 殿1、事件の表
示 昭和!7 年吟カγ1麹 第132θλζ“・j住  
所 氏名 5 ンi旧!命令+Q l附 Plσ水ロタfj++8
++a(腐送]タタ、/、3θi  Hi!iE1.−
、 、L旧’i′liiドする発明の数  rJ(−7
Nt !iのi、l j(:朗徊唐r、汐い糸林υ棟8
、袖」1゛の内容 朗嫉)の疏明9カ偉つM!・′ 制電l生化表メラ東、
η]うに孟ν8ノ と−1)b つ をr 体:ta 
イど−a−ms*−と打iv’p。 ル丈千久台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セルロースパルプスラリーに導電性無機質粉体3〜20
    重量係重量導電性繊維0.5〜lO重量係混合し、抄紙
    してなる制電性化粧板用原紙。
JP13202582A 1982-07-30 1982-07-30 制電性化粧板原紙 Pending JPS59116498A (ja)

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