JPS59115002A - 合成樹脂製スライドファスナーチェーンと，その生産に用いる合成樹脂製連続スライドファスナーチェーンのスペース部形成用パンチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１第１に開離かん挿具性のスライドファスナー
に適したスペース部を形成した合成樹脂スライドファス
ナーチェーンおよび同じくスライドファスナ一連続チェ
ーンに関する発明であり１第２に上記合成樹脂スライド
ファスナーチェーンを能率的に多量生産するため１合成
樹脂製の長尺で連続した゛モノフィラメントで造ったコ
イル状あるいはジグザグ状のかみ合いリンクを形成する
エレメントを長尺のテープに縫着した２本のストリンガ
−の各エレメントをかみ合せた合成樹脂スライドファス
ナ一連続チェーンから前記開離かん挿具付スライドファ
スナーに適したスペース部を形成した合成樹脂スラ、イ
ドファスナーチェーンを生産する方法およびその生産方
法を実施する際使用するスペース加工機に装着する合成
樹脂スライドファスナ一連続チェーンのスペース部とｑ
る部分に在る各エレメントを切断除去する為の改良した
スペース部形成装置用パンチおよび同パンチを配備した
スペース形成装置に関する発明である。

（従来技術） 従来の合成樹脂コイルエレメントを有するスライドファ
スナ一連続チェーンのスペース部は、例えば本件出願人
の出願に係る特開昭５６−１５６１０４号公報に記載し
たように左右一対のストリンガ−の各コイルエレメント
のかみ合せ部分即ちコイルをテープに縫着した左右の縫
工糸の中心の各フィルエレメントの上脚部を単−刃から
成る切断刃によって切断するか）まだは本件出願人の出
願に係る実願昭５６−１９７５３７号の明細書に記載し
たように左右の縫工糸のそれぞれの外側のコイルエレメ
ントの連結反転部を双方から成る切断刃によって切断す
るものであった。そして前者では開離かん挿具性の製品
とした場合Ａ上止側のテープに残ったエレメント番上耳
を折曲げて取付けるので切断の際−脚が長いとエレメン
トが起上り切断部がコイルファスナーを取付けた衣類な
どを着用した使用者の肌に触れて痛を感じさせたり肌触
４手触が悪かったり、時に衣類に引掛る欠点や＼スペー
ス部形成の際にも切断した各コイルエレメントの断片を
縫工糸から抜取る際に縫着により縫工糸がコイルエレメ
ントに強固に終刊いている為抜取りに対する抵抗が大〈
コイルエレメントの断片を抜くことができなかったり縫
工糸が切れたりすることがあった。また後者にあっては
縫丁糸の］にコイルエレメントが無い為開離かん挿具用
の金具である箱棒、恨神などを取付る際り金具とエレメ
ントの繋が無い為ストリンガーー＼の金具の耳ソ伺怖度
〃弱くいわゆるチェーン割れの発生する原因ともなって
いた。

（発明の目的） 本発明の第１の目的はＡ従来の開離峡挿具付スライドフ
ァスナーの上記欠点を改良し、開離嵌挿具取付構１では
箱棒、殊棒の取付が円滑でかつ充分の数句強度を有し＼
上止取付側においては肌触・手触が良く衣類などに引掛
ることの無い製品を得る為の改良したスペース部を形成
した合成樹脂スライドファスナーチェーンおよびこのチ
ェーンを能率的に多量生産する為の連続チェーンを提供
することに在り１次いで本発明の第２の目的は、上記合
成樹脂スライドファスナーチェーンを能率的に多量生産
する為合成樹脂製の長尺モノフィラメントで造った連続
したコイル状あるいはジグザグ状のかみ合いリンクを形
成するエレメントを長尺のテープに縫着した２本のスト
リンガ−の各エレメントをかみ合せた合成樹脂スライド
ファスナ・一連続チェーンから前記開四嵌挿具付のスラ
イドファスナーに適したスペース部を形成した合成樹脂
スライドファスナーチェーンを生産する方法およびその
生産方法を実施する際使用するスペース加′工機に装着
する合成樹脂スライドファスナ一連続チェー　ンのスペ
ース部とする部分に在る各エレメζシ ントを切断除去するスペス部形成装置を提供するに当っ
て従来エレメントをテープに縫着した縫工糸の内側かま
たは外側の都−・の側で切断していたパンチの構成を改
め１一体のパンチでスペース部とする部分に在る縫工糸
の開離畿挿具数句側のスペース部とする個処は内１１１
１でファスナーエレメントを切断し＼上止取付側から上
記開＊ｔａ挿具数句側近く迄のスペース部とする範囲の
部分は同じく縫工糸の外側で内側の切断と同時にファス
ナーエレメントを切断するパンチおよび１このパンチを
配備したスベス加工機を提供することに在る。

（発明の構成） 上記の目的を達成する本発明の第一番目の必須の構成要
件は１合成樹脂スライドファスナーチェーンの両端に形
成した２個のスペース部の一端開離東挿具取付側のスペ
ース部に隣接するエレメントの切断端を縫工糸の内側に
位置させ、他端上止く− 取付側スベス部に隣接するエレメントの切断端を縫工糸
の外側に位置せしめた合成樹脂スライドファスナーチェ
ーンであり、同じく第二番目の必須の＃Ｎ＋成妥件は＼
第一番目の構成要件を具備する合成樹脂スライドファス
ナーチェーンを能率的に多Ｗ゛に生産する為の物の構成
として翫合成樹脂スライドファスナ一連続チェーンの所
定長さの個処に間隔を１１′σいて設けた多数の各スペ
ース部の一端開ｉｉ、（１１％挿具取付＜ｙｌとするス
ペース部に隣接するエレメントの切断端を縫工糸の内側
に位置させ、他端−に止数句１；ｉ１１とするスペース
部に隣接するエレメントの切断端を縫工糸の外側に位置
させλかつ）切断により１個のスライドファスナーチェ
ーンの開離来挿具取＋を傷１となるスペース部と八これ
と繋がる次の１個の合成樹脂スライドファスナーチェー
ンの土止取＋ｌ側となるスペース部とを併せ前記スペー
ス部として形成した合成樹脂スライドファスナ一連続チ
ェーンであり１同じく第三番目の構成は％　ｉＭＪ記第
一番目の合成樹脂スライドファスナーチェーンを能率的
に多量に生産する方法として合成樹脂スライドファスナ
一連続チェーンの所定長さの個処の一端の少数線のエレ
メントをかみ合せた１貫左右両ストリンガ−の縫工糸の
内％ｉｌの上脚部で切断除去し１スペ一ス部の上記一端
に隣接するエレメントの切断端を縫工糸の内１ｉｎｉに
位１ρせしめ一上記一端の数組のエレメントの近傍から
スペース部とする個処の他端までの残りの多数組のエレ
メントをかみ合せたまま左右両ストリンガ−の縫工糸の
外’Ｍｌの連結反転部で切断除去し、スペース部の上記
他端に隣接するエレメントの切断端を縫工糸の外側に位
置させ上記スペース部の中央において巾方向にチェーン
を切断分ｔ１ｔする合成樹脂スライドファスナーチェー
ンの生産方法であυ＼同じく第四番目の構成は、第一番
目の構成の物の生産に使用するス゛ペース蔀形成用パン
チであって為パンチの本体の下面の長手方向の一端に合
成樹脂スライドファスナ一連続チェーンのエレメントを
かみ合せたまま左右ストリンガ−の縫工糸の内側のエレ
メントの上脚部を切断する左右一対の並行する短い刃渡
シの切断刃を対設し１同じく下面の長手方向の他端から
上記短い刃渡の切断刃の近く迄に互り＼エレメントをか
み合せん左右両ストリンガ−の縫工糸の外側′のエレメ
ントの連結反転部を切断する左右一対の並行する長い刃
渡の切断刃を上記短い切断刃の外側に対設し１且−上記
二対の切断刃の中間部にこれらと並行する突条を隆設し
た構成から成る。同じく第五番目の構成はＡ第四番目の
構成のパンチを配備したスペース加工機械のスペース形
成装置で１第一番目の物の生産に使用するスペース部形
成装置として合成樹脂スライドファスナ一連続チェーン
の移送台に設けたダイに対向しスペース部形成用パンチ
を配備し為亦）ダイの中央部の移送路の中心線上にダイ
と独立して上下動１亦は前後動する上記パンチの隆設し
た突条と協働し互にかみ合う左右−組の各エレメーント
のかみ合せ部を上下亦は前後から圧１挟持し乍らパンチ
と共に移動し、切断したエレメントの断片を縫工糸から
抜取る１突条と略同じ長さの挟み部相を配設し、更にダ
イの両側にパンチとダイによるスペース部とする部分に
在るエレメントの切断および断片を抜取り除去する操作
中、スペース部とする部分およびその前後の合成樹脂ス
ライドファスナ一連続チェーンの両側のストリンガ−テ
ープを上下両方向から圧着固定するチェーン固定装置を
配備した構成から成るものである。

ベース部に隣接するエレメントの切断端を縫工糸の内側
に位置させであるから、エレメントの反転部がチェーン
のスペース部の脇に残り、この部分に里蒐棒１箱棒を数
句けることによって余尺とエレメントに繋シが生れるの
で、全戸、のストリンガ−に対する固着強度が高まり、
取付けが確実に成ると共に、チェーン割れを防止てき、
他端」二止取付１１１１１とするスペース部に隣接する
エレメントの切断端を縫工糸の外側に位置させであるか
ら切口は外１ｉ１１に来るが、エレメントの頭を上止で
押えるので切口は上止の厚みによって陰になり殊更に手
触１悪くすることもなく１肌触も良くなり−従って衣類
に引掛ったセすることも無い。第二番目の物である合成
樹脂スライドファスナ一連続チェーンは、そのスペース
部に前後する合成樹脂スライドファスナーチェーンの開
離嵌挿具取付側スペース部と上止取付側スペース部が併
設しであるから−そのスペース部の中央でチェーンの巾
方向にチェーンを切断しさえすれば１直に第一番目の構
成のスペース部ヲ有する合成樹脂スライドファスナーチ
ェーンが得られる。第三番目の生産方法、の構成は、切
断したエレメントの断片の除去に際し１縫工糸が絡付い
て除去の困難な縫工糸の内側で切断するエレメントの数
を数組という少数に限定することによって１内側で切断
した断片の抜取除去のトラブルを解消すると共に、その
スペース部に隣接するエレメントの切断端を縫工糸の内
側に位置させることによって開離嵌挿具の取付強度を向
上し１亦−残りの大部分のスペース部とする細部にある
多数のエレメントは＼切断後の抜取除去が容易な縫工糸
の外側での切断方法を採用することにょシ断片の除去不
能、糸切れが無く為作業能率を上げ１亦品質０分止シを
向上し１加えてスペース部に隣接するエレメントの切断
端を縫工糸の外側に位置さ寝ることによって・その後こ
の真近に上止を設ければ上止の厚みＫよシ切口が肌に触
れることを防止できる。第四番目のパンチは）全部の切
断刃＜・・、および突条を１一体のパンチ下面の長手方
向に並列して設けであるので１スペース形成装置６の一
回の操作によって連続チェーンの所定のスペース部とす
る細部のかみ合せたエレメントを開離嵌挿具取付側では
縫工糸の内側で・Ａ上止数句側から上記開離条挿具取付
側近く迄の範囲の部分は縫工糸の外側で１内側の切断と
同時に切断い次いでＡ突条は後述の挟み部材と協働して
切断したエレメントの切断片を縫工糸から抜取る。第五
番目の構成の主たる作用は〜上記第四番目のパンチを装
着したスペース形成装置としての作用で１先づスペース
加工機械の移送台上に合成樹脂スライドファスナ一連続
チェーンを水平亦は垂直に移送し乍ら一時的にチェーン
の移送を停止し、次いで上記移送台にテープを挟んで配
備したパンチおよびダイか作動するとへ合成樹脂スライ
ドファスナ一連続チェーンのスペース部とする細部のエ
レメントを上記第四番目のパンチの作用で説明したよう
に切断する。そして１その直後からダイと独立してパン
チの切断刃の間に在り１これらと並行する突条と協働し
て切断したエレメントを挟り抜取る挟部材が作動し各エ
レメントの断片を縫工糸を傷けない様に互にかみ合う左
右−組の各エレメントのかみ合せ部を上下亦は前後から
圧壊挟持し乍ら抜取り除去する。その間、固定装置によ
りストリンガ−テープを固定して置く。以下により一細
部のスペース形成作業を完了すると１移送台により連続
チェーンを所定の単一のチェーンの長さ丈は移送し次の
スペース形成操作が始まる。

（実施例） 以下１本発明のそれぞれに就いて図面を参照してその実
施の態様を説明するがＡこの明細書の特許請求の範囲に
本発明の必須の構成要件として記載した構成を有するも
のは１例えその実施の態様に於て以下に例示する実施例
との間に差違があったとしても１本発明の技術的範囲に
属するものであることはいうまでもない。

実施例−１（物） 第１図に於て１Ａは本発明の合成樹脂スライドファスナ
ーチェーン％１．１’はそれぞれ左右のストリンガ−１
２はストリンガ−テープ、３は合成樹脂の長尺の連続モ
ノフィラメントをコイル状に成形したかみ合いリンクを
有するエレメントｚ４はエレメント３をストリンガ−テ
ープ２に縫着する縫工糸Ｓ５は一対のストリンガ−１，
１′のエレメント３のかみ合い頭部１ｘは合成樹脂スラ
イドファスナーチェーンの開離巣挿具取付側のスペース
部１Ｙは同じく上止取付側のスペース部、６はスペース
部Ｘに隣接する縫工糸４の内側の上脚部で切断したエレ
メント３の開離畿挿具数句側の切断端Ａ７は同じく縫工
糸４の外側の連結反転部で切断したスペース部Ｙに隣接
する上止取付側の切断端である。第２図に於て８は合成
樹脂スライドファス＋−ｆエーンＡのスペース部ｘのス
トリンガ−１の端部に取付けた蝶棒、９は同じくストリ
ンガ−１′の端部に取付けた箱棒１両者は取付に際し前
記切断端６のエレメント３とそれぞれの金具の一部を係
合した状態でストリンガ−テープ−２に固着する。第３
図、第４図に於て１２は上止１１３は芯紐、第５図に於
て１４はスライダーである。上記第１図に示した合成樹
脂スライドファスナーチェー／はこれに端棒０箱棒８箱
体、上止を付はスライダーを装着することにより第５図
に示す開１ｌＩＩＩｋ挿具付の合成樹脂スライドフ、ア
スナーとなる。

実施例−２（物） 第６図に於てＢはスペース加工を済せた合成樹脂スライ
ドファスナ一連続チェーンの一部である。図中Ｃはそれ
宅れ所定の間隔で合成樹脂スライドファスナーチェーン
Ｂの一部に造設したスペース部、χはスペース部Ｃ中前
記開離番挿具取付側のスペース部と成るスペース部、Ｙ
は同じぐ上止取付側のスペース部と成るスペース部、６
．７は前記実施例−１と同じ各切断端である。

、実施例−３（生産方法） 合成樹脂スライドファスナ一連続チェーンＡを後述する
第７図に示す、Ｊンチを装備した第９図に示すスペース
形成装置を配備したスペース加工機に移送しＡその所定
長さの個処の各スペース部とする個処にパンチおよびダ
イの協働によってスペース部９を形成・するが為パンチ
の本体下面には二対の並行する長短二種の刃渡を有する
切断刃１６゜１７が合成樹脂スライドファスナ一連続チ
ェ゛−ンＢの長手方向と一致して配設しであるのでＡ゛
スペース部影形成装置一回動作すると短い切断刃１６に
依って縫工糸４の内側で多数組の一対のエレメント３を
そのかみ合い頭部６をかみ合せたまま切断し一亦長い切
断刃１７に依って縫工糸４の外側で残の多数組の一対の
エレメント３も同じ＜７５や合せたまま切断し両者の断
片を除去すると、スペース部の両側端に近接して縫工糸
４の内１１１１ｊに位置する切断部６１外側に位置する
切断部７を伴ってスペース部Ｃを形成する。次にその中
央に於て巾方向に切断することに依って合成樹脂スライ
ドファスナーチェーンＡを生産する。欧お第６図に於て
、Ｌは合成樹脂スライドファスナ一連続チェーンＢから
合成樹脂スライドファスナーチェーンＡを作成する際の
連続チェーンの長手方向に直交する巾方向の切断予定線
で二細部のＬ　、　Ｌ　ＡＳの切断に依り１個の合成樹
脂スライドファスナーチェーンＡを生産する。

実施励−４（生産用器具） 第７図に於て１５は合成樹脂スライドファスナ一連続チ
ェーンＢの所定長さの個処に所定のスペース部Ｃを配設
する為舌しメント３を切断し断片を除去するのに使用す
る後述するパンチＰの本体）１６はパンチＰの本体１５
の下面長手方向の一端にその中心線Ｍを界に１］方向に
対称に対設した左右一対の並行する短い切断刃で合成樹
脂スライドファスナ一連続チェーンＢの一組の縫工糸４
．４の内側のそれぞれ一組のエレメント３．３の上脚部
２４を切断する。１７は同じく長手方向の他端から上記
短い切断刃】６の近く迄に互り短い切断刃１６の外側に
対設した左右一対の長い切断刃で、前記−組の縫工糸４
の外側のそれぞれ一組のエレメント３の連結反転部２５
を切断する。１８は上記二対の切断刃の間の前記パンチ
の本体１５の下面の中心線Ｍに在り１上記切断刃１６．
１７と協働して切断刃１６．１７によるエレメント３の
切断直後から互にかみ合う左乍ら、各エレメント３の断
片を縫工、糸４がら抜取る。切断刃１６．１７の重なシ
は両者が同じエレメントを切断しない様１ピッチ以内に
しないと、同じエレメント３を両方の切断刃１６．１７
で切断することに依って縫工糸４の間（エレメント＾片
か残ることに成シ１その除去に手間取る。亦＼内側用　
。

の切断刃１６はできる丈は短くし外（ｌｌｌ＋用を長く
しであるのは内側切断の場合は先に従来例で説明した様
にエレメント３に縫工糸４が強く終刊いていてエレメン
トの断片の除去がしにくい為である。亦中心ｉ！Ｊ′Ｉ
Ｍを界にした両側の切断刃１６．１７の位置を第８図に
作用線で示す様に各エレメント３の半ピッチ程ずらせて
予定外の、エレメントの脚の切断を防いでいるので本体
１５の前後側面は、その中央１９を界に一面例えば面２
０が凹でいる場合には＼他面２１は凸出しその反対側面
ではこの逆となる。／Ｉ］・、隆設した突条１８の形状
を、第７図を始とし各図面に於てとがらせて画いたが上
面を平にした台形とすることに依ってエレメントの断片
の圧；東挟持を確実にできることはいう迄も無い。

実施例−５（生産方法。生産装置） 第９図に於て１Ｅはスペース加工機の合成樹脂スライド
ファスナ一連続チェーンＢを移送する移送台で基礎に対
し水平又は垂直に設置し１その上部の移送路Ｆ、−Ｆ”
を図示しないチェーンガイドおよび送り装置藏より間け
つ的に移送する。Ｄは移送台の中央に配設したスペース
形成装置のダイ、・ＰはダイＤに対向して配備したパン
チで、両者が連携的に協働することによシ合成樹脂スラ
イドファスナ、一連続チェーンＢの所定長さの個処のス
ペース部とする部分に在るエレメント３を切断除去する
ものである。前記パンチＰの本体１５はパンチＰの端部
にダイＤと対向して装着する。第１０図。

第１１図において２２は１ダイＤの中央部の移送路Ｆ−
Ｆ’の中心口上にダイＤと協働するパンチＰの二対の切
断刃の間の突条１８と協働する突条１８と略同長の挟部
月１２３はダイＤの両側とその上部に在って突条】８と
挟部材２２によるスペース部Ｃとする部分に有る各エレ
メント３の断片を抜取除去する操作中スペース部Ｃとす
る部分およびその前後の両側のストリンガ−テープ２．
２を上下又は前後両方向から圧着固定するチェーン固定
装置で、その操作中移送装置は停止している。次にスペ
ース部形成の工程を説明すると、第１０図（ａ）は開離
豪挿具数句側附近第８図■−４位置のスペース形成操作
前の配置を一部断面で示し、第１Ｏ図（ｂ）は短い刃渡
の内側の一組の切断刃１６がエレメント３を縫工糸４の
内側に於て上脚部２４で切断した時点で１突条１８およ
び挟部材２２によって左右一対のエレメント３のかみ合
〆−５を圧壊挟持するが・この段階では固定装置は未だ
働かない。この時短い刃渡の切断刃１６により生じた幾
つかの断片は１エレメントの巻数に応じた断片となり１
内側での切断の為縫工糸４が絡み１その除去が比較的先
例であるが１断片数を少くする様切断刃１６の刃渡を短
くしであるので＼断片の除去に際して縫工糸４を切った
シ抜損するトラブルは起らない。第１ｏ（ｃ）はストリ
ンガ−テープ２をチェーン固定装置２３が固定し１パン
チＰおよび挟部材２２がストリンガ−テープ２の固定位
置から変位してエレメント３の断片を抜去シつりある状
況を示す。第１１図（ａ）は上止取付側から開離徴挿具
取付側近く迄のス及−ス部とする範囲の部分を長い刃渡
の一組の外側の切断刃１７により縫工糸の外側でエレメ
ント３の連結反転部２５で切断するスペース部形成工程
前の第８図■−■位置の配置を一部断面で示し１第１１
図（ｂ）／ は長い刃渡の切断刃１７が縫工糸４の外側エレメント３
の連結反転部２５を切断し）第１０図（ｂ）と同様であ
るが第１１図（ｃ）に示す様に突条１８にょる縫工糸の
絡が緩み外側にある断片部２６が短い為エレメント３の
断片はさしたる抵抗も無く縫工糸４がら抜出るので長い
刃渡による切断で生じた多数の断片の除去を円滑に実施
できる。第ｘｔ（ｂ）、’＄Ｃ）におけるチェーン２３
の状況は第１０図（ｂ）、（＋ｃ）と同一である。上記
二種の切断刃１６．１７は共にパンチＰの一体の本体１
５の下面に並行して併設しであるから為上記切断および
断片除去工程の操作は同時に行われる。その後各部拐が
操作前の位置に戻ることはいう才でもない。そして合成
樹脂スライドファスナ一連続チェーンＢは移塔装置にょ
シ移送台Ｅ上を再び所定の長さ丈は移送され１次のスペ
ース部とする何処がスペース部形成装置の部位に来だ時
再度移送が停止となシ、新たなスペース形成工程が始ま
る。

（発明の効果） 以上１本発明の物である合成樹脂スライドファスナーチ
ェーン１同じく連続チェーンと、その生産方法１生産器
具１゛生産装置の構成０作用および実施例の説明におい
て詳細に記載したことがら明らかな様に１本明細書の特
許請求の範囲の欄の第一番目に記載した発明に依れば、
開離畿挿具付の合成樹脂製エレメントを有するスライド
ファスナーの蝶棒０精棒の取付強度を増し、確実９円滑
な取付に依って使用中にチェーン割れを生じない製品が
得られ１上止取付側ではエレメントの切口が触れないの
でファスナーの肌触り１手触シも良く１亦１衣類などに
引掛ることも無い様にてき１第二番目に記載した発明に
よれば１第一番目に記載した発明の物を能率的に且多量
に連続して生産する為ｐ最も良好な中間的製品であり１
更にこれを長巻のまま保管〜輸送、し或は販売し取引で
き）、輸送先、販売先に於て切断、仕上加工を必要に応
じて実施することも可能な物である点でも優れている。

。 亦１第三番目に記載した方法の発明に依れば、合成樹脂
スライドファスナーチェーンの生産方法として１少数組
のエレメントの縫韮糸の内側での切断を採用することに
依！１１）エレメントの断片除去の際事故の発生を防ぎ
１残りの多数組のエレメントを縫工糸の外側で切断する
ことに依り、スベーなどの改善に効果のある切断端の縫
工糸の外側への配置を案出した成果は、生産性の向上肩
品の品質改良の点で素晴らしく１第四番目に記載した生
一対のエレメントを二組の一体の本体の下部に対。

設した切断刃によって開離凝挿具取付側と上止取付側を
同時に切断除去できるのでスペース加工機に依るスペー
ス加工を施した合成樹脂スライドファスナーチェーン、
同じく連続チェーンの生産の際断片除去の失敗による停
止の低下を防止し、その切断部の状況む開離畿挿具取付
用として優れたものとなり製品にチェーン割れの発生の
心配も無くなり１亦肌触１手触を良好とすることができ
た。

そして第五番目に記載した発明に依ればＳ第四番目の切
断刃の配置、刃渡の規整に伴い、スペース形成時のエレ
メントの除去に際し上記した様に断片の残置、抜取不能
、縫工糸の切断などスペース形成装置の操業に影響を及
す生産上のトラブルを解消し得た点で極めて注目に値す
る効果を有すると共に従来のイぐンチに使用した装置な
どを共用できる点でも発明の実施に際し大規模な装置の
改造や新設を必要とせず設備上からも有利性がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例−１の平面図、第２図は開離妖挿具を取
付けたスペース部の平面図１第３図は上止を取付けた部
分のストリンガ−の平面図−第４図は第３図１−’Ｉ側
から見た側面図、第５図は完成したスライドファスナー
の平面図１第６図は１実施例−２の一部の平面図、第７
図は実施例−４守− （の斜視図−第８図は実施例−５の切断刃とス“ペース
部の関係を示す説明図的平面図−第９図は実施例−５の
装置の概要を示す側面図・第１０（ａ）、　（ｂ）（Ｑ
）は実施例−３の生産方法に於る開離畿挿具取付側の操
作工程を示す説明図的断面図１第１１図（ａ）（ｂ）、
（８）は同じく上田側の操作工程を示す説明図的断面図
である。 図の主要な部分を表わす符号の説明 Ａ・・・合成樹脂スライドファスナーチェーン、Ｂ・・
・同連続チェーン、１．１’・・・ストリンガ−１２・
・・ストリンガ−テープ、３・・・エレメント、４・・
・縫工糸、５・・・かみ合い頭部１６．７・・・（エレ
メント３の）切断端＼Ｘ・・・開＃畿挿具取付側のスペ
ース部、Ｙ・・・上止数＋ｔ　（ＩＩｌ＋のスペース部
１８・・・ｉｔ棒、９・・・・箱棒、１２・・・上止め
１Ｃ・・・連続チェーンのスペース部、Ｐ・・・パンチ
１１５・・・（パンチＰの）本体１１６・・・短い切断
刃、１７・・・長い切断刃Ｓ１８′・・・突条０、Ｄ・
・−ダイ１２２・・・挟部材１２３・・・チェーン固定
装置、２４・・・、（エレメントの）上脚部１２５・・
・（同じく）連結反転部。 寥　１０　回 （＾ン （ト） 嘗　１０　回 （０） 賽　１１　　）Σ 手続補正書（自発） 昭和５８年２月１８日 特許庁長官若杉和夫　殿 １、事件の表示 昭和５７年　特許第２２９２３８号 ２、発明の名称　合成樹脂スライドファスナーチェーン
と、その生産方法１生産器具り生産装置 ３、　補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所東京都千代田区神田和泉町１番地 氏　名　（６８２）　　吉　Ｂコ　工　業　株式会社７
・補正の対象図　面全葉 （ｂ） 第１０図 （Ｃ） ア 第１１図 （α） ヱ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）９合成樹脂スラ、イドファスナーチェーンＡの両
   端に形成したスペース部ＸおよびＹの為一端開離がん挿
   具取付側のスペース部Ｘに隣接するエレメント３“の切
   断端６を縫工糸４の内側に位置させ１他端上止取付側の
   スペース部Ｙに隣接するエレメント３の切断端７を縫工
   糸４の外側に位置させた合成樹脂スライドファス′ナー
   チェーン。
2. （２）１合成樹脂スライドファスナ一連続チェーンの所
   定長さの個処に間隔を置いて設けた多数の各スペース部
   Ｃの一端開離かん挿具取付側とするスペース部Ｘに隣接
   するエレメント３の切断端６を縫工糸の内側に位置させ
   １他端上止取付側とするスペース部Ｙに隣接するエレメ
   ント３の切断端７を縫工糸４の外側に位置させ１かつ切
   断によシー例の合成樹脂スライドファスナーチェーンＡ
   の開離かん挿具取付側となるスペース部Ｘと＼これと繋
   がる切断により次の一個の合成樹脂スライドファスナー
   チェーンＡの上止取付側となるスペース部ｙとを併せ前
   記スペース部Ｃとして形成したスペース加工をすませた
   合成樹脂スライドファスナ一連続チェーン。
3. （３）９合成゛樹脂スライドファスナ一連続−チェーン
   の所定長さの個処の各スペース部Ｃとする個処の一端の
   多数組のエレメント３をかみ合せたまま左右両スト・リ
   ンガ−１，１の縫工糸４の内側の上脚部２４で切断除去
   しスペース部Ｃの上記一端に隣接するエレメント３の切
   断端６を縫工糸４の内側に位置させ翫上記一端の数組の
   エレメント３の近傍からスペース部Ｃとする個処の他端
   までの残りの多数組のエレメント３をかみ合せたまま左
   右ストリンガ−１，１′の縫工糸の外側の連結反転部２
   ５で切断除去しスペース部Ｃ１の上記他端に隣接するエ
   レメント３の切断端７を縫工糸の外側に位置させ１上記
   各スペ一ス部Ｃの中′部 突丘おいて巾方向に合成樹脂スライドファスナ一連続チ
   ェーンＢｔ−切断分離する合成樹脂スライドファスナー
   チェーンの生産方法。
4. （４）、パンチＰの本体１５の下面の長手方向の一端に
   合成樹脂スライドファスナ一連続チェーンＢのエレメン
   ト３をかみ合せたまま左右ストリンガ−１，Ｉ′の縫工
   糸の内側のエレメント３の上脚部２４を切断する左右一
   対の並行する短い刃渡りの切断刃１６を対設し１同じく
   下面の長手方向の他端から上記短い刃渡りの切断刃１６
   の近く迄に互りエレメント３をかみ合せたまま左右両ス
   ）　ＩＪンガー１．１′の縫工糸４の外側のエレメント
   ３の連結反転部２５を切断する左右一対の並行する長い
   刃渡シの切断刃１７を上記切断刃１６の外側に対設し１
   かつ為上記二対の切断刃１６．１７の中間にこれらと並
   行する突条１８を隆設した合成樹脂スライドファスナー
   チェーン生産器具としてのスペース部形成用パンチ。
5. （５）６合成樹脂スライドファスナ一連続チェーンＢの
   移送台Ｅに設けたダ（Ｄと１これに対向したスペース部
   形成用パンチＰと１ダイＤの中央部の移送路Ｆ−Ｆの中
   心線上にダイＤと独立してパンチＰの突条１８と協働す
   る突条１８と略同長の挟部材２２とＡダイＤの両側に配
   備し左右側ストリンガ−１，１２のテープを上下両方向
   から圧着固定するチェーン固定装置２３とから成り１バ
   ンチＰの本体１５の下面にはその長手方向に左右一対の
   短い刃渡シの切断刃１７を有し１かつ）上記；対の切断
   刃１６．１７の中間部にこれらと並行する突条１８を隆
   設した合成樹脂スライドファスナーチェーン生産装置と
   してのスペース部形成装置。