JPS5911402Y2 - 質量分析計の質量数ピ−クトツプ自動判別設定装置 - Google Patents
質量分析計の質量数ピ−クトツプ自動判別設定装置Info
- Publication number
- JPS5911402Y2 JPS5911402Y2 JP9811380U JP9811380U JPS5911402Y2 JP S5911402 Y2 JPS5911402 Y2 JP S5911402Y2 JP 9811380 U JP9811380 U JP 9811380U JP 9811380 U JP9811380 U JP 9811380U JP S5911402 Y2 JPS5911402 Y2 JP S5911402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass number
- peak top
- mass
- accelerating voltage
- setting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は質量分析計において多重イオン検出等に使用す
るのに好適な質量数ピークトップの自動判別設定装置に
関する。
るのに好適な質量数ピークトップの自動判別設定装置に
関する。
従来のピークトップの設定は、全て人間が自己の判断に
基づき手動的に行っていた。
基づき手動的に行っていた。
例えば近年発達した多重イオン検出において、質量数m
1のピークトップを判別設定するには、まず質量分析の
方程式m=K 1の式からm1に対応する加速電V 圧v1を人間が計算し、加速電圧をその値の手動で設定
する。
1のピークトップを判別設定するには、まず質量分析の
方程式m=K 1の式からm1に対応する加速電V 圧v1を人間が計算し、加速電圧をその値の手動で設定
する。
更にV1の近傍でVを微少範囲だけ動がし、m1のピー
クを数回描いて、そのピークトップの位置に加速電圧を
正確に固定する。
クを数回描いて、そのピークトップの位置に加速電圧を
正確に固定する。
この様に1つの質量数のピークトップを発見するにも多
大の時間を要し、かつ人によってその精度も異なると言
う欠点を有している。
大の時間を要し、かつ人によってその精度も異なると言
う欠点を有している。
本考案の目的は上記従来技術のもつ欠点をなくし、任意
の質量数のピークトップを迅速に精度良く、人的手段を
介さず自動的に行いうる質量分析計の質量数ピークトッ
プ自動判別設定装置を提供するにある。
の質量数のピークトップを迅速に精度良く、人的手段を
介さず自動的に行いうる質量分析計の質量数ピークトッ
プ自動判別設定装置を提供するにある。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、イオン源1で
発生されるイオンの加速電圧■は加速電圧発生器5によ
って与えられる。
発生されるイオンの加速電圧■は加速電圧発生器5によ
って与えられる。
この電圧は加速電圧発生器5に入力されるD/Aコンバ
ーター6の出力値により一義的に決定されるものとする
。
ーター6の出力値により一義的に決定されるものとする
。
今、質量数指示装置12から質量数が指定されると、(
指定はデイジタルスイッチやキーボード等デイジタル的
に行う方法が後の処理が簡単である)その値は符号変換
器10を通して演算処理装置9に送られる。
指定はデイジタルスイッチやキーボード等デイジタル的
に行う方法が後の処理が簡単である)その値は符号変換
器10を通して演算処理装置9に送られる。
この演算処理装置9は、マイクロプロセッサーの様な、
ソフト的手法でプログラミング出来る事を特徴とし、こ
の中で目的とする質量数に応じた加速電圧の値が演算決
定され、その結果がメモリー7に移される。
ソフト的手法でプログラミング出来る事を特徴とし、こ
の中で目的とする質量数に応じた加速電圧の値が演算決
定され、その結果がメモリー7に移される。
メモリー7の内容はD/Aコンバーター6を通して加速
電圧発生器5に伝えられる。
電圧発生器5に伝えられる。
従って質量数を指示すれば、自動的にそれに対応する加
速電圧が設定される。
速電圧が設定される。
更にこの加速電圧■を設定後、掃引信号発生器11より
約1マス近辺をカバーする微少加速電圧巾のデイジタル
掃引信号が送られ、加速電圧は先に設定された電圧■を
中心に±Δ■だけ掃引される。
約1マス近辺をカバーする微少加速電圧巾のデイジタル
掃引信号が送られ、加速電圧は先に設定された電圧■を
中心に±Δ■だけ掃引される。
この時イオン検出器4の出力には、指定質量数のピーク
(強度を表わす)が出現し、その出力をA/Dコンバー
ター8を通して演算処理装置9に入力し、ピークトップ
を自動的に判別し、ピークトップの位置が、先のデイジ
タル掃引信号のどの位置で出現するかを記憶し、メモリ
ー7の内容を補正してピークトップの出現する値に変更
する。
(強度を表わす)が出現し、その出力をA/Dコンバー
ター8を通して演算処理装置9に入力し、ピークトップ
を自動的に判別し、ピークトップの位置が、先のデイジ
タル掃引信号のどの位置で出現するかを記憶し、メモリ
ー7の内容を補正してピークトップの出現する値に変更
する。
かくして、質量数を指定すれば、その質量数のピークト
ップの出現する加速電圧に自動的に電圧が設定される。
ップの出現する加速電圧に自動的に電圧が設定される。
本考案の実施例によれば、質量数を指定するのみにてピ
ークトップの位置に自動的に設定され、人的手段を必要
とせず、超短時間に精度良く目的を達或し得る効果が得
られる。
ークトップの位置に自動的に設定され、人的手段を必要
とせず、超短時間に精度良く目的を達或し得る効果が得
られる。
尚、質量数のピークトップ判定設定において加速電圧を
変化させる代りに磁場を変化させても同様の結果を得る
ことができる。
変化させる代りに磁場を変化させても同様の結果を得る
ことができる。
本考案によれば、任意の質量数のピークトップの位置に
、質量分析計の条件を調整する事が自動的に行い得る。
、質量分析計の条件を調整する事が自動的に行い得る。
第1図は本考案の一実施例を示す質量分析計の質量数ピ
ークトップ自動判別設定装置のブロックダイアダラムで
ある。 1・・・・・・イオン源、4・・・・・・イオン検出器
、5・・・・・・加速電圧発生器、6,8・・・・・・
D/Aコンバーター、7・・・・・・メモリー 9・・
・・・・演算処理装置、10・・・・・・符号変換器、
11・・・・・・掃引信号発生器、12・・・・・・質
量数指示装置。
ークトップ自動判別設定装置のブロックダイアダラムで
ある。 1・・・・・・イオン源、4・・・・・・イオン検出器
、5・・・・・・加速電圧発生器、6,8・・・・・・
D/Aコンバーター、7・・・・・・メモリー 9・・
・・・・演算処理装置、10・・・・・・符号変換器、
11・・・・・・掃引信号発生器、12・・・・・・質
量数指示装置。
Claims (1)
- 質量数を指定する手段と、指定された質量数がらその質
量数に対応する加速電圧又は磁場を演算し、質量数を指
定すると自動的にその質量数に対応する加速電圧又は磁
場を発生させる手段と、イオン加速電圧又は磁場を或る
基準値がら微少範囲掃引する手段と、その掃引範囲中の
質量数ピークトップを判別しそのピークトップに対する
微少範囲掃引値を検出記憶する手段と、上記イオン加速
電圧又は磁場を質量数ピークのトップに対応する値に自
動的に補正設定する手段とを備えたことを特徴とする質
量分析計の質量数ピークトップ自動判別設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9811380U JPS5911402Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 質量分析計の質量数ピ−クトツプ自動判別設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9811380U JPS5911402Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 質量分析計の質量数ピ−クトツプ自動判別設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5625448U JPS5625448U (ja) | 1981-03-09 |
JPS5911402Y2 true JPS5911402Y2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=29330898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9811380U Expired JPS5911402Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 質量分析計の質量数ピ−クトツプ自動判別設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911402Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04102510U (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-03 | 昭和電線電纜株式会社 | 多対ケーブル |
-
1980
- 1980-07-14 JP JP9811380U patent/JPS5911402Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5625448U (ja) | 1981-03-09 |
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