JPS59112263A - メラノサイトおよび黒色腫に対する単クロ−ン抗体 - Google Patents

メラノサイトおよび黒色腫に対する単クロ−ン抗体

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JPS59112263A
JPS59112263A JP58226686A JP22668683A JPS59112263A JP S59112263 A JPS59112263 A JP S59112263A JP 58226686 A JP58226686 A JP 58226686A JP 22668683 A JP22668683 A JP 22668683A JP S59112263 A JPS59112263 A JP S59112263A
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cell
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ジエイ・グレゴリ−・カイルンクロス
マグダレヌ・エイジンガ−
アラン・エヌ・ホ−トン
ロイド・オ−ルド
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SUROON KETARINGU INST FUOO KIYANSAA RESEARCH
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SUROON KETARINGU INST FUOO KIY
SUROON KETARINGU INST FUOO KIYANSAA RESEARCH
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    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 は、メラノサイトおよび黒色腫の内部のあるいはそれら
の表面の抗原標識(antigenic marker
 )に磁北し、分化の段階にしたがって黒色服細胞を分
類する。これらの標識(マーカー; marker )
に基づいてのメラノサイトおよび黒色腫の免疫検定が可
能となった。
1975年にケーラー(Ktihler )とミルシュ
タイン(Millstein )とによって導入された
ハイブリドーマを用いる単クローン抗体の製造に関する
全く新しい革命的な手法により、寸分ちがわずまた再現
性のある特異性をもった抗体をほぼ無限に生産すること
が可能となった。動物を腫瘍細胞あるいは他の抗原によ
り免疫化することにより得られる従来の抗血清は特異性
および性質の相違する無数の抗体を産生ずるが、−・イ
ブリドーマは均一の特性をもつ単一の抗体を産生ずる。
ケーラー−ミルシュタインの手法は、免疫化した動物か
らの肺細胞と永続骨髄@細胞系との融合を伴なう。融合
細胞(−・イブリドーマ)から、所望の特異性をもつ抗
体を産生ずるクローンが選択される。−・イブリドーマ
細胞は無限に培養でき、また、液体窒素中に凍結保存で
きるので、抗体を安定して供給することが可能となる。
抗体は、抗原として知られる他の分子と磁北して結合す
る能力を有するプロティンである。
単クローン抗体は、その特性が非常に均一であること、
および、唯一の抗原あるいは決定基として知られる抗原
のプロティンと磁北することの他は他の抗体と変わると
ころがない。
細胞の場合、磁北する決定基は、細胞中のあるいは細胞
上の抗原であり、それは抗体と反応する。特定の抗体が
特定の種類の細胞に磁北する、即ち反応するのは、この
細胞抗原を通してである。このように細胞抗原は細胞を
同定する標識となる。
これらの抗原標識は、細胞分化の正常プロセスを観察す
るのに、また、ある細胞系の異常をつきとめるのに用い
られる。分化のプロセスには表面の抗原表現型の変化が
伴ない、適当な抗原が用いられれば、異なる分化系譜に
属する細胞を区別する抗原あるいは同じ分化系譜の異な
る相の細胞を区別する抗原を観察することができる。抗
原のTL、  ’rhy−1およびLyt  シリーズ
の記述ならびにマウスのT−細胞白血病の表面抗原(5
urface antigen )の分析を通して初め
て分化抗原が認識された。ヒトおよびマウスの正常T細
胞およびB細胞を利用することによりT細胞分化抗原の
分析は非常に簡単になり進歩したが、他の種類に属する
正常および新生細胞に示された分化抗原については殆ど
知られていない。これは適当な正常細胞型を容易に得る
のが難しいからである。正常な肌からメラノサイトを培
養する技術が最近発見されたことにより(Eising
er publication参照)、メラノサイトの
表面抗原を規定することが可能になった。この方法によ
り、メラノサイト分化抗原の分析のために増殖細胞の補
充源が提供される。同様に、黒色腫に由来する数多(の
細胞系が確立され、これにより黒色腫表面抗原の分析が
容易になった。
悪性黒色腫の表面抗原に関しての知見により、MARの
出現が非常に加速化された。
本発明の単クローン抗体により、黒色腫とメラノサイト
の細胞標識が同定された。型に分けられた単クローン抗
体のパネルが選択され、これはメラノサイトおよび黒色
腫両方の成熟のそれぞれの段階で分化抗原特性と磁北す
る。これらの分化抗原はメラノサイトおよび黒色腫を分
類するのに用いることができ、また、それらを特徴的な
サブセットにグループ化するのに用いることができる。
このように、サブセット内のメラノサイトおよび黒色腫
の免疫検定は可能となる。
本発明の単クローン抗体はケーラー−ミルシュタイン法
により調製され、ここで培養された黒色肺細胞、腎臓癌
細胞またはメラノサイト・グリオマ(melahocy
te gliama )で免疫化されたマウスからの肺
臓細胞は骨髄腫(ミエローマ)細胞と融合され、ハイブ
リドーマを形成する。これらのハイブリドーマからの抗
体が成熟の種々の段階でのメラノサイトおよび黒色腫細
胞上の分化抗原と磁北することが見い出された。これら
の分化抗原に基づいてメラノサイトおよび黒色腫を分類
するシステムが案出され、上記の標識に単クローン抗体
を用いる分化の種々の段階での黒色腫およびメラノサイ
トについての血清学的検定が開発された。これらの検定
は黒色腫の初期の診断に特に有用である。
本発明の検定は、黒色腫細胞抗原に磁北する抗体、好ま
しくは抗原システムM1ないしM34の1またはそれ以
上の抗原に対する単クローン抗体と黒色肺細胞を含む組
織をさせ、ついで、上記単クローン抗体と抗原との抗原
反応を観察することを包含する。本発明の好ましい実施
態様において、接触される組織はJl、−試μであり、
抗原反応は放射線免疫検定法または酵素結合免疫検定(
ELISA (エライザ) 、(enzyme −11
nkedimmunoas8ay ) 〕により観察さ
れる。本発明の他の実施態様において、検定すべき組織
は先ず切り取られ、ついで新鮮に、または公知の方法に
よりパラフィンに埋め込まれるか冷凍された後に、上記
の単クローン抗体と接触される。この実施態様において
抗体は、酵素のような色形成物質または着色した基、好
ましくはペルオキシダーゼまたはその基質、螢光物質あ
るいは放射性元素が付けられ、これにより抗体の所在が
トレースされる。切り取られた組織の血清学的検定も本
発明の実施態様に含まれる。受動血液凝集、抗体阻害検
定あるいはグリコリビ ト/媒介免疫粘着検定(gly
colipid−mediated immune a
dh−erence assay)が用いられる。同様
に抗マウス免疫グロブリン検定(anti−nlons
e immunoglobulin assay )プ
ロティンA検定(Protqin A assay )
が使用できる。
本発明の他の好ましい実施態様において、検定すべき組
織は個体の無傷の体またはその全プロティンを含み、抗
体は放射性のあるいは他のエネルギーを生じる元素が付
けられており、体全体あるいはその一部は黒色腫細胞の
位置の放射活性の部位について外部からスキャンされる
本発明の方法は、また、患者の黒色腫の治療を含み、こ
こで、黒色腫細胞の細胞抗原、好ましくは細胞分化抗原
に磁北する単クローン抗体が、黒色腫細胞の生長または
増殖を禁止するに効果的な量で患者に投与される。この
方法の好ましい実施態様において、抗体は黒色腫細胞の
破壊を引きおこすポテンシャル組織破壊剤が付けられる
。組織破壊剤の具体例としては、ケモトキシック剤(c
hemotoxic agent )、化学療法剤放射
性核種、毒素、補体活性化因子、凝血活性化因子などが
ある。
不発明の方法は、また、個体の色素細胞の疾病を治療す
る方法を包含し、この方法はメラノサイトのa胞抗原に
磁北する単クローン抗体を個体に投与することを含む。
母斑あるいは皮膚血管腫は治療される色素細胞疾病の一
例である。
以下の記載は本発明を具体的に説明することを指図する
ものであり、ここに記載されたノ・イブリドーマ、単ク
ローン抗体、細胞系と実質的に機能的に均等なるものは
勿論のこと、いかなる態様においても本発明を制限する
ものではない。
本発明で使用するために選ばれた単クローン抗体は、本
技術分野でよ(知られた融合方法による〔ケーラー(K
ohler )参照〕、黒色腫、グリオーマ(glio
ma ) 、腎臓癌あるいはメラノサイトによって免疫
化されたマウスの肺細胞に由来する。以降パネルとよば
れる単クローン抗体のグループが選択され、これらがメ
ラノサイトの特定の細胞表面抗原に感能することが見い
出された。このパネルおよび感能する抗原システムを第
1表に示した。鳥。* I+! * LHt K5w 
工24およびR8で示された単クローン抗体はディボル
ド(Dippold )らによって報告されており(P
roc。
Nat′l、 Acad、 Sci、 U、 S、 A
、、 776114(1980))(米国出願!307
,060)、v2およびS6で示された単クロン抗体は
ウエダ(Ueda)うによって報告され(Prod、 
Nat’l、 Acad、 Set、 U、S、入。
78.5122(1981)(米国出願A 413.8
61)、また、抗体Mel−1はホートン(Rough
 tt+n )  らによって報告されている( Pr
od、 Nat’1.Acad。
Set、 U、 S、 A、、 77、4260. (
1980))。
以下余白 類別化された抗体のこのパネルにより検出されたメラノ
サイト抗原(標識)は以下の(1)〜(4)の4つのカ
テゴリーにグループ化される。
(1)新しく生まれたメラノサイト(Hewbornm
elanocxte )または成長したメラノサイト(
adultmelanocyte )に検出されなかっ
たが、黒色腫のサブセットによって示されたもの: E
(LA−DR。
M−1、M−3゜ (2)新しく生まれたメラノサイトには検出されたが、
成長したメラノサイトには検出されなかつプこもの二M
−4〜M−8゜ (3)成長したメラノサイトには検出されたが、はとん
どの新しく生まれたメラノサイトには弱くしかまたは全
く検出されなかったもの;M−9、M−10゜ (4)新しく生まれたメラノサイトおよび成長したメラ
ノサイトに同等に検出されたもの二M−11〜M−34
゜ 第1表に示されるように、同じ分子の異なりたエピトー
プ(epitope )あるいは同じエビ)−プを同定
するとして知られる単クローン抗体は同じ抗原系にグル
ープ化される。M−19抗原は4つのマウスの単クロー
ン抗体によって検出された95kdグリコプロテインで
あり、M −20は5つの異なったマウスの単クローン
抗体によって検出された130kdグリコプロテインを
示し、M−23は2つの抗体によって検出された145
kdと100kdの2つのグリコプロティンダイマーで
ある。
第3表は細胞表面抗原に関し新しく生まれたおよび成長
したメラノサイトの血清学的類別を示す。
血清学的分類は、たとえば上記のデボルドら(Dipp
old、W、G、 et al、 5upra (19
80) )やプフロイントシュー、  M (Pfre
undachuh、M、)ら(Proc。
Nat’l、Acad、 Sci、U、 S、 A、、
 75.5122(1980))によって記述された従
来方法によって、抗マウス免疫グロブリン(anti 
−Ig )検定やプロティアA(AP)検定によりなさ
れた。好ましい手法において、′指示細胞(1ndic
ator cell )は0.1係塩化クロムを用いて
抗マウス免疫グロブリンあるいはプロティンAをヒト赤
血球に結合することにより調製される。検定はファルコ
ン3040マイクロテスト■プレート(Falcon 
3040M1crotest l plate )で行
なわれた。血清バターゲット細胞と共に1時間インキュ
ベートされた。
プレートを洗い、光学顕微鏡によりロゼツテイング(r
osetting )を評価した。力価は50係のポジ
ティブ(positive )ターゲット細胞を与える
血清希釈(serum dilution )に対応し
た。吸収テストはKippold (前述)およびPf
reundschuh (前述)の方法により行なわれ
た。腫瘍をもっているマウス、クローン化したノ・イブ
リドーマを接種したヌーヌーマウス(nu nu mo
use  ) (スイヌ原産)からの血清を血清学的分
析に用いた。
これらの血清は黒色腫あるいはメラノサイト培養に〉1
0−’、’通常≧10−5の最大フィルターを有してい
た。b−2低分子グロブリンに対する従来のウサギ抗血
清およびマウス単クローン抗体はAccurate C
h6mical arid 5cientific C
arp。
(l[(ickavill N、 Y、、 U S A
 )から購入できる。
ABE(血液グループ抗原ならびに腎臓癌、肺癌および
卵巣癌の一連の分化抗原を検出する25の他の単クロー
ン抗体は、これらの選別テストに包含される。これら1
vIAbに関しては、新しく生まれたあるいは成長した
メラノサイトと何ら反応しなかったので、パネルから除
外した。
第1表に示されたグループ化された抗体のパネルは、黒
色腫表面抗原を同定するのに用いられた。第2表は培養
された黒色細胞系に関し、パネルの各々の活性度および
力価を示す。
以下余白 第1表に挙げられた抗体は一般に、黒色腫細胞系のある
部分とのみ反応し、それゆえ、抗原表現型に基ずいて、
黒色腫を区別しうるサブセットに分けられることが判る
。M−25のような抗原は殆どの黒色腫細胞系により表
わされ(23/ 26系)、M−4、M −6の抗原は
細胞系の約半分に検出され、M−10抗原は33の黒色
Ii系のわずか5つに見られる。ME(Cプロダクト(
product )に関し、hLh−DR表現は21の
細胞系の中13に見られる。HLA −A。
B、 Cおよびb−2低分子グロブリンに対する抗体は
殆どすべての黒色腫細胞系と反応し、2つの細胞系、す
なわちSK−MEL−19およびSK−MEL−33と
反応しない。吸収テストによりこれらの抗原はSK−M
EL−19上に検出され、SK−MEL−33に検出さ
れない。
このように、同定された標識(marker  )は、
黒色腫を分類し、評価する新しい手法を提供する。たと
えば、黒色腫初期の、中間のおよび後期の分化抗原の表
現を基にして、3つの一般クラス01つに分類される。
培養された黒色腫系の表面抗原表現型と他の分化特性、
たとえば形態学、着色、チロシナーゼ活性とは明らかな
相関がある。初期の標識を示すが中期および後期の標識
を欠く黒色腫は、上皮形態をもち、着色ヲ欠キ、チロシ
ナーゼが低レベルである。対称的に、M−9、M−10
のように後期標識を示す黒色腫は、紡錘体形あるいは多
樹枝体(pol−denritic )  形態をもち
、着色し、高レベルのチロシナーゼを有する。中期のク
ラスの黒色腫は、中期のメラノサイト標識をもつことに
より区別され、これらは紡錘型形態をもち、わずかにし
か着色せず、チロシナーゼは低レベルである。
チロシナーゼ活性はボマランツ(Pomerantz 
)によって記載された検定法の改良法により測定される
( Pomerantz、 S、 H,、J、Biol
、Chem、241゜16B1966))。〔3H〕チ
ロシン(特異活性53、 I Ci / m Mol 
)  はニューイングランド・ニュークリア(New’
 England Nuclear )から購入できる
。テストすべき細胞系は25cr/lの7ァルコンフラ
スコ内でフラスコ当たりlX106細胞の密度でまかれ
る。12時間後、培地は除かれ、培地中に5.uciの
〔3H〕チロシンを含む新鮮な培地4 rn!で置き換
えられ、活性炭で吸着されて除かれ、ダウエックス50
wカラム(DoWex50  column  )を通
される。溶離剤中の三重水素化されたH20(チロシナ
ーゼ活性により生じル)はL S 9000  ベラマ
ン・シンチレーション・カウンター(LS  9000
  BeckmanSci−ntil、1ation 
Cou nter )中で3回カウントされる。
チロシナーゼ活性は、黒色腫細胞系によって生じた三重
水素化されたH80/コントロールの非着色腎臓癌細胞
系(SK−Re−7)によって生じた三重水素化された
E(、Oの比で表わされる。
24の黒色肺細胞系は、M−2、M−3、t(LA−D
R,M −4、M−6、M−9およびM−10抗原の表
現に関し、分類される。これら抗原が黒色腫のサブセッ
トを規定し、発生の(fetal )/新しく生まれた
および成長したメラノサイトの表現の特異なパターンを
有することから、これら7つの抗原が選択された。3つ
の抗原、すなわちf(LA−DR,M −2およびM−
3はメラノサイトの初期の標識であると考えられる。抗
原M−4およびM−6は発生のおよび新しく生まれたメ
ラノサイトに見られるが成長したメラノサイトには見ら
れず、それゆえメラノサイトの分化の中期相のシグナル
である。M−9およびM−10はメラノサイトの系譜の
後期の標識である。というのは、それらは発生のまたは
新しく生まれたメラノサイトに比較して、成長したメラ
ノサイトに強く示されるからである。第4表は、抗−I
g  検定により、これらf(LA−DR,M −4お
よびM−10細胞表面に関し、黒色腫およびメラノサイ
トの血清学的類型化を示す。
要約すると、25の黒色腫系の表面表現型は、メラノサ
イト分化の初期、中期および後期の相に対応すると考え
られる。5つの黒色腫が初期の標識であり、10個が中
期の標識であり、 i。
個が後期の標識である(第4表)。これらの相違が著し
いことは、表面抗原のパターンを、着色性、形態学、チ
ロシナーゼなどの他の分化特性と比較してみれば明らか
である。初期の抗原標識を示す黒色腫の殆どは上皮様で
、これらの黒色腫は着色性およびチロシナーゼ活性を欠
く。
後期のメラノサイト標識を示す黒色腫はしばしば多相枝
状形態で、成長したメラノサイトに似ており、重い着色
と高レベルのチロシナーゼ活性を有する。
第3表は黒色肺細胞表面抗原に関する、新しく生まれた
および成長したメラノサイトの血清学的類型化を示す。
第3表において、各々の印は個体についてのテストを示
し、特定の抗原に関する個々のテストは、異なる個体か
らのメラノサイトに関しなされた。マウスの単クローン
抗体についてのテストの場合、◎は抗体力価1.14 
〜1.10 を示し、○は1:500〜1 二5000
を示し、Δは1:250を示す。M−14抗原を検出す
るとヒト類型血清に関するテストの場合、◎は力価1:
500〜1 : 104を示し、○は1:10〜1:2
50を示シ、Δは反応せず(1:10)を示す。
以下余白 第4表はメラノサイト分化標識に関し25の黒色腫細胞
系の血清学的類鳳を示す。表中、◎は黒色腫細胞系によ
る抗原表現を示し、これはマウス単クローン抗体に関し
1:500〜に107の力価で決定し、M−10抗原を
検出するヒト血清の場合l:10〜1 : 105で決
定した。
形態学においてEは上皮様を、Sは紡錘形をDは多相枝
状を示す。着色は、細胞ペレット中の茶あるいは黒色素
の強度にエリ目視夕刊定した。
チロシナーゼ活性は黒色腫培養により生じた三重水素化
H20/非看色Iオ臓帰培養(標準)の比で示した。
以下余白 385− 本明細書の記載には、また、以下の治療方法についての
発明も包含される。
(1)黒色腫の細胞抗原に感能する単クローン抗体を、
抗−黒色腫有効量で患者に投与することを特徴とする黒
色腫の治療方法。
(2)前記単クローン抗体が有効な粗織破壊剤について
いる(1)に記載の治療方法。
(3)  メラノサイトの細胞抗原に感能する単クロー
ン抗体を個体に投与することを特徴とする色素細胞の疾
病の治療方法。
(4)  前記疾病が母斑である(3)の治療方法。
特許出願人 スローンーケツタリング インステイテユ
ート第1頁の続き CI2 R1/91 ) (ル発 明 者 ジエイ・グレゴリ−・カイルンクロス カナダ国オンタリオ・ロンドン ・シアーウッド・アヴエニュ22 9番 ・老発 明 者 マグダレヌ・エイジンガーアメリカ合
衆国ニュー・シャー シー・デマレスト・チン・テラ ス30番地 f72)発 明 者 アラン・エヌ・ホートンアメリカ
合衆国ニュー・ヨーク ・ニュー・ヨーク・イースト63 ストリート450番地 0発 明 者 ロイド・オールド アメリカ合衆国ニュー・ヨーク ・ニュー・ヨーク・ウェスト・ エンド・アヴエニュ600番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 メラノサイトの細胞抗原に感能することを特徴と
    する単クローン抗体。 2、 前記細胞抗原が分化抗原である特許請求の範囲第
    1項記載の単クローン抗体。 3、 メラノサイトの細胞抗原に感能する単クローン抗
    体を生産することを特徴とする抗体生産ハイブリドーマ
    細胞系。 4、 骨髄腫由来の細胞株と、培養されたヒト・メラノ
    サイトにより免疫化された非霊長動物に由来する牌細胞
    とを融合することにより形成されたことを特徴とする抗
    体生産ハイブリドーマ細胞系。 5、 骨髄腫由来の細胞株と、培養−されたヒト・メラ
    ノサイトで免疫化された非霊長類由来の牌細胞とを融合
    することを特徴とする抗体生産ハイブリドーマ細胞系の
    形成方法。 6、前記細胞標識がMlt M2F MB2 M41 
    M5F M6/ M7F MstM9’ Mlo”11
    ”12”13’ M14” 15”16” 17’ M
    18’’19”20”21”22”23”24”25’
     M2R”27”28’M29F M30’ M317
     M32F M33FまたはM34抗原系である特許請
    求の範囲第1項記載の単クローン抗体。 7、 ヒト黒色肺細胞の細胞抗原に感能する単クローン
    抗体。 8、 前記細胞抗原が分化抗原である特許請求の範囲第
    7項に記載の単クローン抗体。 9、 前記細胞標識がM11M21M31M4F Ms
    rM61M7/ M s〆M9”10”11’ M12
    ”13”14”15”16”17”18’M19”20
    ”21・M22”23・M24”’25・M2R”27
    ”28’M29”30・MB2・M32”33・または
    M34抗原系である特許請求の範囲第7項記載の単クロ
    ーン抗体。 10、  ヒト黒色膝組・胞の細胞抗に感能する単クロ
    ーン抗体を生産することを特徴とする抗体生産ハイブリ
    ドーマ細胞系。 11、  骨髄肺由来の細胞株と、ヒト黒色腫細胞系で
    免疫化された非霊長類動物に由来する肺細胞とを融合し
    て形成されたことを特徴とする抗体生産−・イブリドー
    マ細胞系。 12、  前記肺細胞がヒト黒色腫細胞系DX−2,S
    K−MEL−19,SK−MEL−33,SK−MEL
    −93またはSK−Ml−31で免疫化されたマウスま
    たはラットに由来したものである特許請求の範囲第11
    項記載の抗体生産ノ・イブリドーマ細胞系、13、骨髄
    腫由来の細胞株と、ヒト黒色腺樹立細胞系で免疫した非
    霊長類動物に由来する肺細胞とを融合することを特徴と
    する抗体生産ノ・イブリドーマ細胞系の形成方法。 14、  前記肺細胞がヒト黒色肺樹立細胞系SK−M
    EL−93−DX−2,SK−MEL−19またはSK
    −MEL−31で免疫化されたマウスまたはラットに由
    来したものである特許請求の範囲第13碑に記載の方法
    。 −15,メラノサイト抗原についての種々の表現型化さ
    れた単クローン抗体を含むパネルに対しての、メラノサ
    イト細胞の反応を決定することを特徴とするメラノサイ
    ト細胞の表現型化方法。 16、  メラノサイト抗原についての種々の表現型化
    された単クローン抗体を含む、パネルに対しての、メラ
    ノサイト細胞の反応を決定することを特徴とする黒色肺
    細胞の表現型化方法。 17、  メラノサイト抗原系M1〜M34 に感能す
    る単クローン抗体を含むことを特徴とする抗体を表現型
    化するパネル。 18、  M34細胞表面抗原系の検定を含むことを特
    徴とする、黒色腫細胞とメラノサイトの識別方法。 19、  前記検定が単クローン抗体S6を用いる免疫
    検定である特許請求の範囲第18項記載の方法。 20、  細胞分化抗原の検定を含むことを特徴とする
    、黒色腫細胞の成熟度の段階の決定方法。 21、  Ml、 M2またはM3抗原系に感能する単
    クローン抗体を用いて細胞抗原を免疫検定することを含
    む、未熟の黒色腫細胞を検出するための特許請求の範囲
    第20項に記載の方法。 22、M49M59M61M79M8 抗原系に感能す
    る単クローン抗体を用いて細胞抗原のパネルを免疫検定
    することを含む発生のまたは新しく生まれた黒色腫細胞
    を検出するための特許請求の範囲第20項に記載の方法
    。 23、  M9またはMIO抗原系に感能する抗体を用
    いて細胞表面抗原を免疫検定することを含む、成長した
    黒色肺細胞を検出するための特許請求の範囲第20項に
    記載の方法。 24、抗原反応に適した条件下で、哺乳動物の組織と黒
    色肺細胞抗原に対する抗体とを接触し、この抗原反応を
    観察することを特徴とする、哺乳動物中の黒色腫細胞の
    検定法。 25、前記抗体が単クローン抗体である特許請求の範囲
    第24項に記載の検定法。 26、  前記細胞抗原が分化抗原である特許請求の範
    囲第24項に記載の検定法。 27、  前記細胞抗i 1t’L 抗M 系M1”z
    ’ M3’ M4”s’ M6’M7”8”9 ”10
    ”11”12”13”14”15’ M16’M17”
    18”19”20’ M21”22’ M23”24’
     M25’ M26’M27・M2S・M29’ M2
    O・M31・・M32・M33・またはM34に属する
    特許請求の範囲第24項に記載の検定法0 28、血清学的検定を含む特許請求の範囲第24項に記
    載の検定法。 29、  前記組織が哺乳動物からの血液試料である特
    許請求の範囲第24項に記載の検定法。 30、  前記検定法が放射線免疫検定法である特許請
    求の範囲第29項に記載の検定法。 31、  前記検定法が酵素結合免疫検定である特許請
    求の範囲第29項に記載の検定法。 32、前記組織が哺乳動物から切り取られた試料である
    特許請求の範囲第24項に記載の検定法。 33、  前記切り取られた試料が、色形成基、螢光基
    または放射活性基のついた抗体と接触される特許請求の
    範囲第32項に記載の検定法°。 34、  前記色形成基がペルオキシダーゼまたは基質
    である特許請求の範囲第33項に記載の検定法。 35、  前記組織が検定の間前記哺乳動物の体中に残
    っており、前記抗体が前記哺乳動物に投与され、前記抗
    体に放射性元素がついており、また、前記抗原反応が局
    在化した放射線活性を外部からスキャニングすることに
    より観察される特許請求の範囲第24項に記載の検定法
    。 36、神経外胚葉起始(neuroectoderma
    l origin )の細胞の分化抗原に磁北する単ク
    ローン抗体を生産するための培養メラノサイトの使用。 37、  前記細胞がメラノサイト、黒色腫または色素
    細胞である特許請求の範囲第36項に記載の使用。 38、黒色腫細胞の分化抗原に対する抗血清。 39、  メラノサイトの分化抗原に対する抗血清。
JP58226686A 1982-11-30 1983-11-30 メラノサイトおよび黒色腫に対する単クロ−ン抗体 Pending JPS59112263A (ja)

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