JPS59112172A - 冷凍冷蔵庫箱体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来の冷凍冷蔵庫に於いては、第３図に示す如く断熱箱
体からなる冷蔵庫本体１を断熱仕切壁５により上、下２
室に区画形成し、該断熱仕切壁５内にはフィンチューブ
型冷却器９を設置し、該冷却器９からの冷気を送風ファ
ン（図示せず）の駆動により冷蔵室用冷気ダクト１５及
び冷凍室用冷気ダクト１６を介して冷蔵室６及び冷凍室
７内に強制送風するようにしている。

ところで、サクションパイプにキャピラリチューブを接
合したサクションパイプ組品１７を発泡断熱材４中に埋
設すると、断熱された状態でサクションパイプとキャピ
ラリチューブとの間で熱交換が行われるため、熱交換の
効率が向上し、冷凍、、、”；ｙ’２ｊイクルの効率が
向上する。然し乍ら、上記サクジョンパイプ組品１７だ
けを発泡断熱材４中に埋設することはサクションパイプ
組品１７と冷却器９との接合を冷蔵庫内側で行なわなけ
ればならず、この場合にはろう付は時の熱により庫内側
のプラスチック部品が変形するという欠点が有る。かと
いって、サクションパイプ組品１７を予じめろう付は接
合した冷却器９を冷蔵庫本体１内に組み込むとなると組
み込み作業の煩雑化等様々の欠点を有する。即ち、冷却
器受け８の底面は除霜水を後方に流すため傾斜面となっ
て居り、冷却器９底面との間に空間ができるため冷却器
受け８の裏面に発泡断熱材４を充填発泡するにあたって
は上記冷却器受け８が発泡圧によって変形しないように
冷却器受け８底面に補強材２１を取り付けるか或いは冷
却器９と冷却器受け８との空間に治具２２を挿入し、冷
却器９上面を別の治具１８で押さえるようにしているが
、前者では部品点数及び工程の増加となり、又後者では
冷却器下の治具２２の挿入及び抜き取シ作業が必要とな
る等の欠点が有る。

本発明は上述事項に鑑みて発明されたもので、以下図示
の一実施例により詳細に説明する０１は外箱２と内箱３
との間に発泡断熱材４を充填発泡した冷蔵庫本体にして
、その内部は断熱仕切壁５により上下２室に区画形成さ
れて居り、その上部を冷蔵室６．下部を冷凍室７として
いる。

８は断熱仕切壁５内に設置される冷却器９を受けるため
の冷却器受けにして、合成樹脂材にて形成され、その底
面は後方に向って傾斜する如く形成されている。又、上
記冷却器受け８はその後方に断面Ｖ字型の除霜水受溝Ｉ
Ｏを一体に形成して居り、該除霜水受溝１０の最底部に
は収集された除霜水を一箇所に集めるための排水孔ＩＩ
を形成すると共に、該排水孔１１には上記除霜水を屋外
に導出するための排水管１２を接続している０８ａ、８
ａは冷却器受け８の底面後方に突設された支持突起にし
て、冷却器９を所定位置に設置した時冷却器フィンの下
端面と冷却器受け８との間に空隙を形成すべく（第２図
示）冷却器９の後端部を若干浮かして支持するものであ
る０然し、上記冷却器受け８裏面ぺの発泡断熱材４の注
入発泡に際しては冷却器９は所定位置（支持突起８ａ。

８ａ）より左方、或いは右方にずらして冷却器ンインの
下端部が冷却器受け８の底面に密接するように設置され
る（第１図示）。このように冷却器受け８裏面への発泡
断熱材４の注入発泡に際して冷却器９を所定位置よシず
らして冷却器受け８底面に密接させるのは、発泡断熱材
４の注入発泡による発泡圧力で上記冷却器受け８が変形
するのを防止するためであυ、また発泡後に冷却器９の
後端部を支持突起８ａ、Ｂａ上に載置して、冷却器フィ
ンの下端面と冷却器受け８との間に空隙を形成するのは
、除霜時の除霜水がその表面張力によって冷却器フィン
間に耐着、凍結するのを防止するためである。

１３は上記冷却器９の後方に設−置された送風用ファン
にして、庫外ンアンモーター１４によって駆動されるこ
とにより冷却器９からの冷気を冷蔵室用冷気ダク）１５
及び冷凍室用冷気ダクト１６を通して冷蔵室６及び冷凍
室７に強制送風するものである。

１７はサクションパイプにキャビラリテユーフを熱的に
関連して接合せしめたサクション／ぐイブ組品にして、
上記冷却器９に予じめろう付は接合され、該冷却器９と
共に冷蔵庫本体′ｌ内に組み込まれる。この時、サクシ
ョンパイプ組品１７は発泡断熱材４が充填される空間内
に配設され、その先端部は庫外に設置されるコンプレ・
ンサー及びコンデンサー（何れも図示せず）に接続され
る。

１８は冷却器受け８の裏面に発泡断熱材４を充填発泡す
るに際して冷却器９の上面を押圧するための治具であり
、発泡後には取り除かれてこの部分には断熱仕切壁５の
一部を形成する予じめ発泡固化された断熱片５ａが取シ
付けられるように２なっている。尚、１９．２０は上記
断熱仕切壁５の前方上、下部に形成された第１吸込口及
び第２吸込口にして、冷蔵室６及び冷凍室７内で熱交換
された後の空気を冷却器９側に戻すためのものでおる。

ここで本発明の組み立て操作及び作用について説明する
。先ず最初、外箱２と内箱３とを組み合わせる一方、予
じめ両者を連結した冷却器９及びサクションパイプ組品
１７を上記箱体に組み込む。

この時、冷却器９は所定位置より若干左方或いは右方に
ずらしてそのフィン下端部を冷却器受け８の底面に密接
し、発泡断熱材４の充填発泡時の発泡圧力によって冷却
器受け８が変形しないようにする。

而して、上記冷却器９のフィン上端部に治具Ｉ８を設置
し、又内箱３及び外箱２には従来同様の治具にて押さえ
、発泡断熱材４を注入発泡すれば良い。このようにする
ことによシサクションパイプ組品１７は断熱材４中（埋
設されることになシ、′サクションパイプとキャピラリ
チューブとの熱交換が良好となって冷凍サイクルの効率
が向上する（又、冷却器９を利用して冷却器受け８の変
形を防止することができる他、サクションパイプ組品］
７及び冷却器９の冷蔵庫本体１への組み込みも極めて簡
単となるものである。

更に、発泡断熱材４の注入発泡後は、治具Ｉ８を取り除
き、冷却器９を持ち上げて所定の位置、３腎、ち支持突
起８ａ　、　８ａ上に載置してその下方に若干の空隙を
形成すると共に、冷却器９の上方に予じめ発泡固化した
断熱片５ａを取り付ければ良く、冷却器フィンの下端面
と冷却器受け８との間に空隙を形成することにより、除
霜時の除霜水がその表面張力によって冷却器フィン間に
耐着、凍結するのが防止される。

尚、冷凍サイクルの運転にあたっては、コンプレッサー
を駆動し送風ファン１３を駆動すると、冷却器９からの
冷気は冷蔵室用冷気ダクト１５及び冷凍室用冷気ダクト
１６を介して冷蔵室６及び冷凍室７に供給され、ここで
貯蔵物と熱交換された後、第１吸込口１９及び第２吸込
口２０を通って冷却器９側に帰還する。

本発明は、以上の如くフィンチューブ型冷却器とサクシ
ョンパイプにキャピラリチューブを接合したサクション
パイプ組品とを予じめ接続し、これら冷却器及びサクシ
ョンパイプを発泡断熱材の発泡前に冷蔵庫本体に組み込
み、その後内箱と外箱との間に発泡断熱材を充填発泡す
ることによシ上記サクションパイプ組品を発泡断熱材中
に埋設するようにした冷凍冷蔵庫に於いて、断熱仕切壁
内の冷却器受は底面を後方に向けて傾斜させ、該底面に
排水孔を有する排水受溝を形成する一方、熱材の発泡に
際しては冷却器を冷却器受けの所定位置よシずらして冷
却器フィンの下端面を冷却器受けの底面に当接させると
共に、該フ・インの上端面を治暴で押圧した状態で冷却
器受けの底面裏側に発泡断熱材を充填発泡し、発泡断熱
材の充填発泡後冷却器の後端部を上記支持突起部に支持
させて冷却器フィンの下端面と冷却器受けとの間に空隙
を形成するようにしたものであるから、サクションパイ
プ組品と冷却器との冷蔵庫本体への組み込み作業が極め
て簡単となる他、上記冷却器を利用して冷却器受けの変
形を防止することができ、又サクションパイプ組品を断
熱材中に埋設することによシサクションパイプとキャピ
ラリチューブとの熱交換が良好となり、冷凍サイクルの
効率が向上し、更には冷却器フィンの下端面と冷却器受
けとの間に空隙を形成することによシ、除霜時の除霜水
がその表面張力によって冷却器フィン間に耐着、凍結す
るのを防止することができるという多々顕著な効果を奏
し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明冷凍冷蔵庫の完成前の側面断面図、第２
図は本発明冷凍冷蔵庫の完成品の側面断面図、第３図は
第１図のＡ−Ａ’線断面図、第４図は第２図のＢ−Ｂ’
線断面図、第５図は第２図のｃ−ｃ’線断面図、第６図
は従来冷凍冷蔵庫の要部側面断面図を示す。 １：冷蔵庫本体、２：外箱、３：内箱：４：発泡断熱材
、５：断熱仕切壁、８：冷却器受け、８ａ、８ａ　：支
持突起、９：冷却器、１０：除霜水受溝、１１：排水孔
、１８：治具。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第１図　　
　　　　　９４２図 第３図　　　第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　フィンチューブ型冷却器と、サクションパイプに
   キャピラリチューブを接合したサクションパイプ組品と
   を予じめ接続し、これら冷却器及びサクシコンパイブを
   発泡断熱材の発泡前に冷蔵庫本体に組み込み、その後内
   箱と外箱との間に発泡断熱材を充填発泡することにより
   上′記すクションバイブ組品を発泡断熱材中に埋設する
   ようにした冷凍冷蔵庫に於いて、断熱仕切壁内の冷却器
   受は底面を後方に向けて傾斜させ、該底面に排水孔を有
   する排水受溝を形成する一方、冷却器受は底面の所定位
   置には冷却器の後端部を若干浮かして支持する支持突起
   を突設し、発泡断熱材の発泡に際しては冷却器を冷却器
   受けの所定位置よシずらして冷却器フィンの下端面を冷
   却器受けの底面に当接させると共に、該フィンの上端面
   を治具で押圧した状態で冷却器受けの底面裏側に発泡断
   熱材を充填発泡し、発泡断熱材の充填発泡後冷却器の後
   端部を上記支持突起部に支持させて冷却器フィンの下端
   面と冷却器受けとの間に空隙を形成するようにした事を
   特徴としてなる冷凍冷蔵庫箱体の製造方法０