JPS59112088A - 蒸気釜の液位レベル制御装置 - Google Patents

蒸気釜の液位レベル制御装置

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JPS59112088A
JPS59112088A JP13274983A JP13274983A JPS59112088A JP S59112088 A JPS59112088 A JP S59112088A JP 13274983 A JP13274983 A JP 13274983A JP 13274983 A JP13274983 A JP 13274983A JP S59112088 A JPS59112088 A JP S59112088A
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JP
Japan
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pulp
control
target
liquid level
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP13274983A
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English (en)
Inventor
松本 邦顕
古河 雅澄
田沢 克二
長谷川 邦夫
大成 幹彦
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続蒸解釜のトップレベルおよびパルプ濃度
制御装置(こ関する。チップからパルプが出来るまでの
プロセスの概略を第1図に示す、従来の蒸解釜を用いて
説明する。スチーミングベッセル(図示せず)において
蒸気で加熱され、有機ガスや空気を取除いた後のチップ
101は、ポンプ(図示せず)にて蒸解釜の頂部に送ら
れる。蒸解釜頂部に送られたチップ101は、トップス
クリー−102によって浸透部103に落される。
蒸解薬液】04は、蒸解白液と蒸解黒液を混合したもの
であり、この浸透部103に送られる。次に、チップは
加熱部105に送られ、ここで蒸解温度T1. T2に
達する。加熱部105では、上部加熱器106と下部加
熱器107でチップを循環しつつ加熱して、蒸解の均一
化とチップのノ・ンギング現象の減少を図っている。蒸
解温度T2は、下部加熱器107によって決定される。
次に、加熱されたチップは蒸解部108を下降する間に
蒸解を終え、洗浄・冷却部109に送られる。洗浄・冷
却部109では、まずその上部から高温で濃度の高い抽
出黒液110が抜かれる。
次に、蒸解釜下部より送入された洗浄黒液113によっ
て置換洗浄が行われる。洗浄を終ったパルプはボトムス
クレーパ112により攪拌された後、プロ装置114%
通ってパルプ111として射出される。
次に、蒸解釜の制御について述べる。制御は大きく分け
て質と量の制御となり、それぞれ次の制御を行う。
最大制御) 従来のこれらの制御は操作者の判断に委ねられていた。
蒸解釜の反応条件が変化するような外乱が発生した場合
、従来の制御では迅速にこの反応条件の変化に追従でき
ない。このため品質のわるいパルプそ生産することが間
々あった。本発明は。
このような問題点をなくすための制御装置、とくに射出
パルプの品質を一定にするために釜内のトップレベルを
一定にするための制御装置を提供することを目的とする
本発明による蒸解釜制御のブロック図を第2図に示す。
パルプの需給状況から生産計画装置201にて、日々の
時間当りの生産計画を立案する。生産計画は、生産量の
計画値2020とに価の計画値2030に分けて目標値
を決定する。K価制御を行うために、生産量変更制御前
処理装置(以下。
PPOと略す)2040とに価変更制御前処理装置(以
下、PKOと略す)2050をに価制御のパラメータ決
定用として具備する。
K価は次の要因から決定される。
(1)液比・・・・・・チップの絶乾重量に対する蒸解
液量(薬品)の比。
(2)Hファクタ・・・・・・パルプ化の際の蒸解度表
示で、100°CでIH蒸解したときのパルプ化効率を
1とし、蒸解曲線と相対反応速度(100℃の反応速度
を1とする)との曲線によって囲まれる面積をもって表
わす。
PKO205にて、目標に価を実現するための液比Ar
とH7アクタHの値を決定し、PP0204にて、目標
生産量をパルプ化するために必要な他のパラメータ値を
決定する。K価制御は、に価制御装置(以下、KO)2
060にて、a比Aが一定になるように、蒸解白液流量
Fw、  蒸解黒液量FK、加熱部上部循環温度T□、
加熱部下部循環温度T2を決定する。この他の制御には
、洗浄効果制御装置(以下、WEO)207と釜頂部レ
ベル制御装置(以下、TLO)208がある。
本発明はとくに、TLO208に関連する。KO206
0、WEO207については、別途特許出願した「蒸解
釜のに価制御方式」および実用登録出願した「蒸解釜の
洗浄制御装置」に記載されており、ここではその説明を
省略する。
TLO208は蒸解釜浸透部103内の液面のレベルL
Tヲ目標値に保つための制御であるが、レベルLTヲ一
定に保つことにより、パルプの量と質を安定化するもの
である。レベルLTを一定に保つためには、抽出黒液1
10を制御するか、射出パルプ111の量FPヲ制御す
るかである。実験的には、パルプのに価を保つためには
抽出黒液量Fxヲあまり変動しない方が追い。この理由
から射出パルプ111の射出量FPを制御することが望
ましい。
所が、射出パルプ111の量FPヲ変動させると、射出
パルプ111の濃度BPが変動する。濃度BPを一定に
するにはボトムスクレーパ112の回転数N2ヲ制御す
る必要がある。回転数N2を増加させることにより、パ
ルプ濃度B、はうすくする事ができる。以上のことから
、レベルLTの制御は射出パルプ濃度B、の制御とも密
接な関係にあるため、この両者を切離して考えることは
できない。
第3図に示すごと<、 TLO208は、レベル制御装
置301とパルプ濃度制御装置302から構成される。
レベル制御装置301は、線303を介して生産計画装
置201から入力される射出パルプlllの目標量FP
。に基づいて、目標レベルLT。を決め、線305上の
実測レベルLT と比較して目標レベルに合うように射
出パルプ量F、ヲ決定し、線308上に出力し、決定さ
れた射出パルプ量FPになるようにブロー装置114(
第1図)を制御する0バルブ濃度制御装置302は。
線306を介して入力される目標に価K。と射出パルプ
目標量FP。から、射出パルプの目標濃度BP。を決め
る。実際の射出パルプ濃度B、は、線311を介して入
力される実際の射出バルブ量FP、線309,310か
ら大刀されるボトムスクレーパ112の回転数N21回
転負荷A、n1がら求める。射出パルプ濃度制御は実際
の濃度BPが目標濃度BP。に等しくなるように、ボト
ムクレーパ112の回転数N2ヲ決定し、これそ線31
2上に出力し、このN2によりボトムスクレーパ112
を制御する。
第4図にTLo 208におけるトップレベルおよびパ
ルプ濃度制御の詳細プロ、り図を示す。まず。
射出ハルフッ目標量FP。をもとに目標レベルLT。
そLT。計算装置402で計算する。
LT。=f(FP。)      ・・・・・・(1)
次に、実測レベルLT と目標レベルLT。の差である
レベル偏差ΔL ΔL工L TLTO・・・・・・(2)と求める。
このΔL6もとに、蒸解釜内のチップ量の変化分ΔQを
、ΔQ計算装置406で推定する。
、JQ==f(ΔL)       ・・・・・・(3
)このΔQ’i−T時間でOにするため、単位時間当り
に修正すべきパルプ量Δqを、Δq計算装置408にて
計算する。
このΔqと目標パルプ量B、oから、新目標射出パルプ
量FP′を計算する。
FP′=F、。+Δq     ・・・・・・(5)こ
の新目標射出パルプ量FP′と線311上の実際のパル
プ量FPの差 ΔQ′二FP′−FF      ・・・・・・(6)
をもとにPI(比例十積分)制御装置413そ用いてブ
ロー装置114を操作するための、パルプ量FPヲ決定
し、線308上に送出する。このようにEP7.−動か
すことによりトップレベルLTソ一定に保つようにする
次に、射出パルプ濃度BPの制御について説明するOB
、は直接計測できるが精度があまり良くないため、BP
計算装置415にて、ボトムスクレーパ112の回転数
N21回転負荷A、、、1および射出パルプ量F、から
、BPヲ推定する。
BP=f8o(N2.、Aol、EP)・・・・−(7
)目標パルプ濃度B、Oは BPO計算装置419にて
目標パルス量FP。および目標に価K。から求める。
Bp。=  fso (”p。l  KO)    −
・=(8)射出パルプ濃度BPの、目標値BP。からの
偏差ΔBF ΔBP: BP−BP’     ・・・・・・(9)
を0にするため、ボトムスクレーパ112の回転数をΔ
N2だけ増加する必要がある。ΔN2 計算装置422
にて、 ΔN2 = f、o(ΔBP )    −−−−・−
(10)の計算を行い求める。目標回転数N2゜は、N
2゜計算装置423にて求める。
N2’ =f70(BP。)       −■−(1
1)射出パルプ濃度Bp fB、。に近づけるための新
目標回転数 N′=N0+ΔN2      ”’ ”’ (12)
2 と実際の回転数N2との差 ΔN2′=N2′−N2      ・・・・・・(1
3)をもとに、PI制御装置427にて、ボトムスクレ
ーパG2(S)112を操作し、回転数N2を制御する
。このN2ソ動かすことにより射出パルプ濃度BPを目
標濃度BP。に保っようにする。
なお図中、430および431上のdは外乱を表わず。
以上において関数f401 f501 f601 f7
01 fB01f9oはあらかじめ実験によりきめられ
る関数である0 以上の液面のレベルの検出は第5図のようにして検出可
能である。
蒸解釜の浸透部103に透明耐熱強化ガラス203の洗
浄装置2o2.耐熱強化ガラス2o3゜レーザーや発光
ダイオード等の光源を複数個有する発光装置204.複
数個の検知器を有する光の透過度分析装置205を取付
ける。液面レベルは。
平行光束を発する発光装置204から放たれた光の透過
度を装置205により一定時間測定し、その平均値があ
る定められた値以下になる個所とする。一定時間測定し
、その平原値を用いるのは。
盛小時間での変動をならすためである。液面レベル表示
のためには、まず、装置205で得た透過度から、演算
装置206により第6図に示すような、高さと光の透過
度との関係を求める。次に。
非線形フィルタリングを行い、第7図に示すようにノイ
ズ成分を除去する。光の透過度が設定量となる高さを液
面レベルとする。
蒸解釜では、チップと蒸解液との化学反応により、釜内
壁がよごれる。このよごれにより、透過度は次第に低下
する。従って、透明耐熱強化ガラス203を洗浄するこ
とが必要になる。本発明では、洗浄を経済的に行える様
に、釜内へ注入される白液209の化学反応(洗浄効果
);f利用する。
洗浄装置202は、耐熱強化ガラスのよごれを洗浄する
ために、注入部に注入される白液をふきつける装置であ
る。ポンプ210と211は白液をふきつけるためのも
ので、208は釜内の木片である。
本装置により、精度の高い液面レベル測定値を得ること
ができ1紙を均質化する制御を容易にすることができる
実施例中の平均値は累積値に置換えることも可能である
【図面の簡単な説明】
第1図はパルプ生産プロセスの概略図、第2図は蒸解釜
制御のブロック図、釜頂部レベル制御装置の構成図、第
4図は釜頂部レベルとバルブ濃度制御の詳細ブロック図
、第5図は液面レベル検出装置の概略図、第6図は液面
の高さと光の透過度との関係を示す図、第7図は第6図
の関係に非線形フィルタリング処理をおこなった結果を
示す図である。 109:洗浄、冷却部 第  1 図 第 Z’[U Fw  7’HT、   1乙F、     AIし%
  3  図 第 5 図 力  乙  図 第7図 股(蔭 事件の表示 昭和58 年特許願第]32749  号発明の名称 蒸気釜の液位レベル制御装置 補正をする者 Ifl’lめ誰 特許出願人 と1  トド   ゛51Q11.:i式会J   日
  立  製  作  所代   理   人 明細舎の「歯面の簡単な説明」の欄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 木材チップからパルプそ生産する蒸解釜のための釜内の
    液位レベル制御装置であって、釜内のパルプ濃度を一定
    に保持した状態で、目標射出パルプ量FP。から目標液
    位レベルLT。ヲ求め、実レベルLTがこの目標値LT
    。に近づくように射出パルプ量FPソ制御するように構
    成したことを特徴とする解釜の液位レベル制御装置。
JP13274983A 1983-07-22 1983-07-22 蒸気釜の液位レベル制御装置 Pending JPS59112088A (ja)

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JP13274983A JPS59112088A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 蒸気釜の液位レベル制御装置

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JP13274983A JPS59112088A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 蒸気釜の液位レベル制御装置

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JPS59112088A true JPS59112088A (ja) 1984-06-28

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ID=15088675

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JP13274983A Pending JPS59112088A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 蒸気釜の液位レベル制御装置

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JP (1) JPS59112088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156377A (ja) * 1985-12-27 1987-07-11 三菱製紙株式会社 連続蒸解釜における蒸解度制御方法
JP2008542639A (ja) * 2005-05-27 2008-11-27 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 第1のパイプラインと第2のパイプラインを関節で接続するためのコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62156377A (ja) * 1985-12-27 1987-07-11 三菱製紙株式会社 連続蒸解釜における蒸解度制御方法
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