JPS59112083A - 泡沫染色方法 - Google Patents

泡沫染色方法

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Publication number
JPS59112083A
JPS59112083A JP57219645A JP21964582A JPS59112083A JP S59112083 A JPS59112083 A JP S59112083A JP 57219645 A JP57219645 A JP 57219645A JP 21964582 A JP21964582 A JP 21964582A JP S59112083 A JPS59112083 A JP S59112083A
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JP
Japan
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foam
dyeing
foaming
viscosity
xanthan gum
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Application number
JP57219645A
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Inventor
平井 章
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DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59112083A publication Critical patent/JPS59112083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維の染色方法、特に捺染及びしごき染色方法
に関するものであり、更に詳しくは、微細空間構造を有
する長詩間安定な泡沫組成物を用いることにより、連続
的に均一かつ美麗な捺染及びしごき染色をする方法に関
するものである。
自体高い粘度を有する染色液組成物を回転する捺染ロー
ルに供給することにより、対象の布地に1訴9の図形、
模様、色彩等を転写、印刷する捺染染色手段は、最も高
能率の染色方法として広〈実施され一〇いる。
従来、捺染用染色液の粘度をこの染色手段の適用に適当
な粘度にまで増粘する方法としては、普通、ミネラルタ
ーペン等の液状炭化水素類をエマルジョン化して用いる
方法及び天然高分子糊剤を使用する手段が利用されてき
た。
しかし近4Fに至り、染料悶着剤及び少量の糊剤により
僅かに増粘された染色液に起泡剤として非イオン界面活
性剤及びアニオン界面活性剤を添加して泡沫化染色組成
物を選る方法が特公昭47−38474及び特開昭52
−5383号公報により提案された。
上の特公昭47−38474号に開示された発明では、
フェルト、カーペット、毛布の如き厚手の布地の染色に
際し、起泡剤を含み、かつ糊剤により粘度100〜90
0 cpsに調整された染色液を、見掛体積が2〜5倍
となるように起泡させる方法が提案されている。
しかし実際にこの発明を追試した結果、アルギン酪ソー
ダ、カルボキシメチルセルロース等の天然高分子糊剤の
使用量が少ないため良好な発泡染液を再現するのが困難
であることに加え、かつ使用時に染液の体積変化及び粘
度変化を生じ、したがって、一般衣料用等の精密な染色
性を要求される捺染への適用が困難であることが解った
。因に、泡沫組成物が自体高粘度を有すれば印捺時の体
積変化は減少するが、反面粘度変化が大きいため一定量
の組成物を安定して供給するのが困難となり、実用性の
ある加工を望むことができなくなる。
そこで以上の欠点を解消する目的で、顔料パイングーと
じて用いられる天然又は合成樹脂の水性分散液を併用し
、染液を殆ど増粘させず専ら起泡剤の作用で、直径20
0用以下の球状気泡を含み、染液と空気との体積比率が
l:i、5〜4となるような泡沫組成物を調製すること
が特開昭52−5383号公報により提案されている。
しかしこの改良方法でも、使用できる着色料がえば分散
染料、塩基性染オ′I、反応染料、直接染料などでは、
固着剤が存在するため、発色性が不十分であったり、又
は堅牢度が著しく低下したり、あるいは製品の風合が非
常に粗割になる等の欠点が残されている。
その゛ため、より最近公表された特許出願公表55−5
00756号では、その骨子が、特に色材を含む泡組成
物の応用に指向され、発泡倍率を正確に保つと共に、織
物に使用する際の着色剤を含む発泡組成物の容量増加量
を最小にするよう留意されている。その大要は以下の通
りであるニー即ち、[不活性ガスの導入により好適には
上限10倍の範囲の発泡倍率にさせO,1g/ccない
し0.75g/ccの範囲の泡密度を持つ発泡織物プリ
ント組成物とし、予定の発泡倍率に達した発泡組成物中
にそれ以上の発泡を制限するために泡成長抑制剤を導入
する。この泡成長抑制剤は全組成物重量の上限10〜1
5%であることが好適で、この導入により泡成長制御が
行われる。さらに、最初の配合中に泡成長抑制剤を導入
すると制限された有効性を得るにすぎない。」 しがしに記公報明細書に記載された方法を詳細に検a=
tすると、実際の加工法を考えた場合、泡成長抑制剤は
消泡効果を有するので上記−上限使用量を常に管理ナエ
ックする必要があり、しかも長時間放置すると泡粘度な
ど泡沫組成物の変化が大きく、色むら、色7ミ;れ、ブ
リードなどの欠陥を発生するため連続して均一・な染色
物を得るのは困難で、実用化上多くの問題があることが
知られた。
本発明者は、既知の泡沫染色法における以上の欠点を完
全に解決しうる方法を開発すべく鋭意研究を試みたとこ
ろ、遂に本発明に到達して長時間放置しても変化しない
新規泡沫組成物の製造に成功し、進んでこの組成物を連
続して被染色物に塗着することにより、色ぶれのない、
均一かつ美麗な染色物を得ることができた。
即ち、本発明は、泡沫染色法において、増粘剤として午
サンタンガムもしくはキサンタンガム誘導体又はキサン
タンガムもしくはキサンタンガム誘導体と水溶性高分子
化合物との混合物を、起泡剤として低起泡性界面活性剤
を用い、これらと染料を含む水性染色液を起泡させた泡
沫組成物を被染色物に塗着し、発色させることを特徴と
する。
、本発明者の知見によれば、泡沫染色法に用いる泡沫組
成物は、粘度が高い程体積変化が少なく安定な染色を可
能とする。さらに本組成物を増粘する増粘剤は、少ない
使用量で高粘・度を与える天然又は合成高分子化合物が
泡沫組成物の粘度と昇と安定化にある程度有効であるこ
とが判明した。
本発明者の研究によれば、多数の天然又は合成高分子化
合物のうち、特にキサンタンガムもしくはキサンタンガ
ム誘導体又はキサンタンガムもしくはキサンタンガム誘
導体と水溶性高分子化合物との混合物は、少量でも泡沫
組成物を有効かつ安定に増粘するのみでなく、本組成物
を用い長時間に亙って連続的に塗着、印捺しても体積変
化が少なく、従って、色ぶれのない、美麗な染色物を得
るのに最も有効であることが見い出された。
本発明におけるキサンタンガム誘導体としては、キサン
タンガムのアルキレンオキシド付加物やカルボキシ71
チル化物などが例示される。これらのキサンタンガム誘
導体又はキサンタンカムは所望によりその他の水溶性高
分子化合物と混用されてもよい。例を挙げれば、例えば
、グアガム、タマリンドガムなどの天然ガム、カルボキ
シメチルアミン塩、カチオン化デンプン、シアンエチル
化デンプンなどの加工デンプンもしくはデンプン誘導体
、カルボキンメチルセルローズなどの繊維素1誘導体、
アルギン酸ソーダ、アルギン酸アルキレングリコールエ
ステルなどの海藻多#a類誘導体、スチレン拳マレイン
酸共重合物、スチレン・クロトン酸共重合物などの水溶
性合成重合物などがある。これらは、任意に2種以上併
用されてもよい。かつ、これらは、キサンタンガム又は
その誘導体と任意の割合で混合されることができる。
なお、以下の説明では、用語の煩雑を避けるため、キサ
ンタンガムもしくはその誘導体又はそれらと水溶性高分
子化合物との混合物を総称して本発明で用いるキサンタ
ンガムは、少量の使用で組成物に高い粘度を与えるので
、その使用量は染色液中10%以下でよく、好ましくは
0.5〜5.0重量%、さらに好ましくは1.0〜3゜
0重量%である。
本発明において、染色液の粘度はキサンタンガムで調整
される。しかし染色液の粘度は特定範囲内に限定される
ものではなく、被染物の素材、図柄又は染色機などの種
類により大幅に変化しうる。本発明では低起泡性で、か
つ染料と相溶性の良い任意の界面活性剤が、単独で又は
併用して自。
由に使用される。通常、泡沫染色法用の起泡剤としては
、起泡力の優れた高起泡性の界面活性剤を用いるのが一
般であるが、本発明では、逆に低起泡性の界面活性剤を
使用する。本発明者はこのような低起泡性活性剤であっ
ても、ある程度強制的に9速に起泡させることにより、
長時間放置しても変化しない安定な泡沫組成物の得られ
ることを発見した。この意外な知見は、本発明の完成に
とって型費な、仕法を持つもである。
それはさておき、未発明において好適に使用されうる低
起泡性界面活性剤としては、例えば、ポリ才キシエチレ
ンア、ルキルアミン、ボリプロピレングリコールボリエ
千1/ングリコールエーテル。
ポリエチレンクリコールアルキルエーテル、ポリエチレ
ングリコールアル午フレフェニルエーテル、ポリエチレ
ングリコールアルキル7リルエーテル、ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールアル
キルアミンエーテル、ショ糖脂肪酸エステルなどの非イ
オン界面活性剤であって、そのHLB価が13以下、好
ましくはHLB 10以下のもの;ポリプロピレングリ
コールアルキルエーテルサルフェ−1・、金属石鹸、ナ
フタリ〉・スルフォン酸塩・ホルマリン縮合物などのア
ニオン界面活性剤;N−アルキルポリエチレンポリアミ
ノ−N−力ルボキシメチルアミン塩、N、N−ビスポリ
エチレンポリアミノ−N−カルボキシメチルアミン塩な
どの両性界面活性剤及びモノアルキロイルポリエチレン
ポリアミド−尿素縮合物塩などのカチオン界面活性剤な
どが例示される。
以上の低起泡性界面活性剤の使用量は、通常、全組成物
に対し0.1〜8.0重量%、好ましくは1.0〜4.
0重量%である。使用量が0.1%より少ないと起泡状
態が不安定となり、安定な泡沫組成物が得られない。一
方、使用量が8.0%を超えると、長時間放置したとき
の泡沫組成物の変化が大きくなって均一な発色を期待で
きなくなるほか、発色それ自体も不良となる。
本発明において使用される染料としては、例えば分散染
料、酸性染料、塩基性染料、反応染料、直接染料など普
通の染料の全てが効果的に利用される。また染色助剤と
して例えば、酢酸、酒石酸、クエン酸、゛リンゴ酸、尿
素、炭酸ナトリウムなどがあり、さらに染色液の腐敗や
発カビを防ぐ目的で防腐剤や防カビ剤を添加することも
できる。 本発明における染色液を調製するには、先ず
、非染色素材の材質に応じて選ばれた染料及び染色助剤
を水に溶解又は分散させ、これに予め水に溶解された低
起泡性界面活性剤及びキサンタンガムを添加、混合する
。次いで、この混合液をミキサーで撹拌すると、容易に
発泡が起こり目的の発泡組成物となる。この発泡工程に
用いられるミキサーとしては、例えばホイツパ−型ミキ
サー、オークスミキサ−(枦(オーフスマイン社製)、
ファインフオームLL秒(末広化工機製作剛製)、ハイ
ミキサー(ル(東し社製)などの慣用の起泡用撹拌機を
利用することができ、比較的少量の撹拌エネルギーで短
時間内に所望の発泡組成物を得ることができる。尤も、
使用ミキサーの種類や起泡条件いかんは、本発明の本質
とは全く関係のないことである。
以上のごとくして得られた起泡物は、通常、起泡前の体
積の1.5〜10倍の体積を持ち(以下この倍率なI゛
発泡倍率よと呼ぶ。)、その気泡の直径は平均的1OO
ILである。しかしこれを−・層安定化させるためには
、さらにコロイドミル、ホモミキサーその他の高速ミキ
シング手段により。
直径30色以下の微細な気泡にまで細分化するのが好ま
しい。一般に、泡沫組成物の経時安定性は、構成気泡が
微細であればある程高くなる。
気泡の形成には空気又は窒素もしくは炭酸ガス等の不活
性カスが利用される。これらの気体は撹拌により自然に
組成物中に抱きこまれるが、適当な圧力下に強制的に圧
入すると起泡所要時間を大幅に短縮することができる。
以上の標準的な発泡手段の外に、別法として、予め水に
溶解した低起泡性界面活性剤及びキサンタンガムのみを
前記ミキサーを用いて撹拌することにより染料を杏まな
い泡沫組成物を得た後、別途に調製された染料及び染色
助剤の溶液又は分散液を前者に混合して染色用の泡沫組
成物を作ることもできる。この混合にはホイツパ−型撹
拌機の利用が便利である。
本発明の方法では、以上のごとくにして得られた泡沫組
成物を被染色物、例えば衣料用布地等に塗着して染色を
行なう。この際の塗着手段としては、例えば、ロータリ
ースクリーン捺染、フラットスクリーン捺染、ハンドス
クリーン捺染、ローラー捺染などの普通の捺染手段ん以
外に水平パット法、ナイフオーバーロール法、フローテ
ィング′ナイフ法などの通常のしごき染め法などがいず
れも効果的に採用されうる。
以−ヒのように泡沫染料組成物の塗着を受けた布地は、
次いで高圧スチーミング、高温スチーミングヌはフィッ
クス処理等の染料又は被染色素材の材質に応じた後処理
を受けた後、ソーピング、水洗、乾燥などの仕上工程を
経て製品化される。なお、生地として、例えばアクリル
起毛布又はアクリルパイルなどの適当な生地が選択され
、かつ発色工程が適当に実施されるならば、水洗、ソー
ピングなとの仕−ヒエ程を省略することもできる。
本発明の方法において、キサンタンガム及び低起泡性界
面活性剤の併用により、意外にも長時間安定な泡沫組成
物が得られる真の理由は今のところ充分には明らかにで
きない。しかし想像するに、キサンタンガム自体が界面
活性作用及び優れた増粘作用を有することに加え、この
増粘作用が低起泡性界面化成剤との配合によりさらに増
強されるため、気体を内包して微細な空間構造を形成し
、この微細構造が染色時に適度の流動性を付与するので
あろう。なお、上の低起泡性界面活性剤は起泡を抑制す
る作用を有するため、適度の整泡作用を奏することも微
細かつ安定な泡沫構造を与えるのに貢献していると思わ
れる。
本発明によれば、アルギン酸ソーダ、カルホキジメチル
セルローズなどの天然高分子増粘剤又はポリアクリル酸
ソーダなどの合成高分子増粘剤あるいはこれらとアルキ
ルポリシロキサン、アルキルリン酸エステル又は脂肪族
アルコールのような消泡剤との併用では期待できない長
時間安定な泡沫組成物を得ることができる。その−ヒ、
本発明に係る泡沫組成物は、吸水性の小さい合成繊維布
帛や原糸油剤の付着した未精練合成繊維布帛の染色に際
して優れた濡れ効果を有し、泡沫染色に際し起こり勝ち
の濡れ不足から来る不均染、イラつき、色ぶれなどを大
r喘に改善する。これらの総合効果として、本発明によ
れば、均染性及び染色摩擦堅牢度等に優れた高品質の染
色物を一定に生産することが可能となる効果が得られる
以上の特徴に加え1本発明手段は染料の種類に対して非
常に広い適合性を有する。即ち、従来の糊剤なとのよう
に染料の種類に応じて使い分ける必要がない。このため
、本発明染色法は、綿製品、羊毛製品、アクリル又はポ
リエステルのような合成am製品及びポリエステル/綿
混紡もしくは混戦製品等に対して広く適用できるという
利点がある。
以下実施例を掲げ発明実施の態様及び効果を説明する。
但し、記載は単に説明用のものであって、技術的範囲の
限定を意図するものではない。
実施例1〜13及び比較例1〜8 キサンタンガム           X%低起泡性界
面活性剤         y%酢酸(98%)   
         1.0%酒石酸         
      1.0%アストラゾンブルーFRD (バ
イエル 1.0%社製塩基性染料) \シ 計                        
  100.0%からなる染色液を調製し、家庭用ハン
ドミキサー(松下電器株式会社製MK 1000型)を
用いて目盛(3](定格850 rpm )にて5分間
高速撹拌して所定の泡沫組成物を得た。この泡沫組成物
を25°Cで3時間、6時間、18時間、24時間及び
48時間放置して、各経過時間毎に泡粘度安定率及び排
液率を調べた。なお、ここに泡粘度安定率及び排液率は
夫々下式に従って算出した。
以上の試験の結果は第1表として示される。木表の結果
から明らかなように、本発明に従ってキサンタンガムと
低起泡性界面活性剤とを用いて得られた泡沫組成物は、
48時間経過後においても排液率が0%であり、かつ、
泡粘度安定増粘剤と例えばラウリル酸ジェタノールアミ
ド、ラウリルサルフェ−1・、ジメチルラウリルクロリ
ド又はラウリルジメチルベタインなとの高起泡性界面活
性剤を用いて発泡させた泡沫組成物は、3時間経過後に
早くも染色液の分離が見られるものがえあり、実用的に
難点のあることが明白である。
(以下余白) 実施例14 キサンタンガムとグアガム2:lの   1.5χ混合
物 ポリエチレングリコールラウリル   2.0%エーテ
ル(HLB8) グイアクリルレッドCS N        1.5%
(ヨ菱化成工業株式会社製塩基性染料)酢酸(98%)
            1.5%酒石酸      
         0.5%水           
                     rI計 
                        1
00.0%からなる染色液(粘度2100CPS)を調
製し、これをハイミキサー+fi、 (前掲)を用いて
2000 rpmにて2分間撹拌し、空気による発泡倍
率3.5.気泡の大きさ30川以下の安定した微細空間
構造を有する泡沫組成物を得た。この泡沫組成物は、4
800cpsの粘度を有し、ミネラルスピリットエマル
ジョン糊と同様の流動性を示した。
」二の泡沫組成物を、アクリル系繊維(旭化成株式会社
製のカシミロン・知)起毛布に70メツシユのスクリー
ンを掛けたフラットスクリーン捺染機で印捺し、高圧ス
チーマ−にて102℃×5分間発色させ、その後、水洗
及びンーピングを行なって乾燥した。
かくして得られた染色製品は、芯部まで堅牢に染着され
た商品価値の高い捺染製品であった。
実施例15 カルボキシメチル N−ラウリルポリエチレンポリアミノ−N−カルポギシ
メチルアミン塩1.0gグイアクリルブリリアントブル
ー H2R−N (三菱化成工業株式会社製の塩基性染料)
o.4χ 酢酸(98%)o,5% 乳酸                0.5zノ゛部 計                        
 100.0鬼からなる染色液(粘度1 3 0 0c
ps)を調製し、これをオークスミキサ−■で150 
Orpmにて3分間撹拌し、空気による発泡倍率が4.
5倍、気泡径50ル以下の安定し、た微細空間構造をイ
〕する泡沫組成物を得た。この組成物は、4600cp
sの粘度を有し、ロータリー捺染法による後しごきに最
適の粘度と流動性を示した。
以−ヒの組成物を、60メツシユのスクリーンを用いた
ロータリースクリーン捺染機により、毎分12mの速度
で送られた目付150 g / m’のアクリル系繊維
布帛(日本エクスラン工業株式会社製のエクスラン)に
、後しごき法による印捺をし、その後シリンダー乾燥し
、高圧スチーマにて105℃XIO分の発色をさせた。
製品は、甲際の尖鋭な鮮やかな捺染物であり、均染性及
び浸透性が非常に優れていた。またm fa 隈におい
ても経時的な変化はほとんどなく、連続して色ぶれのな
い均一な製品を得ることができた。なお、捺染物の摩擦
堅牢度及び洗濯堅牢度はいずれも4級以上であり、風合
もよかった。
比較例9 比較例2の染色液を、オークスミキサ−(■を用いて1
500rpmで3分間撹拌し、空気による発泡倍率4.
5倍の泡沫組成物を得た。
Lの組成物をアクリル生地に120メツシユスクリーン
を用いたロータリースクリーン捺染機で連続して印捺し
、102°c×20分の高圧スチーム染色を行なった。
その結果、得られた製品はスキージ方向にカスレが生じ
均一に染色されてはおらず、商品価値の乏しいものであ
った。この原因は泡沫組成物がスクリーンの網目でスキ
ージ(仝がかれることにより、泡沫組成物が変化を生じ
ているためと思われる。さらに連続して同一泡沫組成物
で捺染する場合、最初の塗布量が大きくそれだけ濃色に
上がり、放置された泡沫組成物による連続捺染は不可能
であった。
実施例16 キサンタンガム※6         4.0%ポリプ
ロピレングリコールステアリル 0.5zエーテルサル
フエート カヤロンポリエステルライトレッド  2.5%BL、
F ()I木化薬株式会社製の分散染料)り エ ン′
15@i                     
                0.3%・    
             U計          
               100.0χからなる
染色液(粘度5300 cps)  を調製し、これを
ホイツパ−型撹拌機を用い、1000 rpn+で5分
間撹拌し、空気による発泡倍率5倍、気泡径80壓μ下
の安定した微細空間構造を有する泡沫組成物を得た。こ
の泡沫組成物の粘度は8000cpsであった。本組成
物を180メツシユのスクリーンを用いたフラットスク
リーン捺染機でポリエステル生地に印捺し、高温スチー
マで175℃×7分の発色処理をし、ソーピング後、乾
燥した。染色物の型際は尖鋭に仕上がり、通常の捺染物
と比較して非常に糊落ちが良好であった。しかも在来の
泡沫染色組成物と比較して、遥に均染性に優れ、カスレ
現象を起こさなかった。なお、本実施例の泡沫組成物も
他の実施例と同様に長時間放置した後に、繰り返し利用
した場合にも、粘度及び発泡倍率に殆ど変化は認められ
ず、一般的な泡沫組成物にありがちな紗離れの悲さやブ
リード減少も示さなかった。
※6 キサンタンガムと高置換度(D・Sl。
3)カルボキシメチルセルロースの3:lの混合物を使
用した。
実施例17 キサンタンガム※72.5% ポリオキシエチレンミリスチルアミン 1,0%(HL
B 11) 七ノーアシロイルポリエチレンポリアミド尿素縮合物φ
塩酸塩         0.5%T′。
計                        
1oo、oxからなる染料を含まない液(粘度4800
 cps)を、ホイツパ−型撹拌機を用い、1200 
rpmで5分間撹拌し、空気による発泡倍率8倍、気泡
径120μ以下の安定した微細空間構造を有する染料を
含まない泡沫組成物を得た。この泡沫組成物の粘度は、
11600cpsであった。
別途に カヤロンポリエステルブルー ([コ本化薬株式会社製の分散染料) リンゴ酸              0.3%、°゛
怜 #11o o 、 o% からなる染料液を調製した。
次に、前記泡沫組成物に該染料液を80:20の割合で
添加しながら、ホイツパ−型撹拌機を用い、8 0 0
 rpmで約2分間撹拌することにより染料液が均一に
混合された泡沫組成物を得た。
さらに、該組成物をホモミキサーで200。
rpmにて3分間撹拌し、直径30.以下の安定した微
細空間構造を有する泡沫組成物を得た。
当該泡沫組成物の粘度は4 4 0 0 cpsであっ
た。この泡沫組成物を100メツシユを用いたロータリ
ースクリーンで毎分10mの速度で送られてくるポリエ
ステルRM起毛布に印捺し、その後シリンター乾燥し、
高圧スチーマにて125°C×30分間の発色処理をし
た。製品は、型際が尖鋭でかつ均染性、浸透性に擾れて
ぃた。また塗布量においても経時的な変化はほとんどな
く、連続して均一な製品を得ることができた。
※7 キサンタンガムと低置換度CD.30。
6)カルボキシルメチルセルロースの 1、5:1.0混合物を使用した。
実施例18 キサンタンガム※8          3.0%ポリ
エチレングリコールラウル    3.0%フェニルエ
ーテル(HLB9) ダイアシフト ファースト1/ツド6B  2.0χ(
′:E.菱化成工業株式会社製の酸性染料)酢酸(98
%)            1.02酒石酸アンモン
           2.0χ尿素        
       5.0%水             
              J計         
                jθ0.0%からな
る染色液(粘度3 6 0 0 cps )を調製し、
これをオークスミキサ−・、Φで150Orpm、3分
間撹拌し、空気による発泡倍率が460である直径50
g以下の安定した微細空間構造を有する泡沫組成物を得
た。粘度7700cpSであるこの泡沫組成物を、80
メツンユを用いたフラントスクリーン捺染機で羊毛モス
リン生地に捺染し、高圧スチーマで105℃×40分の
発色処理をした。次いでソーピング後、乾燥した。
製品は、尖鋭な型際を有する均染性に優れており、本発
明のキサンタンカム増粘剤の界面活性能力と起泡剤との
相乗効果のため、一般に泡沫組成物の染色で現われる撥
水によるイラツキが見られず、染色摩擦堅牢度も4級以
上と優れ、一般衣料用として商品価値あるものであった
※8 キサンタンガム、カルホキジメチルデンプンとグ
アガムの20:3ニアの混合物を使用した。
実施例19 キサンタンカム※92.0% ポリエチレングリコールオレイン酸1.0%エステル(
HLB5) ナフタリンスルホン酸塩       0.3%ホルマ
リン縮合物 レマゾール ブラックB(ベキスト20χジヤ2フ社製
の反応染料) 尿素               2.0%ソーダ灰
              20%夕,。
計                        
 100.0%からなる染色液( 2 0 0 0 c
ps)を調製し、これをホイツパ−型ミキサーを用い1
 0 0 0 rpmで7分間撹拌して、空気による発
泡倍率が5.0倍である直径1000p以下の安定した
微細空間構造を呈する泡沫組成物を得た。この泡沫組載
物の粘度は4500 cpsであった。該組成物を、1
00メンシユのフラットスクリーン捺染機で綿ブロード
60番手の生地に捺染し、高圧スチーマで100’cで
10分間熱処理した。次いで60°Cで20分間ソーピ
ング後乾燥した。
製品は濃紺色に均染性よく染着された。染色摩擦堅牢度
は通常の捺染物と比較してはるかに良好で、風合もよく
、商品価値の高いものとなった。
※9 キサンタンカムとアルキ/酸プロピレングリコー
ルエステルの15 : 5 m合物を得た。
実施例20 キサンタンガム※10        0.6%ポリエ
チレングリコールラウリル   0.5%アリルエーテ
ル(HLB6) N−ラウリルポリエチレンポリアミノ 05%−N−カ
ルホキジメチルアミン カヤアクリ」レブルーG R L       1.5
χ(日木化薬株式会社製の塩基性染料) 酢酸(98%)            1.0%;酒
石酸アンモン           1・0χr一部 計                        
100.0%からなる染色液(粘度500cps)を調
製し、これをハイミキサー・■で3 0 0 O rp
m、5分間高速撹拌し、空気による発泡倍率か8,0倍
である直径508J−以下の安定した微細空間構造の粘
度は2 2 0 0 cpsであった。該組成物をフロ
ーテインクナイフコータによって、アクリルパイルのカ
ーメ2ト生地表面に均一な厚みに、2 0 0 g /
 m’の割合で、塗布し、その後裏面より軽く吸引して
染液を生地に侵透させ、100°C、20分間スチーミ
ング処理して、解明な古色のカーぺ〉、[・を得た。
このカーベントは染色摩擦堅牢度4級以−ヒで、特にソ
ーピンブレなくても商品価値か充分あり、ソーピング時
の大量の水及び乾燥時の熱エネルギーの大幅な節約がで
きた。
なお、染色摩擦堅牢度を更に改良するには、カーペット
を泡沫組成物の塗布前に予備湿潤させておくのがよいこ
とがわかった。
※10 キサンタンカムとスチレン−マレイン酎共重合
物の7:3混合物を使用した。
以上、実施例を掲げて詳細に説明したように、本願発明
は、捺染用染料組成物に対し効果的な改良をもたらすも
のであって、染色工業−ヒ重要な意義を有するものであ
る。
特許出願人 第一・王業製薬株式会社 手洗補正書 泡沫染色方法 す、補正に.l:ン増力1」する弁明の数本願を原明細
書に基づき、次のとおり補正する。
(1)明細書2頁6行目 「、ミネラルターペン等の・・・・・・・・・」とある
を、[、ミネラルスピリット等の・・・・・・」と訂正
する。
(2)同 13頁1行目 「・・・・・・・・・の捺染手段ん以外に・・・・・・
・・・」とあるを、 「・・・・・・・・・の捺染手段以外に・・・・・・・
・」と訂正する。
(3)同 I5頁8行目 [混繊製品等に対して・・・・・・・・・」とあるを、
「混繊製品等に対して・・・・・・・・・」と訂正する
(4)同 18頁の表の上に、 「第1表」を挿入する。
(5)同 18頁表中において、 最上段の「発泡直後の泡粘度(CP)Jと「排液率(%
)」の間に「泡粘度安定率(%)」を挿入する。
(6)同 19頁下から7−6行目 [発泡倍率3 、5 、、・・・・・・・・・」とある
を、「発泡倍率3.5倍、・・・・・・・・・」と訂正
する。
(7)同 29頁12行目 「を得た。」とあるを、 「を使用した。」と訂正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. [+1  +サンタンガムもしくはキサンタンガム誘導
    体又はキサンタンガムもしくはキサンタンカム誘導体と
    水溶性高分子化合物との混合物、低起泡性界面活性剤染
    料及び染色助剤を含む水性染色液を発泡して得られる泡
    沫組成物を被染色物に塗着し発色させることを特徴とす
    る泡沫染色法。
JP57219645A 1982-12-14 1982-12-14 泡沫染色方法 Pending JPS59112083A (ja)

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