JPS5911129B2 - 安全弁付き減圧弁 - Google Patents

安全弁付き減圧弁

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JPS5911129B2
JPS5911129B2 JP53068430A JP6843078A JPS5911129B2 JP S5911129 B2 JPS5911129 B2 JP S5911129B2 JP 53068430 A JP53068430 A JP 53068430A JP 6843078 A JP6843078 A JP 6843078A JP S5911129 B2 JPS5911129 B2 JP S5911129B2
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JP
Japan
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valve
pressure
pressure reducing
diaphragm
spring
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JP53068430A
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有碩 上野
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボイラに給水する配管に設けて、ボ5 イラ
に給水する水道水の圧力を所定の圧力に減圧せしめると
ともに、ボイラ圧力が所定の圧力になつたときにその圧
力を外部に逃すように用いる安全弁付きの減圧弁につい
ての改良に関するものである。
10安全弁付きの減圧弁は、従前から知られているが、
従前のものは、夫々独立して形成された安全弁と減圧弁
とを並列組合せるか、または、減圧弁に所定の圧力以上
の負荷がかかることで開放する逃し口を設けて構成して
いるもので、前者にあつ15ては、安全弁と減圧弁とを
別個に作ることから、製作コストの負担が大きいことと
、形状が大きくなる問題があり、後者にあつては、減圧
弁として機能さすための設定圧力と、安全弁として機能
さすための設定圧力とを、各別に調整し得ないこと20
と、安全弁として機能するときに減圧弁としての機能が
消失して、外部に過大な圧力を連続して逃すようになる
ことから、ボイラの給水配管に組込むと、ボイラ圧が増
大したときに多量の水を外部に排出するようになる問題
があつた。
25本発明における目的は、安全弁と減圧弁とを、一体
に組合せた形態にしながら、減圧弁として機能さす設定
圧力と安全弁として機能さす設定圧とが、夫々独立して
調整し得るようにし、かつ、2次室側に過大な圧力が生
じて、安全弁として機能30するときに、減圧弁が1次
室と2次室とを遮閉して2次室側だけの圧力を外部に逃
すようにする新たな安全弁付き減圧弁を提供することに
ある。
次に、この目的を達成するための、本発明による安全弁
付きの減圧弁を、図示する実施例につい35て詳述する
。第3図及び第4図において、1は弁箱で、周面の一側
に流入口19を具備し他側には排出口22J、−か設け
てある。
該弁箱1の内部には、前記流入口19と連通する1次室
1a及び排出口22と連通する2次室1bが設けてあり
、かつ、その1次室1aと2次室1bとを連通する連通
口1c及びその連通口1cを囲む環状の弁座17が、該
弁箱1内の中心部位に水平な面に沿うよう形成してある
。16は前記弁座17と対向して、第4図に示している
如くその弁座17の下方に形成される弁口Wを開閉する
弁体て、弁座17下方に形設せる弁室21内に上下に自
在に動くよう配位し、スプリング10により押上げるこ
とで、弁座17に圧接していくように付勢してある。
2は前記弁体16に下端を連続した弁棒で、弁箱1内の
中心部位に軸線方向を上下方向に設けた弁棒摺動用の軸
筒部20に、ピストン部15が摺動自在に嵌合していて
、該ピストン部15の摺動で弁体16と一緒に上下に動
く。
゛23は弁箱1の上面にダ
イヤフラム24を被せて、そのダイヤフラム24と弁箱
1の天井壁とにより、該弁箱1の上面側に形成した調圧
室で、弁箱1の天井壁に形成せる連通孔25を介し弁箱
1内の2次室1bに連通している。前記ダイヤフラム2
4は、それの外周部5が、第1図及び第2図にて示して
いる如く金属板4により補強されて、調圧室23の土面
開口部の周りに形成してある弁座18に上面側から当接
し、かつ、該外周部5の上面に作用させた安全弁スプリ
ング8により、前記弁座18に圧接している。
前記安全弁スプリング8は、弁箱1の上面側を囲うよう
に該弁箱1に組付けたカバー7に螺合して支持せる安全
弁調整ネジ12と、前述のダイヤフラム24の外周部5
の上面との間に張設されていて、安全弁調整ネジ12の
回転による上下の動きで外周部5を弁座18に押圧する
バネ圧が所望に調整される。前記ダイヤフラム24の中
心部位は、そこに当接せるダイヤフラム補強板14によ
り補強され、その中心部に、支持棒3が上下に貫通した
状態で一体に連結し、その支持棒3の下端側は、前述の
弁箱1の中心部位に形成せる軸筒部20に摺動自 z在
に嵌合して、そこに嵌合している弁棒2の上端部と離接
自在に連繋している。
そして、該ダイヤフラム24の中心部位は、ラツパ状に
形成してダイヤフラム24の上面側に被せた上面蓋6に
螺合して支持せる減圧弁調整ネジ11と該ダイヤフラム
24の中心部位の上面との間に張設せる減圧弁調整スプ
リング9のバネ圧によつて下方に押下げられ、そのバネ
圧は前述の上面蓋6に螺合して支持せる減圧弁調整ネジ
11の回動により該ネジ11を上下に変位さすことで所
望に調整される。また、前述の支持棒3は上端側が上方
に延出し、その上方延出部には手動のレバー13が連結
していて、そのレバー13の操作により弁体16が自動
で開閉するようにしてある。次に作用効果について説明
すると、上述の如く構成してある本発明による安全弁付
き減圧弁は、常態においては、第4図に示している状態
にあり、水道栓等に接続せる流入口19から弁箱1内の
1次室1aに流入する水は、弁座17と弁体16との間
に形成される弁口Wを経て2次室1bに流れ、排出口2
2に接続せるボイラに供給される。
この状態において、排出口22側、即ち、ボイラ側にお
いて、水(または湯)の使用を止めるか、使用量を絞つ
たとき、2次室1b側の水圧は、流入口19から流入し
てくる水の圧力と等しくなるように上昇してくる。する
と、上昇した2次室1b内の水圧は、連通孔25を介し
て連通している調圧室23内の水圧を上昇させて、ダイ
ヤフラム24にかかる圧力を高め、その圧力が減圧弁調
整スプリング9のバネ圧を越すことで、ダイヤフラム2
4の中心部位が上方に動いて支持棒3の下端が弁棒2の
上端から上方に離れるようになり、これにより、弁体1
6がスプリング10のバネ圧で上昇して弁座1rに圧接
し弁口Wを閉塞するようになる。即ち、減圧弁として機
能するようになる。
そして、この弁体16が弁口Wを閉じていくときの圧力
は、減圧弁調整ネジ11により任意に調節されるoまた
、ボイラの加熱による水温の上昇などで、2次室1b側
の水圧が、前記ダイヤフラム24の中心部位に減圧弁と
して機能さすように作用させている前述の減圧弁調整ス
プリング9に設定したバネ圧よりも高い圧力に異常に上
昇してきたときは、前述の第3図に示している如く、ダ
イヤフラム24の中心部位が上昇し、それにより弁体1
6がスプリング10のバネ圧で弁座17に衝合して弁口
Wを閉塞した状態から、さらにダイヤフラム24の中心
部位が押上げられる。
そして、これにより、ダイヤフラム24は、前記減圧弁
調整スプリング9を支持している減圧弁調整ネジ11及
び上面蓋6ごと、安全弁スプリング8のバネ圧に抗して
土方に押土げられ、調圧室23の土面側開口部の周縁に
形成してある弁座18に前述の安全弁スプリング8で圧
接している該ダイヤフラム24の外周部5が、弁座18
から上方に引き離なされ、それにより開放してくる外周
部5と弁座18との間の逃し口Yから、2次室1bにか
かつている異常な水圧を外部に逃すようになる。即ち、
安全弁として機能する。そして、このときの逃し口Yを
開放させる圧力は、前述の減圧弁調整スプリング9に設
定するバネ圧と無関係に、安全弁調整ネジ12によつて
任意に調整できる。また、開放する逃し口Yから外部に
排出される水は、逃し口Yが開放する状態においては調
圧室23にかかる大きな水圧でダイヤフラム24の中心
部位が上方に押上げられて支持棒3が上昇し、その支持
棒3の下端が弁棒2から離れることで、弁体16がスプ
リング10のバネ圧で弁口wを確実に閉塞した状態とな
つていることから、2次室1bの水に確実に限定され、
その量は僅かなものとなる。従つて、本発明手段によれ
ば、安全弁付きの減圧弁を、それの形態を大きくするこ
となく、かつ、製作コストを増大せしめないで、安全弁
としての機能と減圧弁としての機能とが、夫々任意に設
定し得る圧力で奏し得るようになり、しかも、安全弁と
して機能するときに外部に排出さす水を、確実に2次室
側の水に限定し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置に用いるダイヤフラムの外
周部の拡大縦断面図、第2図は同上ダイヤフラムの外周
部の別の実施例の拡大縦断面図、第3図は本発明の実施
例装置の縦断面図、第4図は同上装置の作用の説明図で
ある。 図面符号の説明、1・・・・・・弁箱、1a・・・・・
・1次室、1b・・・・・・2次室、1c・・・・・・
連通口、10・・・・・・スプリング、11・・・・・
・減圧弁調整ネジ、12・・・・・・安全弁調整ネジ、
13・・・・・・レバー、14・・・・・・ダイヤフラ
ム補強板、15・・・・・・ピストン部、16・・・・
・・弁体、1r・18・・・・・・弁座、19・・・・
・・流入口、2・・・・・・弁棒、20・・・・・・軸
筒部、21・・・・・・弁室、22・・・・・・排出口
、23・・・・・・調圧室、24・・・・・・ダイヤフ
ラム、25・・・・・・連通孔、3・・・・・・支持棒
、4・・・・・・金属板、5・・・・・・外周部、6・
・・・・・土面蓋、7・・・・・・カバー、8・・・・
・・安全弁スプリング、9・・・・・・減圧弁調整スプ
リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流入口19と排出口22とを周面に具備せしめた弁
    箱1内に、前記流入口19と通ずる1次室1a及び排出
    口22と通ずる2次室1bを設けるとともに、その1次
    室1aと2次室1bとを連通する弁口W及びスプリング
    10により押上げて該弁口Wを閉止する方向に付勢した
    弁体16ならびにその弁体16に連繋して上下動する弁
    棒2を設け、弁箱1の上面側には、前記2次室1bと連
    通孔25を介して連通する調圧室23を設け、その調圧
    室23の上面側開口部をダイヤフラム24で蓋し、該ダ
    イヤフラム24の外周部5を、弁箱1上面側に設けたカ
    バー7に支持せる安全調整ネジ12により調節自在とし
    た安全弁スプリング8によつて、前記調圧室23の上面
    側開口部の周縁に形設せる弁座18に圧接せしめ、該ダ
    イヤフラム24の中心部位を、前述の弁棒2に下端側が
    離接自在に連繋し上端側が弁箱1の上面側に突出する支
    持棒3に連結するとともに、該ダイヤフラム24の上面
    側に装設した上面蓋6に支持せる減圧弁調整ネジ11に
    より調節自在とした減圧弁調整スプリング9によつて、
    下方に押し下げてなる安全弁付き減圧弁。
JP53068430A 1978-06-07 1978-06-07 安全弁付き減圧弁 Expired JPS5911129B2 (ja)

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JP53068430A JPS5911129B2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 安全弁付き減圧弁

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JP53068430A JPS5911129B2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 安全弁付き減圧弁

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JPS54159726A JPS54159726A (en) 1979-12-17
JPS5911129B2 true JPS5911129B2 (ja) 1984-03-13

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JP53068430A Expired JPS5911129B2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 安全弁付き減圧弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4001748B2 (ja) * 2000-05-25 2007-10-31 アスコ・コントロールズ・エル・ピー 組み込まれたリリーフバルブを有する圧力調整ピストン

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4911647A (ja) * 1972-05-17 1974-02-01
JPS4937048A (ja) * 1972-08-18 1974-04-06

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JPS4911647A (ja) * 1972-05-17 1974-02-01
JPS4937048A (ja) * 1972-08-18 1974-04-06

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