JPS59110913A - シヤフト支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシャフト支持部の芯ずれ防止の役割を兼備した
シャフト支持装置に関する。

例えばシリンダヘッドにシリンダの中心線と平行に設け
た取付孔内に、ヘッドの上面側から筒状の弁ホルダを介
して燃料噴射弁を嵌挿し、取付孔と直交し且つ取付孔と
シリンダヘッドの側面を連通する漏油通路内に、ヘッド
の側面側から高圧管継手を挿通してその一端を燃料噴射
弁に設けたねじ八番こ螺合接続し、他端をヘッドの側面
に金属製のホルダで強面に支持した燃料噴射装置におい
ては、燃料噴射弁の位置が一定しないために、高圧１継
手を２点支持するねじ穴とホルダの間に芯すれが生じ、
管継手か破損し易いという不具合かある。

その対策として上述の金ｈａのホルダにかえてゴム製の
リングを漏油通路のヘッド便１面開口部１こ嵌合して高
圧管継手を支持した場合は、芯ずれによる破損は幾分減
少するが、管継手の支持が安定せず、しかもゴム製リン
グの劣化壷こより油漏れが生じる問題がある。

本発明は上述の問題を解決し、芯ずれによるシャフトの
破損を一層少なりシ、シかもシャフトを２点支持し得る
と共に油漏れを防止し得る装置を提供することを目的と
して１おり、実施例図面に関連して説明すると次の通り
である。

第１図中１はシリンダヘッドであり、シリンダ（図示せ
ず）の中心線１−１と平行Ｇこシリンダヘッド１の上面
と燃焼室を連通する取付孔２が穿設されている。燃料噴
射弁３及びその下半部を覆う筒状の弁ホルダ４は複数個
のシールリング５を介して取付孔２内番こ嵌挿され、弁
ホルダ４がガスケット６を介して段部２ａに着座してい
る。なお燃料噴射弁３の上部は図示していない締付機構
によりシリンダヘッド１の上面に固定されている。

漏油通路７は取付孔２とシリンダヘッド１の側面を連通
し、小径部７ａと大径部７ｂを有している。

大径部７ｂ内にはオイルシール８が設けられ、段部７Ｃ
とはＩＭＭ程度の隙間を有している。内外径偏心型の外
輪９はシールリング１０を介して大径部７ｂに回動自在
に嵌合しており、一端（図の右端）がオイルシール８に
当接し、他端（図の左端）がシリンダヘッド１外番こわ
ずかに突出している。又内外径偏心型の内輪１１はシー
ルリング１２を介して外輪９に回動自在に嵌合しており
、一端がオイルシール８１こ当接し、他端が外輪９外に
わずかに突出している。

１３は高圧管継手で、シリンダヘッド１の側面近傍でシ
ールリング１４を介して内輪１１に支持され、漏油通路
７内を貫通して先端（図の右端）のねじ部１３Ｂが燃料
噴射弁３のねじ穴３１１１こ螺合している。高圧管継手
１３内に設けられた高圧燃料通路１５は燃料噴射弁３内
の図示していない燃料通路に連通し、パツキン１６が漏
油通路７への油漏れを防止している。高圧管継手１３の
頭部１３ｂは図示していない高圧管を介して燃料噴射ポ
ンプに接続している。なお１７はピストンである。

次に高圧管継手１３の芯ずれ防止の方法について述べる
。第２図は第１図の■−■断面略図であり、説明の便宜
上シールリング１０．１２．１４及び高圧燃料通路１５
は省略しである。

外輪９は外径Ａ（外周の輪郭）の中心０と内径Ｂ（内周
の輪郭）の中心Ｘ１が虹だけ偏心している。同様に内輪
１１は外径Ｂ（外輪内径と共通）の中心Ｘ１と内径Ｃの
中心Ｘ２　（第２図では０と一致している）がＲだけ偏
心している。今Ｏを中心（こ外輪９と内輪１１を一体的
に３６００回転させると内輪１１の外径中心Ｘｌは０を
中心とする半径ＨのループＬｌ上の任意の虚を動く。次
に外輪９を固定させて内輪１１をその外径中心Ｘ１を中
心に３仕９０回転声せると内輪１１の内径中心即ち高圧
管継手１３の中心ＸｇはＸｌを中）口１とする半径Ｈの
ループＬＱ上の任意の点を動く。従って外輪９と内輪１
１を一体的にＯを中１Ｇ番こ０°〜３６０°の範囲内の
適当な角度だけ回転させた後、外輪９を固定して内輪１
１をＸｌを中心Ｇこ０°〜３６０°の範囲内の適当な角
度だけ回転させると、高圧管継手１３の中心Ｘ２を０を
中心とする半径２Ｒのル−プＬ内の任意の位置（ループ
Ｌ上の点を含む）をこ移動させることができる。

外輪９の内外径中心０．ｘｌの偏ＪＢ量と内輪１１の内
外径中心Ｘ１．Ｘｓの偏心量番マ必ずしも一致させる必
要はないか、両者が一致しなｌ、Ｎ場合＜ｔｉ圧管継手
１３の中心Ｘ′Ｑの可動領域力≦狭くなったり、中心０
から偏ったりするので、好ましく＆マ両者を一致させる
。

例えは燃料噴射弁３の点検特番こｉよ、頭部１３ｂを回
して高圧管継手１３を取外しｊこ後、燃料噴射弁３を取
付孔２から抜出す。°点検後をこ＆家燃料唄射弁３を取
付孔２内へ挿へし、燃料噴射弁３の上部を適当な締付機
構（図示せず）でシリングゝへ・ンド１の上面に固定す
る。次に高圧管継手１３を内輪１１内番こ嵌挿して漏油
通路７の小径部７ａを貫通させ、頭部１３ｂを取外時と
は逆の方向番こ回して先端のねじ部１３Ｂを燃料噴射弁
３のねじ穴３８ｆこ螺合させる。ねじ部１３ａとねじ穴
３ａが一致しなＩ／）場合は、前述のようにまず外輪９
と内輪１１を一体的番こ回して大まかな位置決めを行い
、更に内輪１１のみを回して位置の微調整をしながらね
じ部１３ａとねじ穴３ａを一致できる時点で最終まで螺
合すれば良い。外輪９と内輪１１のシリンダヘッド１外
に突出する部分にそれぞれローレット又はセレーション
を設けておけば、人の手又番ま簡単な工具で外輪９と内
輪１１の一方又は双方を回転させることができる。

以上説明したように本発明（こおいては、漏油通路７の
大径部７日こ内外径偏心型の外輪９を回動自在に嵌合し
、外輪９内番こ内外径偏心型＼型の内輪１１を回動自在
に嵌合し、内輪１１内に高圧管継手１３を支持するよう
にしたので、例えば燃料噴射弁３の点、檜時におじ穴３
ａの位置が変動しても、外輪９及び内輪１１を回転させ
ることによりねじ部１３ａをねじ穴３８ｉこ一致させる
ことができ、高圧管継手１３支持部の芯ずれを防止する
ことができる。昆圧管継手１３はねじ穴３８及び内輪１
１の２点で支持されるため安定性が増す。しかもオイル
シール８により高圧燃料通路１５からの油漏れが防止で
きる。又シールリング１０．１２．１４を設けると油漏
れの防止効果が一層高まる。

なお本発明は実施例のみでなく芯ずれが生じやすいシャ
フト全般に適用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した燃料噴射装置の縦断面図、第
２図は第１図の■−■線断面略図である。 １・・・シリンダヘッド、７・・・−油通路、７ｂ・・
・大径部（シャフト支持用下孔の一例）、９・・・外輪
、１１・・・内輪、１３・・・高圧管継手（シャフトの
一例）第１図 ！ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シャフト支持用下孔に内外径偏心型の外輪を回動自在に
   嵌合し、上記外輪内に内外径偏心型の内輪を回動自在に
   嵌合し、上記内輪内にシャフトを支持するようにしたこ
   とを特徴とするシャフト支持装置。