JP2001082287A - コモンレールのリリーフバルブ - Google Patents
コモンレールのリリーフバルブInfo
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Abstract
めの新しい手段を提供する。 【解決手段】 リリーフバルブ15は、入口穴23を備
えると共に後端が開口したケーシング16と、入口穴2
3に開弁可能に当接する開弁機構としてのポペット43
と、ポペット43を入口穴23側へ付勢するばね機構と
してのスプリング44と、ケーシング16を塞ぐととも
にスプリング44を圧縮するネジ機構としてのプラグ2
5と、ロックナット27とを備える。スプリング44の
付勢力はプラグ25の螺入深度によって調整される。ケ
ーシング16の後端面と、該後端面から突出したプラグ
25の外周とに接着剤系のシール兼ロック剤29を塗布
し、シール兼ロック剤29の上からプラグ25にロック
ナット27を螺合し、もってケーシング16の後端開口
を液密にシールするとともにプラグ25をロックする。
Description
ンの燃料噴射装置に使用されるコモンレールに関し、特
にリリーフバルブ周りの構造に関するものである。
料噴射システムにおいて、同システム内の燃料圧力は電
気的に検出されて適度な範囲に制御されているが、その
制御系に不具合が生じると、同システム内の燃料圧力が
異常に上昇する場合がある。このような事態を避けるた
めに、コモンレールにリリーフバルブを取り付け、コモ
ンレール内の燃料圧力が、同システム全体の耐圧限界を
考慮して設定された圧力(許容レール圧)以上に上がろ
うとすると、リリーフバルブが機械的に開弁して、ポン
プからコモンレールに送られる燃料の一部又は全部を燃
料タンクへ逃がし、燃料圧力の上昇を抑えたり許容レー
ル圧よりも下げたりして、同システムやエンジンを保護
している。図8に従来のリリーフバルブ付きコモンレー
ルを、図9に本件出願人が検討中のリリーフバルブ付き
コモンレールを、それぞれ示す。
ール51に取り付けられるリリーフバルブ61は、第一
ケーシング62と、第一ケーシング62にガスケット6
3を介して螺着された第二ケーシング64と、第一ケー
シング62のバルブ穴に当接するポペット65と、ポペ
ット65を付勢する第二ケーシング64内のスプリング
66とを備えている。
れた取付穴52の内周面浅部の雌ネジ部53に、第一ケ
ーシング62の外周面基部の雄ネジ部67を螺入し、取
付穴52のテーパー状の内底シール面54に第一ケーシ
ング62のテーパー状の先端シール面68を当接させて
高圧シール部55とし、先端シール面68の中心部に開
口するよう第一ケーシング62に形成されたリリーフバ
ルブ61の入口穴69を、コモンレール51のレール穴
56に連通させている。
されたリリーフバルブ61の出口穴70にユニオンボル
ト71の中空軸を螺入し、該ユニオンボルト71により
第二ケーシング64の基端面にガスケット72を介して
ユニオン73を取り付けるとともに、ユニオンボルト7
1の中空軸とユニオン73の中空部とを連通させる。こ
のユニオン73に、燃料タンク(図示略)へ延びるリタ
ーン配管74を接続している。
別構成のコモンレール81を検討している(本件出願時
において未公開の特願平10−283467号)。図9
に示すように、コモンレール81に取り付けられるリリ
ーフバルブ91は、ケーシング92とポペット95とス
プリング96とプラグ97とを備えている。ケーシング
92内のスプリング96がポペット95を入口穴99側
へ付勢し、ケーシング92の内周面後部の雌ネジ部93
にはプラグ97の外周面の雄ネジ部98が螺入され、該
プラグ97がケーシング92を塞ぐと共にスプリング9
6を止めている。
取付穴82の内周面浅部の雌ネジ部83にケーシング9
2の外周面基部の雄ネジ部94を螺入し、取付穴82の
内底シール面84にケーシング92の先端シール面10
0を当接させて高圧シール部101とし、リリーフバル
ブ91の入口穴99をコモンレール81のレール穴85
に連通させている。
グ92の外周面先部との間に高圧シール部101に連通
するドレーン通路86を形成し、ケーシング92の筒壁
にドレーン通路86に開口する出口穴87を形成し、コ
モンレール81の管壁にドレーン通路86に開口するド
レーン穴88と雌ネジ穴89とを連続して形成してい
る。この雌ネジ穴89に、燃料タンク(図示略)へ延び
るリターン配管(図示略)を接続プラグ90を介して接
続している。
内底シール面54,84及び先端シール面68,100
の加工精度を高くしたり、取付穴52,82に対するケ
ーシング62,92の螺入締結力を大きくしたりして、
高圧シール部55,101からの燃料漏れが起きないよ
うにし、もってコモンレール外部への燃料漏れが起きな
いようにしている。さらに、図9のコモンレール81で
は、万が一、予期せぬ原因により高圧シール部101か
らの燃料漏れが起きた場合でも、その漏れた燃料はドレ
ーン通路86から燃料タンクに戻るようにしているた
め、コモンレール外部への燃料漏れは起きない。
ーシング92に対するプラグ97の螺入締結力を大きく
したり、雌ネジ部93と雄ネジ部98とのクリアランス
を接着剤系のシール剤で埋めたりして、プラグ97の雄
ネジ部98からの燃料漏れが起きないようにし、もって
コモンレール外部への燃料漏れが起きないようにしてい
る。
ンレール外部への燃料漏れを防止するための、図9のコ
モンレール81を更に改良した別の新しい手段を提供す
ることにある。
ルのリリーフバルブは、先端にコモンレールのレール穴
に連通する入口穴を備えるとともに後端が開口したケー
シングと、入口穴に開閉可能に当接する開弁機構と、該
開弁機構を入口穴側へ付勢するばね機構と、ケーシング
の後端開口に螺入されて該ケーシングを塞ぐとともにば
ね機構を圧縮する開弁圧調整用のネジ機構と、を備えた
コモンレールのリリーフバルブであって、ネジ機構の螺
入深度によってばね機構の付勢力が調整され、ケーシン
グの後端面と、該後端面から突出したネジ機構の外周と
に接着剤系のシール兼ロック剤を塗布し、該シール兼ロ
ック剤の上からネジ機構にロックナットを螺合し、もっ
てケーシングの後端開口を液密にシールするとともにネ
ジ機構をロックしたことを特徴としている。
嫌気性シーリング剤、スリーボンド1386Bを例示で
きる。
ブは、先端にコモンレールのレール穴に連通する入口穴
を備えるとともに後端が開口したたケーシングと、入口
穴に開閉可能に当接する開弁機構と、該開弁機構を入口
穴側へ付勢するばね機構と、ケーシングの後端開口に螺
入されて該ケーシングを塞ぐとともにばね機構を圧縮す
る開弁圧調整用のネジ機構と、ばね機構とネジ機構との
間に介装されるシムと、を備えたコモンレールのリリー
フバルブであって、シムの厚の選択によってばね機構の
付勢力が調整され、ネジ機構はケーシングに螺入される
螺入部と拡径したフランジ部とを備え、ケーシングの後
端面とネジ機構のフランジ部の先端面との間にはメタル
ガスケットが介装されてケーシングの後端開口を液密に
シールしたことを特徴としている。
にはコモンレールの内周面に形成された雌ネジ部に螺入
される雄ネジ部が形成され、雌ネジ部と雄ネジ部との間
がOリングによって液密状にシールされることが好まし
い。
態例について、図1〜図7を参照して説明する。図3は
ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射装置の概
略を示し、金属で管状に形成されたコモンレール1の側
部には、燃料ポンプ2を接続するためのパイプ3と、イ
ンジェクタ4を接続するためのパイプ5とが接続され、
コモンレール1の右端部にはリリーフバルブ15が接続
され、コモンレール1の左端部には圧力センサ6が接続
されている。燃料ポンプ2とインジェクタ4は電子制御
装置7により制御される。
ール1とリリーフバルブ15との接合部を示している。
コモンレール1の中心部にはレール長方向に延びるレー
ル穴10が形成されている。コモンレール1の右端面に
はレール穴10より内径の大きい取付穴11がレール穴
10と同軸上に連通するように設けられ、取付穴11の
内周面浅部(図1及び図2において開口寄りの右半部)
には雌ネジ部12が形成されている。取付穴11の内底
にはレール穴10との内径差によって平面状の内底シー
ル面13が形成されている。
と、開弁機構としてのポペット43と、ばね機構として
のスプリング44と、開弁圧調整用のネジ機構としての
プラグ25と、ロックナット27とを備えている。
(図1及び図2において左端)の端壁18とからなり、
後端(同図において右端)は開口している。筒壁17の
外周面基部(図1及び図2において右部)には雄ネジ部
19が形成され、外周面後端には拡径したフランジ部2
0が形成され、内周面後端には雌ネジ部21が形成され
ている。端壁18の先端面にはその周縁に沿って平面リ
ング状の先端シール面22が形成され、端壁18の中心
部にはコモンレール1のレール穴10に連通する入口穴
23が形成されている。
ジ部26が形成され、ロックナット27は短筒状でその
内周面には雌ネジ部28が形成されている。
44,25,27を組み付けるには、図2に示すよう
に、まず、ケーシング16内にその後端開口からポペッ
ト43及びスプリング44を順に挿入し、プラグ25の
雄ネジ部26を筒壁17の雌ネジ部21に螺入する。こ
れにより、ポペット43はその中心に受持されたボール
43aが入口穴23に開閉可能に当接し、スプリング4
4がポペット43を入口穴23側へ付勢する。また、プ
ラグ25がケーシング16を塞ぐと共にスプリング44
を圧縮する。ここで、スプリング44の付勢力はプラグ
25の螺入深度によって調整することができ、もってポ
ペット43の開弁圧を調整することができる。また、螺
入前の雌ネジ部21又は雄ネジ部26に接着剤系のシー
ル剤(図示略)を塗布しておき、螺入後のクリアランス
を埋める。
17の後端面と、該後端面から突出したプラグ25の雄
ネジ部26とに接着剤系のシール兼ロック剤29を塗布
し、ロックナット27の雌ネジ部28をシール兼ロック
剤29の上からプラグ25の雄ネジ部26に螺合する。
これにより、ケーシング16の後端開口が液密にシール
され、プラグ25が緩み不可能にロックされる。
15をコモンレール1に接続するには、雌ネジ部12に
雄ネジ部19を螺入し(螺入前の雌ネジ部12又は雄ネ
ジ部19に接着剤系のシール剤(図示略)を塗布してお
き、螺入後のクリアランスを埋める。)、内底シール面
13に先端シール面22を当接させて高圧シール部24
とし、リリーフバルブ15の入口穴23をレール穴10
に連通させる。このとき、取付穴11の雌ネジの無い内
周面深部(図1及び図2において左半部)とリリーフバ
ルブ15の雄ネジの無い外周面先部との間には、両者の
内外径差(前者の内径が後者の外径よりやや大きい)に
よって間隙状のドレーン通路45が形成され、該ドレー
ン通路45は高圧シール部24に連通する。
ドレーン通路45に開口する出口穴46が形成されてい
る。また、コモンレール1の管壁に、ドレーン通路45
に開口するドレーン穴47と雌ネジ穴48が連続して形
成され、雌ネジ穴48には接続プラグ49が螺着されて
いる。この接続プラグ49に図3のリターン配管8が接
続され、リターン配管8は燃料タンク9まで延びてい
る。
容レール圧以上に上がろうとすると、ポペット43がス
プリング44の弾性力に抗して開き、燃料はレール穴1
0から入口穴23→ポペット43→出口穴46→ドレー
ン通路45→ドレーン穴47→接続プラグ49→リター
ン配管8の経路で燃料タンク9に戻るようになってい
る。
内底シール面13及び先端シール面22の加工精度を高
くしたり、取付穴11に対するケーシング16の螺入締
結力を大きくしたりして、高圧シール部24からの燃料
漏れが起きないようにしている。その上で、万が一、予
期せぬ原因により高圧シール部24からの燃料漏れが起
きた場合でも、その漏れた燃料はドレーン通路45から
前記経路で燃料タンク9に戻るようにしているため、コ
モンレール外部への燃料漏れは起きない。
グ16に対するプラグ25の螺入締結力を大きくした
り、雌ネジ部21と雄ネジ部26とのクリアランスを接
着剤系のシール剤で埋めたりして、プラグ25の雄ネジ
部26からの燃料漏れが起きないようにし、もってコモ
ンレール外部への燃料漏れが起きないようにしている。
その上で、万が一、実車環境においてリリーフバルブ1
5が予期せぬ振動を受けた場合等であっても、シール兼
ロック剤29がケーシング16の後端開口を液密にシー
ルするとともにプラグ25をロックしているので、プラ
グ25が緩んだり、雄ネジ部26から燃料が漏れること
はない。
ル兼ロック剤29でプラグ25をロックするため、ロッ
クナット27の締付トルクを小さくすることができ、も
って、リリーフバルブ15を全体として小スペースに納
めることができる。
ンレール1とリリーフバルブ15との接合部を示してお
り、開弁圧調整用のプラグ30とその周りの構成が異な
る点においてのみ第一実施形態と相違する。従って、第
一実施形態と共通の部分については図4に第一実施形態
と同一符号を付して説明を省略する。
ジ部32が形成された螺入部31と、拡径したフランジ
部33と、両部31,33間の軸部34とを備える。図
4において、35はケーシング16とプラグ30との間
に介装されたメタルガスケットであり、36はスプリン
グ44とプラグ30との間に介装されたシムである。図
5に例示的に示すように、シム36は厚さの異なるもの
が例えば0.06mm間隔で複数枚用意され、スプリン
グ44に必要な付勢力に応じて適宜選択的に取り替えて
使用される。
44,30を組み付けるには、まず、ケーシング16内
にその端部開口からポペット43、スプリング44及び
シム36を順に挿入し、プラグ30の螺入部31をメタ
ルガスケット35を介して筒壁17に螺入する。これに
より、ポペット43はその中心に受持されたボール43
aが入口穴23に開閉可能に当接し、スプリング44が
ポペット43を入口穴23側へ付勢し、シム36がスプ
リング44の座面に当接する。また、プラグ30がケー
シング16を塞ぐと共に、シム36を介してスプリング
44を圧縮する。メタルガスケット35は、プラグ30
の軸部34周りに支持され、ケーシング16のフランジ
部20の後端面とプラグ30のフランジ部33の前端面
との間に挟み込まれて圧縮変形し、ケーシング16の後
端開口を液密にシールする。
ーシング16に対するプラグ30の螺入締結力を大きく
して、プラグ30の雄ネジ部32からの燃料漏れが起き
ないようにし、もってコモンレール外部への燃料漏れが
起きないようにしている。その上で、万が一、実車環境
においてリリーフバルブ15が予期せぬ振動を受けた場
合等であっても、ケーシング16の後端開口はメタルガ
スケット35によって液密にシールされているため、雌
ネジ部21と雄ネジ部32との間に接着剤系のシール剤
を使用していなくても、プラグ30が緩んだり、雄ネジ
部32から燃料が漏れることはない。
使用しないことにより、シール剤が固化するまでの待ち
時間を省略することができ、もって生産性を向上するこ
とができる。なお、本実施形態の構成では、シム36の
厚さの選択によってスプリング44の付勢力を調整する
ことができ、もってポペット43の開弁圧を調整するこ
とができる。
ル1とリリーフバルブ15との接合部を示しており、コ
モンレール1の雌ネジ部12とリリーフバルブ15の雄
ネジ部19の端部間にOリング37を設けた点において
のみ第一実施形態と相違する。従って、第一実施形態と
共通の部分については図6に第一実施形態と同一符号を
付して説明を省略する。Oリング37は、ケーシング1
6の雄ネジ部19とフランジ部20との間で筒壁17の
外周面に形成された環状の溝部38に嵌入されており、
リリーフバルブ15をコモンレール1に接続する際に取
付穴11の内周面開口端に当接してネジ部12,19の
端部間を液密にシールする。
も、第一実施形態と同様の効果が得られる。さらに、ネ
ジ部12,19の端部間はOリング37によって液密に
シールされるため、ネジ部12,19間におけるシール
剤の使用を排除することができ、もってシール剤が固化
するまでの待ち時間を省略して生産性を向上することが
できる。
ル1とリリーフバルブ15との接合部を示しており、コ
モンレール1の雌ネジ部12とリリーフバルブ15の雄
ネジ部19の端部間に第三実施形態と同様のOリング3
7を設けた点においてのみ第二実施形態と相違する。従
って、第二実施形態と共通の部分については図7に第二
実施形態と同一符号を付して説明を省略する。なお、図
7における38は第三実施形態と同様の溝部である。
も、第二実施形態と同様の効果が得られる。さらに、ネ
ジ部12,19の端部間はOリング37によって液密に
シールされるため、ネジ部21,32間だけでなく、ネ
ジ部12,19間においてもシール剤の使用を排除する
ことができ、もってシール剤が固化するまでの待ち時間
をさらに省略して生産性を向上することができる。
ものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変
更して具体化することもできる。
ルによれば、コモンレール外部への燃料漏れを防止する
ための新しい手段を提供することができる。
ルブとの接続後の断面図である。
断面図である。
装置の概略図である。
ルブとの接続部の断面図である。
ルブとの接続部の断面図である。
ルブとの接続部の断面図である。
の接続部の断面図である。
の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 先端にコモンレールのレール穴に連通す
る入口穴を備えるとともに後端が開口したケーシング
と、前記入口穴に開閉可能に当接する開弁機構と、該開
弁機構を前記入口穴側へ付勢するばね機構と、前記ケー
シングの後端開口に螺入されて該ケーシングを塞ぐとと
もに前記ばね機構を圧縮する開弁圧調整用のネジ機構
と、を備えたコモンレールのリリーフバルブであって、 前記ネジ機構の螺入深度によって前記ばね機構の付勢力
が調整され、前記ケーシングの後端面と、該後端面から
突出した前記ネジ機構の外周とに接着剤系のシール兼ロ
ック剤を塗布し、該シール兼ロック剤の上から前記ネジ
機構にロックナットを螺合し、もって前記ケーシングの
後端開口を液密にシールするとともに前記ネジ機構をロ
ックしたことを特徴とするコモンレールのリリーフバル
ブ。 - 【請求項2】 先端にコモンレールのレール穴に連通す
る入口穴を備えるとともに後端が開口したケーシング
と、前記入口穴に開閉可能に当接する開弁機構と、該開
弁機構を前記入口穴側へ付勢するばね機構と、前記ケー
シングの後端開口に螺入されて該ケーシングを塞ぐとと
もに前記ばね機構を圧縮する開弁圧調整用のネジ機構
と、前記ばね機構とネジ機構との間に介装されるシム
と、を備えたコモンレールのリリーフバルブであって、 前記シムの厚さの選択によって前記ばね機構の付勢力が
調整され、前記ネジ機構は前記ケーシングに螺入される
螺入部と拡径したフランジ部とを備え、前記ケーシング
の後端面と前記ネジ機構のフランジ部の先端面との間に
はメタルガスケットが介装されて前記ケーシングの後端
開口を液密にシールしたことを特徴とするコモンレール
のリリーフバルブ。 - 【請求項3】 前記ケーシングの外周面には前記コモン
レールの内周面に形成された雌ネジ部に螺入される雄ネ
ジ部が形成され、前記雌ネジ部と雄ネジ部との端部間が
Oリングによって液密にシールされた請求項1又は2記
載のコモンレールのリリーフバルブ。
Priority Applications (1)
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JP25851099A JP4071898B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | コモンレール |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001082287A5 JP2001082287A5 (ja) | 2006-06-01 |
JP4071898B2 JP4071898B2 (ja) | 2008-04-02 |
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JP25851099A Expired - Fee Related JP4071898B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | コモンレール |
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