JPS59110618A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPS59110618A
JPS59110618A JP57221709A JP22170982A JPS59110618A JP S59110618 A JPS59110618 A JP S59110618A JP 57221709 A JP57221709 A JP 57221709A JP 22170982 A JP22170982 A JP 22170982A JP S59110618 A JPS59110618 A JP S59110618A
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JP57221709A
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Hajime Hasegawa
元 長谷川
Takeki Okumoto
奥本 武城
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/21Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates
    • A61K31/27Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates of carbamic or thiocarbamic acids, meprobamate, carbachol, neostigmine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗腫瘍剤に関する。
ある種のシスティン化合物が制がん作用を有することは
知られている。たとえば、R,H,Adamsonはs
−カルバモイル−し−システィンがマウス白血病に効果
があると、Nature、 、vol、217.751
752(1968)に報告している。また、S−エチル
カルバモイル−し−システィン(以下、ESCCトいう
)の実験腫瘍に対する効果は、L、 N4ethらにょ
1) Arzneim、−Forsch、 /Drug
Res、 28(II) 、 Heft7゜1119〜
1123 (197B)K発表されている。
1 本発明者らは、今日、がん患者数の激増に伴Iより有効
な抗腫瘍剤の開発に対する強い要望に基づいて、鋭意研
究した結果、式 (式中、市川が付されているα位の炭素原子は、L配置
である。) で示されるS−メチルカルバモイル−し−システィンエ
チルエステルまだはその製薬上許容しうる酸付加塩が各
種実験腫瘍に対し優れた効果を有することを見出し、本
発明を完成するに至った。
本発明に用いられる化合物、その抗菌剤としての用途お
よびその製法については、特公昭56−37223号ま
たは特公昭56−37224号において記載されている
通り公知であるが、制がん剤としての用途は知られてい
ない。本発明に用いる化合物は、L−システィンエチル
エステルまたはその酸付加塩とメチルイソシアナートと
を不活性m媒c水、エタノーノベアセトン、ベンゼン、
テトラヒドロフラン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミ
ドなど、またはそれらの混合物)中、必要に応じ触媒量
の塩基の存在下に反応させるか、あるいは、L−3−(
メチルカルバモイル)システィンまたはその酸付加塩を
通常のアミノ酸エステル化法[!!%じてエタノールと
反応させることによって製造される。得られた生成物が
遊離塩基である場合には、常法により製薬上許容しうる
酸付加塩(塩酸塩、臭化水床酸塩、硫酸塩、酢酸塩、メ
タンスルホン酸塩、パラトルエンスルホン酸塩、シュク
酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩など)にす
ることができる。
本発明の化合物の代表例は、S−メチルカルバモイル−
し−システィンエチルエステル塩酸塩で(以下、Y−6
430という)あって、融点134〜136℃を示す無
色針状晶として得られる。
次に、本発明の有効成分化合物の薬理効果、毒性値につ
いて説明する。
実施例 1群5匹の雌性CDF1糸マクス(7〜8週令)の腹腔
内に10 個の1MC細胞を移植した。移植24時間後
から、1日1回7日間Y−6430を投与し、平均生存
日数、延命率、および30日後の生存区数を求めた。第
1表に示しだ結果から、Y−6430は1MC細胞に対
し、経口および腹腔内投与ともに効果を示すことが明ら
かになった。
第   1   表 いても同様である)。
ここで、Tは薬剤処理マクスの平均生存日数を、Cは未
処理マウスの平均生存日数を示す。
実施例 1群5匹の雌性CDF工糸マウス(7〜8週令)の腹腔
内にIO個のP−388細胞を移植した。
移植24時間、後から1日1回7日間Y−6430また
はESCCを投与し、平均生存日数、延命率および30
日後の生存区政を求めた。結果を第2および第3表に示
す。これらの結果から、Y−6430はP−388細胞
に対し、効果を示したが、ESCCは無効であることが
明らかにされた。
−以下余白一 第   2   表 第   3   麦 実施例 1群5匹の雌性CDF工糸マクス(8週令)の腹腔内に
105個のL1210細胞を移植した。移植翌日から生
理食塩水に溶かしたY−643,0、ESCC,ESC
Cのエチルエステル(ESCC−Etという)を1日1
回7日間腹腔内投与し、平均生存日数および延命率を求
めた。第4表にまとめた結果から、Y−6430は50
0fng/Ky(i、p、)投与群で効果を示したが、
ESCCおよびESCC−Etは無効であったことが示
された。
−以下余白− 第  4   表 実施例 1群5匹の雌性CDFI&マウス(7〜8週令)の腹腔
内に105個のL1210細胞を移植した。
生理食塩水にY−6430またはESCCを溶かし、移
植翌日より1日1回7日[醐経口または皮下投与し、平
均生存日数および延命率を求めた。
以下の第5表にまとめた結果から、Y−6430は経口
および皮下投与のいずれでも効果があったか、E S 
CCld無効であったと七が明らかとなった。
−以下余白一 第   5   表 1群6匹の雄性ICR系マクス(7〜8週令)の腹腔内
に2×10 個のAH−44細胞を移植し、移植3日月
KY−6430を1同経口または腹腔内投与した。第6
表に平均生存日数および30日後の生存区数をまとめた
第   6   表 実施例 杉油らの方法(CancerRes、13 、 431
〜441(1958))に従って、1群6匹の雄性IC
R系マクス(7〜8週令)の腹腔内に2×lθ 個の腹
水型エールリッヒ癌細胞を移植した。移植24時間後か
ら生理食塩水に溶解したY−6430を1日1回7日間
腹腔内投与し、平均生存日数および30日後の生存匹政
を求めた。結果を第7表に示す。
第   7   表 実施例 1群6匹の雄性ICR系マクス(7〜8週令)の皮下に
5×lθ6個の結節型エールリッヒ癌細胞を移植し、移
植24時間後から1日1回7日間生理食塩水に溶解した
Y−6430を腹腔内投与した。投与24時間後に、エ
ーテル麻酔によりマウスを致死させ、腫瘍を摘出し秤量
した。第8表にその重量を示す。
第  8  表 咲験例8 1群6匹の雄性ICR系マウス(7〜8週令)の腹腔内
に2×106個の腹水型AH−272細胞を移植する。
移植後、3日目から6白目までに生理食塩水に溶解した
Y−643CIを1日1回腹腔内に投与し、平均生存日
数を求めた。結果を第9表に示す。
第   9   表 実施例 1群12匹の雄性ICR系マクス(6〜8週令)に2.
X l’ 06個のザルコーマ180細胞を腹腔内移植
した。移植翌日から1日1回7日間Y−6430を腹腔
内または皮下投与し、死亡匹数、平均生存日数および3
0日後の生存区数を求めた。
結果を以下の第1θ表にまとめた。
−以下余白− 第1θ表 実施例 処置群6匹、対照群12匹からなる雄性5w1ss系ヌ
ードマクスの腎臓内にヒト乳癌塊を移植し、移植翌日、
5日および9日後に1日1回生理食塩水に溶解したY−
6430を皮下に投与した。移植11日後に、腫瘍重量
を測定し、次式に従って、移植した腫瘍塊の萎縮率(%
)を求めた。結果は第11表に示した通シである。
第11表 このデータは、米国の国立ガン研究所(Nationa
lCancer In5titute 、 %ethe
sda 、 USA)に依頼した実験に基づくものであ
る。
実施例 雄性ddn系マウスにY−6430を腹腔的投与したと
きの急性毒性値はL 500■/Kg以上であった。ま
た、AH−44腫瘍細胞を腹腔内に移植されたトンリュ
ー系ラットに対する急性毒性値は、は、腹腔内および経
口投与上もに1,000■/に9以上であった。
以上の実験結果から、本発明の有効成分化合物は、ヒト
を含む各種哺乳動物に対する抗腫瘍剤として有用である
ことがわかる。
本発明の有効成分化合物を抗腫瘍剤として使用する場合
、好ましくは製薬上許容しうる担体、賦形剤、希釈剤な
どと混合して、散剤、顆粒、錠剤、糖衣錠、カプセル剤
、シロップ剤、半開、外用剤、注射剤、点滴用剤などの
形態をとり得る。
本発明の抗腫瘍剤は、ヒトを含む哺乳動物に対し、経口
的または非経口的に投与されるが、特に経口投与が好ま
しい。投与量は、対象腫瘍を有効に阻止する量であれば
よく、治療対象動物、腫瘍の種類、投与経路、剤型など
により変動し得るが、一般に経口剤の場合、1日lO〜
40(1+y/Ky休重、好ましくけ、50〜200■
/に9体重であり、注射剤でfd1日1〜lO巧/b体
重、好ましくは・1〜5 fnq / Kf1体重であ
る。投与回数は1日1〜4回の範囲で適宜選択しうる。
本発明の抗腫楊剤は、他の制ガン剤、免疫賦活剤または
その他の許容しうる薬剤などと併用することができる。
以下に、本発明の薬剤の製剤例を示す。
製剤例1 Y−643050,0mg 微粉末セルロース         25. (l n
Vl乳糖       49.5 ff1Fスターチ 
           40. Off1gタルク  
               5. Off1gステ
アリン酸マグネシクム      o、 5 #から々
る錠剤。所望踵衣処理を施すことにょって糖衣錠とする
ことができる。
製剤例2 Y−643050,θ〜 乳糖       50.0■ スターチ             l 5. OME
/クルク                 5. O
tngの組成からなるカプセル剤。
製剤例3 Y−643(110% 乳糖       80% スターチ              10%からなる
細粒剤。
製剤例4 Y−643010% 乳糖       55% 微粉末セルロース          20%スターチ
              15%からなる顆粒剤。
製剤例5 Y−643050,0mg グルコース           too、omgを精
製水に溶かして、全量2艷の注射用液とする。
製剤例6 Y−6430100Qj ■ ウイテプソー/l/  H2S         95
0n’!■ クイテプソール E75        950mgか
らなる半開。ただし、クィテブソールは西ドイッグイソ
テン社所有の登録商標である。
製剤例7 Y−64302g パラヒドロキシ安息香酸エチル  0.025 gバラ
ヒドロキシ安息香酸プロピル    0.015 gラ
クリル&L酸ナトリクム        1.5gプロ
ピレングリコール       12.0 gステアリ
ルアルコール       22.0 g白色ワセリン
            25.0 gの組成を精製水
に溶かして、全量100.0 gの親木軟程・とする。
代理人 弁理士 高宮城  勝 手続補正書(自発) 特許庁長官若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第221709号 2、発明の名称 抗腫瘍剤 3、補正をする者 lT filとの関係    偕“許出願人住    
所  大阪市東区]!野町3丁目35番地4、代理人。
住    所  大阪市東区平野町3丁目35番地6、
補正の内容 明細書を以下の通り補正する。
(1)第1頁末行の「実稔腫瘍に対する効果は、」を[
実験腫瘍に対しS−カルバモイル−し−システィンより
優れた効果を示すことが、]に訂正する。
(2)第3頁10〜11行のrr−−s−(メチルカル
バモイル)システィンJをr S−メチルカフ1フ寸モ
イルーL−システィン」に訂正する。
(3)第4頁ti行のrIMC細胞」を「1MC癌細胞
」に、同頁下から2行のr1Mc細胞」を[IMCai
Jにそれぞれ訂正する。
(4)第5頁第1表中、「延命率%」の欄で、上から5
番めのrl14Jをrl15.、lに訂正する。
た動物は30日生存として計算し、T/CQ125%の
場合を有効とみなしだ。」を挿入し、同頁4行oIF−
388al胞JをrP−388白血病細胞」に、同頁9
行のrP−388細胞」をrP−388白血病」に、捷
た同頁10行の「無効であることが明らかにされた。」
を[僅かに効果を示すにすぎ々かった。」にそれぞれ訂
正する。
(6)第8頁3行のrL1210細胞」を「L121O
白血病細胞」に訂正する。
(7)第9頁第4表の下に[全実験動物(は30日以内
に腫瘍死した。」を挿入する。
(8)第1O頁3行のrt、1210細胞」をrL12
10白血病細胞」に訂正し、同頁10行の次に次の記載
を挿入する。
[実験例3および4から、臨床予測性の高いとされてい
るL1210白血病(Cancer Chemothe
r。
Repl、5G−、173〜21B (1966)、C
ancer Chemother 。
Rep、Part 3.4.189〜198(1973
)〕に対して、ESCCは無効であるが、Y−6430
は檀果を示すことがわかった。」 (9)第11頁第5表の下に[全実験動物は30日以内
に腫瘍死した。」を挿入する。
(lO)第12頁2行のrICR系マクス」を「ドシリ
ュク系ラット」に、同頁3行のr2Xlo6胞」にそれ
ぞれ訂正し、同頁下から2行から末行の[杉油らの方法
(Cancer Res、 13.431〜441(1
958))に従って、」を削除する。
(11)第13頁2行の「腹水型」および同頁下から2
行の1結節型」をそれぞれ削除する。
(12)第14頁2行のし投与24時間後に、」を「最
終投与24時間後に、」に、同頁下から5行のrICR
系マクス」を「ドンリュク系ラット」に、および下から
4〜3行の「腹水型AH−272細胞を移植する。」を
rAH−272肝癌細胞を移植した。」にそれぞれ訂正
する。
(13)第15頁第9表の下に「全実験動物は30日以
内に死亡した。」を挿入する。
(14)第16頁下から6行の「ヒト乳癌塊」を「ヒト
乳WiMX−1塊」に訂正し、同頁下から5行の「移植
翌日、5日および9日後に1日1回」を削除し、同頁下
から4行のrY−6430を皮下に投与した。」をrY
−6430を移植翌日、5日および9日に皮下投与した
。」に、および同頁下から2行の「腫瘍塊の萎縮率」を
「腫瘍の増殖率」にそれぞれ訂正する。
(15)第17頁の「腫瘍塊の萎縮率(%)」の式を次
の通り訂正する。
」 (16)第17頁末行の「トンリュー」を「ドンリュク
」に訂正する。
以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. S−メチルカルバモイル=L−システィンエチルエステ
    ルまたはその製薬上許容しうる酸付加塩を有効成分とす
    る抗腫瘍剤。
JP57221709A 1982-12-16 1982-12-16 抗腫瘍剤 Pending JPS59110618A (ja)

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PCT/JP1983/000437 WO1984002272A1 (en) 1982-12-16 1983-12-14 Antitumor composition, method for treating tumor, and use of the composition for treating tumor
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