JPS59109370A - インクジエツトヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインクジェットヘッドに関する。

従来インクジェットヘッドの噴射特性は、周囲温度の変
化に左右されやすく、噴射特性を一定にする手段として
、ヒータを使用し、サーミスタで検出して温度を一定に
コントロールする方法がとられていた。しかしながら、
この方法だと、ヒータとサーミスタの温度差、およびイ
ンクの温度との間に温度差が生じる事、ピータとインク
との間の熱絶縁性等によシ、制御温度が不正確になり噴
射特性の不安定になるという欠点、さらに、設定温度へ
の立上り時間が長く、ヒータ容量も大きくなると込う欠
点があった。

本発明は以上の欠点を克服し、設定温度への立上り時間
を早め、制御温度を正確にし、しかもヒータ容量は小さ
くて良込という方式のインクジェットヘッドを提供する
仁とを目的とする。

本発明は、インクジェットヘッドのインク流路を形成し
ているヘッドベースに智着して正特性サーミスタを配置
し、この正特性サーミスタをヒータとして使用し、同時
にヒータ自身の温度を正特性サーミスタの特性から検出
してインクジェットヘッドのインク流路のインクを一定
温度に制御することを特徴とする。

以下、本発明の一実施例を説明する。

第１図で、ヘッドベース１は内部にインク流路１１ｅ備
えている。ヘッドベース１には、圧電素子２、正特性サ
ーミスタ（以下、封口製作所の商品名：ポジスタと称す
）６が密着されている。圧電素子２やポジスタ６に配線
のためのＦＰＣ４がパツキンＩＣよって圧接されている
。これらの部材はヘッドホルダ８内に組み込まれている
。パツキン５はヘッドベース１に接していて、さらにＦ
ＰＣ４をはさみ込んでいてインクの流入を防いでいる。

パツキン５は熱絶縁性の高いゴム材質で製作されている
。又、ポジスタ６や圧電素子２やヘッドベース１に対し
ては微少な面積で接している。

ポジスタ６は熱伝導のよいシリコンシート等を介してヘ
ッドベースに密着させても良い。

この状態でポジスタ６に電力を与えると、ポジスタ６は
発熱し急激に温度が上が９、同時に抵抗値も比例的に犬
きくなる。設定温度に対する抵抗値になれば、通電ｔ−
止める。ある一定時間後、抵抗値が設定値以上かどうか
を検出するため通電し、設定値以下の時だけ設定値以上
になるまで通電する。以上のサイクルを繰返すことによ
シポジスタを検出器として使用しなからヒータとして一
定温度を保つことができる。

ポジスタ６は直接へラドベースに密着してしるために、
設定温度までの立上少時間は早く、ヒータ部と検出部が
同一素子のため正確であシ、インク流路構成部材である
ヘッドベースを直接部めるため、インクの温度もヒータ
温度に非常に近くな９、インク温度が一定となる。さら
に熱容量が小さいポジスタで充分である。

他の実施例としては、適当なポジスタを使用すれば（例
えばキューり点４０”〜６０°Ｃ程度のポジスタを使用
）ポジスタ温度はほぼ一定に保たれ、電気回路的に０Ｎ
−ＯＦＦする必要はない。多少の温度変化（〜２０℃）
があっても性能の変化が少ないヘッドならば、これで充
分である。

ポジスタ制御の回路が万一故障しても、一定温度以上に
は上昇しないため、他部材へのドラプルの伝般、最悪だ
と火災等の発生が起らず安全である。

以上述べて来たように、ポジスタ（正特性サーミスタ）
をヘッドベースに密着して配置することにより、設定温
度への立上り時間を早め、制御温度を正確にし、しかも
ヒータ容量が小さくて良いという方式のインクジェット
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のインクジェットヘッドの側断面図であ
る。 １−へラドペース ２−圧電素子 ４−　Ｆ’　Ｐ　Ｃ ５−パツキン ６−ポジスタ ８−ヘッドホルダ 以　　　上 出願人　エプソン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インク流路を形成しているヘッドベースに密着して正特
   性サーミスタを配置したことを特徴としたインクジェッ
   トヘッド。