JPS5910923Y2 - エンジン直結形交流発電機 - Google Patents
エンジン直結形交流発電機Info
- Publication number
- JPS5910923Y2 JPS5910923Y2 JP10343882U JP10343882U JPS5910923Y2 JP S5910923 Y2 JPS5910923 Y2 JP S5910923Y2 JP 10343882 U JP10343882 U JP 10343882U JP 10343882 U JP10343882 U JP 10343882U JP S5910923 Y2 JPS5910923 Y2 JP S5910923Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- engine
- ignition signal
- slip ring
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二輪車用エンジン等のクランクシャフトに回転
界磁極が直接取付けられるエンジン直結形交流発電機に
関する。
界磁極が直接取付けられるエンジン直結形交流発電機に
関する。
まず、従来のエンジン直結形交流発電機の構造を第1図
について説明する。
について説明する。
この図において、1はエンジンクランクシャフトで、そ
の一端部にボス(センタービス)2が取付ネジ3で涸定
されている。
の一端部にボス(センタービス)2が取付ネジ3で涸定
されている。
このボス2には、爪形界磁鉄心4 a ,4 bが圧入
嵌合され、これらの界磁鉄心4 a ,4 bで囲まれ
た空間に界磁コイル5が配設されている。
嵌合され、これらの界磁鉄心4 a ,4 bで囲まれ
た空間に界磁コイル5が配設されている。
6はスリップリングで、合戒樹脂製基板7に環状導体8
a ,8 bを一体に埋設戒形することによって構威
され、取付ネジ9で界磁鉄心4aに固定されるとともに
、環状導体8 a ,8 bには界磁コイル5がそれぞ
れ接続されている。
a ,8 bを一体に埋設戒形することによって構威
され、取付ネジ9で界磁鉄心4aに固定されるとともに
、環状導体8 a ,8 bには界磁コイル5がそれぞ
れ接続されている。
10は電機子鉄心で、アルミニウム等で作られたカバー
11と共にネジ12でエンジンケース13に取付けられ
、かつそのスロット中に電機子コイルが、つまり発電コ
イル14が巻装されている。
11と共にネジ12でエンジンケース13に取付けられ
、かつそのスロット中に電機子コイルが、つまり発電コ
イル14が巻装されている。
また、15は環状導体8 a ,8 bと摺接する刷子
で、カバー11に取付けられた刷子保持器16に保持さ
れている。
で、カバー11に取付けられた刷子保持器16に保持さ
れている。
このような構戒の交流発電機において、エンジンの回転
により、クランクシャフト1に直結された回転子が回転
し、バッテリーより刷子15およびスリップリング6を
通して界磁コイル5に電流を供給すると、界磁コイル5
によって生じた磁束が、矢印で示すように、界磁鉄心4
a ,4 b、エアギャップ17および電機子鉄心1
0を通る磁気回路を流れ、交番磁界が発生して、その作
用で電機子コイル14に交流電力が発生する。
により、クランクシャフト1に直結された回転子が回転
し、バッテリーより刷子15およびスリップリング6を
通して界磁コイル5に電流を供給すると、界磁コイル5
によって生じた磁束が、矢印で示すように、界磁鉄心4
a ,4 b、エアギャップ17および電機子鉄心1
0を通る磁気回路を流れ、交番磁界が発生して、その作
用で電機子コイル14に交流電力が発生する。
ところで、この種交流発電機が装着される二輪車用エン
ジンでは、その点火装置として機械的接点構造の断続器
が使用されている。
ジンでは、その点火装置として機械的接点構造の断続器
が使用されている。
しがし、この点火装置では、エンジンに高速、長寿命が
要求され、さらに排出ガス規制や省資源のための燃費向
上の要求が増してくると、点火時期の変化が大きいため
、これらの要求を満たすことができないという欠点があ
った。
要求され、さらに排出ガス規制や省資源のための燃費向
上の要求が増してくると、点火時期の変化が大きいため
、これらの要求を満たすことができないという欠点があ
った。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、安価
で高性能な点火装置を備えたエンジン直結形交流発電機
を提供するにある。
で高性能な点火装置を備えたエンジン直結形交流発電機
を提供するにある。
この目的を達戒するため、本考案は、スリップリングに
点火信号発生用マグネットを設けるとともに、これに対
応してカバーに点火信号発生用コイルを設け、これらに
よって点火信号を発生させるようにしたことを特徴とす
る。
点火信号発生用マグネットを設けるとともに、これに対
応してカバーに点火信号発生用コイルを設け、これらに
よって点火信号を発生させるようにしたことを特徴とす
る。
以下、本考案の一実施例を第2図について説明する。
第2図中、第1図と同一符号は同一物又は均等物を示す
。
。
第1図の従来例と異なる点は、スリップリング6の合威
樹脂製基板7の外周部で、かつ少なくとも環状導体面よ
り軸方向入側にあり、軸方向にN,S極がくるように着
磁された希土類磁石等からなる点火信号発生用マグネッ
ト18が接着前等で固着されるとともに、このマグネッ
ト18に対向するように、軸方向ギャップ19を介して
、点火信号発生用コイル20がカバー11に取付けられ
、回転子の回転によりマグネット18とコイル20が1
回転1回対向したとき、点火信号を発生するように構或
されていることであり、その他の構造は第1図の従来例
と全く同じである。
樹脂製基板7の外周部で、かつ少なくとも環状導体面よ
り軸方向入側にあり、軸方向にN,S極がくるように着
磁された希土類磁石等からなる点火信号発生用マグネッ
ト18が接着前等で固着されるとともに、このマグネッ
ト18に対向するように、軸方向ギャップ19を介して
、点火信号発生用コイル20がカバー11に取付けられ
、回転子の回転によりマグネット18とコイル20が1
回転1回対向したとき、点火信号を発生するように構或
されていることであり、その他の構造は第1図の従来例
と全く同じである。
このように、従来から設けられていた機械的強度の大き
いスリップリング6に点火信号発生用マグネット18を
設けたので、特別な部品、装置を追加することなく、こ
のマグネット18の保持とエンジンの回転のマグネット
18への伝達を確実に行なわせることができ、また点火
信号発生用コイル20も精度、機械的強度の保証された
電機子鉄心力バー11を利用して取付けたので、その取
付けに特別な部品を必要としない。
いスリップリング6に点火信号発生用マグネット18を
設けたので、特別な部品、装置を追加することなく、こ
のマグネット18の保持とエンジンの回転のマグネット
18への伝達を確実に行なわせることができ、また点火
信号発生用コイル20も精度、機械的強度の保証された
電機子鉄心力バー11を利用して取付けたので、その取
付けに特別な部品を必要としない。
したがって、動作、機械的強度が保証された高性能の点
火信号発生装置を安価に製作することができる。
火信号発生装置を安価に製作することができる。
以上説明したように、本考案によれば、安価で高性能の
点火装置を備えたエンジン直結形交流発電機を提供する
ことができる。
点火装置を備えたエンジン直結形交流発電機を提供する
ことができる。
第1図は従来のエンジン直結形交流発電機の要部破断側
面図、第2図は本考案の一実施例に係るエンジン直結形
交流発電機の要部破断側面図である。 1・・・・・・クランクシャフト、4 a ,4 b・
・・・・・界磁鉄心、5・・・・・・界磁コイル、6・
・・・・・スリップコイル、10・・・・・・電機子鉄
心、11・・・・・・カバー、14・・・・・・電機子
コイル、18・・・・・・点火信号発生用マグネット、
20・・・・・・点火信号発生用コイル。
面図、第2図は本考案の一実施例に係るエンジン直結形
交流発電機の要部破断側面図である。 1・・・・・・クランクシャフト、4 a ,4 b・
・・・・・界磁鉄心、5・・・・・・界磁コイル、6・
・・・・・スリップコイル、10・・・・・・電機子鉄
心、11・・・・・・カバー、14・・・・・・電機子
コイル、18・・・・・・点火信号発生用マグネット、
20・・・・・・点火信号発生用コイル。
Claims (1)
- クランクシャフトに固着された回転界磁形磁極と、該磁
極の端面に固定され一体に回転するスリップリングと、
前記回転界磁形磁極の半径方向に少空隙をもって対向す
る固定電機子と、これらを覆うカバーと、前記スリップ
リングと対応してこのカバーに取付けられた刷子装置と
を備えたエンジン直結形交流発電機において、前記スリ
ップリングの絶縁基板の外周部で少なくとも環状導体面
より軸方向内側に点火信号発生用マグネットを固定する
とともに、この点火信号発生用マグネットに空隙をもっ
て対応する点火信号発生コイルを前記カバーの側面に固
設させたことを特徴とするエンジン直結形交流発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343882U JPS5910923Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | エンジン直結形交流発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343882U JPS5910923Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | エンジン直結形交流発電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5859354U JPS5859354U (ja) | 1983-04-21 |
JPS5910923Y2 true JPS5910923Y2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=29898052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343882U Expired JPS5910923Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | エンジン直結形交流発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910923Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP10343882U patent/JPS5910923Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5859354U (ja) | 1983-04-21 |
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