JPS5910851B2 - 押出し機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は押出し機の容器に対する位置付け装置に関する
。

多数の容器を使用してある今日の押出し機には、当該容
器をプレスステーションで急停止させ、押出し機の中心
軸線に対して容器を正確に位置付ける一方、当該容器を
当該中心軸線に対して相対的に軸方向に移動させること
が出来る簡単で信頼出来る正確な機構を設けることが不
可能であるという欠点がある。

現在使用されている機構は、容器の前進、停止及び位置
付けを行なう高慣性の電動機及びブレーキ装置である。

本発明によれば、前記押出し機の押出しプレスステーシ
ョンから離れた位置から前記プレスステーションへ移送
されるよう配列せる可動容器アセンブリと、前記プレス
ステーションへの前記容器アセンブリの運動方向に露出
し容器位置付け手段と接触するよう配列せる前記容器ア
センブリ上に形成された面と、前記容器アセンブリの前
記面と接触し前記容器アセンブリを前記プレスステーシ
ョン内の所望の位置に位置付ける面を有する容器位置付
け手段を含む、押出し機が提供される。

以下本発明を添附図面の実施例について詳細に説明しよ
う。

最初に第１図を参照すると、第１図には押出し機の３本
の引張り支柱１０．１２及び１４が示してあり、その他
の押出しプレス手段については示されていない。

押出し機のその他の構成要素及び支柱は多数の容器の設
置及び構造に見合った周知の構成である。

図示した特定の実施例では３個の容器１６，１８及び２
０が採用してあり、容器１６はクリーニング・ステーシ
ョン内に示され、容器１８は装填ステーションに、又、
容器２０は押出しプレスステーションに示してある。

ビルット受入れ開口部２１を有する各容器は共通ハブ２
２に固定してあり、当該ハブはその回転中心たる支柱１
０と同心状に設置してある。

ハブは普通押出し機のクロスヘッド及びプラテンの間に
設置してあり、回転を受ける他に支柱１０の軸方向にも
移動するので、押出しプレスステーションの容器は押出
し機のプラテンの内側面に隣接して設置せる型に対し接
離自在に移動出来る。

ハブ２２の回転運動は、典型的には、ハブに組合った歯
車２４及び図示せざるクラッチによって行なわれる。

歯車２４はモーター被駆動歯車２６により駆動される，
容器の軸方向運動は普通の如くピストン・シリンダー装
置２８により行なわれる。

図面中に矢印で示したように、ハブ２２及び容器１６，
１８及び２０は時計方向に回転する。

容器２０を参照すれば理解出来るように、各容器には押
出しステーションにある時容器中心から約５時方向の位
置に設置されるラグ３０が設けてある。

第２図に最も良く示されるようこのラグ３０には、枢着
型の即ち回動型の停止部材４２に固定せる棒４０上に形
成された表面３８とに対し係合自在の容易に交換可能な
シム板３４により分離された棒３２が固定してある。

回転ピン４４は停止部材４２を支持し、当該停止部材に
２つの位置を与える。

即ち一方の位置は第２図に実線で示した容器停止位置で
あり、他方の位置は容器２０が次のステーションへ自由
に移動する想像線で示した待機位置である。

停止部材４２をその伸張位置及び後退位置へ移動させる
ため油圧ピストン・シリンダーアセンブリ４６が採用し
てあり、当該シリンダーアセンブリには、当該シリンダ
ーからの流体の排出を調整し、必要があれば、押出しプ
レスステーションへの容器の回転時に容器と停止部材４
２の間の強制的な接触による衝撃を吸収及び緩衝せしめ
る、第１図のみに示した調節可能な流量制御井４８が組
合せてある。

好ましい作動に於いては、ピストン・シリンダーアセン
ブリ４６は容器を所望の位置を超えさせるようにし、そ
の停止後、当該シリンダーは容器を押出し機の水平な中
心線位置に押し戻すようにする。

シム３４は関連せる部品のから動きを阻止する信頼性の
ある簡便な手段を成し、各容器を押出しステーション、
特に押出し機の型に対し適度に正確に独立して位置付け
ることが出来る。

容器２０に隣接した端部において、水平方向に摺動自在
の棒部材５６が受入れられる開口部５４を備えた静止型
ハウジング５２から成るラッチ及びキー機構５０がピン
４４の真上で且つ押出し機の水平な中心線上に配列して
ある。

ピストン・シリンダーアセンブリ６０により与えられる
棒部材の十分に制限された運動を生じさせるため開口部
５４内には案内ライナー５８が設けてある。

ハウジング５２は台６２によって支持してあり、当該台
はピン４４、停止部材４２のピストン・シリンダー装置
４６に対する支持体としても作用する。

棒部材５６の外側端部は拡大され、各容器１６，１８及
び２０の外周縁部に形成せる開口部即ちキー溝６４内に
突出するような形状にしてある。

第２図に示す如く、これらの開口部６４は押出しプレス
ステーションにある時押出し機の水平な中心軸線上、即
ち図面で見て約３時方向の位置にある。

開口部即ちキー溝６４の水平な両側面には、端部の棒部
材５６への挿入を容易にし且つ特別にはピストン・シリ
ンダー装置４６により与えられる容器の位置が正確でな
い場合に容器を押出し機の水平な中心線上に正確に位置
付けることが出来るよう傾斜した容易に置換し得るシム
式の調節自在型摩耗板６６が設けてある。

シム６６は容器を押出し機の型と正確に整合した関係に
維持するだけでなく、こうして容器を保持する間に容器
を型に対して相対的に軸方向に移動させ得るよう設計し
てある。

シム３４の場合と同様、シム６６は各容器１６．１８及
び２０を個個にラッチ、キー機構５０、従って押出し機
のダイに対して相対的に調節することが出来る。

作動に当って、ラッチ、キー機構５０をピストン・シリ
ンダー装置６０により後退させ且つ停止部材４２をピス
トン・シリンダー装置４６の作動によりその後退位置に
設定すると、ハブは容器１６，１８及び２０を次のステ
ーションへ自由に回転させる。

次の容器が押出しプレスステーションへ移されるき、そ
の棒３２は、ピストン・シリンダー装置４６の作動によ
り前以って位置付けられた伸張せる停止部材４２に当接
し、ボスを回転させる動力手段の停止後その機械的エネ
ルギーは流量制御弁４８で制御されるピストン・シリン
ダー装置により吸収即ち緩衝される。

緩衝及び停止部への容器の移送の他にピストン・シリン
ダー装置４６は、必要があれば、容器の回転時に当該容
器を停止させる際容器を押出し機の水平中心線に対する
相対的な所望の位置に押し戻すことにより容器を当該位
置に静止させる。

ラッチ、キー機構５０は次に、容器を押出し機の水平中
心線に対して正確に同一線上に位置付けるピストン・シ
リンダー装置６０の作動によってその後退位置から進め
られる。

容器のこうした位置付けの他に、ラッチ、キー機構５０
は、容器が軸方向に移動している間でも容器を当該位置
に維持し、摩耗板６６は当該移動中に棒部材５６の隣接
面と制限的に接触する。

【図面の簡単な説明】

第１図は押出し機の容器に対する位置付け装置を示す立
面図、第２図は第１図に示した位置付け装置の拡大図で
ある。 １６，１８，２０・・・・・・容器、４２・・・・・・
停止部材、４４・・・・・・ピン、５０・・・・・・ラ
ッチ、キ一手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数の容器を押出しステーションまたは少くとも他
   の１つのステーションに選択的に移送するように支持す
   る割出し回転式容器支持装置を有する押出し機であって
   、各容器は割出し回転方向に進行する保合面を備え、さ
   らに停止部材が押出し機に対して配置されており、該停
   止部材は、．該係合面の１つと係合して該容器支持装置
   の割出し進行を停止させ各容器を該ステーションの１つ
   に位置ずける作動位置と割出し進行を許容する非作動位
   置との間に移動可能であり、該停止部材は、流体圧作動
   ピストン・シリンダー装置および該容器が該ステーショ
   ンに移送されたときその停止を緩衝し該容器を該ステー
   ションに位置ずけるため該ピストン・シリンダー装置に
   よって与えられる抵抗を制御する流体制御装置により該
   両位置間に可動であることを特徴とする押出し機。 ２ 押出し機の押出しステーションへ連続的に移送され
   る多数の回転可能な容器アセンブリを有する押出し機で
   あって、該ステーションへの運動方向に露出し停止部材
   と接触する各容器上に形成された面と、該容器が前記ス
   テーションへ移送される際該容器面と係合する面を有す
   る停止部材と、第１の位置においては該停止部材を該容
   器面と係合するように支持し、該ステーションからの容
   器の運動を防害しないよう変位された第２の位置で停止
   部材を支持する手段と、該停止部材を該２つの位置に移
   動させる流体圧作動ピストン・シリンダー装置と、該容
   器が該ステーションに移送されたときその停止を緩衝し
   該容器を該ステーションに位置ずけるため該ピストン・
   シリンダー装置によって与えられる抵抗を制御する流体
   制御装置とを具え、該各容器は該ステーションにある際
   押出し機の中央押出し軸線上に配列せる外周縁に開口部
   を有し、更に第一位置では前記ステーションに存在する
   容器の該開口部内に受入れられ第二位置で該開口部外に
   離脱される該押出し機中心線上に配列せるラツチ、キ一
   手段と、前記ラッチ、キ一手段を該２種類の位置へ移動
   せしめる手段とを具えることを特徴とする押出し機。