JPS5910717Y2 - 電子閃光装置のトリガ−回路 - Google Patents

電子閃光装置のトリガ−回路

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JPS5910717Y2
JPS5910717Y2 JP3510078U JP3510078U JPS5910717Y2 JP S5910717 Y2 JPS5910717 Y2 JP S5910717Y2 JP 3510078 U JP3510078 U JP 3510078U JP 3510078 U JP3510078 U JP 3510078U JP S5910717 Y2 JPS5910717 Y2 JP S5910717Y2
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JP
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trigger
voltage
capacitor
light emitting
emitting display
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JP3510078U
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JPS54147077U (ja
Inventor
比呂志 岩田
哲雄 山岡
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ウエスト電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子閃光装置のトリガー回路に関するもので
ある。
従来の電子閃光装置のトリガ−回路は、第1図に示す如
く主放電コンデンサ1の充電電荷の一部を抵抗2を介し
てトリガーコンテ゛ンサ3に充電させ、このトリガーコ
ンテ゛ンサ3の充電電荷をトリガートランス4にシンク
ロスイッチ5を介して放出し、閃光放電管6を励起する
構或であった。
そして、かかるトリガー回路におけるトリガーコンテツ
サ3の充電電圧は主放電コンテ゛ンサ1の充電電圧とほ
ぼ一致しており、実用化されているものの具体的な電圧
例をあげると、主放電コンデ゛ンサ1は充電完了時では
約330v程度に充電され、またネオン管等の表示素子
による電圧表示は230■程度の電圧において使用可能
な表示が威されていた。
従って、トリガー回路は、閃光放電管6を230V以上
の電圧で確実に発光できなければならず、できるだけ点
灯効率を良くする意味から、トリガートランス4の巻数
比をあげたり、トリガーコンデンサ3の容量値を増加さ
せたりしてトリガー回路の効率化を図っていた。
しかし、このような手段による効率化は、トリガートラ
ンス4の二次電圧を増加させる傾向にあるために、充電
完了時の電圧である330 V時での閃光放電管6に与
えられるトリガートランス4の二次電圧が非常に高くな
り、閃光放電管6を含む反射傘等の絶縁処理に注意をは
らう必要があった。
また、時によっては、閃光放電管6の点灯前に閃光放電
管6のトリガー電極とアノードもしくはカソードに接続
された導入線との間に火花放電が発生したり、あるいは
、トリガー電極と反射傘との間に火花放電が発生したり
して、閃光放電管6が点灯できなくなってしまうという
問題点があつた。
このような問題点を解決する手段として、本出願人は先
に特開昭52−48286号公報に示した如くのトリガ
ーコンデンサの充電電圧を所定値以上には充電できない
ように威したトリガー回路を提案している。
しかしながら、このものはトリガーコンデンサの充電電
圧を所定値に保持する素子として、表示をも兼ねさせる
目的から放電を用いており、一般的にネオンやアルゴン
等の稀ガスを封入したグロー放電管は周囲の明るさによ
って放電電圧に変化をきたす特性を有していることから
、特定の放電電圧幅を維持するには放電管の電極に特殊
な処理を施したりあるいは封入ガス中に放射性物質を混
合したりして周囲光の依存性を少なくする何らかの手段
を講じなければならなかった。
本考案は、係る点を考慮してなされたもので、放電管に
かえて半導体素子を使用し、周囲光の影響を完全に除去
し、トリガーコンデンサの充電電圧値をより厳密に設定
しトリガー回路の動作の安定化をはかり、かつ寿命の永
続化をはかり、更に先に提案した放電管の使用では不可
能であった小型化、あるいは集積回路化をも考慮したも
のである。
以下、図面と共に本考案の実施例を説明する。
第2図は、本考案による電子閃光装置のトリガー回路の
一実施例を示す電気回路図であり、集積層バッテリー、
あるいは低電圧電池からのエネルギーをDC−DCコン
バータ回路を介し高圧直流に変換する如くの回路構戊で
ある高圧直流電源7、この高圧直流電源7により充電の
威される主放電コンデンサ1、この主放電コンテ゛ンサ
1の充電電荷を消費して発光する閃光放電管6、トリガ
ーコンテ゛ンサ3、トリガートランス4、抵抗2,8、
定電圧特性を有した半導体素子であるアバランシエダイ
オード9、シンクロスイッチ5、トランジスタ10、発
光表示素子である発光ダイオード(以下LEDという)
11,抵抗12から構威されている。
図示する如く、トリガーコンテ゛ンサ3と並列には、抵
抗8とアバランシエダイオード9との直列体が接続され
ており、この直列体の抵抗8の両端には、スイッチング
素子であるトランジスタ10のベース、エミツタが接続
され、このトランジスタ10のコレクタには発光表示素
子であるLEDIIおよび抵抗12が接続されている。
今、高圧直流電源7によって主放電コンデンサ1の充電
が開始されたとすると、周知の如くトリガーコンテ゛ン
サ3も充電が開始され、その端子電圧は主放電コンテ゛
ンサ1の端子電圧に比例して上昇してゆく。
ところが、アバランシエダイオード9は、第3図に示す
如くの特性、即ち第3図中V。
Bで示された一般の整流用ダイオードのPN接合部の逆
方向に降伏電圧、一般にアバランシエ電圧と呼ばれてい
る定電圧特性を有しているため、トリガーコンテ゛ンサ
3の充電による端子電圧が上述のアバランシエ電圧に達
すると、今まで抵抗2を介して供給されていたトリガー
コンデンサ3の充電電流が抵抗8、アバランシエダイオ
ード9を介して流れ始め、トリガーコンテツサ3のその
後の充電が停止される。
即ち、主放電コンデンサ1の充電特性が第4図aに示す
如くの特性であるのに対し、トリガーコンテ゛ンサ3の
充電特性は前述のアバランシエダイオード9によって第
4図bに示した如く、アバランシエ電圧によって決定さ
れる電圧V1に維持される定電圧特性を有したものとな
る。
このようなトリガーコンデンサ3の端子電圧の定電圧比
が威されると、前述した如く抵抗2、アバランシエダイ
オード9、抵抗8を介して電流が流れることになる。
したがって、抵抗8の両端には電圧降下による電圧が発
生し、この電圧はトランジスタ10のベースーエミツタ
間に印加されるため、トランジスタ10は導通状態とな
る。
トランジスタ10が導通状態になると、抵抗12、LE
DII, hランジスタ10を介して電流が流れるた
め、LEDIIは発光し、即ち、このLEDIIの発光
は、トリガーコンデンサ3の端子電圧の定電圧化が威さ
れたことを報知していることになる。
また、このLED111の発光によるトリガーコンテ゛
ンサ3の定電圧化の報知は、通常トリガーコンデンサ3
の定電圧化が威された時には閃光放電管6は発光可能な
状態にあることが望ましく、本考案実施例においてはア
バランシエダイオード9のアバランシエ電圧を閃光放電
管6の発光に必要な主放電コンデンサ1の最低電圧値に
設定してあるため、主放電コンデンサ1の充電完了の報
知をも兼ねることにより、この報知が第1図におけるネ
オン管による表示よりも、より厳密であることはいうま
でもない。
第5図は、本考案によるトリガー回路の他の実施例を有
した電子閃光装置の回路図であり、第2図と同図と同一
図番のものは同一のものを示す。
図示する如く、この実施例は、アバランシエダイオード
9の導通を検出するスイッチング素子を有しておらず、
このアバランシエダイオード9と直列に発光表示素子で
あるLEDIIを接続したものであり、アバランシエダ
イオード9のアバランシエ電圧により1・リガーコンデ
ンサ3の定電圧化を行ない、この定電圧化によるアバラ
ンシエダイオード9の導通によりLEDIIをアバラン
シエダイオード9を介して流れる電流によって発光させ
る如く威したものである。
従って、抵抗2,8の抵抗値を、アバランシエダイオー
ド9を介して流れる電流がLEDIIを発光できる如く
の電流値になるように考慮しなければならず、その結果
、抵抗値は、かなり小さい値となり、通常電子閃光装置
はシンクロ接点を外部に有している為、トリガーコンデ
ンサ3の充電用の抵抗2には感電防止策として、高抵抗
が用いられているわけであるが、第5図に示した実施例
の場合、この感電防止策を成すことができず、前述の実
施例に比較して回路構成は簡単にできるものの、その使
用はシンクロ用端子を外部に有さない例えば電子閃光装
置を内蔵したカメラ等への使用に限定されてくる。
尚、上述した二つの実施例では、トリガーコンテ゛ンサ
の端子電圧を所定値に押さえる半導体素子としてアバラ
ンシエダイオードを使用して説明したが、かならずしも
アバランシエダイオードを使用する必要はなく、第6図
に図示する如くの印加電圧の変化に応じて抵抗値が非線
型に変化する特性を有するバリスターを使用することも
可能であり、例えば酸化物焼結体を用いたセラミックバ
リスターであるZ, N, R (ZincoxidN
onLinearResirtor)を用いてもよい。
以上述べた如く、本考案は、トリガーコンデンサの端子
電圧を任意の所定値に維持するために半導体素子を使用
し、この半導体素子の動作により発光動作を制御される
発光表示素子によリトリガーコンデンサの端子電圧の定
電圧化、即ち、主放電コンデンサの充電完了を正確に報
知でき、かつ周囲光の影響を完全に除外しトリガーコン
テ゛ンサの端子電圧値をより厳密に設定することができ
、更に小型化、集積回路化を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子閃光装置の回路図、第2図は本考案
の電子閃光装置のトリガー回路の一実施例の回路図、第
3図は第2図中図番9で示されるアバランシエダイオー
ドの特性図、第4図は主放電コンデンサの充電特性およ
びトリガーコンデンサの充電特性図、第5図は本考案の
電子閃光装置のトリガー回路の他の実施例の回路図、第
6図はバリスターの特性図である。 1・・・・・・主放電コンデンサ、2,8.12・・・
・・・抵抗、3・・・・・・トリガーコンデンサ、4・
・・・・・トリガートランス、5・・・・・・シンクロ
スイッチ、6・・・・・・閃光放電管、7・・・・・・
直流高圧電源、9・・・・・・アバランシエダイオード
、10・・・・・・トランジスタ、11・・・・・・L
ED。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)トリガーコンデンサとトリガートランスとを含み
    、主放電コンデンサの充電電荷を消費して閃光放電管が
    発光できる如く、この閃光放電管に高圧パルスを印加す
    る電子閃光装置のトリガー回路であって、前記トリガー
    コンデンサと並列接続される定電圧特性を有する半導体
    素子と、発光表子素子を含み前記半導体素子により動作
    制御される発光表示回路とを備え、前記トリガーコンデ
    ンサの端子電圧を所定値に維持し、かつこの定電圧化を
    報知できつる電子閃光装置のトリガー回路。
  2. (2)前記発光表示回路は、前記半導体素子に直列接続
    される抵抗とこの抵抗の降下電圧により動作制御される
    スイッチング素子と、このスイッチング素子により動作
    制御される前記発光表示素子とからなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電子閃光装置のトリガー回路。
  3. (3)前記発光表示回路は、前記発光表示素子を前記半
    導体素子と直列に接続してなる実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の電子閃光装置のトリガー回路。
JP3510078U 1978-03-17 1978-03-17 電子閃光装置のトリガ−回路 Expired JPS5910717Y2 (ja)

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JPS54147077U JPS54147077U (ja) 1979-10-12
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