JPS5910714Y2 - 電気炉の電極棒持ち変え装置 - Google Patents

電気炉の電極棒持ち変え装置

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JPS5910714Y2
JPS5910714Y2 JP1981002309U JP230981U JPS5910714Y2 JP S5910714 Y2 JPS5910714 Y2 JP S5910714Y2 JP 1981002309 U JP1981002309 U JP 1981002309U JP 230981 U JP230981 U JP 230981U JP S5910714 Y2 JPS5910714 Y2 JP S5910714Y2
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JP
Japan
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electrode
furnace
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electric furnace
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Application number
JP1981002309U
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JPS57117099U (ja
Inventor
断 大谷
敏夫 高井
正登 前原
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、人造黒鉛電極を使用する製鋼用の電気炉の
電極棒持ち変え装置に関する。
この種の電気炉にアーク炉、サブマージドアーク炉等の
エル一式と呼ばれるものがある。
すなわち、その使用状態を示す第1aおよび1b図、な
らびに電極ホルダまわりを示す第2aおよび2b図にお
いて、電極3は電極シリンダ14を作動させてクランプ
11で電極ホルダ5内に固定保持され、エコノマイザ4
および炉蓋2を貫通して炉体1内に挿入されている。
該電極は電極ホルダ5およびホルダアーム6と一体とな
ってマスト7に組込まれて電極昇降駆動装置8によつが
上下動させられ、電極先端が炉内の溶融物10に対して
適正高を維持するように常時制御される。
前記電極先端は炉の運転とともに消耗するために前記電
極ホルダおよびホルダアームと一体に漸次下った位置で
運転されるが、該ホルダアームおよび電極ホルダがある
位置まで下ると炉蓋2、またはエコノマイザ4に抵触す
るために、クランプ11をーたん緩めて電極3を高い位
置に持ち変える必要があり、また電極3が消耗して操業
に必要な長さを不足する以前に電極接続ニツプル15を
介して順次新電極をねじ込んで継ぎ足して行く。
前述した電極持ち変え作業の従来例にはつぎに述べるも
のがある。
すなわち、電極電源を断状態にしてから電極3を下げて
その下端を炉底9に当接させ、ついでクランプ11を緩
めて電極ホルダ5およびホルダアーム6を任意位置まで
上昇させ、再び該クランプを締めつけて持ち変えを行な
うものである。
しかしながら、この方法では、運転中の炉底部は耐火物
の損傷程度によって不規則な形状となり、また電極先端
部の消耗状態も一第3.4.5いために、前記クランプ
を緩めたとき該電極は鉛直状態に静止せず、したがって
ホルダ位置を変えてクランプ11を再締めつけする際に
電極先端とホルダまわりがこじられて電極に無理な力が
加わって電極の欠落ち、クラツク発生の原因となるとい
う欠点がある。
また他の方法に、電極電源の断状態後に、電極3の上端
の電極吊金具16を介して天井クレシ17で該電極を仮
吊りし、その間に電極ホルダ5を持ち変えるものがある
が、一般に電極吊金具16は新電極を吊り込む時に事前
に電極頭部にねじ込まれるために使用されるものであっ
て該吊金具を利用して行なわれている。
また、この方法の電極持ち変え作業は比較的確実である
けれども、作業要員として現場で電極を吊り上げる作業
員および炉の運転室内でホルダを昇降させる作業貝の最
低二名を必要とし、また電極を仮吊りするための段取り
、作業、確認等を必要とするために、電極持ち変え作業
に時間がかかつて炉の嫁動率が低いという欠点がある。
なお、]3は電極保持シリンダ14のアームで、12は
その先端に枢着されたレバであって他端はクランプ11
に枢着されている。
この考案は、このような従来方法の欠点を除くためにな
されたもので、つぎにその実施例を示す図面によって説
明すれは゛、第3.4,5a,5bおよび5C図におい
て、電極ホルダ5とエコノマイザ4との間にあるように
両端に枢着孔を穿っている支点部材19を電極3に対向
させて炉蓋2に固設し、該支点部材の両枢着孔には夫々
挾みリンク材20の中央部を連結ピン24を嵌大して回
転自在とするとともに、該リンク材の電極反対側の両端
間に電極持ち変えシリンダ18を架設して夫々の端部を
他の連結ピン24′によって回転自在に結合し、また前
記リンク材の他端には把持部材21を電極3に夫々対向
させて他の連結ピン24“によって回転自在に結合して
いる。
なお、前記把持部材の電極対向部分は該電極外形に適応
し電極押付面25を形威させており、その形状例には、
第5a図に示すように円周方向に沿ってV字型突起26
を、また第5b図に示すように前記V字型突起を複数段
を、さらにまた第5C図に示すようにピン状突起27を
夫々突設させたものがある。
さらに、前記把持部材の下方のエコノマイザ4の上部に
は把持部受座22を固設して該把持部材および把持電極
の重量を支承するようにしており、また前記支点部材の
シリンダ側両端にリンク調整片28を突設し、該調整片
端に夫々の挾みリンク材20を指向して調整ボルト23
を螺大してその進退に応じて両ノンク材の開き過ぎを防
止させる。
したがって、この考案によれば、電気炉の操業中は電極
持ち変えシリンダ18を縮小させた状態にして把持部材
21を電極3から解放させており、電極持ち変え時には
、電極電源を切断してから、前記シリンダを伸長させる
と両把持部材21が接近して電極3を挾むので、クラン
プ11を解放して電極ホルダ5の位置を変えてから、再
びクランプを締めつけて行なう。
なお、クランプ解放時には電極重量が把持部材21,把
持部受座22およびエコノマイザ4を介して炉蓋2に支
承されるが、各部材の連結ピンには適宜寸法の余裕を与
えておく必要があり、また把持部材21は挾みリンク2
0に連結ピン24″で枢結しているので、電極の心ずれ
に対して自在に対応が可能で電極に無理な力をかけるこ
とがない。
上述したように、この考案は、電極持ち変え操作が確実
であって、かつ持ち変え高さを正しく確認でき、また電
極に無理な力が加わらないので、電極の欠落事故発生等
の要因とならず、さらに制御室内から持ち変え操作を遠
隔的に実現できるから、作業員はただの一名で足りる上
に作業を短時間で行なえるなど、多くの実益をもってい
る。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、従来の電気炉の要部平面図、第1b図は、
前図のA−A切断拡大図、第2a図は、同じく電極ホル
ダまわりの部分拡大平面図、第2b図は、前図のB−B
切断面図、第3図は、この考案の実施例を示す平面図、
第4図は、前図のXX切断面図、第5a,5bおよび5
C図は、夫々把持部材の電極押付面の形状例を示す斜視
図である。 1・・・・・・炉体、2・・・・・・炉蓋、3・・・・
・・電極、4・・・・・・エコノマイザ、5・・・・・
・電極ホルダ、6・・・・・・ホルダアーム、7・・・
・・・マスト、8・・・・・・電極昇降駆動装置、9・
・・・・・炉底、10・・・・・・炉内溶融物、11・
・・・・・クランプ、12・・・・・・レバ、13・・
・・・・アーム、14・・・・・・電極保持シリンダ、
15・・・・・・電極接続ニツプル、16・・・・・・
電極吊金具、17・・・・・・天井クレン、18・・・
・・・電極持ち変えシリンダ、19・・・・・・支点部
材、20・・・・・・挾みリンク材、21・・・・・・
把持部材、22・・・・・・把持部受座、23・・・・
・・調整ボルト、24.24’, 24”・・・・・・
連結ピン、25・・・・・・電極押付面、26・・・・
・・V字型突起、27・・・・・・ピン状突起、28・
・・・・・リンク調整片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電極ホルダとエコノマイザ間において電極に対向して両
    端に枢着孔を穿った支点部材を炉蓋に固設して前記両枢
    着孔に夫々挾みリンク材の中央部を回転自在に枢結し、
    該リンク材の電極反対側の両端間に電極持ち変えシリン
    ダを架設して夫々の端部を回転自在に枢結するとともに
    、前記リンク材の他端の夫々に把持部材を回転自在に枢
    結してその電極対向部分を電極外形に適応する電極押付
    面に形威させて戊ることを特徴とする電気炉の電極棒持
    ち変え装置。
JP1981002309U 1981-01-13 1981-01-13 電気炉の電極棒持ち変え装置 Expired JPS5910714Y2 (ja)

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JP1981002309U JPS5910714Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13 電気炉の電極棒持ち変え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57117099U JPS57117099U (ja) 1982-07-20
JPS5910714Y2 true JPS5910714Y2 (ja) 1984-04-03

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ID=29800748

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JP1981002309U Expired JPS5910714Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13 電気炉の電極棒持ち変え装置

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