JPS59107030A - 加工性のすぐれたフエライト系ステンレス薄鋼板の製造法 - Google Patents
加工性のすぐれたフエライト系ステンレス薄鋼板の製造法Info
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- JPS59107030A JPS59107030A JP21468882A JP21468882A JPS59107030A JP S59107030 A JPS59107030 A JP S59107030A JP 21468882 A JP21468882 A JP 21468882A JP 21468882 A JP21468882 A JP 21468882A JP S59107030 A JPS59107030 A JP S59107030A
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- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 title abstract description 5
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B3/00—Rolling materials of special alloys so far as the composition of the alloy requires or permits special rolling methods or sequences ; Rolling of aluminium, copper, zinc or other non-ferrous metals
- B21B3/02—Rolling special iron alloys, e.g. stainless steel
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D7/00—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
- C21D7/02—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working
- C21D7/10—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the whole cross-section, e.g. of concrete reinforcing bars
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加工性の優れたフェライト系ステンレス薄鋼板
の製造法に関するものである。
の製造法に関するものである。
本発明者は特願昭５７−１４６８２８号において、ロー
ル径１５０＋ｅｎ以上のワークロールで冷間圧延するこ
とによシ加工性を向上出来ることを見い出したが、この
ような大径ロールで圧延する場合は、小径ロールで圧延
する場合と比べて、■薄手ゲージの圧延が困難になる、
■表面疵が発生し易すくなる等の欠陥が生じ易い。
ル径１５０＋ｅｎ以上のワークロールで冷間圧延するこ
とによシ加工性を向上出来ることを見い出したが、この
ような大径ロールで圧延する場合は、小径ロールで圧延
する場合と比べて、■薄手ゲージの圧延が困難になる、
■表面疵が発生し易すくなる等の欠陥が生じ易い。
本発明者は大径ロール圧延による加工性の向上、ゼンジ
ミャー圧延機等の小径ロール圧延による薄手ダーツの圧
延及び表面性状の向上を同時に満足出来る方法について
種々検討した結果、冷間圧延工程の前段において冷間圧
延すべき圧下量の少なくとも６０％を１５０期以上の大
径ロールで圧延することによシ、全圧下量を１５０簡以
上の大径ロールで圧延した場合とほぼ同程度の加工性を
附与することが出来、引続き小径ロールで残余の圧下量
を圧延することによシ、鋼板表面を全工程大径ロールで
圧延した場合に比較して美麗に、更によシ薄手の鋼板が
出来ることを見い出し、本発明を完成させたものである
。
ミャー圧延機等の小径ロール圧延による薄手ダーツの圧
延及び表面性状の向上を同時に満足出来る方法について
種々検討した結果、冷間圧延工程の前段において冷間圧
延すべき圧下量の少なくとも６０％を１５０期以上の大
径ロールで圧延することによシ、全圧下量を１５０簡以
上の大径ロールで圧延した場合とほぼ同程度の加工性を
附与することが出来、引続き小径ロールで残余の圧下量
を圧延することによシ、鋼板表面を全工程大径ロールで
圧延した場合に比較して美麗に、更によシ薄手の鋼板が
出来ることを見い出し、本発明を完成させたものである
。
このような冷間圧延の具体的な適用方法としては、例え
ば、普通鋼の冷間圧延に専ら採用されているワークロー
ルの径の比較的大きいタンデム冷間圧延機でまず６０％
以上の冷間圧延を行い、ついで、ロール径の小さいゼン
ゾミャー圧延機で冷間圧延する方法がある。即ち普通鋼
専用に使用されている大径ロールを有したタンデム冷間
圧延機で普通鋼と同一の冷間圧疵油を用い、例えば圧延
速度１ＯＯＯｎＶ／ｒｎＩｎ以上の高速で本発明の対象
鋼種であるフェライト系ステンレス鋼を冷間圧延するこ
とは、ゼンソミャー圧延機の如き小径ロールの圧延機で
冷間圧延する場合と比べて、ロール径が大きいことによ
る加工性の向上もさることながら、生産性が著しく高い
為、経済的に有利な方法である。しかしながら、この大
径ロールの圧延だけでは必ずしも良好な表面性状のステ
ンレス鋼板は得られない。そこで大径ロール圧延後引続
きステンレス鋼専用のゼンジミャー圧延機で４０チ以下
の軽圧下圧延を行うと、加工性を劣化させることなく全
圧下量をゼンジミャー圧延機で圧延した場合と同等の美
麗な表面を得ることが出来る・更に本発明の適用方法と
しては後段に小径のツークロール群を有したタンデム冷
間圧延機や、圧延途中で容易にワークロールの交換が出
来るようになっているクラスター圧延機やゼンジミャー
圧延機を使用してもよい。本発明で大径ロールを採用す
ることで加工性特にｒ値が向上する理由は集合組織特に
ｒ値を向上させる（２２２）極密度が増し、ｒ値全劣化
させる（２００）極密度が減少するためである。このよ
うに集合組織を変化させてｒ値が向上する効果は、ロー
ル径が大きい程効果的であるが、本発明においてワーク
ロールの径の下限を１５０咽と限定した理由は、１５０
ｍ未満でもロール径が大きい程ｒ値の向上効果はあるが
、１５０咽以上で圧延した場合と比べて効果が少ないこ
とと、１５０咽未満のロール径では生産性向上の点から
好ましくないので１５０＋ｍ以上とした。又大径ロール
で圧延すべき圧延量を全圧延量の６０％以上としたのは
、大径ロールでの圧延比率を増せばそれだけｒ値は向上
するが、圧延比率を６０チ以上とすれば、１００％大径
ロールで圧延した場合とほぼ同レベルの高いｒ値を得る
ことが出来ることによる。
ば、普通鋼の冷間圧延に専ら採用されているワークロー
ルの径の比較的大きいタンデム冷間圧延機でまず６０％
以上の冷間圧延を行い、ついで、ロール径の小さいゼン
ゾミャー圧延機で冷間圧延する方法がある。即ち普通鋼
専用に使用されている大径ロールを有したタンデム冷間
圧延機で普通鋼と同一の冷間圧疵油を用い、例えば圧延
速度１ＯＯＯｎＶ／ｒｎＩｎ以上の高速で本発明の対象
鋼種であるフェライト系ステンレス鋼を冷間圧延するこ
とは、ゼンソミャー圧延機の如き小径ロールの圧延機で
冷間圧延する場合と比べて、ロール径が大きいことによ
る加工性の向上もさることながら、生産性が著しく高い
為、経済的に有利な方法である。しかしながら、この大
径ロールの圧延だけでは必ずしも良好な表面性状のステ
ンレス鋼板は得られない。そこで大径ロール圧延後引続
きステンレス鋼専用のゼンジミャー圧延機で４０チ以下
の軽圧下圧延を行うと、加工性を劣化させることなく全
圧下量をゼンジミャー圧延機で圧延した場合と同等の美
麗な表面を得ることが出来る・更に本発明の適用方法と
しては後段に小径のツークロール群を有したタンデム冷
間圧延機や、圧延途中で容易にワークロールの交換が出
来るようになっているクラスター圧延機やゼンジミャー
圧延機を使用してもよい。本発明で大径ロールを採用す
ることで加工性特にｒ値が向上する理由は集合組織特に
ｒ値を向上させる（２２２）極密度が増し、ｒ値全劣化
させる（２００）極密度が減少するためである。このよ
うに集合組織を変化させてｒ値が向上する効果は、ロー
ル径が大きい程効果的であるが、本発明においてワーク
ロールの径の下限を１５０咽と限定した理由は、１５０
ｍ未満でもロール径が大きい程ｒ値の向上効果はあるが
、１５０咽以上で圧延した場合と比べて効果が少ないこ
とと、１５０咽未満のロール径では生産性向上の点から
好ましくないので１５０＋ｍ以上とした。又大径ロール
で圧延すべき圧延量を全圧延量の６０％以上としたのは
、大径ロールでの圧延比率を増せばそれだけｒ値は向上
するが、圧延比率を６０チ以上とすれば、１００％大径
ロールで圧延した場合とほぼ同レベルの高いｒ値を得る
ことが出来ることによる。
なお、大径ロールによる圧延’ｋ１００チ行りた場合は
良好な鋼板の表面性状が得られないので、表面の光沢を
得るために、本発明では小径ロールとの組合せ全必要と
し、その圧下量は１チ程度で良い結果が得られる。
良好な鋼板の表面性状が得られないので、表面の光沢を
得るために、本発明では小径ロールとの組合せ全必要と
し、その圧下量は１チ程度で良い結果が得られる。
以下木兄８Ａを実施例に従２て詳細に説明する。
Ｃ０，０５％、Ｃｒ１６．５％その他年可避的不純物、
残部Ｆｅからなる厚さ３．７簡の熱延板’？８４０℃で
４時間熱処理したものと、熱処理しないものを酸洗後、
１５０簡φのワークロール金有した冷間圧延機及び６０
閣φのワークロールを有した冷間圧延機を用いて表１に
示した如き方法で冷間圧延を行い厚ｄ ｏ、 ７ ｔａ
の冷延板とした。ついで８４０℃Ｘ ２ ｍｉｎの焼鈍
全行いｒ値の測定を行った。
残部Ｆｅからなる厚さ３．７簡の熱延板’？８４０℃で
４時間熱処理したものと、熱処理しないものを酸洗後、
１５０簡φのワークロール金有した冷間圧延機及び６０
閣φのワークロールを有した冷間圧延機を用いて表１に
示した如き方法で冷間圧延を行い厚ｄ ｏ、 ７ ｔａ
の冷延板とした。ついで８４０℃Ｘ ２ ｍｉｎの焼鈍
全行いｒ値の測定を行った。
第１図にｒ値と冷延条件の関係を示したが、熱延板焼鈍
有りの工程の場合は、大径ロールによる圧延比率を６０
チ以上とすることにょシ、全圧延量を大径ロールで圧延
した場合とほぼ同等のｒ値が得られることがわかる。熱
延板焼鈍なしで冷延した場合は、大径ロールで全圧延量
の約６０％を圧延した場合は、全圧延量を大径ロールで
圧延した場合と比べると若干ｒ値は低下するが、全圧延
ｉを小径ロールで圧延する場合と比較するとｒ値の向上
が大きく、且つ圧延方向と４５℃方向のｒ値が向上する
ことがわかる。更に大径ロールのみで圧延した場合と比
較して本発明の方法に従って小径ロールによる圧延を追
加したものは、全圧延量に小径ロールのみで圧延した場
合と同様の美麗な表面性状が得られた。
有りの工程の場合は、大径ロールによる圧延比率を６０
チ以上とすることにょシ、全圧延量を大径ロールで圧延
した場合とほぼ同等のｒ値が得られることがわかる。熱
延板焼鈍なしで冷延した場合は、大径ロールで全圧延量
の約６０％を圧延した場合は、全圧延量を大径ロールで
圧延した場合と比べると若干ｒ値は低下するが、全圧延
ｉを小径ロールで圧延する場合と比較するとｒ値の向上
が大きく、且つ圧延方向と４５℃方向のｒ値が向上する
ことがわかる。更に大径ロールのみで圧延した場合と比
較して本発明の方法に従って小径ロールによる圧延を追
加したものは、全圧延量に小径ロールのみで圧延した場
合と同様の美麗な表面性状が得られた。
表１冷延条件
以上の如く本発明は、冷延に際して異なるロール径のロ
ールを組合わせて圧延することにより、加工性並びに表
面性状のすぐれたフェライト系ステンレス薄鋼板全高能
率で安価に製造することを可能としたもので、熱延板を
直ちに脱スケールして冷延するといった省工程プロセス
を行っても従来の熱延板焼鈍後、冷延して薄鋼板を製造
するプロセスと同等レベルの加工性を附与することが可
能となるものである。
ールを組合わせて圧延することにより、加工性並びに表
面性状のすぐれたフェライト系ステンレス薄鋼板全高能
率で安価に製造することを可能としたもので、熱延板を
直ちに脱スケールして冷延するといった省工程プロセス
を行っても従来の熱延板焼鈍後、冷延して薄鋼板を製造
するプロセスと同等レベルの加工性を附与することが可
能となるものである。
Ｋ ｌ 図（ａ） 、 （ｂ）はｒ値と大径ロールでの
圧延比率との関係を示したもので、（ａ）は熱延板焼鈍
有りの工程（大径ロール径１５０＋ｎｍ、小径ロール径
６０門）、（ｂ）は熱延板焼鈍なしの工程（大径ロール
径１５０ｗｎ、小径ロール径６０ ｆｍ）である。図に
おいてＬ：圧延方向と平行な方向のｒ値、Ｄ＝圧延方向
と４５°の方向のｒ値、Ｃ：圧延方向と直角な方向のｒ
値、ｒ ＝ Ｌ ＋ ２ Ｄ＋いである。
圧延比率との関係を示したもので、（ａ）は熱延板焼鈍
有りの工程（大径ロール径１５０＋ｎｍ、小径ロール径
６０門）、（ｂ）は熱延板焼鈍なしの工程（大径ロール
径１５０ｗｎ、小径ロール径６０ ｆｍ）である。図に
おいてＬ：圧延方向と平行な方向のｒ値、Ｄ＝圧延方向
と４５°の方向のｒ値、Ｃ：圧延方向と直角な方向のｒ
値、ｒ ＝ Ｌ ＋ ２ Ｄ＋いである。
Claims (1)
- フェライト系ステンレス薄鋼板の製造方法において、ワ
ークロール径の異なる圧延機で冷間圧延するに際し圧延
すべき圧下量の６０％以上をワークロール径１５０箇以
上のロールを用いて該冷間圧延の前段で冷間圧延するこ
とを特徴とする加工性のすぐれたフェライト系ステンレ
ス薄鋼板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21468882A JPS59107030A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 加工性のすぐれたフエライト系ステンレス薄鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21468882A JPS59107030A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 加工性のすぐれたフエライト系ステンレス薄鋼板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59107030A true JPS59107030A (ja) | 1984-06-21 |
| JPH0214122B2 JPH0214122B2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=16659939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21468882A Granted JPS59107030A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 加工性のすぐれたフエライト系ステンレス薄鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59107030A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6149701A (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-11 | Nippon Steel Corp | 表面欠陥が少なく耐食性のすぐれたステンレス薄鋼板の冷間圧延方法 |
| EP0694620A1 (en) | 1994-07-27 | 1996-01-31 | Kawasaki Steel Corporation | Method of producing a stainless steel sheet having excellent brightness |
| KR20230015982A (ko) | 2020-10-23 | 2023-01-31 | 닛테츠 스테인레스 가부시키가이샤 | 페라이트계 스테인리스강 및 페라이트계 스테인리스강의 제조 방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04318688A (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-10 | Nec Shizuoka Ltd | メモリカード抜き出し機構 |
-
1982
- 1982-12-09 JP JP21468882A patent/JPS59107030A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6149701A (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-11 | Nippon Steel Corp | 表面欠陥が少なく耐食性のすぐれたステンレス薄鋼板の冷間圧延方法 |
| EP0694620A1 (en) | 1994-07-27 | 1996-01-31 | Kawasaki Steel Corporation | Method of producing a stainless steel sheet having excellent brightness |
| US5799527A (en) * | 1994-07-27 | 1998-09-01 | Kawasaki Steel Corporation | Method of producing a stainless steel sheet having excellent surface brightness |
| KR20230015982A (ko) | 2020-10-23 | 2023-01-31 | 닛테츠 스테인레스 가부시키가이샤 | 페라이트계 스테인리스강 및 페라이트계 스테인리스강의 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0214122B2 (ja) | 1990-04-06 |
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