JPS59104574A - 薄膜磁気センサ - Google Patents

薄膜磁気センサ

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JPS59104574A
JPS59104574A JP21443482A JP21443482A JPS59104574A JP S59104574 A JPS59104574 A JP S59104574A JP 21443482 A JP21443482 A JP 21443482A JP 21443482 A JP21443482 A JP 21443482A JP S59104574 A JPS59104574 A JP S59104574A
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thin film
magnetic
cobalt
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zirconium
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Masuzo Hattori
服部 益三
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は夕)部磁場の変化、特に微小値場の変化を検出
できる薄膜磁気センサに関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、外部磁場の変化邦或いは変化の検出をする磁気セ
ンサには半導体材料、磁性材料等を用いた多くのセンサ
が開発され、実用化されている。
例えば半導体材料を用いたものではホール素子。
?11界効果型トランジスタ素子等がある。これらは]
nSb 、GaA s等のm−v族化合物、Si、Ge
等が主に使用されている。磁性材料を用いたものではメ
モリ素子、磁気抵抗素子、リング型磁気・\ラド等があ
り、パーv oイ、センゲスト、Ni−ZnやMn−Z
nフェライト等が使用されている。又特開昭5l−13
7641pJ公tノには、線状の磁性体に桓械的、熱的
処理を加え4Iti性線の表面近くの層(第2の磁気的
部分)の保磁力を変え、内部(第1の磁気的部分)の保
磁力より大きくし、これに巻線してなる磁% f’ バ
ーfスか記載されでいる。これは、第2の磁気的部分の
fX磁力が第1の磁気的部分の保磁力より大きくなって
おり、構造的にはFe−Co−V組成からなる磁性線の
内部が保磁力の小さい部分、外部の表面に近い部分が保
イ【抜力の大きい部分からなる細線よりなっている。こ
の磁気デバイスは例えば外部磁界の方間と大きさを細線
の長手方向において%:えたとき、保磁力の大きい部分
は保磁力の小さい部分と6校気的に相互作用が働いてい
るから、両者の磁化方向が同一方向で外部4ai場と逆
方向をとっている場合、保磁力の小さいS17分の碕、
性反転は保磁力H(1より大きく、保磁力の大きい部分
の保磁力Hc2より小さい外部磁場で起る。又外部磁場
と、保磁力の大きい部分の磁化方向が同じで・保磁力の
小さい部分の磁化方向のみがそれらと逆方向をとってい
る場合は、外部磁場が次第に大きくなって保磁力の小さ
い部分の保磁力と1■程曵′となると、保磁力の小さい
部分のイ勿化反転(外部磁場と同じ方向に反転する)は
保磁力の大きい部分が助けること1rなり、I4 c 
、程度の樟堝でより急峻にケじる。この保磁力の小さい
部分の夕)部磁場の影響による磁化反転により市、a誘
導、!W、象が生じ、細線に巻いであるピックアップ用
コイルに?&、f?rtがN生り、、コイル両端に前苔
の場合は小さいパルス5、圧が、後者の場合は大きいパ
ルスNEEが得られる。このパルス電圧の大きさ、急峻
さは川−磁性体の磁化反転を用いたものよりはるかに恢
れている。又単一磁性からなるものは、ピックアップコ
イルに発生するパルス幅が外部磁場の交番周波数に依存
し、変化が遅ければ幅は広く、速くなけねは扶くなる。
こノ]にヌ)1し、1寺1.’1jlllj 51 1
87641号公報に記載の素子の場合は、大バルクハウ
ゼン・ジャンプによりf15 jeされろもので、外部
S場の交i);周波数に依存することなく一定の幅の急
峻なパルス電圧が得られる。このように栽r開昭51−
187641′り゛公報記載の素子は促41た午;「性
を持一つが、その+li、:j jへ法は腹コ11なも
のであり、歩留り良く製造することが田雌でit)る。
又面仔250ミクロンの細線τ月4いているが、より小
さいデバイスを作IyTるには非看τに困難である。史
に急峻な1的発パルスを発生させるための外部ノ七場の
大きさは杓15エルステッドと大ぎく、より微弱な夕)
部4J場或いは微小な磁場、例えば1エルステツド緘い
はそれ以下の外部U場で3・シ発パルスを?%Jる必要
のある磁気ヘッド等にはこの特開昭51−187641
号公報に記載のものは用いられない。
発明の目的 本発明は上に従来の語間fin 、雑魚を大幅に解決で
きる薄膜構造を持つ磁気センサな提供することを1的と
する。
発明の構成 上記目的を達成するため、不発1jtj Q)範れ磁気
セン・す゛は、保磁力の異なった主成分がコバルトのコ
バルト−ジルコニウム姉性薄膜全2層基板上に爪ねでノ
[〉成し、こ第1にピックアップコイルを設けたもので
ある。
天1Ifa例の説明 以下、本発明の実施例について、[1,1面に基づい′
Cl1il、l!明スる。先スコバルト(Co)−ジル
コニウム(Zr)合金の・ターゲラ1−を用い、スパッ
タ法により基板上に異な゛つた保磁力のコバルト(CO
)−シルコニ・″ツム(Zrノイd性薄膜’c21自)
べねてノ1.つ成する。21甫の値性晶膜の保磁力を異
にするにはスパッタリング呆件、例えばスパツ−9II
ニーのアルゴン(Ar )カス圧を変えることにより可
能である。コバルト((r+)にシルコニ・ツム(Zr
)fiを約6at%添加すると、その磁性薄膜の保磁力
は急激に小さくなる。こ4’tはアモルファス化か進む
ことによることは知られている。、10at%付近で略
完全なアモルファスとなり、更にジルコニウム(Zr)
を増加すると微結晶がアモルファス中にml・つ°〔<
る。し力)L、、保4tt[Jはコバルト(Co)単1
木の場合よりはるかに小さい。飽和磁1じはジルコニウ
ム(Zr)の添加量か増すと次第に小さくなり、例えば
80 aL%添加すると約IKガウスとなる。飽和硫化
が小さくなると磁化反転によってピンクアップコイルに
発生ずる誘発パルス電圧値が大きくならない。よってシ
ルコニ1クム(Zr)(’)添加に1は5at%〜20
a’t%が適当で、ある。9 を図にコバルト(Co)
−ジルコニウム(Zr)イJ性薄膜の保磁力。
旧印磁化とジル」ニウム(Zr)添加量との関係を示す
。第1図中10はイ66d刀の変化:と示すグラフ、(
2)はμl 相hU化の変化と示すグラフである。コバ
ルト(Co) −シJL :I =つA (Zr)磁1
土助1反の保磁力はジル」ニウム(Zr)量の異なるタ
ーゲラI・をハ4いても変Aうるが、胆を形成するごと
に9−ゲットを変えL(ければならない。或いは複数個
のターゲットを′11<詮する装置を用いなければなら
ない等の作業性や装Viに非点がある。この点スパッタ
時の条件を%−エルタけで保ta力の昇なるii磁性薄
膜作成する方がより容易である。第2図はスパッタ時の
アルゴン(Ar )ガス圧によるコバルト(Co)−ジ
ルコニウム(Zr)磁性薄膜の保磁力並びに飽和硫化の
変化を示すグラフである。第2図中(3)はef′磁カ
の変化を示すグラフ、(4)は飽和磁化を示すグラフで
ある。
スパッタ法で基板上に形成したコバルト(Co)−ジル
コニウム(Zr )磁性薄膜は睨面内で磁気異方性特性
を示す。即ち、ある特定の方向に容易枦゛を持っ磁性薄
膜となる。本発明の薄膜磁気センサは外部交番′aM4
の方向に磁性薄膜の磁化反転を生じさせるため、この方
向に容易軸を抑・λゎばより急峻な磁化反転が起こり誘
発パルス電圧も大きくなる。
第8図にコバルト(Co)−ジルコニウムCZr)N 
性WN膜の容易軸方向と困難軸方向のM−H曲線を示し
7た。(5)は容易軸方向のM−HFl′tI線、(6
)は回部軸方向のM−8曲線である。
本発明の保磁力の異f、rる2層のコバルト(Co)−
ジルコニウム(Zr)磁性薄膜を基板上に形が?する順
番はこの磁性薄膜には小さくではあるが!4町歪特性が
あるため、誘発パルスを発生させる磁化反転をt ル4
’4 Ja 力の小さいコバルト(Co )−ジルコニ
ウム(Zr)磁性薄膜を先に基板上に形成した後、その
上に重ねて保羞露力の大きいコバルト(CO)−ジルコ
ニウム(Zr)m性frq膜を形成するのが良い。この
順番で形成すると、イ(″磁力の小さい磁性薄膜の保磁
力の2層軍ねたことによる変化が小さくなる。即ち距4
図に示す如く、基板(7)の上に先ず保磁力の小さいコ
バルト(Co)−ジルコニウム(Zr )磁性薄膜(8
)を形成し、続けてスパッタ時のアルゴン(Ar )ガ
ス圧を変えて保磁力の大きいコバルト(CO)−ジルコ
ニウム(Zr)蓚性助11+J 19)を形成する。次
に第5図に示す如く、基板(7)上に重ねて形IJしし
た2層の薄厚(8) t9)を7オトリソ技術を用いて
フッ酸と硝酸と水の混合液でエツチングして短冊状萌に
する。このとき、短冊の長手方向が磁性薄膜の容易軸方
向に一致するようにする。これ7il−第6図に示す如
く、基板(7)を短冊に切断し、ピックアップコイル(
■υを短冊の長手方向ケ軸として巻いてNE W磁気セ
ンサとする。このようにしてできた薄膜W気中ンサを一
様な外部交番磁場内に入れ、ef界の方向と磁気センサ
の長手方向が一致するようにおき、交番磁場を印加する
。この交番磁場がある強さになると保磁力の小さい磁性
薄膜の磁化反転が起こり巻いであるコイルCI+>に誘
発パルスが発生する。この外部′6ji場の方向と誘発
パルスの発生均磨は′rjひ11昭61−187641
号のものと同じである。この詔発ハルス電圧はスパッタ
法で形成した2w4II・」1のt’s> a力の相対
値により高さが異なる。又誘発する外部交番磁場の強さ
にも保磁力の相対1直は1工゛・係する。本発明ハ の実施例によれば、保磁力の小さいコバルト(CO)−
ジルコニラl−(Zr)磁性薄膜の保暖、刀に刈し、c
セ磁力の大きい方の同磁件結1模の保献:力が2〜8倍
の値のとき誘発パルスか得られた。7’:: 磁力の小
さい磁性薄膜の保磁力が0.6エルステツドより大きく
なると、蒲1堕磁気十ンサとしたとき誘発パルスの得ら
れる外部交番磁場の強さは1エルステツドを越えてしま
い、1エルステツドより小さい交番磁場の中で使用する
場合には同センサは働かない。
又0.06エルステツドより小さいコバルト(Co )
−シルコニリム(Zr )磁性薄膜は本発明の実施例で
は得られなかった。より小さい保磁力につい′Cも、こ
れに適した保磁力の大きいUj磁性薄膜組み合せて2層
膜とすオ]ば誘発パルスの得られる薄膜磁気センサとな
る。保磁力の大きいコバルト(CO)−ジルコニウム(
Zr)(#性iiJ I摸の保母力が保磁力の小さい磁
性薄膜の保磁力の8倍を越えると誘発パルス電比が得ら
れにくくなる。誘発パルスTi電圧の発生は印加された
外部交番磁場の変化により薊膜磁気センサの保磁力の小
さい磁性劫hqの磁化反転が保磁力の大きい磁性薄膜の
i西当な大きさの保磁力に拘束されているもとで起こる
ときに始めて禮らi]るもので、拘束が強すぎると、即
ち保磁力の大きい磁性薄膜の保磁力が大きすぎると、2
層が磁気的にあたかも単一層になった如きふるまいをす
るためと思われる。逆に2倍より小さくなりすぎると、
2層の相互作用か弱すぎて単−Jce21層m M W
”と17で磁化反転するため目的の色、酸な誘発パルス
電圧が得ら11なくなる。
次に本発明の具体実施例について説明する。ジルコニウ
ム(Zr)’58at%添加したコバルト(Co )が
主成分のコバルl−(Co)−ジルコニウム(zr>合
金cv直径6インチの一ターゲットを用いた。到達真空
1更を2X1(+  ’Torrとした後、スパッタ1
1:Fのアルゴン(Ar )ガス圧を変えてコバルト(
Co)−ジルコニラに50001析出した。このときの
スパッタ由刀は400!7ツトであった。次に、スバツ
・シ時のアルゴン(Ar )ガス圧を1層目のコバルト
(Co )−ジルコニウム(Zr)磁VV蒲1仄より大
きい保イは刀か得られる粂件ニして、1層目に重ねて2
 眉l ’FAのコバルト(CO)−ジルコニウム(Z
r )磁11・ρメ膜ヲ析OIした。このときのスパッ
タBも400ワツトとしt゛。尚2J:1目の膜厚は8
000λであった。2 rr6にηねてノ(う成した保
磁力の昼なるコバルト(Co)−ジルコニウム(Zr 
)磁性薄膜を幅500μm、長さ5Innlの短冊状(
負、、、5図参照)に、フォトリソ技術で゛qスクした
後フッ配:硝酸:水”5:1:94(’7;星%)のエ
ツチング液でエツチングした。このとき、短信の長手方
向がコバルl−(Co)−ジルコニウム(Zr ) u
f 件部N (D k気前)IA軸と一致するようにし
た。θ(にガラス基板を短冊状2層膜と同じ形状に切断
した。これに直径60μmの銅線を50タ一ン巻いて薄
膜磁気センサとした(第6図参照)。このセンサに一様
な外部交番磁場を印加し、コイルに発生する誘発パルス
電圧を調べた。次表のN091〜N016に本発明の実
施例の磁性薄膜の保磁力、誘発パルスを発生させるに必
要な外部交番磁場並びに誘発パルス電圧を示した。尚得
られた誘発パルス電圧値は外部交番磁場の周波数に依存
せず一定であった。又短冊の長手方向と磁性薄膜の困難
軸方向を一致させて作成した。薄膜磁気センサでは外部
交番磁場を変えても誘発パルスが得られなかった。これ
は2層間の磁気的な相互作用が誘発パルスを発生させう
る条件にならないためと思われる。表中のNo、 17
 、18に本発明外のものを示す。
発明の効果 以上のように本発明は保磁力の異なるコバルト(CO)
−ジルコニウム(Zr )磁性薄膜を基板上に重ねて形
成し、これにピックアップコイルを巻いてなるもので、
1エルステツド以下という小さい外部交番磁場にヌJし
急峻で大きな誘発パルス電圧が得られる。しかもその値
が外部交番磁場の周波載に依存しないという仮れたもの
である。このように微小磁場に対し応答できることは、
例えば磁気記録隊体上に記録された微小信号をも再生で
きるもので有効なセンサである。又薄膜Ill成である
ことから、フォトリソ技術を用いてより微小なセンサ或
いは集積したセンサ群ができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はジルコニウム(
Zr)の添加量による保磁力並びに飽和磁化の変化を示
すグラフ、第2図はスパック時のアルゴン(Ar)ガス
比による保磁力並びに飽和磁化の(6)化を示すグラフ
、第8図は磁性薄膜の容易軸方向と困難軸方向のM −
H曲線を示すグラフ、第4図〜第6図は本発明iJI膜
イに1気老ンザの製造順序を〉1りす説明図である。 (7し・基板、 +8) (9)・・−磁性薄膜、(1
)・・・コイル代理人 森本義弘 第1図 zt−B、hu量(at%) 第?因 スlでツタ時の7stフ′>n“′ス辻(X10−”7
orr) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 保磁力の異なった主成分がコバルトのコバルト−ジ
    ルコニウム磁性〜1拠を2層基板上に重ねて形り兄し、
    これにピックアップコイルを設けた薄膜磁気センサ。 2、 コバルト−ジルコニウムif FJE 鯖&のジ
    ルコニウム添加おは5at%〜20at%である特許請
    求の範囲第1項記載の薄膜磁気センサ。 8、 コバルト−ジルコニウム磁性薄膜をスパッタ法で
    形成してなる特許請求の範囲第tQ’tMビ載の薄膜磁
    気センサ。 4、基根上に先に保磁力の小さいコバルト−ジルコニウ
    ム磁性!171膜を形成し、そめ上がら保磁力の大きい
    コバルト−ジルコニウム磁性薄膜を重ねて形成してなる
    特許i1〜求の範囲第1項記載の薄W@構坂セシヅ。 5.2種類のコバルト−ジルコニウム磁性薄膜の保磁力
    の大小の比は1:2〜1:8である特許請求の範囲第I
    JJj記載の助を磁気センサ。 e、am力の小さいコバルト−ジルコニウム磁性薄膜の
    保磁力の値は0,05エルステッド〜0.7エルステツ
    ドである特許請求の範囲第1項記載のpaPli4.磁
    気センサ。 7、 保磁力の異なる2種類のコバルト−ジルコニウム
    磁性薄膜からなる短冊の長手方向がコバルトジルコニウ
    ム磁tg:薄脳の容易軸方向と一欽する特許請求の範囲
    w1項記艷の薄膜磁気センサ。
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