JPS5910401Y2 - 全空気式圧力スイツチ - Google Patents

全空気式圧力スイツチ

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JPS5910401Y2
JPS5910401Y2 JP2722878U JP2722878U JPS5910401Y2 JP S5910401 Y2 JPS5910401 Y2 JP S5910401Y2 JP 2722878 U JP2722878 U JP 2722878U JP 2722878 U JP2722878 U JP 2722878U JP S5910401 Y2 JPS5910401 Y2 JP S5910401Y2
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JP
Japan
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pressure
container
hole
cavity
air
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Expired
Application number
JP2722878U
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JPS54131075U (ja
Inventor
高 永井
Original Assignee
東京オ−トマチツクコントロ−ル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は全空気式圧力スイッチに関するものである。
一般に空気圧による制御回路において、その回路内の圧
力が一定以上もしくは以下になった場合にこれを検出す
る手段として圧力スイッチが使用されているところであ
り、従米の圧力スイッチは空気圧に応じて動作する動作
部材を有し、その動作部材により電気回路の接点を開閉
するスイッチを動作させ、これによって内圧の高低を電
気的に検出しているものが一般的であった。
しかしながらこのような電気接点を用いた圧力スイッチ
では可燃ガス雰囲気下で使用する場合には防爆構造とな
す必要があり、このため防爆筐体が大型化し、製造原価
が高くなるとともに検出し得る圧力範囲が狭くかつ検出
すべき圧力の設定数をーの装置で多く取り得ないもので
あった。
本考案は上述の如き従来の欠点にかんがみ電気接点を使
用せず、従って特別の防爆構造となす必要がなく、しか
も検出し得る圧力範囲を広く取ることか゛でき、かつ同
一装置で検出すべき圧力の設定数を多くとれる全空気式
圧力スイッチの提供を目的としたもので゛あり、その要
旨とするところは容器と、前記容器内で第1の空室と第
2の空室とを仕切っている可撓性仕切膜と、前記第1の
空室に基準圧流体を供給するため前記容器に形或されて
いる基準圧流体供給口と、前記第2の空室に被検出圧力
流体を供給するため前記容器に形或されている被検出圧
力流体供給口と、前記第2の空室側で前記可撓性仕切膜
に取付けられているピストンと、前記ピストンを摺動自
在に嵌合するため前記容器に形威されているシリンダ一
孔と、前記シノンダ一孔に連通して前記容器に形戊され
ている検出圧力設定孔と、加圧されたエアーが供給され
る入口部及びその先に設けられている第1および第2の
出口部を有する流路を備え前記第2の出口部が前記検出
圧力設定孔に連通されていて前記第1の出口部から設定
圧力時にエアー信号を出す圧力・エアー表示体とを具備
したことを特徴とする全空気式圧力スイッチに存する。
以下本考案を図面に示した実施例を参照して詳細に説明
する。
図示のように本実施例の全空気式圧力スイッチは、容器
1を有し、この容器1内はベローズ又はダイヤフラム等
の可撓性仕切膜2で仕切られ、その両側に第lの空室3
と第2の空室4を形或している。
容器1には、第1の空室3へ予め圧力が判明している基
準圧流体を供給するため基準圧流体供給口5が形威され
、また空室4へ被検出圧力流体を供給するため被検出圧
力流体供給口6が形或されている。
従って、可撓性仕切膜2は圧力が高い方の室の圧力に押
されて圧力が低い方の室側に突出して撓むことになる。
第lの空室3には検出圧力を設置するためのスプリング
7が配置され可撓性仕切膜2に力を加えるようになって
いる。
可撓性仕切膜2の中央にはスプリング受8がビス9で固
定されている。
スプリング7の他端にはスプリング押え10が当接され
、容器1にねじ込まれた調整ねじ11によりこのスプリ
ング押え10を介してスプリング7が押されて検出圧力
の設定が行われるようになっている。
調整ねじ11のねし山を刻設していない部分の外周には
、Oノングよりなるシール部材12が取付けられて第1
の空室3の圧力か゛漏れないようにされている。
第2の空室4側において、可撓性仕切膜2の中央にはピ
ストン13がビス9にて固定され、可撓性仕切膜2の動
きに追従して摺動するようになっている。
ピストン13は容器1に形威されたシリンダ一孔14に
摺動自在に嵌合されている。
ピストン13の外周にはOリングよりなるシール部材1
5が取付けられ、第2の空室4の圧力が漏れないように
されている。
ピストン13が摺動するストローク内において、シリン
ダ一孔14に開口する複数の検出圧力設定孔16,17
が孔の方向に位置を異にして設けられている。
可撓性仕切膜2に近い方の検出圧力設定孔16は、遠い
方の検出圧力設定孔17に比べて高い圧力の検出ができ
る。
例えば、設定された上限の圧力の検出を孔16で行い、
下限の圧力の検出を孔17で行うことができる。
各孔16, 17にはそれぞれ圧力・エアー表示体?8
, 19が取付けられている。
これら圧力・エアー表示体18. 19は、パイプ20
, 21により形或された流路22. 23を有し、各
流路22, 23はエアーが所定の圧力で供給される入
口部22A,23Aと第1及び第2の出口部22 B,
22 C, 23 B, 23 Cとを有し、これら
入口部と2つの出口部との間には絞り部22 D, 2
3 Dが形或されている。
第2の出口部22C,23Cはそれぞれ検出圧力設定孔
16. 17に連通接続されている。
絞り部22 D, 23 Dの断面積は検出圧力設定孔
16.17の断面積以下に設定されている。
このような全空気式圧力スイッチにおいては、被検出圧
力が所定の圧力になる前はピストン13は検出圧力設定
孔16. 17の双方が塞がれている。
この状態では、流路22, 23の第2の出口部22C
,23Cからエアーはシリンダ一孔14内に噴出されず
、第1の出口部22 B, 23 Bから大部分のエア
ーが噴出されている。
従って、この状態では、第1の出口部22B,23Bか
らの検出エアー信号はいずれも「l」で、設定圧力に達
してないことを示している。
検出圧力設定孔17で設定された圧力に、被検出圧力流
体の圧力が達すると、ピストン13が可撓性仕切膜2で
押されて摺動して来てこの検出圧力設定孔17を開くこ
とになる。
この状態では第2の出口部23Cの背圧がなくなるので
、エアーは第1の出口部23 Bからは噴出しない。
従って、この状態では、圧力・エアー表示体19の第1
の出口部23Bからの秘出エアー信号が「0」となり、
圧力・エアー表示体18の第1の出口部22 Bからの
検出エアー信号は依然として「1」である。
次に、被検出圧力流体の圧力が上って来て、検出圧力設
定孔16で設定された圧力になると、両方の孔16,1
7が共に開き、各圧力・エアー表示体18,19の第■
の出口部22B,23Bからの検出エアー信号がいずれ
も「0」になる。
本実施例では、いずれの第1の出口部22B,23Bか
らも検出エアー信号r,が出ている場合には、被検出圧
力が高い方の設定圧力以上になったことを意味している
検出圧力設定孔は、シリンダ一孔14の長手方向にいく
つでも設けることができるので、多数の検出圧力の設定
も可能である。
また圧力の異なる被検出圧力流体に使用する場合にはそ
れに応じて基準圧力流体の圧力を変化させて使用するも
のである。
本考案の全空気式圧力スイッチは上述のように構或され
、被検出圧力流体の圧力をピスI・ンの移動量に変換す
る構或として第1、第2の空室を可撓性仕切膜によって
仕切、この膜にピストンを取り付けし、膜の一方側の空
室に被検出圧力流体を通すとともに他方側の基準圧力流
体を通すようにしたことによってその基準圧力の変更幅
が従来の圧力スイッチに比べてはるかに大きくとること
ができ、従って、広範囲の圧力流体の検出に使用できる
こととなり、また被検出圧力流体の圧力変化により動作
されるピストンの移動を検出する手段として、ピストン
の移動によって第1、第2の検出圧力設定孔が開閉され
るようにするとともにこの孔に通じる流路に加圧エアー
を供給し、検出圧力設定孔の開閉によってエアー信号を
出す圧力表示体を使用したことによって電気接点を使用
したもののようにスパークが生じることがなくなり従っ
てあえて防爆構造をとる必要もなく、構或も非常に簡単
であり安価に提供できることとなったものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る全空気式圧力スイッチの一例を示す
縦断面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・可撓性仕切膜、3
・・・・・・第1の空室、4・・・・・・第2の空室、
5・・・・・・基準圧流体供給口、6・・・・・・被検
出圧力流体供給孔、13・・・・・・ピストン、14・
・・・・・シリンダ一孔、16, 17・・・・・・検
出圧力設定孔、18,19・・・・・・圧力・エアー表
示体、22, 23・・・・・・流路、22A,23A
・・・・・・入口部、22B,23B・・・・・・第1
の出口部、22C,23C・・・・・・第2の出口部、
22D,23D・・・・・・絞り部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)容器と、前記容器内で第1の空室と第2の空室と
    を仕切っている可撓性仕切膜と、前記第1の空室に基準
    圧流体を供給するため前記容器に形威されている基準圧
    流体供給口と、前記第2の空室に被検出圧力流体を供給
    するため前記容器に形威されている被検出圧力流体供給
    口と、前記第2の空室側で前記可撓性仕切膜に取付けら
    れているピストンと、前記ピストンを摺動自在に嵌合す
    るため前記容器に形或されているシリンダ一孔と、前記
    シリンダ一孔に連通して前記容器に形威されている検出
    圧力設定孔と、加圧されたエアーが供給される入口部及
    びその先に設けられている第1及び第2の出口部を有す
    る流路を備え前記第2の出口部が前記検出圧力設定孔に
    連通されていて前記第1の出口部から設定圧力時にエア
    ー信号を出す圧力・エアー表示体とを具備したことを特
    徴とする全空気式圧力スイッチ。
  2. (2)前記検出圧力設定孔は前記シリンダ一孔の長手方
    向に位置を異にして複数個設けられ、各検出圧力設定孔
    にはそれぞれ前記圧力・エアー表示体が接続されている
    実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の全空気式圧
    力スイッチ。
JP2722878U 1978-03-03 1978-03-03 全空気式圧力スイツチ Expired JPS5910401Y2 (ja)

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JP2722878U JPS5910401Y2 (ja) 1978-03-03 1978-03-03 全空気式圧力スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS54131075U JPS54131075U (ja) 1979-09-11
JPS5910401Y2 true JPS5910401Y2 (ja) 1984-04-02

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