JPS5910385Y2 - 点火配電器 - Google Patents

点火配電器

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JPS5910385Y2
JPS5910385Y2 JP1977153671U JP15367177U JPS5910385Y2 JP S5910385 Y2 JPS5910385 Y2 JP S5910385Y2 JP 1977153671 U JP1977153671 U JP 1977153671U JP 15367177 U JP15367177 U JP 15367177U JP S5910385 Y2 JPS5910385 Y2 JP S5910385Y2
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JP
Japan
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signal
ignition
power distribution
rotor
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977153671U
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English (en)
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JPS5479330U (ja
Inventor
雅宏 藤本
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無接点点火装置用の配電器に関し、より詳細に
はこれにおいて点火信号発生装置を覆う樹脂製カバーの
改良構造に関する。
一般にこの種のカバーは配電ロータに印加される高電圧
が点火信号発生装置にフラッシュオーバするのを防ぐた
めに使用される。
従来、このようなカバーとしては配電器内の配電部とシ
グナルジエネレー夕との間に位置する円板状のダストプ
ルーフカバーが用いられ、このものをその外周縁部で、
配電器ハウジングと配電キャップとの間に、若干のガタ
を持たせて位置決めしていた。
しかしながらこの従来の構造では、振動の比較的大きな
エンジンに配電器を配設すると、前記のガ゛タ内で゛ダ
ストプルーフカバーが振動することがあり、このため騒
音が発生すると共に、ダストプルーフカバーの外周縁部
によって配電キャップや配電器ハウジングが摩耗し、そ
の摩耗粉が配電器内部を著しく汚損させるという欠点が
あった。
また、これとは別に従来の配電器では、点火信号発生装
置の信号引出し線がシグナルロータと干渉するのを防止
することができず、このため信号引出し線が何らかの外
力で移動すると、これがシグナルロータと干渉して最悪
の場合は信号引出し線が破損することがあった。
そこで、本考案は、信号発生装置自体に樹脂力バーを取
付けると共に、その一部に、引出し線がシグナルロータ
と干渉するのを防止するついたて部を設けることにより
、上記従来の欠点を解消することを目白勺としたもので
゛ある。
第1図および第2図に示す点火配電器において1は配電
本体をなすハウジングで、その上端には配電キャップ2
が固定されている。
ハウジング1内には図示しないエンジンによって回転さ
れるシャフト3が配備され、その上端には配電ロータ4
が取付けられている。
配電ロータ4はその回転により、配電キャップ2の中心
電極5からの高電圧を各側方電極6に配電する。
シャフト3には、外周に適当数の突起を持ったシグナル
ロータ10が固定され、シャフト3と一緒に回転するよ
う構戒されている。
一方、ハウジング1内には台板11が回動可能に配置さ
れ、これに点火信号発生装置12が固定されている。
点火信号発生装置12はシグナルロータ10の回転に応
じて点火信号を発生するもので、信号発生コイル13、
ブラケツl−14.15およびマグネット16を有して
おり、支持部材−17によりボルト18で台板11に固
定されている。
信号発生コイル13には信号引出し線19が接続され、
これによって点火信号は外部へ取出される。
この配電器では、シグナルロータ10の回転により信号
発生コイル13に点火信号電圧が発生する。
この点火信号電圧は信号引出し線19により図示しない
イグナイタに導び゛かれ、イグナイタ内のトランジスタ
をオン・オフ作動させて図示しない点火コイルに二次発
生電圧を誘起させる。
そしてこの二次発生電圧は高電圧コードを通して配電キ
ャップ2の中心電極5から各側方電極6へと、配電ロー
タ4の回転により配電される。
このような配電器では、配電ロータ4により配電される
二次発生電圧が配電器内の金属部にフラッシュオーバす
ることがあり、特に点火信号発生装置12にフラッシュ
オーバすると、信号発生コイル13を破壊させたり、こ
れに誤信号を生じさせる恐れがある。
このため従来では第1図の2点鎖線で゛示すカバー(ダ
ストフ゜ノレーフカバー)20′を設けていたが、この
ものでは既に述べた通りの欠点があった。
そこで、本考案では、従来のダストプルーフカバーに代
えて第3図に一例を示す通り、点火信号発生装置12(
第2図に示したもの)に直接、樹脂製のカバー20をか
ぶせ、このカバー20で点火信号発生装置12を覆って
これを配電部の高電圧から保護する。
この樹脂カバー20は、第4図に示す通り、点火信号発
生装置12のほぼ全体をおおい得る円弧板状のカバ一本
体部21と、この本体部21の一方の側に一体或形され
た固定部22とを持った構或とする。
そして固定部22は、点火信号発生装置12のマグネッ
ト16およびその両側に固定されたブラケツH4,15
の部分の外形と対応した構或とし、この部分に固定部2
2がその弾性力で嵌着して固定されるようにする。
より詳細には、固定部22にはブラケット14のシグナ
ルロータ側側面とブラケット15の反シグナルロータ側
側面とのそれぞれ上方部に圧接する2つの側面部22a
(一方のみ図示)を設け、また2つの足部22b,22
Cを設ける。
2つの足部のうちの一方の足部22 bは第2図に符号
Aで示す面に圧接し、他方の足部22 Cは符号Bで示
す面に圧接するようにする。
なお、本体部21には円周方向に延びる補強用のリブ2
1 aを形戒する。
さらに、カバー20には固定部22と反対側の端部に、
ついたて部23を設ける。
このついたて部23は、カバー20の装着時にはシグナ
ルロータ10と信号引出し線19との間に隙間を介して
位置する構戒とし、これにより信号引出し線19がシグ
ナルロータ10に近づく方向へ移動するのを防止する。
上記した樹脂製カバー20を装着することにより本考案
では、高電圧配電部から点火信号発生装置へのフラッシ
ュオーバが防止される。
従って点火信号発生装置の破壊および誤信号の発生が確
実に防止される。
しかも、本考案では上記カバー20を点火信号発生装置
自体に固定することにより、これが振動することを防止
することができる。
つまり上記カバー20は確実に固定されて上記のフラッ
シュオーバ防止作用を果す。
これに加えて、本考案ではカバー20自体についたて部
23を設けているから、信号引出し線19がシグナルロ
ータ10と干渉するのを確実に防止することができる。
さらに、本考案では、シグナルロータの外周に間隔を置
いて配置したマグネットおよび信号発生コイルとこの両
者間を連結するブラケットを有してなる点火信号発生装
置を備えるものにおいて、マグネットの周囲の比較的広
いスペースを利用して、弾性力による圧接嵌着によりカ
バーを点火信号発生装置に強固にかつ安定させて固定す
ることができると共に、カバーの形状は円弧状であるた
めカバー全体の形状を小型化でき、かつカバーをその一
端でマグネットに固定し他端についたて部を形或する構
造であるにもかかわらずカバ一本体部の円周方向に延び
る補強用のリブによって、カバーに十分な強度が得られ
るのみならず、信号引出し線とついたて部との間に隙間
があるから、バキューム進角特性のヒステリシスが大き
くなったり、リード線が断線し易くなることもない。
しかして本考案によれば、点火信号発生装置の常に良好
な作動を維持し得る点火配電器を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の点火配電器の断面正面図、第2図は上記
配電器のキャップおよび配電ロータを取外した状態での
平面図、第3図は本考案による配電器の一実施例を示す
第2図と同様な平面図、第4図は第3図図示のカバー2
0の斜視図である。 1・・・配電器本体、10・・・シグナルロータ、12
・・・点火信号発生装置、19・・・信号引出し線、2
0・・・カバー23・・・ついたて部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シグナルロータと、このシグナルロータと共働して点火
    信号を発生する点火信号発生装置とを、配電器本体内に
    内蔵し、かつこの点火信号発生装置は、前記シグナルロ
    ータの外周に間隔を置いて配置したマグネットおよび信
    号発生コイルと、この両者間を連結するブラケットとを
    有してなる点火配電器において、前記点火信号発生装置
    をおおう円弧板状のカバ一本体部と、この本体部の一方
    の側に形或され、前記マグネットの外周部分に弾性力で
    圧接嵌着して固定される固定部と、前記本体部の他方の
    側に形或され、前記点火信号発生装置の信号引出し線と
    前記シグナルロータとの間に隙間を介して位置して両者
    の干渉を防ぐついたて部と、前記本体部の円周方向に延
    びる補強用のリブとを有する樹脂製のカバーを備える点
    火配電器。
JP1977153671U 1977-11-16 1977-11-16 点火配電器 Expired JPS5910385Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977153671U JPS5910385Y2 (ja) 1977-11-16 1977-11-16 点火配電器

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JP1977153671U JPS5910385Y2 (ja) 1977-11-16 1977-11-16 点火配電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5479330U JPS5479330U (ja) 1979-06-05
JPS5910385Y2 true JPS5910385Y2 (ja) 1984-04-02

Family

ID=29141071

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977153671U Expired JPS5910385Y2 (ja) 1977-11-16 1977-11-16 点火配電器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4430819Y1 (ja) * 1967-06-09 1969-12-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341624Y2 (ja) * 1976-02-16 1978-10-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4430819Y1 (ja) * 1967-06-09 1969-12-19

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JPS5479330U (ja) 1979-06-05

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