JPS59102954A - 電気ケ−ブル用のポリマ−組成物 - Google Patents

電気ケ−ブル用のポリマ−組成物

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JPS59102954A
JPS59102954A JP58215134A JP21513483A JPS59102954A JP S59102954 A JPS59102954 A JP S59102954A JP 58215134 A JP58215134 A JP 58215134A JP 21513483 A JP21513483 A JP 21513483A JP S59102954 A JPS59102954 A JP S59102954A
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JP
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treeing
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groups
siloxane
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JP58215134A
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ゲイリイ・アレン・ビンセント
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Dow Silicones Corp
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Dow Corning Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/54Silicon-containing compounds
    • C08K5/541Silicon-containing compounds containing oxygen
    • C08K5/5425Silicon-containing compounds containing oxygen containing at least one C=C bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/20Use of additives, e.g. for stabilisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリマー成分と、Xが不飽和炭化水素基である
一般式−OXを有する少なくとも1個の珪素結合基含有
シロキサンとを含む組成物に関する。
また本発明は、Xが不飽和炭化水素基である一般式−O
Xを有する少なくとも1個の珪素結合基含有シロキサン
を添加することからなる、ポリマーを水及び電気トリー
化(treeing )に対して安定化する方法に関す
る。
ポリマー組成物は周知であり、ワイヤー及びケーブル用
の絶縁材として広く用いられている。絶縁材としては、
組成物が機械的切断に対する抵抗性、応力亀裂抵抗性及
び絶縁破損抵抗性といつだ種々の物理的及び電気的性質
を有していることが重要である。最近の出版物が示すと
ころによると、絶縁体内における水トリー〇成長及び電
気トリーの成長は、それが必ず絶縁破損のすべての原因
になっているとまではいえないにせよ、絶縁破損と関連
している。
絶縁材としての重要な用途は高圧の送電及び配電ケーブ
ル用、特に直接地下埋設用のケーブルにおける使用であ
る。残念ながら、「トリー化」と呼ばれる劣化現象のた
め、ポリマー組成物を高圧ケーブルに効率的に用いるこ
とは妨げられている。
トリー化というのは電気的な予備破壊プロセス(pre
−breakdown process )である。こ
の名称は、見たところ樹枝・−に似ている損傷に対して
付けられたものであり、電気的ストレスにさらされた固
体誘電体にこのような損傷が生じる。トリー化は、水分
の存在下における放電がなく、そしてインパルス、交流
又は直流の電圧による粒子放電の結果として起き、かつ
、進行する。
二つの異なるタイプのトリーが存在すると一般に考察さ
れている。水の存在下、そして特に低圧で形成されるト
リーは水又は電気化学的トリーと称される。水が不存在
の場合に形成するトリーは電気トリーと呼ばれる。
トリーの開始及び成長に関する理論は多岐に亘るが、ト
リーがケーブル内の欠陥部分から起こることについては
すべての意見が一致している。この欠陥は小さな空′隙
(vo、l )であることもあれば、あるいは−片の固
体夾雑物であることもある。
二つのタイプのトリーの成長を抑制するのにきわめて有
効ないくつかの有機添加剤が発見されている。恐らくア
セトフェノンは、現行の公知の抗トリー化剤のうち最善
のものの−っである。このものは、架橋された& IJ
エチレン製造用の硬化剤として広く利用されているジク
ミルパーオキシドの分解生成物である。架橋されたポリ
エチレンが初期にトリー化する傾向が低いのは、その中
にアセトフェノンが存在していることの直接的な結果で
ある。残念なことには、時間がたつにつれてアセトフェ
ノンはポリエチレンから拡散してしまうので、前記の効
果は一時的であるにすぎず、トリー化に対するポリマー
の抵抗性は架橋前のポリエチレンと同じになってしまう
また、超清浄樹脂(日upθr clθan resi
n )の製造、充填剤の含有、及び架橋の過程でのケー
ブルの水蒸気に対する暴露の減少又は絶無化によるトリ
ー化防正も試みられた。
トリー化の領域において見いだされたシリコーンの利用
範囲は限定されている。カトウら(米国特許第6,95
6.420号)は、フェロセン、8−置換キノリン及び
シリコーン液の組合せを用いて、1? IJエチレンの
絶縁耐力及び水中における電圧持久力を高めることを開
示している。アッシュクラフト(Aehcraft )
ら(米国特許第4,144,202号)ハ、エポキシ基
含有オルガノシランを用いてエチレンポリマー組成物に
おける水トリー化を阻止している。またアッシュクラフ
トら(米国特許第4,263,158号)は、O=N結
合を含むオルガノシランを用いてエチレンポリマーの水
トリー化を阻止することを開示している。さらにアッシ
ュクラフトら(カナダ特許第12.007号)は、C−
0結合を含むオルガノシランを用いてエチレンポリマー
の水トリー化を阻止することを開示している。
Pイッ公開特許第2,737,430号明細書及び米国
特許第4.299,713号明細書には、ポリオレフィ
ン絶縁相にアルコキシシランを添加して水トリーの形成
を防゛止することが開示されている。
米国特許第4.332,957号明細1.には、水トリ
ー及び電気トリー抑制剤としてフェノキシアルコキシ置
換シランを用いることが開示されている。米国特許第3
,553,348号、英国特許第1,248,256号
及び英国特許第1,277,378号各明細書には、オ
ルガノシランで処理した鉱物性充填剤をポリマーに加え
て組成物の気孔率を低下さ寝ることが開示されている。
特公昭50−92946号公報は、水トリー化の抑制に
プロピオネートと組合せてシリコーンをグラフトしたポ
リオレフィンを用いることを開示している。特公昭56
−109494号公報は、水トリー化の抑制に60〜5
00センチヌトークの粘度範囲を有するジオルガノポリ
シロキサンを用いることを開示している。またこの特許
は、アルコキシ基で変性されたシロキサンが水トリー化
の防止にほとんど効果がないということを開示している
従来技術から明らかなごとく、トリー化は二つの異なる
方法で抑制できる。プラスチック内の空隙を充填した場
合、トリー化に対する抵抗がわずかに改良される。アセ
トフェノンのような電圧安定剤をポリエチレンに含ませ
た場合には、安定剤が電子・を捕捉して不活性化し、そ
れによってトリー化を抑制するものと考察される。すべ
てではないにせよ、大抵の電圧安定剤は移動性(mob
ile)の芳香族化合物である。しかし、化合物の移動
度がそれほど大きくないためプラスチック内に滞留する
。もし表面にまで移行するようであれば、安定剤は蒸発
してその効果が完全に失われてしまう。
理想的な組成物は、移動性であってしかもプラスチック
と適度に相客(可溶)性であるためにトリー化開始地点
である空隙及び固体不純物に移行する能力を有する添加
剤を含むべきであるということが理論づけられる。これ
らの欠陥部を充填及び囲繞することにより、トリー化開
始が抑制される。またトリーのチャンネルが形成される
際にそれが充填されるので、トリーの成長が抑制される
それと同時に、添加剤は不揮発性であって、確実にプラ
スチックの内部に留まシ、そして蒸発しないことが要求
さRる。
従って本発明の一つの目的は、ポリマー成分と、Xが不
飽和炭化水素基である一般式−Oxを有する少なくとも
1個の珪素結合基を含むシロキサンとを含み、該シロキ
サンが移動性、不揮発性であってしかもプラスチックと
相容性である組成物を提供することである。本発明の別
の目的は、Xが不飽和炭化水素である一般式−Oxを有
する少なくとも1個の珪素結合基を有するシロキサンを
添加することにより、水トリー化及び電気トリー化に対
してポリマーを安定化する方法を提供することである。
一般に、本発明のポリマー成分は、任意の固形の合成有
機ポリマー系熱可塑性樹脂であってよい。
適当な樹脂の特定的な例には、ポリオレフィン及びその
コポリマー、ビニル樹脂、オレフィン−ビニルコポリマ
ー、オレフィン−アリルコポリマー、ポリアミド、アク
リル樹脂、ポリスチレン、セルロース系物質、ポリエス
テル及びフルオロカーボンが包含される。
ポリオレフィンには、オレフィンの固形ポリマー、特定
的には約2〜約6個の炭素原子を含むモノ−α−オレフ
ィンのポリマー、例えばポリエチレン、ボ□リゾロピレ
ン、ボリデテン、ポリイソブチレン、ポリ(4−メチル
ペンタン)等が包含される。エチレン及びエチレンと共
重合可能な他の化合物、例えばブテン−1、ペンテン−
1、ヌチレン等からなるコポリマーも利用しうる。一般
に、コポリマーは50重量%又はそれ以上のエチレンを
含む。
ビニルポリマーの適当な例として、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマー、ポ
リビニルアルコール及びポリビニルアセタールがあげら
れる。
オレフィン−ビニルコポリマーの適当な例として、エチ
レン−酢酸ビニル、エチレン−2’)ニルプロピオネー
ト、エチレン−ビニルイソブチレート、エナレンービニ
ルアルコール、エチレン−メチルアクリレート、エチレ
ン−エチルアクリレート、エチレン−エチルメタクリレ
ート等があげられる。
一般にコボリマニの少なくとも25重量%をエチレンが
占める。
適当なオレフィン−アリルコポリマーの特定的な例とし
て、エチレン−アリルベンゼン、エチレン−アリルエー
テル及ヒエチレンーアクロレインをあげることができる
しかし、ポリマーはポリオレフィンであるのが望ましく
、ポリエチレンであるのが最も好ましい。
現時点で知る限シ、本発明のシロキサンは、Xが不飽和
炭化水素基を表わす一般式−Oxを有する少なくとも1
個の珪素結合基を有する限り、任意のシロキサンであっ
てよい。添加剤のポリマー内移動性を確保するために不
飽和が必要であると考察される。適当な不飽和炭化水素
基の例には、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニ
ル、アリール、アルカリール、アラルキル、アルケニル
アリール、アルキニルアリール及びこれらに対応する置
換不飽和炭化水素基が包含される。適当な不飽和炭化水
素基の特定的な例には、ビニル、アリル、フチレン、ヘ
キシレン、オクチレン又ハテシレン基のごときアルケニ
ル基、シクロペンテン又はシクロヘキセン基のごときシ
クロアルケニル基、アセチレン、プロピン、ブチン、ペ
ンチン又はデシン基のとときアルキニル基、フェニル、
2−ナフチル、2−アントラシル又ハビフェニル基のご
ときアリール基、4−メチルフェニル、2.4−ジエチ
ルフェニル又は4−ドデシルフェニル基ノごときアルカ
リール基、ベンジル、フルフリル、β−フェニルエチル
又は3.5−ジメチルフェニルエチル基のごときアラル
キル基、フェニルアセチレン又はジフェニルアセチレン
基のとときアルケニルアリール基、及び対応する置換不
飽和炭化水素基、例エバジクロロフェニル、ニトロフェ
ニル又はトリフルオロビニル各基が包含される。しかし
、不飽和炭化水素基Xが芳香族基であるのが望ましい。
芳香族基がナフチル、ベンジル及びフルフリル基からな
る群から選ばれるのがさらに好ましい。シロキサンが、 からなる群から選ばれるのが最も好ましい。
適当なシロキサンの特定的な例として、米国特許第4,
196,131号明細書に開示されたもの、例えば 及び RI       B 3 をあげることができる。これらの式中、R1R1、R2
、R3及びR4は同−又は異なる基であって、炭素数1
〜10の一価の炭化水素基からなる群から選ばれ、Xは
約2〜約100の値を有し、yは約1〜約65の値を有
し、そしてa及び2はそれぞれ約1〜約50の値を有す
る。
適当なシロキサンの別の例には、米国特許第4,147
,646号明細書に開示のもの、例えばがある。上記の
各式中、Xは約2〜約100の平均値を有し、yは1〜
10の平均値を有し、2は1〜50の平均値を有し、y
単位数は少なくとも2単位数と同じ程度に大きく、そし
てaの平均値は約1〜65の範囲内である。
米国特許第4.172,805号明細書に開示されてい
るシロキサンもポリエチレンのトリー化防止に有効であ
ることが認められた。これらのシロキサンには、 R”      R3 が包含される。これらの式中、R,R1,R2、R3及
びR4は同−又は異なる基であって、炭素数1〜10の
一価の炭化水素基からなる群から選ばれ、又は約2〜約
100の値を有し、yU約1〜65の値を有し、そして
a及び2はそれぞれ約1〜約50の値を有する。
現時点において知る限り、シロキサン上にある他の置換
基の種類は臨界的要素ではない。しかし、メチル及びフ
ェニルからなる群から選ばれるのが望ましい。
現時点において知る限り、成分の混合順序及び特定的な
手順は本発明の目的に対して臨界的要素とならない。成
分の混合は、マルチロールミル、スクリューミル、連続
式ミキサー、配合押出機及びバンバリーミキサ−といっ
た種々の装置を用いて行うことかできる。
プラスチックの耐トリー化性は、添加剤の含有量及びシ
ロキサン内の一〇X部分の量によって影響される。一般
式−OXを有する置換基の百分率が高いシロキサンは耐
トリー化効果が高い、また添加剤の量が多いほどプラス
チックはトリー化しにくい。添加剤の使用量は、少なく
とも下記の6要因によってきまる: (リ 所望されるトリー化抵抗性のレベル−通常これは
できるだけ高いことが望まれる。
(2)組成物の物理的性質−過剰のシリコーンは組成物
の集結度(intθgrit3’ )を下げ、組成物の
応用に悪影響を及ぼす。また、過剰のシリコーンは、す
ベシ(θ11ppage )の原因となり、成形過程に
おいて有害となる。
(3)組成物の経済性−シリコーンの使用量を多くすれ
ば、組成物はそれだけ高価につく。
これらの要因に基づき、1〜10%、好ましくは1〜5
LI6のシロキサンを組成物に含ませるべきである。
またシロキサンの鎖長け2〜100であるのが好ましい
普通に使われる小割合の量の他の添加剤を用いて望まし
い結果を得ることもできる。慣用の酸化防止剤、例えば
障害フェノール、ポリキノリン等を用いてよい。含ませ
ることができる他の成分の例として、可塑剤、染料、顔
料、熱及び光安定斉り帯電防止剤等をあげることができ
る。
本発明の組成物は高圧の送電及び配電用のケーブルに特
に有用であるが、水トリー化及び電気トリー化に対する
組合せ抵抗性が要求される他の電気的用途にも有用であ
る。
当業者が本発明の実施方法をよく理解できるよう、以下
実施例を示して本発明を説明するが、本発明はこれらの
例に限定されるものではない。特にことわらない限シ、
例中の部及びチはすべて重量によるものとし、また粘度
は25℃における測定値である。
実施例 試料調製 試験すべきシhキサン5重量襲でポリエチレンビーズの
表面を被覆した。次に湿潤ビーズを二軸スクリュー押出
機に供給した。水浴中で押出物を冷却し、エアナイフで
送風乾燥し、ストリングカッターを用いて小さなビーズ
に切断した。試料の均一性をよくするため、ビーズをさ
らに混合した。
原子吸光法による珪素分析により、ポリエチレン内の液
体量金次に測定した。10gのビーズ試料を冷却によっ
て固化させて分析を行った。次にこれを粉砕し、300
m9を珪素分析に用いた。配合工程の不均一性と分析試
験用の試料の大きさが比較的小さいことに起因し、シリ
コーンの正確な含有量に関して少なくとも成る程度の不
確実性が生じた。評価したシロキサンは次の通りである
:組成物(A)は0.88重量%のシロキサン(A) 
ヲ含trと分析された。組成物(B)は6.6重量%の
シロキサン(B)を含むと分析され、一方組成物(0)
は5.6重量%のシロキサン(B)を含むものであると
分析された。
前記のシロキサン含有組成物と同じようにして下記の比
較用組成物を製造した。組成物(D)及び(助には添加
剤を含ませなかった。組成物(F)及びCG)は5%の
鉱油と95%の& IJエチレンとを含むものであった
。組成物(I()は2%のアセトフェノンと98%のポ
リエチレンとを含んでいた。組成物(I)は、一般式、
06H50= N(aH2)5si(oaH2au3)
3で表わされる2〜6%のシラン添加剤と95%のポリ
エチレンとで本質的に構成されたユニオン・カーバイ−
社の製品6202 NTであった。組成物(A)、(0
)、CD)及び(F)に用いたポリエチレンはダウ・ケ
ミカル社製のものであシ、一方組成物(B)、(F)、
(G)及び(H)に用いたg IJエチレンはU、S、
工、 31006であった。
試料の射出成形 1個取りの射出成形金型を用い、成形温度を675〜5
00cPとした。射出圧力は600〜900 psiで
あった。型温度は20〜110°F1そしてサイクル時
間は45〜60秒であった。
電気的持久性試験 取外し可能な電極支持器によって固定された塩化メチレ
ン浄化電極の周シに処理ずみプラスチックを射出した。
試料(B)、(FL (G)及び(J()は、曲率半径
が50±5μの先端を有する鋼製の蓄音機用針を用いた
電極の周シに射出され、一方試料(A)、(0)、(D
)及び(巧は、曲率半径が5.0μである)0レジジヨ
ン針(preciθion needle )の周シに
射出された。
詳しくいうと、鋼製の蓄音機用針の電極は、コネクチカ
ット州プットナムのジョン・ディーン社(John D
ean工nQ、 )から買求めたディーノナ18フイル
ターポイント ニードルであった。プレシジョン針の方
は、東京のオダラ宝石工業から求めた。他の電極は、一
端をA4グラインドミクロ表面に研磨した標準1/8イ
ンチ鋼製のだはピン(dowel pin )であった
。保持器から突出する電極の長さを調節することによシ
、電極間に0.025インチの空間を確立した。
射出成形によって試料を形成した後、X線撮影をして同
定及び成形中に電極の移動があったものに対する不合格
の判定を行った。約0.025±0.001インチのギ
ャップを有する試料を選んで試験を実施した。商標プレ
キシグラス(Plexi−g1ae■)ホルダー内に試
料を置き、タイプ51の高コントラスト4×5インチの
商標ボラロイr(Po1aroid■)フィルム上にそ
れを置き、次に試料とフィルムとをX線にさらしてX線
撮影を行った。次に画像を顕微鏡で調べた。成形された
試料そのものは直径1/2インチ、長さ5/4インチで
あった。
試料(B)、(K)、(G)及び()11に対して30
,000ボルトの電圧をかけた。試料(A)、(0)、
(DJ及び(F’)に対しては8,000ボルトの電圧
をかけた。試料を油中に浸漬してフラッシュオーバーを
防いだ。負鯵料について、破壊までの時間を記録した。
一般に、各組成物ごとに60個又はそれ以上の試料が統
計的評価を行うのに必要であった。データの評価は、G
、 O,ストーン((StOne)及びJ、 F、ロー
レス(Lawless )の[絶縁材の老化試験へのウ
ェイパル統計学の利用J (The Appllcat
ion of WeibullStatistics 
to工n5ulation AgeingTests 
)と題する論文−工EFjK Trane、 Klec
tr、 In5u1.、 B工=14.1979年10
月号266〜269頁−に記載されたコンピュータープ
ログラムを用いて行った。
水トリー化試験 高さ約1フインチ、直径1インチの射出成形試料であっ
て、内部に直径約/4インチのキャビティーを有するも
のを用いて水トリー化試験を行った。試験試料の底部に
は、約10μの曲率半径を有する傷を、故意につけてお
いた。その地点は、試験試料の外側底面から0.025
インチ離れていた。試験に先立ち、導電性の銀塗料を試
料の底に吹付は塗装した。試料10個を保持するリグを
用いて試験を行った。ローム・アンド・ハース社製のス
テアリルベンジルジメチル塩化アンモニウムである表面
活性剤のトライトン(、Triton )X−400を
少量含む飽和塩化す) l)ラム水溶液2 mlを各試
料に装入した。試験試料内の塩溶液中に高圧電極を挿入
した。接地導線を含む小形のプラスチックカップ内に試
料を入れた。6キロヘルツにおいて10キロボルトの電
圧を高圧電極に印加した。50〜400時間に亘って試
料を試験した。試験が終わった後、コルクポーラ−を用
いて試験電池から欠陥部を切取υ、直ちに少量の水酸化
アンモニウム及びトライトンX−400を含むメチレン
デル−の濃水溶液中に入れた。マイクロドームで試料の
薄片を作り、欠陥部位を含むスライスをスライドがラス
にのせ、メチレンブルー溶液で覆ったうえ顕微鏡写真を
とった。完全な試料セットに対するトリーの長さを測定
した。分析の結果は、ポリエチレンの水トリー化抵抗が
添加剤によって高められたことを示している。この水ト
リー化試験は、米国特許第4・144・202号明紬書
に記載の方法と同じであった。
代理人 浅  村   皓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ポリマー成分と、Xが不飽和炭化水素基であ
    る一般式−OXを有する少なくとも1個の珪素結合基含
    有シロキサンとを含むことを特徴とする組成物。
  2. (2)  不飽和炭化水素基Xが芳香族の基である特許
    請求の範囲(1)に記載の組成物。
  3. (3)  ポリマー成分がポリオレフィンであシ、そし
    て芳香族の基がナフチル、ベンジル及びフルフリル基か
    らなる群から選ばれたものである特許請求の範囲(2)
    に記載の組成物。
  4. (4)特許請求の範囲(1)に記載された組成物からな
    ることを特徴とする電気ケーブル。
  5. (5)  Xが不飽和炭化水素基である一般式一〇Xを
    有する少なくとも1個の珪素結合基含有シロキサンを添
    加することを特徴とする、ポリマーを水及び電気トリー
    化に対して安定化する方法。
JP58215134A 1982-11-18 1983-11-17 電気ケ−ブル用のポリマ−組成物 Pending JPS59102954A (ja)

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US44254182A 1982-11-18 1982-11-18
US442541 1982-11-18

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