JPS59102018A - 厚層吹付緑化工法 - Google Patents

厚層吹付緑化工法

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JPS59102018A
JPS59102018A JP20927782A JP20927782A JPS59102018A JP S59102018 A JPS59102018 A JP S59102018A JP 20927782 A JP20927782 A JP 20927782A JP 20927782 A JP20927782 A JP 20927782A JP S59102018 A JPS59102018 A JP S59102018A
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Japan
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slope
weight
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sprayed
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JP20927782A
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Kazuo Ono
小野 一男
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SANYO KOKUSAKU RIYOKUKA KK
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SANYO KOKUSAKU RIYOKUKA KK
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D17/00Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
    • E02D17/20Securing of slopes or inclines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は従来、緑化させることが困難であるとされて来
ている岩盤その他、硬土、マサ土、泥岩などにスラリー
状の植生基材をボンダによって厚く吹き付けることで安
価に植生緑化させることを可能ならしめた工法に関する
ものである。
従来、岩盤その他、硬土、マサ土、泥岩などに植生を行
なって緑化させ様としても草木の種子が充分に根付かず
降雨によって流亡したり、発芽後に乾燥によって立枯れ
たりする場合が多く、極めて困難な作業であるとされて
来ている。
上記問題点の解決策として草木の種子が充分に発芽し根
付くために上記岩盤の表面に厚層の植生基材層を設ける
ことが考えられる。しかしながら該岩盤上に1回の吹付
によって上記目的に適合する厚さ、即ち40mm以上、
の吹付厚を得ることは非常に困難であった。
そこで本発明者等は上記目的を達成することが可能な吹
付緑化工法を開発し、た。
次ぎに本発明について詳述する。
1)スラリー状植生基材の組成 1−■鹿沼土等 鹿沼土、浮石、バーミキュライト、パーライトなど(以
下、鹿沼土等と記す)は大気中で充分に乾燥したものの
場合には水中に投入しても表面張力の作用で吸水し始め
るのに可成りの長時間を要することが屡々認められる。
本発明法では鹿沼土等の吸水特性を最も効果的に活用す
るために予め粒状の鹿沼土等に界面活性剤を10重量係
水溶液に希釈したものを鹿沼土等の重量に対し1.0〜
2.0重量係を噴霧器で吹きかけるか、若しくは粉末の
際は対鹿沼土等重量比で0.5〜1.0%を添加して均
一に混和し風乾状態にまで乾燥したものを使用する。
界面活性剤を添加使用する意味は鹿沼土等の最大吸水時
間をミキサー投入後15〜60分間位に調節することに
よって、練り交ぜから吹付までの間は流動性が犬である
がノズルから吹き出された後は鹿沼上等の吸水によって
高濃度・高粘度となって流れ落ちること無く、法面に定
着、保持されることを目標とするものである。
また従来工法では植生基材に主として有機質繊維やピー
トモスなどを使用していたため吹付後の植生基盤の厚さ
が収縮して吹付直後の殆んど半分位にまで減少する欠点
があったが、本発明方法では鹿沼土等が骨材としての機
能を発揮し有機質繊維などの沈下を防ぐので吹付当時の
厚さを維持させることが可能であると同時に植生基盤内
の空隙率を大きくさせる効果を有している。
なお鹿沼土等は当初吹付時の水分を吸水するだけでなく
、その後の降雨時の雨水をも吸水して乾燥時に徐々に植
物の根に水分を供給する。また空隙が大きく、通気性が
良いので植物の生育に良好な効果を与える。
上記した如く本発明法において主要成分として鹿沼上等
を使用した点が大きな特徴である。
1−■有機質繊維 有機質繊維としては繊維長の比較的長い10〜20mm
のものと、比較的短い繊維長の5mm以下のものとを組
合わせて使用する。
繊維長の比較的長い繊維は相互に絡み付き易い性質を利
用して植生基材内での連結と法面への付着力を増加する
ために有効である。
使用材料として入手容易で安価なものとして故紙、古新
聞欧幅1〜2mm+長さ20mm程度に切断して使用す
る。また綿、ステープルファイバー、繊維屑などを長さ
20mm程度以下に切断したものも使用出来る。
繊維長の比較的短い繊維は繊維の柔軟性と繊維長の短か
さに起因して長繊維間や鹿沼土等の間[ヲ好都合に充填
すると同時にポンプ内及びホース内における植生基材液
の滑りを良くするために使用する。この場合の材料とし
てはバルブ、バルブ滓などが使用される。
繊維長の長い繊維と短い繊維とが混合されているものと
してはピートモス、パーク堆肥などの有機肥料があるが
、之等は鹿沼土等と共に植生基材の本体となるものであ
って、それ自体にも肥料効果があるほか水分や肥料分の
吸着・保持ヤ肥料分の緩衝作用などの効果を有している
−1−■ベントナイト等 ペン士ナイト、陶土、粘土(以下、一括してベントナイ
ト等と記す) などは微粒子状で植生基材内の空隙の一部を充填すると
共にポンプやホース内での滑シ性を向上させるために使
用するのであるが肥料分の吸着やその緩衝作用の効果を
も有している。
1−■粘着剤 粘着剤は吹付初期の粘着性とポンプ内とホース内との作
業性を良くするために使用する。粘着剤としては各種の
ものが市販されているが、何れを使用しても効果の面で
は大差がない。しかし粘性には強弱があるので商品の銘
柄によってその使用量を加減する必要がある。
1−■浸食防止剤 浸食防止剤は乾燥後、植生基材内で材料が互いに固結し
て吹付層が一体となることを目的とし4、特に六層が固
結することによって降雨などによる外力に対する抵抗力
が増加して浸食防止の効果が増大、する。
1−■化成肥料 化成肥料は草木の発芽には関係ないので吹付時には使用
し、ないこともあるが、発芽後の生育を良くするために
は植生基材の中に100g/m’程度を混入させた方が
良い。
1−■種子 草木の種子は一般に発芽する本数が5,000〜’7,
000本/m2となるのに必要な量とするべきである。
即ち吹付けた種子数総べてか発芽するものではなく岩盤
の状態その他の条件によって発芽率が異なるから、それ
等の点を勘案して種子の量を決定する必要がある。
2)スラリーの造り方 スラリーの造り方について具体的に説明する。
先づミキサーに清水を600〜700重量部入れ、攪拌
全開始し0.01〜0.04重量部の粘着剤をよく溶解
する様に入れる。粘着剤がよく溶解した後、有機質繊維
(繊維長の長いもの30%〜50係。
短いもの70係〜50%)80〜150重量部、ベント
ナイト等20〜100重量部、浸食防止剤15〜60重
量部、更に化成肥料、草木種子を順次投入して攪拌し、
最後に前記1−■の項にて説明した界面活性剤で処理し
た鹿沼上等を100重量部加えて均一になる迄攪拌し、
吹付可能な高濃度高粘度のスラリーを得た。
6)吹付 前項の造り方で得たスラリー状植生基材を直ちに強力な
高濃度用ポンプによってポース内に圧送し、ホースの先
に付けられたノズルから岩盤の法面へ吹き付ける。
1回の吹付によって得られる植生基盤の厚さは、 法面の勾配が60〜40°の場合:60mm前後45〜
60° ’  :60〜bOmmとなる程度までが吹付
可能であり、45〜60°の勾配であっても網を張った
場合は厚さ60mm前後にまで吹き付けることが可能で
ある。
尚従来、植生の造成困難地に対して施されていた厚層客
土吹付工法(一般にドロ吹客土工法と呼ばれている)の
様に圧搾空気を使用する大型特殊吹付機で法面に登って
吹き付ける必要が無く、ミキサーで吹付用資材を攪拌し
て均一なスラリーとしたものを強力な高濃度用ポンプに
よってホース中を圧送し1、ノズル先端から法面に適度
の厚さに吹き付けるのであって、平坦面から施工可能で
あるため非常に安全であり、且つ安価で高能率であり機
動性に富んでいる。
4)法面の勾配が急で法面が平滑な岩盤の場合など;法
面の勾配が急で法面が平滑で植生基材が滑り落ちる恐れ
がある場合には吹付に先き立って法面に1m2当り2〜
5個、穴径5〜10 cm、深さ7〜15cmの穴を穿
設した後に吹き付けを行なう。
また法面の状況によっては更に法面に50mm角程度の
網目を有する網を張り、この網をアンカービンで固定し
た後、前記した第6)項の吹付を行なうとよい。
本発明は以上説明した如〈従来不可能視されていた厚層
植生緑化を鹿沼土等の特性を有効に活用し、之に必要な
他成分を限定した量だけを添加して相乗効果を発揮せし
めたものである。
次に本発明法実施の態様の一例を図によって示したが、
第1図は網を用いないで穴のみを穿設り、植生工法を実
施した場合の説明用断面図、第2図は網を用いた場合の
断面図を示す。
図中、1は植生基材、2は穴、3は鹿沼土等、4は金網
、5はビン、6は被吹付法面である。
次に実施例を挙げて更に具体的に説明する。
各実施例に用いた資材配合表は次の通りである。
以下余白 実施例 1 ミキサーに清水を注入し、ミキサーを回転しながら粘着
剤を加えてよく溶解させた後、有機質繊維、ベントナイ
ト等、浸食防止剤、化成肥料、種子の順に投入して攪拌
し、更に界面活性剤で処理した鹿沼上等を入れて均一に
なる迄攪拌した。
この様にして得られたスラリーを強力な高濃度用ポンプ
を用いて圧送しホース先端に取付けられているノズルか
ら勾配40°の法面に吹き付け、厚さ5crILの所期
り目的である厚層植生層を施すことに成功した。
実施例 2 先ず岩盤法面に6個/ tn’の密度で穴径10 ct
n、深さ10cmの穴を穿設し、その上から実施例1と
同様のスラリーを吹き付けた。この場合はスラリー即ち
植生基材が穴の中にまで充填される様に吹付を行なった
植物が成育すると、その根がこの穴の中に伸長し、根の
深さに凹凸が出来るのでアンカリング効果を発揮し植生
全体が盤状となって滑落することが防止された。
実施例 6 岩盤法面に編目scmの金網を張り、長さ15cmのア
ンカーピンで固定した後、実施例1と同様にスラリーを
5Cm厚になる迄吹き付けた。この場合、法面の勾配は
600であったがスラリー、即ち植生基材が滑り落ちる
こともなく充分所期の目的を達成することが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は網を用いない場合の1実施例の説明用断面図、
第2図は網を使用した場合の断面図を示す。 図中、1;植生基材     2:穴 6:鹿沼土等     4:金網 5:ビン       6:被吹付法面特許出願人 山
陽国策緑化株式会社 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 界面活性剤で処理した強吸水性で粒径6〜5mmの
    、多孔質の鹿沼土、浮石、バーミキュライト、パーライ
    トの群から選ばれた単独若しくは2種以上の混合物10
    0重量部に対し、有機質繊維80〜150重量部、ベン
    トナイト、陶土若しくは粘土20〜100重量部、浸食
    防止剤15〜60重量部、粘着剤肌01〜0.05重量
    部、清水600〜700重量部及び所求密度に植生され
    る量の種子及び若干量の化成肥料を加えて攪拌し得られ
    た吹付可能な高濃度・高粘度のスラリー状植生基材を強
    力ポンプにて被吹付法面に吹き付けることを特徴とする
    厚層状付録化工法。 2 穴径5〜10cWL、深さ7〜15cmの穴を2〜
    5個/m″の密度で被吹付法面に穿設した後、植生基材
    を吹付する特許請求の範囲第1項記載の厚層状付録化工
    法。 6 被吹付法面に網目3〜7 cmの網を張りビンで固
    定した後、植生基材を吹付する特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の厚層状付録化工法。
JP20927782A 1982-12-01 1982-12-01 厚層吹付緑化工法 Granted JPS59102018A (ja)

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JPH025849B2 JPH025849B2 (ja) 1990-02-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06287957A (ja) * 1993-04-02 1994-10-11 Yutaka Riyokuka Giken Kk 硬質法面緑化工法
JPH0892961A (ja) * 1994-09-29 1996-04-09 Chichibu Onoda Cement Corp 人工植生基盤への播種方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06287957A (ja) * 1993-04-02 1994-10-11 Yutaka Riyokuka Giken Kk 硬質法面緑化工法
JPH0892961A (ja) * 1994-09-29 1996-04-09 Chichibu Onoda Cement Corp 人工植生基盤への播種方法

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