JPS59101092A - 磁気記憶方法 - Google Patents

磁気記憶方法

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JPS59101092A
JPS59101092A JP57211747A JP21174782A JPS59101092A JP S59101092 A JPS59101092 A JP S59101092A JP 57211747 A JP57211747 A JP 57211747A JP 21174782 A JP21174782 A JP 21174782A JP S59101092 A JPS59101092 A JP S59101092A
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vbl
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Susumu Konishi
小西 進
Yasuharu Hidaka
檜高 靖治
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NEC Corp
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    • GPHYSICS
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    • G11C19/02Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements
    • G11C19/08Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements using thin films in plane structure
    • G11C19/0858Generating, replicating or annihilating magnetic domains (also comprising different types of magnetic domains, e.g. "Hard Bubbles")

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は膜面垂直方向を磁化容易方向とする強磁性体薄
膜に形成されるストライプドメインノ境界を形成する。
ブロッホ磁壁の中に静的に安定に存在する 垂直プロッホラインを記憶情報単位として用いる新規な
磁気記憶方法に関する。
第1図はフロツボ磁壁中のプロッホライン対ヲ示す。垂
直プログホラインはフロツボ磁壁中で左回りのブロッホ
磁壁部(第1図(b))と右回りのブロッホ磁壁部(第
1図(C))とかぶつかり合ったところにできるネール
型磁壁部(第1図(a)の2)である0 ストライプドメインに同符号の垂直プロツボライン対の
有無の配列として情報を記憶する場合、該ストライプド
メインの初期状態としてプロッホラインが全く入ってい
ない、いわゆるS=1状態を用いる方法が提案されてい
る。この方法では垂直プロッホライン対は第2図に示す
ように、ストライプドメインの上側と下側とでは、垂直
プロツボライン対の間の領域のブロッホ修壁部の磁化が
互いに逆向きになっている0このような構造は自然界に
存在する地磁気の影響、あるいは該素子に通常用いられ
る膜面垂直方向に加えられるバイアス磁界とチップ面と
の直交性のわずかなずれに基く面内磁界成分かあると、
どちら、か−万の垂直プロッホライン対が不安定になる
狗えば、第2図(a)のように、ストライプドメインの
上側および下側に1対ずつの垂直プロッホライン対かあ
るとする。bL、上記原因による面内磁界成分が第2図
(b)のように右向きに加わっていると、ストライプド
メイン上側の垂直プロッホラインは2つに分割され、ス
トライプ磁壁全体のゼーマンエネルギーを低める構造を
とる。このため12つの垂直プロッホライン対を蓄積し
たにもかかわらず、その中の1対は分解してしまう現象
かしばしば見られた。
さらに)li、pがある場合、この分解してストライプ
ヘッドに移動した垂直プロッホラインは垂直プロッホラ
イン駆動法としてよく用いられる0バイアスパルス印加
法ではうまく駆動できない。
その理由を第3図に示す。第3図(a)のように垂直プ
ロッホラインがストライプドメインヘッドに存在してい
る状態にバイアスパルス磁界を印加すると、該垂直プロ
ッホラインは第3図(b)に示す位置に一旦移動するか
、垂直プロッホライン超勤用バイアスパルス磁界が切れ
ると、上記原因に基ずくめ、眼垂直プロッホラインは面
内磁界成分がある不安定性が取除かれた新らたな磁気記
憶方法を提供するものである。
−rtわち本発明は情報の読み出し、書き込み、蓄積の
機能を侃えてなる磁気記憶力法4こおいて、膜面に垂直
な方向を磁化容易方向とする強磁性体膜(ツーり磁性体
膜も含む)に存在するストライプドメインの周辺のブロ
ッホ′ai壁中に作った相隣合う2つの垂直プロツボラ
インからなる垂直プロッホライン対を記憶情報単位とし
て用い、前記ストライプドメインの初期状態を負のプロ
ッホラインが2本存在する状態(S=0状態)にしてお
くことを特徴とする磁気記憶方法である。
本発明について以下に詳しく説明する。
本発明の特徴はストライプドメインの初期状態をHip
 が存在しているため、ストライプドメイン全体のゼー
マンエネルギーを低めるように垂直プロッホラインはス
トライプドメインヘッドに存在する。この状態のストラ
イプドメインに負の垂直プロッホライン対を1対書込ん
だ状態を第4図(b)に示す。この状態にプロッホライ
ン駆動用バイアスパルス磁界を印加していくと、垂直プ
ロッホライン対は第4図(c)に示すようにストライプ
ヘッドに来る。さらに、バイアスパルス磁界を印加する
と、第4図(d)に示すように3本の垂直プロッホライ
ンが移動する。この状態でバイアスパルス磁界を切ると
、Hipの存在のため、 3本のプロッホラインの中で
最後尾の1本だけ、ストライプドメインヘッドに戻り、
第4図(e)に示すような状態になり、ストライプドメ
イン全体のゼーマンエネルギーを低める。結局垂直プロ
ッホライン対が第4図(b)の位置から(e)の位置へ
安定した状態で転送されたことになる。・…し、ストラ
イプヘッドを通過する毎に、プロッホライン対の間の磁
化向きがHipの逆になるように、 もともとストライ
プドメインヘッドにあるプロッホラインと駆動されてく
るプロッホライン対の計3本のプロッホラインの間で、
プロッホラインの再編成がくり返されている。このよう
な転送機構を使うことにより、地磁気等の外部磁界に打
勝つ面内磁界を人為的にストライプトメ・イン長手方向
に加えておくことにより、外部じよう乱に強い垂直プロ
ッホライン対の転送を可能にした。
以下、本発明をその実施例1こ基づき、詳細に説明する
。本発明の主な点は膜面垂直磁化膜に存在するストライ
プドメイン周辺を形成するブロッホ磁壁内に存在する垂
直プロッホラインを情報記憶単位とするところにあるが
、以下の実施例ではメジャーマイナー構成を例にして垂
直プロッホラインメモリーの一形式を述べる。本実施例
ではメジャーラインでは従来通りバブルドメインを情報
単位とし、マイナーループをストライプドメインで構成
し、その周辺のブロッホ磁壁内に存在する垂直プロツボ
ライン(以下VBLという)を情報単位トスるものにつ
いて述べる0 第5図はチップの全体図である。全体の情報の流れを示
すと、まず、発生器4で書込まれた情報(バブルの有無
)は書込みメジャーラインを上から下へ移動するOこの
情報をマイナール−プ5へ記憶させるために、バブル6
の有無で示されたメジャーライン上の情報をマイナール
ーズヘVBLの形でトランスファーできるように、マイ
ナール−プをVBL  を保持できるブロッホ磁壁で構
成することが本発明の特徴であり、記憶容量の飛躍的向
上の重要なカギになっている。書込みライントランスフ
ァーゲート7により、マイナール−プにトランスファー
された情報(VBL )はマイナール−プを構成するス
トライブドメイン磁壁土を移動させることができる。マ
イナーループから読出しメジャーラインへの情報トラン
スファーはVBLからバブルへの変換を伴うOなお、こ
の読出しトランスファーゲート8はブロックレプリケー
タ機能も合せ持っている。
このようにマイナーループをバブル材料に存在するスト
ライプドメインで構成し、マイナーループ上での情報単
位としてバブルドメインの代りにVBLを用いることに
より、従来のバブルドメインを用いた素子に比較して約
2桁の記憶密度向上を達成できる。
以下、上記チップ各部の動作を詳細に説明する。
本実施例ではメジャーラインは曹込み、読出しともに電
流駆動方式CDCP )を採用した。従来よく使われて
いる面内回転磁界駆動方式では、面内磁界とマイナール
ープ上のVBLとの相互作用のため記憶情報が破壊され
る危険性が高いためである0但し、本発明では、VBL
対の安定転送を確保するため、ストライプドメイン長手
方向に面内磁界を常に加えである。
また、次に例示する書込みトランスファーゲートはメジ
ャー・ライン上のバブルとマイナーループを構成するス
トライプドメインヘッドとの相互作用を用いている。つ
まり、メジャーライン上にバブルドメインがあると、そ
れにつながるマイナーループを構成しているストライプ
ドメインのヘッドはバブルとストライプドメインの反発
相互作用のため、バブルから遠ざかることを利用してい
る。
第6図には、書込みメジャーラインにバブルがないとき
、マイナールーズのストライプドメイン磁壁にVBLを
書込む、いわゆる相補型トランスファーゲートの動作手
順を示す。本発明ではS=Qストライプドメインを用い
ているので、ストライプドメイン磁壁に何も記憶されて
いない状態ですでにストライプドメインヘッドに負のV
BL 14が1本存在している。トランスファーゲート
は4本の平行コンダクタ−9,10,11,12および
11.12の上に、絶縁層を介して形成した帯状コンダ
クタ−13からできている。マイナールーズを構成する
ストライプドメインはメジャーラインにバブルがない場
合、第6図(a)に示す位置に安定化させておく。
ストンイブトノインヘッドにVBLを作る方法として、
ここではコンダクタ−ライン10にパルス電R,I p
 1を与え、 ストライプドメインヘラドラ第6図(b
)に示す方向にダイナミックに移動させる方法を用いる
但し、本発明ではストライプヘッドにすでに1本の負の
V B Lかあるので、書込ろ動作の前にこのVBLを
ヘッドからはずしておく必要がある。
第6図(b)に示すように、VBLを反時計方向にスト
ライプドメイン磁壁土を周回させる。ます、ストライプ
ドメイン全体にVBIJ動用バイアスパルス磁界を加え
、VBL14をコンダクタ−13の右端まで移動させる
と同時にコンダクタ−13に矩形状電流を与え、Hip
に打勝つ面内磁界をコンタクタ−パターン13直下に生
じさせる。こうすることにより、VBLL4はコンダク
タ−パターン13の右端に保持しておく。そうすれは、
コンダクタ−IOに加えた■p1により、ストライプヘ
ッド部15のブロッホ磁壁部の磁化は1800回転し、
第6図(a)の向 ゛きから第6図(C1の向きに変る
。これは磁壁構造のダイナミックコンバージ璽ンという
。こうするこトニより、ストライプドメインヘッドの両
側に、ブロッホ磁壁の磁化が互いにぶつかり合うところ
15.16ができる。その部分がVBLと呼ばれるとこ
ろである。この状態でコンダクタ−13に与えていた矩
形状電流を切、ると−1、VBL16はHipの影響で
、VBL14とVI3L対を作り、メジャーラインなお
、この後、ストライプヘッドにあるVBL  15の符
号を反転するため、コンダクタ−11,12にパルス電
流を与えてストライプドメインヘッドを第6図(e)に
示すように切りとると、切りとった後のストライプヘッ
ドにはHlpの影響で負のVBL か入り、書込み動作
を完了したことになる。VEL15を■のまま残してお
くと、■のVBLと■のVBLが互いに再結合しやすく
、情報保持の安定性がよくない。なお、ストライプドメ
インから切りとった不用バブルは第6図の9,11のコ
ンダクタ−に平行パルス電流を与えてメジャーラインへ
移動すせ、最後に消去する。
マイナール・−プ内では○VBLの対を1ピツトドして
第7図に示すように情報が記憶される。■。
■、■、・・・・・・がそれぞれ1ビツトに対応する。
第7図に全ビット書込んだ情報列を示す。
次にマイナーループ内のビット周期つまり、VBL間隔
がどのようにして与えられるかを考える。2つのVBL
の間の相互作用として、VBLの場所に誘起される磁極
によって生じる静磁エネルギーと、磁壁内θ化のねじれ
による交換相互作用とがある。前者はVBLの間隔を縮
める向きの力を生じ、後者は逆にVBL同志を遠避ける
力を生じる。これら2つの力のつり合いから、2つのV
BL間の安定距離Soは、バブル材料のQ値(5Hk/
4πMs)が大きいときはSo=πAとおける0ここで
、(=(A/2πMs2)である。このSOはバブル材
料の特性長lにほぼ等しい。従って、ビット周期28o
=21となる。VBLの密度は1μmバブル材料を用い
ると、1−チップではストライプドメインンの数は50
00本、つまり、 磁壁の数は] 0000本となる。
l = 0.125 μmとすると、VBL対の間隔(
ビット周期)は21=0.25μmとなり、1crnの
長さの中の磁壁中にVBL対は4XlO’個入る0した
がって、1−中には4 XIOX 10 = 400メ
カビツト収答できる。VBLか高密度に等間隔で存在し
ているときは、VBL対の間隔はSoで安定化される。
しかし、VBL対が不連続に存在している場合、例えば
、”001010001・・・・・・“といっり情報列
を考えて、1ビツトずつ遂次転送できるよう転送パター
ン18をつけ、VBL間の引力Faおよび反発力Frを
利用してビット位置をきめた。
ここでは、−例として上記マイナールーズを構成するス
トライプドメイン上にストライプドメインの長手方向に
直角方向に28ojiG期で、幅So のパーマロイ薄
膜で作った平行細線パターンを形成し、平行細線の両側
に誘起される磁極とVBLとの相互作用を利用した。
VBLのマイナールーズに沿って転送は一つの方法とし
て、ストライプドメインにパルスバイアス磁界を加えて
ダイナミックに行なったo  VBLの速度VBt、は
磁壁の磁壁面法線向きの速度成分〜を用いて、VB−=
 (πQ”−/2α)−と書ける。
VBL対の間隔(ビット周期)は2πAであるからVB
Lを2πΔ動かすためのパルス磁界振幅Hと、となり、
振幅250eのパルス磁界の場合、その幅はIQ n5
ecあれば、VBLは2πA移動できることを意味して
いる。ここでは、VWとして、VBLがπΔの間隔で高
密度につまっている部分の値を用いた。その他の部分は
もっと速く移動できる〇つ才り、7wはVBLが高密度
につまっている部分とVBLがまったくない部分に比較
して約l/1000  になる。しかし、これはVBL
の遂次転送にはあまり影響を与えなかった口 耽出しトランスファーゲートはマイナーループを形成し
ているストライプドメイン磁壁にVBLとして記憶され
ている情報をバブルに変換してメジャーラインにトラン
スファーアウトし、かつ、マイ丈−ループ上の情報が破
壊されないようにするレプリケータ−の働きも兼備えて
いる。第8図にその動作原理を順を追って貌明する0ま
ず、第8図(a)に示すように、ストライプドメインヘ
ッドには○VBL 22がある。そのとなりの○VBL
対23を駆動するバイアスパルス磁界を印加しVBLを
反時計方向に移動する。次にコンダクタ−18,19に
対応して、絶縁1端を介して形成された帯状コンダクタ
−パターン21に矩形状電流を加え、コンダクタ−21
直下にHipに打勝つ大きさの左向き面内磁界を発生す
る。こうすることにより、VBL22、VBL対2対合
38図(b)に示す位置に保持しておいて、帯状コンダ
クタ−21の下に絶縁層を介して設置したコンダクタ−
パターン18.19に半平行パルス電流を与え、第8図
(clに示すようにストライプドメインヘッドを切りと
る。その後、帯状コンダクタ−パターンに与えた電流を
切る0こうすることにより、ヘッドを切りとった後のス
トライプドメインヘッドには帯状コンダクタ−パターン
により与えた左向き面内磁界を反映した○VBLが形成
される〇ストライプドメインヘッドから切りとられたバ
ブルはストライプドメイン磁壁土のVBL対の存在に対
応している。このバブル24をコンダクタ−パターン1
9.20に平行パルス電流を与え、読出しメジャこのよ
うに読出し部にあるストライプドメインヘッドはビット
安定位置にしておく。
なお、駆動条件はストライプヘッドにVBL対5かある
とき、その後にあるVBL26が第8図(bjの22の
VBLの位置にくるように設定する〇第8図に示すコン
ダクタ−18,1,9に電流パルスをロツホ磁壁の磁化
が互いに平行になっている場合と、不平行になっている
場合とで異なることがこのゲートでは利用されている。
この理由を簡単に述べる。コンダクターア、29の右側
にVBLがない場合と、ある場合とでは、コンダクタ−
28,29の間の領域のストライプドメイン磁壁(ブロ
ッホ磁壁部)内の磁化の向きが第10図に示すように異
なる。つまり、ストライプドメイン磁壁面(°こ垂直方
向から磁化のねじれの様子をみると、VBLがない第1
0図(a)の場合、磁化はストライプドメインを横切っ
たとき、完全に1回ねじれている。これに対し、VBL
がある第10図(b)の場合、磁化はドメイン内だけ半
回転ねじったようになっている。この場合、ストライプ
ドメイン幅を狭くしていくと、砲化間の交換相互作用が
高、まるため、ドメイン部の反転磁化はドメインの両側
と同じ向きに回転させられる。つまり、ドメインをなく
することによって交換エネルギーの上昇を回避する。
他方、第1O図(a)の場合、ドメイン部を通過するこ
とにより、磁化は1回転しているので、ドメイン幅を狭
くしたときの交換相互作用の上昇を第10図(b)に示
す機構では回避できない。代りに、ドメイン幅を縮めな
いようにすることで交換エネルギーの上昇を防いでいる
。このように、ストライフドメイン幅を狭くする過程で
の交換相互作用の上昇を回避する機構がストライプドメ
インヘッドにイブドメインの消失磁界を第10図(a)
およびrb)の磁壁構造のものについて比較した結果で
、第11図1に示す第10図(b)相当の場合が消失し
やすいことを示している。この機構のちがいを利用する
と、第10図に示したよう1こ、コンダクタ−27,2
8にパルス電流■p4を与え1 ストライプドメインを
分断しようとすると、ストライプドメインヘッドにVB
Lがない場合は第1θ図(a)に相当するため、第9図
(a)に示すように分断が難しい。他方、VBLisあ
る場合、第10図(b)に対応し、第9開山)に示す如
< 、G tarされやすい。このような動作を利用し
て、書込/)ライン上にバブルがない位置で、VBLが
マイナールーズに入り、かつ、読出しラインにバルブを
送り出す方式のバブル素子を形づくっている。
なお、ストライプドメインヘッドにマイナスのVBLが
ある場合、 ストライプドメインヘッド部他方、第10
図(a)の場合、ドメイン部を通過することにより、磁
化は1回転しているので、ドメイン幅を狭くしたときの
交換相互作用の上昇を第10図(b)に示す1区構では
回避できない。代りに、ドメイン幅を縮めないようにす
ることで交換エネルギーの上昇を防いでいる。このよう
lζ、ストライプドメイン幅を狭くする過程での交換相
互作用の上昇を回避する機構がストライプドメインヘッ
ドにブトメインの消失磁界を第10図(a)および(b
)の磁壁構造のものについて比較した結果で、第11図
(b)に示す第1θ図(b)相当の場合が消失しやすい
ことを示している。この機構のちがいを利用すると、第
工。
図に示したように、コンダクタ−27,28にパルス電
流I+)4 を与え、ストライプドメインを分断しよう
とすると、ストライプドメインヘッドにVELがない場
合は第10図(a)に相当するため、第9開−)に示す
ように分断か難しい。他方、vBLがある場合、第10
図(b)に対応し、第9開山)に示す如く、分断されや
すい。このような動作を利用して、書込みライン上lこ
バブルがない位置で、VBLがマイナールーズに入り、
かつ、読出しラインにバブルを送り出す方式のバブル菓
子を形づくっている。
なお、ストライプドメインヘッドにマイナスのVBLが
ある場合、ストライプドメインヘッド部を分断すると、
新たにてきたストライプドメインヘッドにもとのVBL
と同じものが再生されるのはHlpを加えているためで
ある。1tip9加えて右かないと、バブル磁界の面内
成分のため、必ずしもマイナスのVBLが再生されると
は限らなくなる。
次にVBL対の消去法1こついて説明する。
消去したVBL対2対合3I2図(al iこ示ずよう
に読出しメジャーライン側のマイナールーズのストライ
プドメインヘッドに駆動してもってくる。そうするとス
トライプドメインヘッドには第12図(blに示すよう
lこもともき存在している(−) VI3協と共に3本
の○■BLが集まる。このとき、コンダクタ−18゜1
9の間の領域ではストライプドメインの両側のブロッホ
磁壁内の磁化は平行になるため、コンダクタ−18,1
9に情報請出しのときき同じ電流パルスを与えると、第
12 DU (c)に示すように、ストライプドメイン
ヘッドは切りとられ、切りとら第1たストライプドメイ
ンヘッドにはHipの影響でもともとあったVBL22
と同じタイプのVHL 1本かレプリケートされる。
消去しようとしたVBL対2対合3トライプドメインヘ
ッドから、バブルに移っている。
したがって、ストライプドメイン上のVBL対おは消去
されている。なお、ストライプドメインヘッドから切り
は7.1′すれたバブルはメジャーラインへ移され、バ
ブル消去器3oへ転送する。
以上の本発明の出猟記録方法によれは従来のバブルメモ
リ素子に比べ約2桁の記録密度向上を実現でき、しかも
本発明において記憶情報単位として用いる垂直プロッホ
ライン対の安定な転送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で記憶情報単位として用いているブロッ
ホ磁壁中の垂直プロッホラインの説明図第2図はS=1
ストライプドメインのプロツボ磁壁中の○VBL対を示
す図、第3図はVELと面内磁界との相互作用の様子を
示す図、第4図は本発明にかかるS;0ストライプドメ
イン磁壁中のVBL対の運動を面内磁界が加わっている
状態について説明する図、第5図は本発明にかかる素子
チ、ブの全体構成図、第6図は本発明の書込みトランス
ファーゲートの一実施例の構造図、第7図は本発明のマ
イナールーズの一実靴例の構成図、第8図は読出しトラ
ンスファーゲートの一実施例の構造図、第9図、第10
図は、ストライプドメインヘッドにVBLをもたないス
トライプドメインおよびVBLをもっているドメインの
磁壁構造図、第11図は、ストライプドメイン消失の様
子をストライプドメインヘッドにVBLがない場合とあ
る場合とで比較した図、第12図は不発明Iこ力)力)
る素子におけるVBL対の消去法の一実施例の構造図で
ある。 各図においてlはブロッホ磁壁、2は垂直プロッホライ
ン、3は磁壁内磁化、4はバブル発生器、5はマイナー
ループ、6はバブル、7は傳込みライントランスファー
ゲート、8は読出しトランスファーゲート、9.10.
11. 12はコンタクタ−ライン、13は帯状コンダ
クタ−114は○VBL、 15゜16は■VBL、○
VBL、17は転送パターン、 18゜19、20はコ
ンダクタ−ライン、21は帯状コンダクタ−122ハ○
VBL 、 23g−L○VBL対、冴はバブル、アバ
○Vj3L対、26(ユ○VBL、27は検出器、あ。 29はコンダクタ−ライン、30はバブル消去器である
。 第 1 図 第2図 第3図 O 第4図 (C)                   0第5
図 第6図 5 第7図 第8図 第9図 829 第1O図 Δ ストライプドメインか゛分裂イる。 第12図 手続補正書(内光) 特許庁長官 殿 1、事件の表示   昭和57年 特 許願第2117
47号2、発明の名称  磁気記憶方法 3、補正をする者 事件との関係       出 願 人東京都港区芝五
丁1−.+ 33番1号4、代理人 〒108  東京都港区芝五丁]」37番8号 作友三
1■ビル口本電気株式会社内 (6591)  弁理士 内 原 電話 東京(03)456−3111(大代表)5、補
正の対象 6、補正の内容 2)明細書第1頁第17行目に「・・・を形成する。 ブロッホ磁壁」とあるのを[・・・を形成するブロッホ
磁壁」と補正する。 3)明細書第2頁第1行目、第2行目に亘る「存在する
、垂直プロッホライン」とあるのを「存在する垂直プロ
ッホライン」と補正する。 4)明細書第2頁第10行目に「ストライプドメインに
同符号」とあるのを「ストライプドメイン磁壁内に同符
号」と補正する。 5)明細書第2頁第12行目に「初期状態としてプロッ
ホライン」とあるのを「初期状態として磁壁内にプロッ
ホライン」と補正する。 6)明細書第3頁第16行目に「よく用いられる。バイ
アス・・・」とあるのを「よく用いられるバイアス・・
・」と補正する。 7)明細書第4頁第18行目、19行目に[負のプロッ
ホラインが2本存在する」とあるのを「負のプロッホラ
インが2本ストライプドメイン磁壁内に存在する」と補
正する。 8)明細書第13頁第16行目に「マイナールーズに沿
って転送」とあるのを「マイナールーズに沿っての転送
」と補正する。 9)明細書第14頁第4行、第5行に亘って「その幅は
IQ n5ecあれば」 とあるのを、[その幅が10
nSeCであれば」と補正する。 10)明細書第15頁第10行目に「半平行パルス電流
」とあるのを「反平行パルス電流」と補正する。 11)明細書第16頁第11行目に「不平行になってい
る」とあるのを「反平行になっている」と補正する。 12)明細書第16頁第20行目に「完全に1回ねじれ
」とあるのを「完全に半回転ねじれ」と補正する。 13)明細書第17頁第2行目に「ドメイン内だけ半回
転ねじった」とあるのを「ドメイン内だけ90°ねじっ
た」と補正する。 14)明細書第17頁第10行目に「磁化は1回転して
」とあるのを「磁化は完全に半回転して」と補正する。 15)明細書第18頁第12行目に「バルブを」とある
のを「バブルを」と補正する0 16)明細書第18頁第14行目、第15行目に亘って
「なお、ストライプ川・・・ヘッド部」とある部分を削
除する。 17)明細書第18頁第17行目に「磁化は1回転して
いる」とあるのを「磁化は完全に半回転している」と補
正する。 18)明細書第20頁第8行目K「消去したVBL対」
とあるのを「消去したいVBL対」と補正する。 代理人 弁理士  内 原  晋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 情報の読み出し、書き込み、蓄積の機能を備えてなる磁
    気記憶方法において、膜面に垂直な方向を磁化容易方向
    とする強磁性体膜(ツーり磁性体膜も含む)に存在する
    ストライプドメインの周辺のブロッホa壁中に作った相
    隣合う2つの垂直プロッホラインからなる垂直プロッホ
    ライン対を記憶情報単位として用い、前記ストライプド
    メインの初期状態を負のプロッホラインか2本存在する
    状態(S=0状態)にしておくことを特徴とする磁気記
    憶方法。
JP57211747A 1982-10-18 1982-12-02 磁気記憶方法 Granted JPS59101092A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57211747A JPS59101092A (ja) 1982-12-02 1982-12-02 磁気記憶方法
DE8383110378T DE3381067D1 (de) 1982-10-18 1983-10-18 Magnetische speicheranordnung faehig zum speichern von informationen in einer banddomaene in der gestalt eines senkrechten blochlinienpaares.
EP83110378A EP0106358B1 (en) 1982-10-18 1983-10-18 Magnetic memory device capable of memorizing information in a stripe domain in the form of a vertical bloch line pair
US06/542,963 US4583200A (en) 1982-10-18 1983-10-18 Magnetic memory device capable of memorizing information in a stripe domain in the form of a vertical Bloch line pair

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57211747A JPS59101092A (ja) 1982-12-02 1982-12-02 磁気記憶方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59101092A true JPS59101092A (ja) 1984-06-11
JPH0459711B2 JPH0459711B2 (ja) 1992-09-24

Family

ID=16610910

Family Applications (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5050122A (en) * 1986-02-28 1991-09-17 Hitachi, Ltd. Bloch line memory device and method for operating same
US5309388A (en) * 1991-02-28 1994-05-03 Hitachi, Ltd. Solid state magnetic memory device
US5327371A (en) * 1991-02-21 1994-07-05 Hitachi, Ltd. Information recording and reproducing apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5050122A (en) * 1986-02-28 1991-09-17 Hitachi, Ltd. Bloch line memory device and method for operating same
US5327371A (en) * 1991-02-21 1994-07-05 Hitachi, Ltd. Information recording and reproducing apparatus
US5309388A (en) * 1991-02-28 1994-05-03 Hitachi, Ltd. Solid state magnetic memory device

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JPH0459711B2 (ja) 1992-09-24

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