JPS59100788A - 脱水プレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明の分野は、織物（ウェブ、ｗｅｂ）材特に製紙機
械において形成される繊維ウェブ（ｆｉｂｒｏｕｓ　ｗ
ｅｂ）から水を抽出する機構に関する製紙工程において
は、形成ワイヤー上に繊維スラリーを沈澱させることに
よってウェブを形成する。この工程中スラリーがらは多
量の水が流出する。新しく形成されたウェブはプレスセ
クションに行く。フ゛レスセクションには直列のプレス
ニップがある。ウェブは最終的には乾燥セクションに行
くが、乾燥セクションには加熱された乾燥ドラムがある
。そこで希望′１−る量にまで水の含有量を減少さぐる
。

エネルギーコストの観点からは、乾燥セクションに入る
前にできるだけ多くの水をウェブから除去しておくこと
が望ましい。このセクションの乾燥ドラムはしばしば蒸
気によって加熱される。多量の水を除去する必要がある
時にはコストが高くなる。

隣接した一対のローラーによって形成されるニップを使
用するよりは、広がったプレスニップ（ｅｘｔｅｎｄｅ
ｄ　ｐｒｅ８ｓ　ｎ１ｐａ）を使用する方が有利である
ことがわかった。二ツブ中においてウェブが圧力を受け
る時間をのばすことによって多量の水を除去することが
できる。これらの事実は画業者によって認識されており
、いくつかの特許がなされている。これらの特許は３０
，２６８．４２０１６２べ４２２９２５３及び４２２９
２５４である。

繊維ウェブを脱水するために広がったプレスニップを使
う場合、ウェブは２つの水分吸収フェルトとベルトの間
にはさまれているこのフェルトはウェブ゛をその山」に
してシリンダー状プレスロールのまわりに巻かれている
。

一方ベルトは、フェルト及びロールに圧力を加えるよう
に配列されている。圧力シューはプレス部のベルトに圧
力を及ぼす。

広がったニップにおいてウェブを脱水するときにはある
問題が生ずる。ニップの先端のベルトにふくらみ（ｂｕ
ｌｇｅ　）が発生することがわかった。この問題はＵ、
　Ｓ、　Ｐ　４２２９２５３．４２２９２５４゜におい
て述べられ、ある釉のベルト構造が、この問題を克服す
べく提出されている。

命ｊヱと坏を一 本発明は繊維ウェブの脱水装置に関する。

この装置は、ロール及び特別設計のベルトによって与え
られる広がったプレスニップを含んでいる。ベルトは圧
力シューによってロール方向に押しつけられる。そして
ニップの中のフェルト及び繊維ウェブに圧力を与える。

込ませる。基礎織物の被＆・浸透側面はブレラシャーシ
ーに対してはたらき、第２１１１１１面はフェルト及び
ウェブに面している。この第２側面には、フェルト及び
ウェブがエラグを通過するときに水又は他の液体を移し
変えることのできる空隙がある。

このベルト構造のオＵ点は、次にある。

ベルトの製造中にマノドレルを必要としないため任意の
長さのものを作ることができる。

基礎織物は、従来の織物技術を使って継目なしにし次い
で材料を被覆してもよい。

最終構造は軽い。また製糸機械の条件下で操作しても十
分安定である。それは十分な摩擦抵抗を有しており、広
がったニップ装置で生ずるであろういかなる摩耗にも酬
えうる。

ゴムタイヤのように強健にされ、流動性を有し及び／又
は薄くはがれるような材料とは異なり、本発明のベルト
はもとの姿をそのまま維持する。本発明はまたプレスニ
ップ近くのふくらみの問題も解決した。

移動ウェブを脱水する本発明では広がったプレスニップ
が備わっている。エラグは、シリンダー状プレスロール
１２、圧力シュー１４及びベルト１６によって形成され
る。シュー１４はプレスロールに向い合うアーチ形表面
を有している。ベルト１６は、プレスロールの表面を押
すように配置されている。圧力シューのアーチ形表面は
、プレスロールとほぼ等しい半径を有している。プレス
ロールと圧力シューとの間の距離は従来の水圧又は機械
的装置（図示せず）によって調整できる。その装置はシ
ュー１４に枢軸的に取り付けられているロンド１８に連
結される。ロンドはシューに希望する圧力を加えるよう
にすることもできる。上述し寸だ第１．２図に示した圧
力シュー及びプレスロールは従来のものであり、本発明
では他の装置も利用可能である。

本発明のベルト１６の一実施例を詳細に第３図に示す。

ベルト１６は、モノフィラメントで績られマルチフィラ
メント又は紡績榎経糸（５ｐｕｎ　５ｔｕｆｆｅｒ　ｙ
ａｒｎｓ　）　２１を含む２層の基礎織物２０を有し、
基礎織物には重合材料２２を浸透させる。

ポリウレタンのような熱硬化性樹脂が浸透材として過当
であることがわかった。ポリプロピレンのような熱可塑
性樹脂でも良い。

基礎織物２０は、圧力シュー１１１面上における最終織
物に形成される好ましくない空隙のできる可ｎヒ性を浸
透によって排除しうるに十分な目のあらさである。これ
らの空隙が好ましくない理由は、これらの空隙のためベ
ルトとシューの間に使われる潤滑剤がベルトを通過しフ
ェルトと繊維ウェブを汚とすがらである。

覆経糸２１は透過性の十分低いバリヤーとなり、被覆及
び浸透工程中樹脂が側面に通過することを防止する。そ
れの最終構造は継目なしであり、かつ厚みは均一である
。織物は、抄紙機のもとでも十分に安定しているように
つくらなければならない。つまり、長さの安定性、幅の
安定性及び案内性（ｇｕｉｄｅａｂｉｌｉｔｙ　）がな
ければならない。

使用する熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂は１００％固形
組成とし、ベルト構造において樹脂の硬化工程中におけ
る気泡の形成を避けるべきである。気泡があると被覆側
面に空隙が生ずる。

ベルトの側面１Ｔは、圧力シュー１４と接触させるため
に滑らかにみがいてもよい。反対の面には空隙がある。

これは織方と浸透の欠如の結果である。ニップをウェブ
、フェルト及びベルトが通るとき液体は空隙の中に移動
することができる。

別の実施例を第４図に示す。構成物は第３図と同様であ
る。第４図の構成物は第３図の構成物にダラシな付けた
番号とした。第４図のベルト１６は、覆経糸２１によっ
て与えられたバリヤ一層を含む多重層構造である。これ
らの覆経糸２１はマルチフィラメント又は紡醜糸でよい
。ベルトは前述したように被程・浸透され、滑らかな不
透性表面１７となり他の一面は空隙を含む表面１８とな
る。ベルト１６の使用はベルト１６について前記したと
ころと同じである。

本発明の第２実施例では別の方法を使って重合体材料を
ベルト構造に導入する。第２の方法においては、重合体
材料は表面にプレスされる。浸入深さは使用する圧縮力
及び適用温度によって制御する。

熱硬化性又は熱可塑性重合体のどちらを使ってもよい。

熱可塑性重合体がこの方法では特に有利である。なぜな
らば、溶融状態におけるその粘性は温度によって制御可
能だからである。粘度を制御することによって浸入深さ
な制御することができ、また織物構造におけるバリヤー
の必要性も適切な重合体の場合は除去される。

この方法においては、ベルト１６は一対のローラーの−
まわりに自装置される。ローラーの一つはオイル加熱シ
リンダーである。シート形状の重合体材料をキャリバー
状にしてベルトと加熱シリンダーの間におき、シリンダ
ーのまわりを回転させる。シリンダ一温度を、重合体材
料を溶融し適当な粘度になる程度に維持する。次いでそ
れはシリンダー及びローラーのまわりのベルトの張力の
ためにベルトの中に押しつけられる。外側の圧力ロール
はもし必要ならば別の圧力を生じさせるために使っても
よい。重合体材料のシートはパリ抜きされ、ベルトの中
に押しこまれた材料に重なりが生じないようにする。

本発明により製造されるベルトには多くの優れた特性が
ある。ベルトは圧力シュー上を容易に移動し、シューか
ら織物及びプレスロールに圧力を伝達可能である。十分
な柔軟性を得ることができる。ベルトは、プレスニップ
を入れるに先立ち使用される潤滑剤によって影響される
ことはない。

従来知られているベルトと比較すると、本発明のベルト
はかなり薄くかつ軽い。厚いベルトには、ニップが内に
ある間流れてしまいやすいという欠点がある。たとえば
、本発明により熱硬化性樹脂をしみ込ませた２４６０ｘ
１７０　　のベルトは約２００ポンドである。膨張抵抗
特性を有し、また前記特許において明らかにされた構造
を有する似たような寸法のベルトは、約１２００ポンド
である。重いベルトとは異なり本発明では強化構造を必
要としない。

本発明のベルトの製造は、経済的かつマンドレル又はオ
ートクレーブを保つことなく行なうことができる。マン
ドレル−オートクレーブを使うと他のベルトの寸法は制
限されてしまう。従って任意の長さのベルトを生産でき
る。もし希望するならば織られた基礎構造の中にウェブ
を通してもよい。もし基礎構造が継目なしに織られてい
ないのならば、製紙産業において織物を形成するために
オＵ用する従来の結合技術を使って継目なしに結合する
。

本発明により作製したベルトは第１図に示す装置ですｌ
」用される。

ベルト１６は圧力シューと圧力ローラとの間におかれて
いる。ベルトの滑らかな被覆側面１７はシューとかみ合
う。

第１及び第２フエルト２６と２７の間に運ばれる繊維ウ
ェブ２４はプレスニップ１０の中に導入される。シュー
１４とかみ合っているベルト１°ｒの側面はニップの先
端におかれた潤滑手段によって潤滑される。

穴が生じたり表面が不規則になった場合にはベルトは簡
単に修理される。損傷を受けた部分を溶剤で清浄化し適
当な量のコーティングをブレードで注ぐ。表面を硬化さ
せるために熱針を使う。その表面は次に砂でみがくこと
ができる。

基礎構造が優れた柔軟性をもち、被覆を最小に維持でき
るので、ベルト表面が曲げ疲労のために破壊されるとい
うことはない。これは、キャリパ−が低いため被核表面
の表面平面は曲げ中立軸から最小のところにあるからで
ある。このため曲げが加えられている間表面平向の伸び
及び圧縮力は減少する。

本発明で利用するベルトは、各糧の製紙機械で使用する
ために必要な特性をもつ重合体拐料からでき℃いる基礎
織物を含んでいる。

１１を材料としてポリウレタン、ポリプロピレン以外の
材料も使用可能である。空隙をつくるために多層ベルト
を望むときはベルトの織方を変えてもよい。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の広がったプレスニップの階段側面図で
ある。第２図は第１図のプレソニックの正面部分断面図
である。第３図は本発明で使用するベルトの側部階段断
（２）図である。 第４図は本発明で使用するベルトの他の実施例であり側
部階段断面図である。 １０　ニップ　　　１２　プレスロール１４　シュー　
　　１６．１６　　ベルト１７．１７側面　　　　１８
　ロンド １８′　　空隙　　　　２０　基礎織物２１．２１覆経
紡績糸　２２　重合体材料２４　繊維ウェブ ２６．２７フエルト ２８　潤滑装置 矛３０ ％伴図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　シリンダ状外部表面をもつプレスロール；全体に
   滑らかで不透性表面をもつ柔軟なベルト； 該プレスロールと該ベルトによって形成される二ツブ； 該二ツブの中ＶＣある製紙フェルト手段；及び該ベルト
   の滑らかで不透性の表面とかみ合う外部光間をもつ圧力
   シュー； 該ベルトが重合体材料を浸透させた基礎織物からなり； 該ベルトの第１側面が全体に円滑で不浸透性の表面であ
   り； 該ベルトの第２側面はクエプ、フェルト及びベルトがニ
   ップを通るときにフェルトから液体を移し取る空隙ン含
   んでおり；とからなり、 圧力シューの外部表面がベルトを介してニップの中にあ
   る繊維ウェブ及びフェルト手段に圧力を与えるものであ
   ろ； 繊維ウェブ脱水プレス。 ２　ベルトにしみ込ませる浸透剤が１００％固形組成物
   である特許請求の範囲第１項記載のプレス。 ３、基礎織物が表面にでない覆経糸層を含む多層織物で
   さる特許請求の範囲第１項又は第２項記載のプレス。 ４、ベルトにしみ込ませる浸透剤が水質的に１００襲固
   形ポリウレタン樹脂である％許請求の範巳第１項記載の
   プレス。 ５、　基礎織物が、繊らｎたものである％許請求の範囲
   第１項又は第２項記載のプレス。 ６、　マルチフィラメント又は紡績である覆経糸を除き
   、基礎織物が七ノフィラメントである特許請求の範囲第
   ３項記載のプレス・７、　継目なしの基礎織物を用意し
   ； 第２面に空隙をつくるために基礎織物に浸透の流れを制
   限する手段を与え； 織物に重合体樹脂を一面から注入することにより該織物
   を被覆・浸透し； 滑らかな表面を形成するよう硬化させることからなる広
   がったプレスニップに使用する継目なしベルトの製造方
   法。 ８、浸透のｌ１ｌｉすれを制限するための手段が■合体
   材料の６１Ｅれに対するバリヤーとなる覆経糸を含む特
   許請求の範囲第７項記載の方法。 ９、　エンドレスの基礎織物を用意し；加熱シリンダー
   −及び第２０−ジーの筐わりに該基礎織物を取り付け； 該基礎織物とシリンダーの間に該基健織物より融点の低
   い重合体ジ−トン導入し；該ベルトに第２０−シーで張
   力を加え；該重合体材料が溶融し、基礎織物の張力のた
   めに生ずる圧力によって基＃ｌ緻物に押しつけられ、該
   重合体材料がシリンタ“−に面する基礎織物の側面に滑
   らかな表■を形成するようにシリンダーを加熱使用する
   熱及び圧力を制御することにより基礎材料への重合体羽
   料の浸入深さを制御して織物の第２側面に空隙を与える
   ；ことからなる広がったプレスニップにおいて使用する
   ための継目なしベルトを製造する方法。 １０、基礎織物の構造を、浸透を受けた面から離れた面
   において空隙を与えるように選んだ特許請求の範囲第７
   項記載の方法。 １１、基礎織物及び重合体シートがシリンダー上にある
   ときにこれらに圧力を与える第３０−ラーを織物ループ
   の外側に含んでいる特許請求の範囲第９項記載の方法。 １２、織物に重合体材料を浸透させた後に該織物のエツ
   ジのパリ抜きを含む特許請求の範囲第９項記載の方法。