JPS59100208A - 製鋼法とその装置 - Google Patents

製鋼法とその装置

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JPS59100208A
JPS59100208A JP58081840A JP8184083A JPS59100208A JP S59100208 A JPS59100208 A JP S59100208A JP 58081840 A JP58081840 A JP 58081840A JP 8184083 A JP8184083 A JP 8184083A JP S59100208 A JPS59100208 A JP S59100208A
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vacuum
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agitation
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/10Handling in a vacuum
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はとりべ製鋼法およびその装置に係り、特に米国
特許第3,501,289号に記載の方法ならびに装置
に対する改良をその目的としでいる。
製鋼業においては増大するコストならびにその他の要因
に帰因して1960年半はとりべ製鋼技術を進歩すべく
努力がなされた。その一つとして、真空アーク脱ガスと
して知られる方法がついに開発されるに至つた。、この
方法には3つの基本的な特性が利用されている。即ち、
適正な真空レベルに課する工程と、ガスか<はん工程な
らびに鋼がこの真空とガスかくはんとの同時効果を受け
る時点に実施する交流(以下「AC」と称す)アーク加
熱工程の3つである。真空ならびにガスかくはんを施す
■処理は米国特許第3,236,635号に記載の如き
方法に達しており、この特許の内容は本明細書に参考引
用されている。この方法は、この発明の譲受人により又
その後もその他の人により広く商業上に使用されたが、
鋼の許容温度降下により時間制限があつた。米国特許第
3,501,289号に例証されたようなACアーク加
熱の他の特性により、温度降下制限が除かれエンドポイ
ント脱ガスが可能となり同時にその他の処理を実施する
のに使用できもしくは単に生産制限に要するよく制手段
として利用のできるように任意の時間が得られる。
真空アーク脱ガス(以下VADと称す)が開発され立証
されているので、この方法ならびに他のとりべ製鋼法技
術は、炭素鋼および低合金鋼の製造にもつとも迅速にし
て簡単しかも経済的な方法として確立されている。
実際、とりべ製鋼は現在市場でもつとも一般的な製鋼技
術の1つである。にも拘らずこのきわめて烈しい競走的
な製鋼時代には各製鋼業者は更にそのとりべ製鋼コスト
を下げることが必須とされでいる。これは、とりべ製鋼
に要する時間がエネルギならひにスペースミニ減少する
ことにより達成できる。
プロセス時間の短縮は生産高を増加するのに重要であり
、これにより処理鋼トン当りの資本コストを下げVAD
をUHP二ユ−マチツク炉と同程度のものにすることか
できる。とりべ製鋼の場合、溶湯がとりべに保持されて
いる間熱を失うので時間の経過に温度降下と同じになる
。この熱損失は溶解炉内で過熱したり又はとりべ内のア
ーク加熱により袖うことができる。いづれにしても高価
な電気エネルギの消耗をともなうものであるが、これは
下記の新規にしてユニークな技術を用いてVADプロセ
スを短縮することによりかなり低減ができる。又は、プ
口セス時間の短縮により、溶解工場においてより多くの
時間とスペースの両方を消費する多重ステーションの単
一目的設備の補助的複雑性をともなうことなしに廃ガス
ならびにアーク加熱を同時に実施できるような単一プロ
セススデーシヨンの使用が可能となる。
本発明はVADプロセスにおける元素の重要特性の3つ
(真意、アーク加熱ならびに或るかくはん作用)に対す
る新規性のある改良に基いている。
これらの改良はそれぞれ単独で又いづれか2つの組合せ
若しくは同時に実施できるものであり、真空やアーク加
熱ならひにかくはんの基本的要件のようには互いに依存
するものではない。3つの新しい技術とは、(1)鋼沸
騰又はプロセス時間に適せ−る勾配調整真空レベル、(
2)初期グロー発光を受けるため真空レベルに比例して
電極電圧をオンライン式に変化する、(3)熱量の増加
につれ十分な金属の循環流を保証する装置の設置の3点
である。
以下混乱を避けるための3つの技術をそれぞれ説明する
(1)真空沸騰の勾配調整 塩基性VAD製鋼プロセスに用いる蒸気ジェツトエジェ
クタは通常61/4対1に近い圧縮比をもつている。水
素を迅速に除くためには、シーボルトの法則によれは水
素1ppm又はそれ以下の溶解度レベルがかなり高いも
のであつても絶対圧約0.5mmHgの真空レベルを必
要とする。シーボルトと実際の真空レベルとの差は水素
が真空鋼界面から爆発して出るのに必要な駆動力である
。絶対圧1mmHg未満の真空レベルの必要を立証した
経験により実際問題として下記に示すような必要段数の
熱気ジェツトエジェクタが示される。
Hgインチ絶対圧表示の全真空レベル       作動レベル×圧縮比=吐  出  圧第1
段   0.5  ×6.25=  3.125(約3
”)第2段   3.125×6.25= 19.53
(約20”)第3段  19.52 ×6.25=12
2.06(約120”)第4段 120.06 x6.
25=762.89(約760”)エジェクタを適当に
作動させるため、各段ステージをその作動範囲内で適当
に機能せしめるべく順次ボンプ圧を下けねばならぬ。例
えば4段系の場合、大気中に放出される第4段が最初に
作動される段で、絶対圧120mmHgに近づくまで作
動する唯一の段であり、次いで第3段が作動し以下これ
に準じる。これらの段は真空計の視察で手動で作動、も
しくは時間又は真空レベルのいづれかにより自動的に順
次作動させることができる。
これら2つの自動装置系のいづれでも最少のポンプダウ
ン(減圧)時間が得られない。特に、これらは製鋼法な
らびに脱酸工程、真空装置系における湿度、水分又は凝
縮により変動する鋼およびスラツグ中におけるガス負荷
に備えることができない。鋼およびスラツグ中に高ガス
負荷が含まれだ状態での余りにも迅速なボンプダウンは
損害の大きい沸騰こぼれを引き起こすことがあり、ポン
プダウンか余りにも遅いと時間およびエネルギの消粍を
ともなう。
本発明の勾配調製方法においては、第1段階入口又は高
圧室又は真空タンクにおける真空レベルを検出し、とり
べ真空室(又は真空とりべ)からエジェクタ装置系を隔
離バルブで隔離する一方自動的に各段階を最適の段作動
圧力で作動開始させる隔離バルブは常時は開いており、
とりべ内の沸騰がふちにまで上昇した時にだけ絞られる
。沸騰は隔離バルブの肉眼視察か沸騰高さ検出の自動コ
ントロールもしくは沸騰高さの上昇を予想することによ
り沸騰を上記の最大許容高さ近くに保持しそれから次の
下位のエジェクタ段階例えは第2段を作動開始せしめ自
動装置によりパルプの位置を応答設定する。
この技術により、沸騰高さのコントロールに各段の作動
を開始したり停止させるようなわづらわしくかつ時間の
かかる操作から作業員は解散される。即ち、従来技術の
場合各段を止めるにつれ沸騰は完全に静まり装置系を再
び最大の許容沸騰レベルまでポンプダウンせねばならぬ
。この増加手続きは十分なガス(主にCO)が鋼から除
かれるまで繰り返され全段ならびに最大真空を利用でき
る。これとは対照的に、本発明に開示せる如く絞りをと
もなつたポンプダウンにより終始最大の脱ガスが可能と
なりこれにより沸騰こぼれなしに最小可能なポンプダウ
ン時間が得られる。
絞り概念の一つの実施例の場合、第1段入口の絞りが作
業員によりコントロールされる状態で連続する段を作動
開始する(即ち、連続する段を所定の時間間隔でカツト
インする)時間の自動コントロールの使用をともなうこ
とができる。この作業員の干渉は、沸騰高さに応答して
絞りバルブをコントロールする働きをする沸騰高さ検量
装置の使用によりこれを無くすことができる。
更に複雑な設備においては、炭素沸騰ならびに脱酸工程
をマイクロプロセツサに送り、それにより最適サイクル
を得るよう真空勾配低下と時間との関係をコントロール
することができる。
(II)初期グローを避けるためのオンライン電極電圧
対真空レベルの比例変更 第2の技術は制御されたポンプダウンをともなつたりも
しくはともなわずに使用ができるものであり真空レベル
の増加をともなつたオンライン電圧低下によりサイクル
時間を短縮しそれにより初期グローを回避する。
VADは通常、僅かな真空をもたらす初期閉塞室条件か
らグローをともなわざる真空下における最適の加熱のた
めの絶対圧200mmHgの真空で作動する。装置系は
グロー光輝をともなわずに絶対圧200mmHgの僅か
下方になることも有るが、均一な作業達成のためには下
記表に示された如き通常の作動方法である所の絶対圧約
200mmHgに保持することによりグロー発光を避け
る。
上記第1表は空気中鋳込み非脱ガスの温度におけるもつ
とも普通の脱ガスを施した溶湯出湯を示している。脱ガ
スの熱損失は真空アーク加熱により補われる。この66
トン溶湯および5−1/4メガワツト3相AC電力のた
めのサイクルは44分を要しその間アーク加熱を25分
間にわたり便用する。白熱光輝範囲を避けるべくアーク
は200mmHgにおいてだけ使用し225ポルトで電
弧発生を行う。
上記の同様な66トン溶湯のための本発明も又225ボ
ルトで作動されるが、僅か18分にしか過ぎない。装置
系のポンプダウン減圧にともなつて自動的もしくは手動
式に電圧を低減させることのできるオンライン式のタツ
プ変換器を使用し、それにより第2表に示すようにグロ
ー発光のとどかない所に保つ。
       66トン装置の設計要素0− 2min
     採取テスト 2−10min     損失8°/min又はBタツ
プで2−1/2゜            /minで
加熱10minとその後   Bタツプ225ボルト5
250KW180            ボルト33
67KWでゲイン4−1/2°/          
  min             Dタツプ150ボルト233
8KWで損            失1°/min 
           Eタツプ138ボルト1979
KWで損            失2°/min  
          Fタツプ118ボルト1447K
Wで損            失3°/min真空し
や断及び採取テスト 損失2°/minとりべにクレン
連結   損失2°/min       アークおよ
び真空減圧特性200mmHgまで   1−1/2か
ら2min要す−Bタツプ235          
  ボルトでグロー発光なしに200mmで電    
        弧作用可能 20Ommより20mmHgまで 2min要す−Cタ
ツプ180ボルトで            グロー発
光なしに20mmで短時間電弧           
 作用可能 20mmより2mmHgまで 2min要す−Dタツプ
150ボルトで            グロー発光な
しに2mmで短時間電弧作            用
可能 2mmより1mmHgまで 1min要す−Eタツプ1
38ボルトで            グロー発光なし
に1mmで短時間電弧作            用可
能 アーク発生を伴わさる低真空レベルにおける脱ガス温度
のよく制されない損失が常に発生しているので低電力で
も電力を保持し続けることにより二重の節約がもたらさ
れる。従つて、真空アーク加熱の際入力が低いとしても
エネルギは通常アークの無い時間中に溶湯により吸収さ
れる。このエネルギ吸収により普通更に熱の損失をもた
らすような真空時間を短縮し、勿論溶湯熱又は鋼中の保
有エネルギによりプロセス時間が指定される。
真空レベルおよびアーク加熱にともなうグロー発光の回
避は最大電流20,000アンペヤで0.006オーム
のインピーダンスを有する66トンVAD設備で実験的
に決定された。低いインピーダンスとより大きな電力を
有するより強力な装置系の場合、アーク作用は実際には
脱水素範囲内で発生する。このような結果は80ボルト
と100ボルトの間の電圧で絶対圧1mmHg以下の予
備テスト時に立証されている。
この第2の新しい技術は短絡条件をもたらず真空−電圧
関連のグロー発光の問題を避けるものであり、これによ
り金属溶湯内への熱を減らしAC電力伝達設備の過熱を
低減する。真空のポンプダウンの割合を調節し同時にア
ーク電圧を低減することによりVAD装置系においては
更にグロー発光を避けることができる。この技術により
、熱を溶湯に加え更に若しくは普通のアークのないポン
プダウン期間中の熱損失を少くする一方グロー発光をと
もなわさるアーク作用の発生が可能となる。
100mmHg以下に減圧する一方この加熱期間中かな
りの量の酸素除去が達成され、これにより絶対圧を下げ
る一方より均等な沸騰が可能となる。例えば米国特許第
3,665,696号の4頁の第1欄72−75行が参
照される。これによりフリーボ−ドの低いとりべの沸騰
こぼれの可能性が減少し、更に又プロセス時間が短縮さ
れる。
第1表ならびに第2表には従来のVADを本発明の低減
電圧サイクルに比較した場合次の如く16%の時間節約
が得られることを示している。
従来のVAD   44min 低減電圧サイクル 37min 従つて節約分   7min又は7/44=16%の時
間節約電圧低減は又16%のエネルギ節約をも示してい
る。
従来のVAD   $2.12/ton低減電圧サイク
ル $1.80/ton節約代=$2.12−$1.8
0=$0.32/ton         第3表 コスト節約:従来のVAD対本発明 繰返すがこの時間およびエネルギの16%なる節約は一
回の溶解66トンに基いている。同様な節約がVAD処
理の任意の溶解サイズに対して発生する。
サイクルタイムで7分という節約(強力な装置系ではこ
の数字はもつと大きいものとなる)の意義はニューマチ
ツク炉からの40分という出湯間の時間を考えると重要
である。在来の44分のVADサイクルタイムの場合塩
基性酸素炉に適合できるため2台の装置が必要となり、
他方37分という短かいサイクルタイムは1つのVAD
の利用を可能にする。
更に、高真空でアークを使用できる能力によりVAD電
圧低減サイクルより更にサイクルタイムを短縮すること
ができる。電気装置系統の巧みな設計により、十分な電
流が低電圧で溶湯に流れることができる程度に装置系統
のインピーダンスをおとすことが可能である。即ち、グ
ロー発光範囲を避け絶対圧1mmHg又は未満の圧力で
2000KWの範囲のエネルギを与えるのに十分な程下
げることが可能である。このアーク加熱は、電圧低減サ
イクル中に示される節約以外に6−7分という時間節約
をともないながら全サイクルを通じて続行する。
一例をあげると、上述の如き66トンのVAD設備の使
用により安定せるAC加熱アークが次の如く1mmHg
又はそれ末満の圧力で得られる。
0.707の力率でリアクタンスX=3.5×10−3
+2.54=13100アンペアを有する電気装置系で
は、 KW=131000×100×■3×1/1000=2
27260トンの中炭素鋼の場合、 若し通常の損失経験が6°Fとすると、4°Fの温度上
昇は僅か2°Fの正味損失をもたらす。
要約すると、通常の条件の場合6分ないし7分の追加の
サイクルタイム節約が達成できる。この時間節約は第3
図に示されており、この図面では「新しい」サイクルと
してすぐ上に述べたばかりの新技術と「改良型」サイク
ルとじて本文に記載の技術を実施したVADサイクルを
開示している。
通常、高度に塩基性のスラツグはきわめて高い融点(約
1.632℃、3000°F)を有している。
在来のVAD処理時にはスラツグは固まり流動性を失い
直空に対する金属小滴の露出を妨げ易い。
高真空範囲へのアークの使用によるスラツグの余分の流
動化により普通のVADサイクルに比して最大0.6p
pm分だけH2除去が容易となる。、(III)溶湯量
増加に伴う十分な金属循環流の確保在来のVAD装置系
の場合、ガス追放減源は、壁や底部に挿入した多孔性の
耐火材、又は同様に挿入した羽口、ないし、2は摺動型
バルブ内における吹入れ装置のいづれの形態をとるにせ
よ1個だけ使用される。しかし篤くべきことには、かな
りの溶湯回数にわたつて調査した所が66トンの一回分
溶湯に1つ以上の追放れんがを使用した場合0.3pp
mの水素の減少があつた。
VADの作動には、脱ガスされてない金属を金属・スラ
ング・真空の境界面に移し込むため適当なかく乱が必要
すので、追放又はかく乱の装置の適当な作動が必須なも
のとなる。平均25杯のとりべ分の66トン溶湯のライ
ニングと追放プラツグおよび調整ブロツクは以下の如く
追放セツト当りトン当り13−1/2セントのコストに
なる。
追放ブロツクとプラツグ(れんが)のセツト=$223
.0266トン×25=1650トン/セツト又は13
−1/2セント/トン複式追放設備では当然ながらこの
トン当り13−1/2セントというコストは2倍になる
が、(イ)0.3ppm水素低減。(ロ)数分にわたる
短縮脱ガス時間、又は(ハ)大溶湯量に対する複式設備
の安全のいづれをとつてもコスト増加を補つて余りがあ
る。
連層、追放れんが又はプラツグはもつとも効果的になる
よう底部の半径中間に設けられ最大50トンを上手に処
理する。最大5CFM(一台のコンプレツサーの馬力)
の場合、沸騰こぼれが発生する。それにも拘らず、とり
べ直径ならびに容量の増加にともない120°間隔に追
加の追放点を設けるのが更に一段と効果的であると立証
されている。
現行資料の外挿的適用により下記表はコスト面で正当化
されるものである。
 溶湯量           追放れんがの数50ト
ン迄        1 半径中間50トンから150
トン迄 2 半径中間120°間隔150トンを超える
    3 半径中間120°×120°間隔第1図は
本文の第1表および第2表の資料の比較グラフを示す。
斜線部分は、21分後における低減開始により以前のピ
ーク温度2936°が約2907°に下げられたことを
示している。当業者には自明のごとく温度低下は耐火材
浸食を減少するものであるから、上記の斜線部分は時間
、エネルギおよび耐火材摩耗上の節約を示している。第
1図には又、所望温度である2850°が電圧低減によ
り37分で得られ、低減なしには44分かかつている。
同様に、第3図の場合、2850°はフル真空アーク加
熱により30分で到達し、これに対し在来サイクルでは
44分かかつている。
第2図はタンク内の中炭素低合金鋼の一般的な脱ガスサ
イクルを示す。これによれば、約200mmの真空は1
−1/2分で達し、20mm真空は4分で、2mm真空
は5−1/2分、そして1mm真空は7分で達している
以上より当業者には明らかな如く、上述の3種類の特徴
なるものは互いに相反したり打消し合うものではなく、
又いづれの1つもしくは2つも他の作動や非作動に依存
するものではない。従つてこれらの諸特徴は在来のVA
Dプロセスに関連して単独もしくは任意の2つの組合わ
せないしは全部を同時に利用できるものである。
本発明はその好適実施例について、図示説明せるも、当
業者には自明の如くその主旨ならひに範囲内で更に修正
変更ができるものである。従つて、本発明は本文記載の
範囲に限定されるものではなく関連する先行技術の見地
より解しやくされる本文付属の特許請求の範囲のみによ
り制限されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は勾配調整真空レベル特性の適用により達成され
た時間節約を示すグラフ、第2図は在来のVADプロセ
スに対比し本文記載の改良点の実施により得られる時間
と温度の節約を示す時間・圧力カーブ、第3図はフル兵
空即ち1mmHg未満におけるACアーク作動の微細さ
を示す時間・温度・圧力カーブである。 代理人 浅 利   皓

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ひとかたまリの溶鋼を漸増真空装置ならひに鋼の
    かたまりの底部領域から溶鋼を表面に運びそこで該溶鋼
    に真空をかけられるように効果的なかくはん装置に同時
    にかける段階と、真空とかくはんとの装置に同時にさら
    されている前記鋼に、前記同時の真空とかくはん装置が
    作動している前記時間の少くともその一部の間にわたり
    電極装置と前記鋼との間にとはされる交流加熱アークを
    かける段階とより成る製鋼法にして、漸増真空装置の適
    用を沸こぼれなどのようなプロセス制限条件に適合させ
    る段階と、鋼にかける真空を絞り装置によりコントロー
    ルする段階とを特徴とする製鋼法。
  2. (2)特計精求の範囲第1項による製鋼法にして、漸増
    真空装置は蒸気ジエツトエジエクタ装置であり、絞り装
    置は常時開位置に維持されプロセス制御条件が観察され
    る時にだけ絞られる隔離バルブであることを特徴とする
    製鋼法。
  3. (3)ひとかたまりの溶鋼を漸増真空装置ならびに鋼の
    かたまりの底部領域から溶鋼を表面に運びそこで該溶鋼
    に真空をかけられるように効果的なかくはん装置に同時
    にかける段階と、真空とかくはんとの装置に同時にさら
    されている前記鋼に、前記同時の真空とかくはん装置が
    作動している前記時間の少くともその一部の間にわたり
    電極装置と前記鋼との間にとばされる交流加熱アークを
    かける段階とより成る製鋼法にして、交流加熱アーク電
    圧を絶対圧真空レベルの減少と共に減少する段階を有し
    、アーク電圧は常にグロー発光を避けるべく十分低いこ
    とを特徴とする製鋼法。
  4. (4)特許請求の範囲第3項による製鋼法にして、交流
    加熱アーク電圧は約1mmHg以下の圧力範囲で交流加
    熱アークを維持せしめ得るレベルに低減されることを特
    徴とする製鋼法。
  5. (5)特許請求の範囲第4項による製鋼法にして、電圧
    は約90ボルトより高くないレベルに維持されることを
    特徴とする製鋼法。
  6. (6)ひとかたまりの溶鋼を漸増真空装置ならびに鋼の
    かたまりの底部領域から溶鋼を表面に運びそこで該溶鋼
    に真空をかけられるように効果的なかくはん装置に同時
    にかける段階と、真空とかくはんとの装置に同時にさら
    されている前記鋼に、前記同時の真空とかくはん装置が
    作動している前記時間の少くともその一部の間にわたり
    電極装置と前記鋼との間にとばされる交流加熱アークを
    かける段階とより成る製鋼法にして、がス追放装置の適
    用により鋼をかくはんする段階を有し、前記ガス追放装
    置は、溶鋼のかたまりの中心部分に関して互いに約12
    0°に位置した少くとも2つのガス放出個所を含み、そ
    れぞれのガス放出個所は溶鋼のかたまりのほぼ中間半径
    上に位置していることを特徴とする製鋼法。
  7. (7)特許請求の範囲第1項による製鋼法にして、真空
    レベルの減少と共に交流加熱アーク電圧を減少する段階
    を有し、アーク電圧は常にグロー発光を避けるべく十分
    低いことを特徴とする製鋼法。
  8. (8)特許請求の範囲第7項による製鋼法にして、ガス
    追放装置の適用により鋼をかくはんする段階を有し、該
    ガス追放装置は、溶鋼のかたまりの中心部分に関して互
    いに約120°に位置した少くとも2つのガス放出個所
    を含み、それぞれのガス放出個所は溶鋼のかたまりのほ
    ぼ中間半径上に位置していることを特徴とする製鋼法。
  9. (9)ひとかたまりの溶鋼を漸増真空装置ならびに鋼の
    かたまりの底部領域から溶鋼を表面に運びそこで該溶脩
    に真空をかけられるように効果的なかくはん装置に同時
    にかける段階と、真空とかくはんとの装置に同時にさら
    されている前記鋼に、前記同時の真空とかくはん装置が
    作動している前記時間の少くともその一部の間にわたり
    電極装置と前記鋼との間にとはされる交流加熱アークを
    かける段階とより成る製鋼法にして、真空レベルの減少
    と共に交流加熱アーク電圧を減少し該アーク電圧は常に
    グロー発光を避けるべく十分低くしている段階と、ガス
    追放装五の適用により鋼をかくはんする段階とを有し、
    該ガス追放装置は、溶鋼のかたまりの中心部分に関して
    互いに約120°に位置した少くとも2つのガス放出個
    所を含み、それぞれのガス放出個所は溶鋼のかたまりの
    ほぼ中間半径上に位置していることを特徴とする製鋼法
  10. (10)とりべ製鋼装置にして、処理すべきひとかたた
    まりの溶鋼を保持する装置と、ひとかたまりの溶鋼を漸
    増真空装置にかけるための装置と、鋼のかたまりの底部
    領域から溶鋼を表面に運びそこで運ばれた鋼に真空をか
    けられるように効果的な鋼かくはんのための装置と、前
    記ひとかたまりの鋼が真空とかくはんを同時に受けてい
    る時間の少くともその一部にわたり、政調に電極装置と
    該鋼との間にとばされる交流加熱アークをかけるための
    装置と、漸増真空装置の適用を沸きこぼれなどの如きプ
    ロセス制限条件に適合させるための装置とを組合わせ包
    含する、とりべ製鋼装置。
  11. (11)特許請求の範囲第10項による装置にして、第
    一に、漸増真空装置は蒸気ジェツトエジェクタ装置であ
    り、第二、適用装置は蒸気ジェツトエジェクタ装置を絞
    るよう作動する該装置内に設けた隔離バルブであること
    を特徴とする装置。
  12. (12)とりべ製鋼装置にして、処理すべきひとかたま
    りの溶鋼を保持するだめの装置と、ひとかたまりの溶鋼
    を漸増真空装置にかけるための装置と、鋼のかたまりの
    底部領域から溶鋼を表面に運びそこで運ばれた鋼に真空
    をかけられるように効果的な鋼かくはんのための装置と
    、前記ひとかたまりの鋼が真空とかくはんを同時に受け
    ている時間の少くともその一部にわたり、該鋼に電極装
    置と該鋼との間にとばされる交流加熱アークをかけるた
    めの装置と、真空レベルの減少と共に交流アーク電圧を
    減少するための装置とを組合わせ包含する、とりべ製鋼
    装置。
  13. (13)とりべ製鋼装置にして、処理すべきひとかたま
    りの溶鋼を保持するための装置と、ひとかたまりの溶鋼
    を漸増真空装置にかけるための装置と、鋼のかたまりの
    底部領域から溶鋼を表面に運びそこで運ばれた鋼に真空
    をかけられるように効果的な鋼かくはんのだめの装置と
    、前記ひとかたまりの鋼が真空とかくはんを同時に受け
    ている時間の少くともその一部にわたり、該鋼に電極装
    置と該鋼との間にとばされる交流加熱アークをかけるた
    めの装置と、ガス追放により鋼のひとかたまりをかくは
    んするための装置とを組合わせ包含する、とりべ製鋼装
    置。
  14. (14)特許請求の範囲第13項による装置にして、前
    記ガス追放装置は溶鋼ひとかたまりの中心部分に関し互
    いにほぼ120°に位置した少くとも2つのガス放出構
    造を有しており、それぞれの構造は溶鋼ひとかだまりの
    ほぼ中間半径上に位置することを特徴とする装置。
JP58081840A 1982-11-30 1983-05-12 製鋼法とその装置 Granted JPS59100208A (ja)

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FR2536764B1 (fr) 1989-11-17
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