JPS589875B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPS589875B2
JPS589875B2 JP53096934A JP9693478A JPS589875B2 JP S589875 B2 JPS589875 B2 JP S589875B2 JP 53096934 A JP53096934 A JP 53096934A JP 9693478 A JP9693478 A JP 9693478A JP S589875 B2 JPS589875 B2 JP S589875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
bolt
recess
sealing material
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53096934A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5524246A (en
Inventor
岩本利行
桜井祥己
北条貞宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP53096934A priority Critical patent/JPS589875B2/ja
Publication of JPS5524246A publication Critical patent/JPS5524246A/ja
Publication of JPS589875B2 publication Critical patent/JPS589875B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、受口内面と挿口外面との間に介装されるシー
ル材の抜け出し阻止を図った管継手に関するものである
従来、受口内面と挿口外面との間に介装したシール材が
管内の流体圧で抜け出すのを阻止するため、たとえば特
開昭50−82622号公報に示すように、シール材に
隣接して配置した押輪に係合するボルトを、受口の外面
から該受口に螺着したものが試みられている。
ところが、地中に埋設した場合に、土と接触するボルト
部分が腐食して十分機能しなくなり、押輪の移動阻止が
不十分となり、これによりシール材の管内流体圧による
移動中変形が生じ易くなって止水性が劣化することがあ
る。
また、受口の製造にあたってボルトを螺着するねじ孔を
設ける必要があり、製造能率が悪い。
本発明は、上記のようなボルトの腐食による止水性の劣
化がなく、かつ受口の製造性の良い管継手の提供を目的
とするもので、受口内面と挿口外面との間に受口開口側
から押輪とシール材を配置し、押輪よりも受口開口側で
受口内面に設けた凹部に受口外面から孔を貫通させ、こ
の孔に挿通するボルトに螺着されてその上部が前記凹部
に係合されるとともに、その下部が前記押輪と係合され
るナットを配設し、かつ前記凹部にナットが係合された
ときの前記ボルトの先端と挿口の外面との間の間隔を、
前記凹部の最小深さよりも小さく構成したものであって
、以下その一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は受口、2は挿口であり、受口1の
内面には受口1の奥側から小径部3と大径部4とが設け
られている。
大径部4の内面と挿口2の外面との間にゴム製の環状の
シール材5が介装され、シール材5と受口1の開口側に
隣接して押輪6が配置されている。
受口1の開口端の近傍には周方向適当間隔おきに四部7
が設けられ、凹部7に受口1の外面から貫通する孔8が
設けられている。
各孔8には頭9a付きのボルト9が受口1の外面から挿
通され、押輪6と保合可能なナット10が凹部7に嵌合
してボルト9に螺着されている。
ナット10は平面形状が略正方形に形成されている。
ボルト9の先端と挿口2の外面との間の間隔lは、四部
7の最小深さmよりも小さく設定されている。
なお、凹部7は上記のように周方向適当間隔おきに設け
る代シに、環状に形成してもよい。
このような構成であると、押輪6がナット10を介して
受口1の凹部7の内面に係合することにより、シール材
5の管内流体圧による抜け出しが阻止される。
また、シール材5が押輪6でバックアップされることに
よりシール材5の変形が拘束され確実なシールがなされ
る。
シール材5の抜け出し力はナット10を介して受口1に
伝えられ、ボルト9に抜け出し力が作用することがない
そのため、ボルト9にはあまり強度を要せず、まだボル
ト9のねじ山を損傷することがなく、継手解体作業に支
障をきたすことがない。
長期使用する間にボルト9の頭9aが腐食により脱落し
ても、ボルト9の先端の間隔lを凹部7の深さmより小
さく設定してあることにより、ナット10が凹部7から
脱することがない。
そのため、ボルト9の腐食にかかわらずゴム輪の抜け出
し阻止機能が維持される。
また、従来のボルトを受口に螺着するものと異なり、受
口1にはボルト9の挿通される孔8を設けるだけでよく
、ねじ切り加工を要しないので、受口1を鋳造したまま
ほとんど無加工とすることができる。
ところで、従来のシール材を受口内面に圧着することに
よりシール材の固定を行なう形式の管継手では、シール
材を受口内径よシも大径に形成することから、シール材
受口への装着が困難で、特に管口径が大径となる程、こ
れが著しい。
つぎに、接合作業について説明する。
まず、挿口2に押輪6およびシール材5を預け、シール
材5および受口1に滑材を塗布する。
ついで、挿口2を受口1に挿入し、シール材5を挿入器
具で受口1内の所定位置まで挿入する。
この後、押輪6を受口1に挿入し、さらに受口1にボル
ト9およびナット10を設置し、ボルト9を締め付けて
接合作業が完了する。
第2図は他の実施例を示し、押輪6と隣接して爪付リン
グ11を挿口2に外嵌させてある。
爪付リング11は内周両側縁に環状の爪12a,12b
を有し、外面に凹部13を有しており、凹部13に挿入
したボルト9の先端で挿口2の外面に押付けられている
まだ、凹部13にはナット10の一部が四大しており、
押輪6は爪付リング11を介してナット10に係合可能
である。
このように構成した場合は、爪付リング11の爪12a
,12bが挿口2の外面に圧接することにより、受口1
と挿口2との間の離脱防止機能を得ることができる。
本発明は、以上説明したように実施することができ、こ
れによれば、受口内面の凹部に嵌合してボルトに螺着さ
れたナットに押輪を係合させるように構成したので、シ
ール材の管内流体圧による抜け出しが阻止されるのみな
らず、シール材が押輪でバックアップされることにより
その変形が拘束され確実なシールがなされ、さらにシー
ル材の抜け出し力はナットを介して受口に伝えられるた
めボルトに抜け出し力が作用せず、そのためボルトには
あり強度を要せず、またボルトのねじ山を損傷すること
がなく、継手解体作業に支障をきたすことがない。
また長期使用する間にボルトの頭が腐食により脱落して
も、ボルトの先端の間隔を凹部の最小深さよシ小さく設
定してあることにより、ナットが凹部から脱することが
なく、ボルトの腐食にかかわらずゴム輪の抜け出し阻止
機能が維持される。
また、従来のボルトを受口に螺着するものと異なり、受
口にはボルトの挿通される孔を設けるだけでよく、ねじ
切り加工を要しないので、受口を鋳造したままほとんど
無加工とすることができ、受口の製造性の良好な管継手
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。 1…受口、2…挿口、5…シール材、6…押輪、7…凹
部、8…孔、9…ボルト、10…ナット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 受口内面と挿口外面との間に受口開口側から押輪と
    シール材を配置し、押輪よりも受口開口側で受口内面に
    設けだ凹部に受口外面から孔を貫通させ、この孔に挿通
    するボルトに螺着されてその上部が前記凹部に係合され
    るとともに、その下部が前記押輪と係合されるナットを
    配設し、かつ前記凹部にナットが係合されたときの前記
    ボルトの先端と挿口の外面との間の間隔を、前記凹部の
    最小深さよシも小さく構成したことを特徴とする管継手
JP53096934A 1978-08-08 1978-08-08 管継手 Expired JPS589875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53096934A JPS589875B2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53096934A JPS589875B2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5524246A JPS5524246A (en) 1980-02-21
JPS589875B2 true JPS589875B2 (ja) 1983-02-23

Family

ID=14178158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53096934A Expired JPS589875B2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589875B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61291331A (ja) * 1985-06-19 1986-12-22 Hitachi Ltd 間欠駆動伝達機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271728A (en) * 1975-12-11 1977-06-15 Tsutomu Matsuyama Locking mechanism of pipe joint

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914219U (ja) * 1972-05-10 1974-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271728A (en) * 1975-12-11 1977-06-15 Tsutomu Matsuyama Locking mechanism of pipe joint

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5524246A (en) 1980-02-21

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