JPS5898565A

JPS5898565A - 階段用踏板支持具

Info

Publication number: JPS5898565A
Application number: JP56196701A
Authority: JP
Inventors: 隅田　英
Original assignee: SUMIDA SHIYOUTEN KK
Current assignee: SUMIDA SHIYOUTEN KK
Priority date: 1981-12-03
Filing date: 1981-12-03
Publication date: 1983-06-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、階段用踏板支持具に復する。

階段を施工する際に特に注意を要することとして、踏板
の水平度を確保すること位び各段のステップ高さの均一
化を計ることを挙げることがでへる。

ところで、従来は、平行に配される２本の支持桁に一定
間隔で溝を堀り、この溝に踏板の両端部を嵌め込む（踏
板醍び支持桁が埃に今頃がら成るときは溶接することも
ある）、或いは階下のフロアと階上のフロア間に架設し
た１本の支持桁ｌこ、垂直に起立する支柱を取付け、こ
の支柱で踏板のはソ中央部を支持するなどの方法により
階段を施工しているのが一般的である。

しかしながら、これでは、第１図に示す如きＵ字形成い
は第２図のＳ字形、さらには図示しないコ字形や螺旋階
段のように、一部又は全体がカーブする場合の支持桁の
製作が難しく、しかも首記の要求に応えるには、墨付け
、加工等に熟練した技術と多くの手間及び時間を要する
。

また、施工現場によって階段の形状醍び寸法が変わるこ
とが多いので、踏板はともかく、支持桁を規格化して量
産化しても不経済となることが帯く、従って支持桁の大
量生産が難しく、その結東施工費用が高くなることも問
題点の一つとしてあげられ、さらに工場で予め支持桁を
作っておくと軒昂がかさげるので運搬が大変で費用もか
さむことになる。

この発明は、上記の問題を解決するためになされたもの
で、その目的は、施工作業が簡略化され、しかも量産化
が可能な階段の踏板支持具を提供するにある。

この発明は、一段もしくは数段の水平な踏板支持部を有
する支持部材の先端部ヒ面と後端部ド面に、少なくとも
一方が筒体で、他方がその内径穴に杉合する大きさの接
就具を、それぞれ垂直に起立して取付けた構成とし、こ
れを複数つなぎ合わせて固定し段状に連続する踏板支持
桁を形成するようにしたところに特徴を有するものであ
り、以下、添付第３図乃至第８図に示す実施例に基いて
、その構成を詳しく説明する。

第３図及び第４図は、一段（一枚）の踏板を支持するよ
うにした支持具の一例を示す。この支持具１は、踏板の
は譬中央部を支持する水平な支持部２を形成しかつ長さ
方向に耐ねじり剛性を持たせた支持部材３と、その先端
部、ヒ面に垂直に起立して取付けられた円筒状の第１の
接続具４及び支持部材３の後端部下面に垂下して設けら
れた円筒状の第２の接続具５から成り、上記第１の接続
具４が第２の接続具５の内径穴に適合する大きさとされ
、次に接続される支持具１（第４図鎖線参照）の第２の
接続具５にスライド自在に挿入される゛ようになってい
る。

上記第１の接続具４には、これを次の段の支持具に固定
する固定手段６が設けられている。この固定手段６は、
第４図及び第５図を見てわかるように、対向して接続具
４の穴に挿入され、中心に挿通したボルト７により互い
に引き寄せられる１対の撲式締付具８，８′と、各締付
具の外周テーパ而９，９′と係合する位置において、周
方向に等間隔で筒体に設けた２以上の貫通孔に、スライ
ド可能に挿入された一球１０又は両端を球面としたピン
（図示せず）から成り、上記ボルト７を操作して締付［
８，８’を引き寄せると、そのテーノ（面９゜９′に押
された鋼球１０が鎖線で示す支持具の接続具５内面に圧
接し、この支持具が任意のステップ高さを確保したとこ
ろで固定される。ここで、上記の固定手段６を採用する
とへは、締付具８，８′の自重で一球１０又はピンが孔
から押し出されないよう、例えば発泡スチロール等より
成る圧縮可能なスペーサ１１を、各締付具Ｂ、８′の間
と下部空間に介在しておくのが望ましい。才だ、図の実
施例は、ボルト７を、支持具のＬ部より操作するように
しているので、このときには、支持部材３゜接続具５の
穴に対応するボルト操作穴１２を設ける。

次に１．上記第１の接続具４は、溶接するなどして支持
部材３と一体化してもよく、また第６図のように、支接
部材３にねじ孔１３を設け、この孔に上記ボルト７又は
これ以外のボルトを利用して着脱自在に取付けると、施
工作業がより能率的に行える（その理由は後述する）。

また、接続具４ｇＬび５は、その位置関係が逆であって
もよい。また、両者は角筒嵌合させてもよく、また、ス
プライン式嵌合、即ち、接続具５の内部に一定間隔で縦
長の溝又は突条を設け、接続具４には上記溝又は突条に
係合する突条又は溝を設けて両接続具を嵌め合わせても
よい。いずれの場合も実施例と同様に各段のステップ高
さの調整が可能でかつ限られた範囲で水平方向角度の調
整もできる。ただし、図のように円筒嵌合させると、接
続される２つの支持具の水平方向角度を無段階に変える
ことができ、その利用範囲が広まる。なお、接続具４，
５が円筒嵌合する場合は、例えば操作穴１２の縁に基準
目盛を、一方接続具４の端面には上記基準目盛りと対比
して水平方向の接接角度を読み取る角度目盛を設けてお
くと便利であの市めねじ６′であってもよく、また上述
のものは、いずれも無段階にステップ高さを調整でへる
が、その必要がないと外は図示しない貫通孔を接続具４
．５に一定間隔で設け、これに市めビンを挿入して２つ
の支持具を固定することもできる。さらに、接続具の嵌
合部を溶接すれば固定手段そのものを省略で西る。しか
もこれ等の方法即ちねじ市め法、ビン市め法、溶接法を
採る場合は、第１の接埼具４を中空にする必要がない。

以上説明した支持具は、１枚の踏板を支持するものであ
り、これを複数接続することにより各段毎にステップ高
さを調蟹することができる。しかし、施工する階段によ
っては、全ての高さ調整と踏板の水平方向角度の調整を
要求されないこともあり、従って、このような場合には
、支持具１を第７図に示すような形、即ち、支持部３を
最初から複数の踏板支持面２を有する段状に形成し、そ
の先端部ヒ面と後端部下面にそれぞれ上記と同様の接続
具４，５を取付けることにより、施工作業の一層の簡略
化を計ることがでへる。

なお１．上記支持具はいずれも踏板支持具２上に、第３
図の符号１４で示すような吸音マットを取付けておいて
もよい。また、支持具１はそのま＼使用してもよいが、
合成樹脂、ゴム或いはその他の素材よりなるカバーで側
部及び底部を覆うと外観を麦しく仕上げられる。

以上から成る支持具１は、第８図のように、それぞれの
接続具４を次段の支持具の接続具５に挿入し、次いで各
段のステップ高さをスケール等を使って調整した後、嵌
合した接続具同志を固定する。そして、これを順次繰り
返し、階下と階−Ｆ間にまたがる連続した段状の踏板支
持具を形成し、これに踏板Ａを取付けて階段が完成する
。このとさ、接続具４，５が同筒嵌合するものであれは
、各支持具１の水平方向接続角度を任意に定められ乙の
で、首記したＵ字、５字、コ字或いは螺旋の階段であっ
ても、その形状に適した支持桁を容易に得ることができ
る。また、この発明の支持具は、作業面で、階上から階
下に向かって組立てるのが好ましいが、この方法を採る
と、最下段の支持具の接続具４を、次段の接続具５に挿
入することがでへないので、ここには、接着具４を着脱
自在とした支持具を使用する。即ち、その接続具４を予
め支持部材３より外しておけば支持具１の先端部をＬ段
接着具５の下方に挿入することができ、その後上段の支
持具に設けた穴から接続具４を挿入しボルト７で最下段
の支持具に固定する。なお、支持具を下から組立てると
きは、勿論、接続具４の着脱は要求されない。

以り説明したこの発明の踏板支持具は、その接続高さを
自在に変えることがでへるので、施工現場に合わせて階
段のステップ高さを揃えることができ、また、接続具を
円筒嵌合するようにしたものは、水平方向の接続角度を
任意に設定できるので、これを複数つなへ合わせること
により、各種形状の階段に合った踏板の支持桁を簡単に
形成することができ、さらに、踏板は、支持具の支持面
が水平にされているため、その、ヒにボルトＩＥめする
だけで水平度を確保できるので、階段の施工作業が大巾
に簡略化され、熟練した技術をもち合わせていなくても
階段の施工が可能になる。

また、同一形状の支持具で種々の形状の階段に合った支
持桁を形成できるため、支持具の揄産化が可能で、これ
により階段の施工費用も安価に抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、この発明を適用する階段の一例を
示す平面図、第３図はこの発明の支持具の一実施例を示
す斜視図、第４図は同上の断面図、第５図は第４図のＸ
−Ｘ線に沿った断面図、第６図及び第７図は他の実施例
を示す１１１１面図、第８図はこの組立状態を示す側面
図である。１・・・支持具、２・・・踏板支持面、３・・・支持部
材、４・・・第１のノ続具、５・・・第２の接続具、６
・・・固定手段、６′・・・止めねじ、７・・・ボルト
、８，８・・・模式締付具、１０・・・鋼球、１２・・
・穴、１３・・・ねじ孔、Ａ・・・踏板。特許出願人　　株式会社隅田商店

Claims

【特許請求の範囲】（１）　　一段もしくは数段の水平な踏板支持面を有す
る支持部材の先端部上面と後端部下面に、少なくと七一
方が筒体で、他方が上記筒体の内径穴に屑合する大きさ
の接続具をそれぞれ垂１育にし立して取付けた構成とし
、これを複数っなゲ合わせて固定することにより、段状
に連続する踏板支持桁を形成するようにしたことを特徴
とする階段用踏板支持具。（２）上記両４絖具のうちいずれか一方を、ボルトを介
して支持部材に着脱自在に取付けたことを特徴とする特
許請求の範囲第（１）項記載の階段用踏板支持具。＋３＋　　ｉ　記筒体から成る一方の接続具の穴及び他
方の接続具の外周をそれぞれ円形とし、接続される２つ
の支持具間における水平方向接続角度を調整可能にした
ことを特徴とする特許請求の範囲第１１）項又は第（２
）項記載の階段用踏板支持具。（４）　　ヒ記両接続具のいずれか一方に基準目盛を、
他方の接続具には上記目盛りと比較でへる位置に水平方
向の角度目盛を付したことを特徴とする特許請求の範囲
第（３）項記載の階段用踏板支持具。（５）　　上記他方（挿入される側）の接代具を筒体と
してその中にボルトにより引へ寄せられる一対の楔式綱
付具を設け、さらに筒体には周方向に等間隔で２以−Ｆ
の雁通孔設けてその中に鋼球又は両端を球面としたビン
を挿入し、この鋼球又４ピンを上記締は具によって筒体
の外周に嵌合した他の支持具の接続具内面に押圧し、接
続部を固定するよ１うにしたことを特徴とする特許請求
の範囲第１１項乃至第（４）項のいずれかに記載の階段
用踏板支持具。（６）　　上記支持部材の踏板支持１ｍヒに、吸音マッ
トを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
乃至第（５）項のいずれかに記載の階段用踏板支持具。