JPS5898389A - ガスホ−ルの製造方法 - Google Patents
ガスホ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS5898389A JPS5898389A JP19729281A JP19729281A JPS5898389A JP S5898389 A JPS5898389 A JP S5898389A JP 19729281 A JP19729281 A JP 19729281A JP 19729281 A JP19729281 A JP 19729281A JP S5898389 A JPS5898389 A JP S5898389A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasoline
- alcohol
- mixt
- crude alcohol
- molecule
- Prior art date
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- Pending
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガソリンにアルコール乞添加してなるガスホー
ルの製造方法に関する。
ルの製造方法に関する。
最近、石油資源の有効利用及び節約χ目的として、石油
或いはこれから精製されるガソリンの代替物として種々
のものが提供されている。その1つとしてガソリンにア
ルコールを添加して得られるガスホールが挙げられる。
或いはこれから精製されるガソリンの代替物として種々
のものが提供されている。その1つとしてガソリンにア
ルコールを添加して得られるガスホールが挙げられる。
そしてガソリンに加えるアルコールとして、砂糖キビ等
のバイオマスを蒸留して得られる粗製アルコールがあり
、この粗製アルコールはエチルアルコール96チ、水4
%の共沸混合物(latm。
のバイオマスを蒸留して得られる粗製アルコールがあり
、この粗製アルコールはエチルアルコール96チ、水4
%の共沸混合物(latm。
78.3℃)であるため、分留によってはこれ以上水分
を少なくすることができない。そしてこのような粗製ア
ルコール乞そのままガソリンに混入した場合、粗製アル
コールを構成するエチルアルコール分子(C2H50H
)及び水分子(H2O)は夫々が一部電離し、CzH:
OI(”、 H” 01fF)状態トナ’)、水素
結合によって複数の水分子、複数のエチルアルコール分
子或いは水分子とエチルアルコール分子が結合した所謂
会合状態となっており、これを殆んど電離しないガソリ
ン中に添加すると、粗製アルコールの比重が大きく、且
つ相容性が低いため二層状態となって水を分離する。そ
の結果、収容器等の錆の発生などの不具合を生じ、特に
この傾向は低温領域において著しい。
を少なくすることができない。そしてこのような粗製ア
ルコール乞そのままガソリンに混入した場合、粗製アル
コールを構成するエチルアルコール分子(C2H50H
)及び水分子(H2O)は夫々が一部電離し、CzH:
OI(”、 H” 01fF)状態トナ’)、水素
結合によって複数の水分子、複数のエチルアルコール分
子或いは水分子とエチルアルコール分子が結合した所謂
会合状態となっており、これを殆んど電離しないガソリ
ン中に添加すると、粗製アルコールの比重が大きく、且
つ相容性が低いため二層状態となって水を分離する。そ
の結果、収容器等の錆の発生などの不具合を生じ、特に
この傾向は低温領域において著しい。
このため現在では、脱水工程を経ることによって粗製ア
ルコール?無水アルコールとし、これをガソリンに混合
せしめるようにしている。したがって、余分な工程を必
要とし製造に手間がかかり、コスト的な面でも問題があ
る。
ルコール?無水アルコールとし、これをガソリンに混合
せしめるようにしている。したがって、余分な工程を必
要とし製造に手間がかかり、コスト的な面でも問題があ
る。
本発明者等は上述の如き従来の問題点に鑑み、これを有
効に解決すべく本発明をなしたものであり、その目的と
する処は粗製アルコールの会合割合乞可及的に減少せし
めろことによってガソリンにブレンドした場合に互(・
の相容性乞向上せしめ、且つ低温特性にも優れたガスホ
ールの製造方法を提供するにある。
効に解決すべく本発明をなしたものであり、その目的と
する処は粗製アルコールの会合割合乞可及的に減少せし
めろことによってガソリンにブレンドした場合に互(・
の相容性乞向上せしめ、且つ低温特性にも優れたガスホ
ールの製造方法を提供するにある。
斯る目的を達成丁べ(本発明は粗製アルコールとガソリ
ンとの混合液に超音波を作用せしめ、超音波の振動エネ
ルギーによって生じるキャビテーション効果により粗製
アルコールの会合割合7減少せしめ、ガソリンとの相容
性を向上せしめるようにしたことをその要旨としている
。
ンとの混合液に超音波を作用せしめ、超音波の振動エネ
ルギーによって生じるキャビテーション効果により粗製
アルコールの会合割合7減少せしめ、ガソリンとの相容
性を向上せしめるようにしたことをその要旨としている
。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
する。
図は本発明方法の実施に用いる超音波処理装置の一例を
示したもので、超音波処理装置1は高周波電力乞供給す
る超音波発振機2と、振動子部3と、処理部4とからな
り、振動子部3には電気エネルギーを機械的エネルギー
に変換する振動子5を配設し、この振動子5の周囲をケ
ース6で囲み、ブース6内に冷却水を循環せしめるよう
にしている。
示したもので、超音波処理装置1は高周波電力乞供給す
る超音波発振機2と、振動子部3と、処理部4とからな
り、振動子部3には電気エネルギーを機械的エネルギー
に変換する振動子5を配設し、この振動子5の周囲をケ
ース6で囲み、ブース6内に冷却水を循環せしめるよう
にしている。
また振動子5の下部はコーン7によって構成され、コー
ン7の下半部はケース6から下方に突出し、更にコーン
7の下端にホーン8が連結されている。
ン7の下半部はケース6から下方に突出し、更にコーン
7の下端にホーン8が連結されている。
そして、前記処理部4には粗製アルコールとガソリンと
の混合液に振動を与えるための処理器9乞配役している
。この処理器9には上面に開口し、その径が上記ホーン
8よりも大径の孔部10馨形成し、この孔部10を処理
室とし−ており、また上記孔部10の底部は混合液が流
5人する流路11と連結し、この流路11馨中間部にお
いて枝分れさせ、一方を粗製アルコールの入口と連なる
流路12、他方をガソリンの入口と連なる流路13とし
ている。そして孔部10の側壁からは混合液馨取り出す
出口流路14を形成している。また上記ホーン8は孔部
10内に挿入されろとともにゴム等の弾性材15を介し
てその中間部が孔部10の上端部に保持されている。
の混合液に振動を与えるための処理器9乞配役している
。この処理器9には上面に開口し、その径が上記ホーン
8よりも大径の孔部10馨形成し、この孔部10を処理
室とし−ており、また上記孔部10の底部は混合液が流
5人する流路11と連結し、この流路11馨中間部にお
いて枝分れさせ、一方を粗製アルコールの入口と連なる
流路12、他方をガソリンの入口と連なる流路13とし
ている。そして孔部10の側壁からは混合液馨取り出す
出口流路14を形成している。また上記ホーン8は孔部
10内に挿入されろとともにゴム等の弾性材15を介し
てその中間部が孔部10の上端部に保持されている。
以上の如き処理装置乞用いた本発明の実施の一例を以下
に述べる。
に述べる。
先ず流路12及び13内に粗製アルコールとガソリンと
を流し込み、流路11を介してこれらの混合液を孔部1
0内に流入せしめる。そして、これと同時に超音波発振
機2YONとする。すると、この発振機と接続されてい
る振動子5が振動し、この振動がコーン7及びホーン8
を介して超音波として孔部10内の混合液に伝達される
。
を流し込み、流路11を介してこれらの混合液を孔部1
0内に流入せしめる。そして、これと同時に超音波発振
機2YONとする。すると、この発振機と接続されてい
る振動子5が振動し、この振動がコーン7及びホーン8
を介して超音波として孔部10内の混合液に伝達される
。
このようにホーン8によって機械的振動乞混合液に与え
ると、キャビテーション効果即ち流体中に空間を生じる
空洞現象によって粗製アルコール中の会合しているエチ
ルアルコール分子及び水分−子が解離し、単一の分子状
態でガソリン中に分散する。その結果粗製□アルコール
とガソリンとの混合液は一種の完全溶液(分子レベルで
混じり合っている溶液)に近い状態となる。
ると、キャビテーション効果即ち流体中に空間を生じる
空洞現象によって粗製アルコール中の会合しているエチ
ルアルコール分子及び水分−子が解離し、単一の分子状
態でガソリン中に分散する。その結果粗製□アルコール
とガソリンとの混合液は一種の完全溶液(分子レベルで
混じり合っている溶液)に近い状態となる。
したがって出口流路14から取り出されるアルコールと
ガソリンの混合液(ガスホール)は1女に二層に分離す
ることがなく、且つ低温においても安定したものとなる
。
ガソリンの混合液(ガスホール)は1女に二層に分離す
ることがなく、且つ低温においても安定したものとなる
。
尚、以上は本発明の実施の一例に過ぎず、使用する超音
波処理装置は上記に限らず任意であり、また超音波(1
〜1000 KHz )の範囲も任意であるが、30K
H2程度が好適する。そして更に粗製アルコールのみを
最初に超音波処理し、これをガソリンに添加することも
可能である。
波処理装置は上記に限らず任意であり、また超音波(1
〜1000 KHz )の範囲も任意であるが、30K
H2程度が好適する。そして更に粗製アルコールのみを
最初に超音波処理し、これをガソリンに添加することも
可能である。
また超音波処理する場所は、自動車用に用いる場合であ
れば、精油所、タンクローリ−、ガソリンスタンド、ス
タンドのガン、自動車の燃料タンク或いはキャブフロー
ト室等で行なえばよい。
れば、精油所、タンクローリ−、ガソリンスタンド、ス
タンドのガン、自動車の燃料タンク或いはキャブフロー
ト室等で行なえばよい。
以上の説明で明らかな如(本発明によれば、粗製アルコ
ールとガソリンとを混合してガスホールを製造するに際
して、超音波処理を施すことで、キャビテーション効果
を作用せしめ粗製アルコール中の会合割合を減少せしめ
るようにしたので粗製アルコールとガソリンとが容易に
混り合い、特に低温においても二層に分れて水暑分離す
る等の問題が生じない等多大の利点を発揮する。
ールとガソリンとを混合してガスホールを製造するに際
して、超音波処理を施すことで、キャビテーション効果
を作用せしめ粗製アルコール中の会合割合を減少せしめ
るようにしたので粗製アルコールとガソリンとが容易に
混り合い、特に低温においても二層に分れて水暑分離す
る等の問題が生じない等多大の利点を発揮する。
図面は本発明方法を実施するために用いる超音波処理装
置の概略側面図である。 尚、図面中1は超音波処理装置・、2は超音波発振機、
5は振動子、7はコーン、8はホーン、9は処理器であ
る。 特許出願人 本田技研工業株式会社
置の概略側面図である。 尚、図面中1は超音波処理装置・、2は超音波発振機、
5は振動子、7はコーン、8はホーン、9は処理器であ
る。 特許出願人 本田技研工業株式会社
Claims (1)
- 粗製アルコールとガソリンとを混合し、この混合液に超
音波馨作用せしめ、この超音波の振動エネルギーによっ
て生じるキャビテーション効果によって粗製アルコール
の会合割合乞減少させ、粗製アルコールとガソリンとの
相容性を高めるようにしたガスホールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19729281A JPS5898389A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | ガスホ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19729281A JPS5898389A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | ガスホ−ルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898389A true JPS5898389A (ja) | 1983-06-11 |
Family
ID=16372031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19729281A Pending JPS5898389A (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | ガスホ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898389A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10167434B2 (en) | 2014-02-25 | 2019-01-01 | Saudi Basic Industries Corporation | Integrated hydrocracking process |
-
1981
- 1981-12-08 JP JP19729281A patent/JPS5898389A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10167434B2 (en) | 2014-02-25 | 2019-01-01 | Saudi Basic Industries Corporation | Integrated hydrocracking process |
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