JPS5898160A - 発泡シ−ト等に対する帯電防止剤等の塗布方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、発泡シート等に対する帯電防止剤等の塗布
方法及び装置に関し、夕景のエネルギーにて万遍に且つ
無駄なく帯電防止処理を行なえるようにしたものである
。

従来より発泡ポリスチレンシート又は他の発泡シート等
については、非常に帯電性が高いため、塵埃が付着し易
く汚れ易いほか、成形品の貯蔵時に摩擦等が生じると発
火し易い欠点があった。そのため帯電防止剤を包含した
処理液を、スプレーガンによる噴霧、或はロール方式に
よる塗布等にて付着させていたが、いずれの方法にても
付着ｉｔが多くなシ易いと共に帯電防止液の付着のため
の装設としても高価なもので、さらには取扱等の作業性
も悪いという欠点があった。

また、先に、帯電防止剤等の溶液を泡立たせて発泡シー
トへ塗布する方法を提案したが（実開昭５５−７５７６
０号公報参照）、この方法によれば、長期間の実施にて
、帯電防止剤等の溶液中にシートカス等による沈澱物が
生じ、その沈澱物が泡と共に噴出し、発泡シートを汚し
たり、或はエアー噴出孔及び泡の噴出孔を目詰まりさせ
る等の不都合を生じ易いもので、この不都合を回避する
ため沈澱物の除去や或は噴出孔の目詰捷り除去等の掃除
を頻繁に行なう必要があるほか、上記掃除のために製造
ラインを止める必要があり、製造ラインの実動率の低下
を余儀なくされていた。

さらに氾の噴出位置が限定され、且つ水平状態でしか使
用できず、製造ライン中の取付位置に制約を受ける等不
便な而があった。

そこでこの発明においては、上記従来の問題及び不便を
解消しての帯電防止剤等の塗布処理を行なえるようにし
たもので、その方法としては、容器内に収納した帯電防
止剤等の溶液をエアー噴射にて泡立たせ、該泡を泡立部
分とは別個の塗布部材へ導入し、塗布部材の孔から噴出
させ、走行する発泡シート等の被処理品に対し塗布させ
ることを特徴とする。

次いでこの発明による塗布方法の実施態様について図に
例示する使用装置と共に以下に例示する。

第１図において、（１ωは帯電防止剤等の溶液に）を泡
立たせる泡立部材、（４））は走行する発泡シート（８
）等の被処理品と当接し、上記泡立った帯電防止剤等の
溶、液を塗布する塗布部材であり、図の場合、泡立部材
＋Ｉｔｌｊを塗布部材（４））の両側に接続し、泡を塗
布部材舛の両側から送給して幅広の被処理品に対応でき
るようにしだものを示している。

上記しだ泡立部材００（のうち、（１１１は帯電防止剤
等の溶液（４）を収納している容器、０２１は浴液（４
）を泡立たせるために溶液（５）内へ押入したエアー噴
射管であり、エアーはその噴射管０２）の先端部０２）
から噴射される。

（１３１は浴液回申のシートカス傅の沈澱物を切出する
ためのドレンパルプである。ｆ１４１　ｌ″ｉｉ浴欣）
を容器（１］）内へ補給するだめの袖袷用１Ｌ龜１ｂｌ
１５：は補給用配管（１４１の途中部分に設けたヤＬ磁
パルプであり、該電磁パルプ０５：け、・叶屯Ｌｈ止剤
暫の俗１１にの入った予備タンク（図示せず）へ十＆わ
ｔされている。また上記溶液（５）の液面レベルは、エ
アー噴射管（１２；の先端部ｆｌＺ、ｉの上方５〜２０
跋の範囲で一定になるよう１ｌＪ１１御されている。こ
の欣ｉ’ｎレベル）１・ｌｊ　ｊｉ’ｉｌｌは、フロー
トスイッチ（図示せず）による電磁パルプ（１５：の開
門か、又はオーバーフロー等にて果たされる。

まだ、バイブ状の塗布れ１〜材画は、その内部が容に４
０１１の内部と棉即しており、泡立部材（１υ）からの
泡をベメ入できるようＫなっている。Ｏｌｌは発泡シー
ト（Ｓ）等の被処理品との対向側へＨｚけたスｌ′／Ａ
数の孔であり、ｌライ布部材ｔ２１１１の内部へ４−人
された池が１１０出する部分である。孔ｔ’！１１は発
ｌω、シー）　（Ｓ）痔−との接点より若干位１ｉをず
らして設けてあり（第２１’ｇｌ参１！＜Ｊ　）、把を
外部へ１噴出させ易＜シている。

また、上記孔＋２１１　Ｖｉ、発ｅシート（Ｓ）等の１
１す、１が広い場合には、その孔径を池立部から船れる
に従い徐々に大きく形成してやり、被処理品にヌ］する
均−塗４ｊができるようにして実ＭＩＬする。

次に、上記表り’＋全便用し、被処理品として’ｔ’（
＝　１１９ポリスチレンシートを用いた実ｈｉｒの具体
例をあけると１帯電防止ハリのｌ′ｆ″？欣の便用薦凡
を３％水府液とし、’ｊ４　’Ｉ＋ｉ　ＷＳ材（２υ）
の口径５０贋グ、孔Ｑ１１の’ｆｋ２＋ｓｆｌ。

孔（２１）のピンチ２０藺、エアー噴射管０２１の口径
４語＋５２＋で、溶液（〜の液ｉｆｎをエアーＩＩｔ−
射包’　ｆ１２１の先端部（１，、上方１０票　として
実施しだ結果（この環１合の泡径は５〜１５ｉｉ５ｚ＋
程度）、従来孔（２１）のシートカスの収除きを３〜５
日物に必要としていたがこれが１０日毎に延長でき、ま
た沈澱物の除去及びエアー噴出孔の目詰りのト１目余を
１５日俗にて２名の作業具で１回９０分を必要としてい
たが、シート定行中にてｌ’ｊｕ時行なえることになり
、夫働率の大１ｊな向上が呆たせた。

なお失施上、発恕１シート（Ｓ）々ｊが塗布された泡立
状恵の；Ｍｉ−’屯防止ハ１」等の給液をその！、まで
走行させる場合（第２−参照）のほか、ロール（支）：
（３υ）にて帯１■防止剤等の溶液部分をならす場合（
第８図参照）、スフレバー（４０）等にて帯電防止剤等
の浴液部分をならす場合（第４図参照）がある０ また帯電防止剤等の溶液の塗布装置何としては・被処理
品のｌ’ｈｉ寸法が小さい場合に１．泡立部材（１０１
を塗布部材＋２０１の片側端面にのみ設けるものでも十
分塗布可能であ゛る。他方、第５図のととく泡立部材ｆ
＋０１を塗布部材（澗の略中夾部へ導通させて設けてや
れば、１ｌｌｌ＋ｌ広の被処理品に対しても一個の泡立
部材でもって塗布できるものになる。

また、塗布都Ｈ伝）ｌの形状を桶々変えてやれば、異形
品の発泡シート（Ｓ）に対する帯電防止剤等の溶液の塗
布も可能となり（第６図参照）、さらに、垂直状或は傾
斜状等のシート送りに対しては、塗布部材（４））を垂
面状或は傾斜状等に設けてやれば、それぞれに対応させ
ての塗布ができる（図示せず）。そして塗布バ１≦材（
５））としても角パイプ等を用いることもでき、またそ
の形状も波形等、被処理品に対応した種々の形状で実施
することができる。

さらに、被処理品としては、前述の発泡シートのほか、
布シート等にても実施可能で、また、塗布すべき溶液も
例えば防炎剤や撲水剤等、種々のものを用いて実施でき
る。

以上のように、この発明による帯電防止剤等の塗布方法
は、容器０１）内に収納した帯電防止剤等の溶液（Ａ）
をエアー噴射にて泡立たせ、該泡を塗布部材囚）へ辱き
、塗布部材（支））の孔０１）から噴出させながら、走
行する発泡シート又はその他の被処理品に対し帯電防止
剤等の溶液を塗布させる方法であり、少量のエネルギー
で帯電防止剤等の溶液の塗布が可能で、しかも泡立て状
態にしてからの塗布ゆえ、スプレーガンによる噴霧のご
とき飛散による溶液損失が生じたすせず、且つその塗布
量も極く少量で万遍に無駄なく塗布できることになり、
非常に経済的な塗布方法になる。

また、この発明方法は、泡立状態の浴液囚を泡立部分と
は別個の塗布部材のへ碑・いて噴出させる方法ゆえ、浴
液回内の沈澱物等の回収が容易となり、且つ発泡シート
（Ｓ）等の走行中においてもその回収が可能でありて、
沈澱物の回収のために製造ラインを止める必要がなく、
製造ラインの実動率の向上に大きく寄与できることにな
る０さらに、塗布部材■）を、傾斜状或は垂直状等、被
処理品の種々の走行態様に対応させて設けることができ
、且つ泡が噴出する孔（２１）の形成位置の制約がなく
、製造ラインにおいての塗布場所の選択も容易となるほ
か、塗布部材（２０）の形状を種々変えることもでき、
異形の被処理品に対しての塗布も可能で、広い用途に応
用できる塗布方法となる。

さらに、上記塗布方法実施のだめの装置としても上記し
たごとく至極簡単な構造のものにて充分実施でき、安価
で、種々の被処理品の走行過程中に簡単に設置させるこ
とができ、非常に利用し易い等優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施急様を例示するものであり、図〜第
６図は変更例を示す断面図である。 （１０１・・・・・・泡立部材　　　（１１）・・・・
・・容器（１２１・・・・・・エアー噴射管ｏａｒ・・
・用ドレンパルプ（神・・・・・・補給用配管　　群・
・・・・・塗布部材０１１・・・・・・孔　　　　　　
　（５）・・・・・・帯電防止剤等の浴液。 特許出願人　　　積水化成品工業株式会社代理人　弁理
士亀井弘勝 第３図 第４図 ３００−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、容器内に収納した帯電防止剤等の溶液を、エアー噴
   射にて泡立たせ、該泡を泡立部分とは別個の塗布部材へ
   導入し、塗布部材の孔から噴出させ、走行する発泡シー
   ト等の被処理品に対し塗布させることを特徴とする発泡
   シート等に対する帯電防止剤等の塗布方法。 ２、帯電防止剤等の溶液を収納し、上記溶液中にエアー
   噴射管を押入してなる泡立部材へ、エアー噴射にて発生
   する泡をその内部へ導入できる塗布部材を接続してなり
   、上記塗布部材には、発泡シート等の被処理品との対向
   側に、上記導入した泡を噴出できる適数の孔を形成して
   なることを特徴とする重帯防止剤等の塗布装置。 ８、　泡立部材が塗布部材の両側に設けられている上記
   特許請求の範囲第２項記載の帯電防止剤等の塗布装置。 ４、　泡立部材が塗布部材の略中央部へ導通してなる上
   記特許請求の範囲第２項記載の帯電防止剤等の塗布装置
   。 ５、　泡立部材にドレンバルブを設けてなる上記特許請
   求の範囲第２項記載の帯電防止剤等の塗布装置。